『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2014年11月18日(火) こわかった未来を終えたら。

なぜか、おぼえていたものだ。
いつぶりだろう?

今年は祖父をみおくりました。
さいごまで私の顔をみるとうれしそうに笑う
じまんの、おじいちゃん
です。

ひとつの世代がぽっかりときえて
……なんとなく、
ああ次はわたしの番なんだ、と立ち働く
母の背中をみながらおもったり、する。

それがいつかはわからないけれど。

いまだに遠い兄とか
三児のおとうさんしている弟とか
そのときわたしは
どんな顔で、話をするんだろう。


……血の繋がりは、しんどさを生むこともたくさんだけど
それから少しは離れられた気もしている今は
よろこんでもらえることをしたい。


2014年、初冬にて、
真火


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