『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2010年12月11日(土) 謎めいたものたち。


風邪気味ねと言い合って、ふだんどおり
予防の療養をしていたら、なぜか
いつもなら治るころに
ほんきで風邪になった日。
ネツで皮膚がどんどん乾燥してゆくよ〜いたいよ〜、と
笑いながら暗い朝に旦那さん送り出した。

こういう痛みのとき
なんだか高校で理科の時間に習った
光合成、とか、葉っぱの裏の拡大図、なんかをおもいだす。

おふとんは蒸散防止のおおきなカバーなので
表面裂けてるところだらけのワタクシはそれにくるまって
できるだけ、ぱりぱりにならないように、するのです。

……痛いけど。

・・・・・・・・・・

ふと
ともだちが以前につけていたブログに行ってみた。
あたしのコメントも少し、残っている。
へんなの
へんなことば。

そんなにくるみこんで何を言いたかったのかあたし。
独りにしないでね、とだけ言いたかったのでしょ
たぶん。

今のその子の状況を、うっすらとだけどわかっていて
対して、あたしのパソコンのとなりには
まだお薬のシートがそろえてあって
なんだかな、とおもう。

ひとと比べてしまうと、どうしても
じぶんが停滞しきっていることを感じなくてはいられなくて
身体以上にもどかしくなったりもする。
ブレーキをかけられつつ
前のめりに走ろうとする、
みたいな。

………なんで?

薬を飲んでいない自分、というのが
どんなものなのか、思い出せないのも
ひとつの原因なのか知れない。
これだけ長いこと摂取し続けているというのに
いまだに、なんか妙な気持ちが取れない、というのもふしぎだ。
これほんとに要り様なのかしら、
なんて。

少し、はたらきたい、のにねえ。
うまく、いかないね。

近づいてくる冬と対峙しようとして
すぐへこたれる、そんなくりかえしで
元気ってなんだったかなあ、と

せめて、家事だけでも思うのだが
よくわからない場所に迷い込みチック症状出してみたり
それはオーバーペースだと諭されたり、なんだり
最低、これだけのお薬は飲んでおいて、とかなんとか

様子見の、年の瀬。

軟弱ないきものになったもんだ。
ほんとに。

・・・・・・・・・・

お洋服を、少しずつ処分している。
着られない子、
着られなくなくなった子、
ともだちや知り合いに少しずつ問い合わせて
少しずつ、まとめてる。

すっきりする。

あたしより可愛がってくれるならそのほうがいい。



三冬月、じゅういち。ブランチタイム

風が強いなあ
物干し竿、落ちたよ…
洗濯物ごと…(−_−;)



2010年12月08日(水) よくある矛盾。

絆創膏をはがすタイミングまちがえた。

ゆび一本ぶんの赤剥けが今日のあたしの失敗で
あちこちが体液を滲ませているのをとめるのにつかった時間なんかが
またたくまに、痛いとか痒いとかの膜のムコウで
断続的に理性をよびもどしてかきむしる腕を押さえつけて
オクスリ塗ったり、お湯を飲んだり、くりかえすのだけど

まるくなってじっとやりすごすには
ちょっと長すぎる、時間
気がつくと壊してる…きちんと重ねたスキンケアの層たぶん
もう、ぐちゃぐちゃだなあ………

だけどせめて泣くな泣くな泣くな
泣いたら、しおみずで、皮膚こわれる

仕方ないから絆創膏をまたくるりと巻く
枕カバーなタオルの端にできるだけ埋まる
今夜の賭けに、あたし負けた。
あたしに負けた。

ほかほかあたたまる必要
あたたまったカラダの反撃
それなりのたたかい
「ただ、かゆいだけだよ」
記憶が飛んでゆく程度、に。

ふつうにわらいたい。



2010年12月03日(金) 痺れル。


とどろくように雨降り
ぐらぐらと地面の奥からゆさぶりをかける

わたし、揺れる
好き勝手にいつまでこうしてどきどき
嫌な鼓動にひきずりまわされるんだろう

くらい雨のくるたび

ひどいスピードで駆けてきた今日があらためて暴れだす
なだめても、なだめても
いつもなら静まったものが、手をすりぬけて、反抗

両耳をぎうぎうとふさぐけど安定剤がわりの音楽鼓膜にぶつけるけど
隙間を刺して、ぐらぐらと、いやなものは突き抜けていくんだった

そこらへん薙ぎ倒して

夢をみなくても、悪夢の影が見られるとき
からだが痺れて動かなくなるのを食い止められないばかものでした



三冬月、三日。暗い朝


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