土曜日生まれは腰痛持ち

2009年08月24日(月) 甘党支持者へのお知らせ「酪王牛乳を使ったシュークリーム」

シュークリームが余り好きではないと言う
我が長女も好んで食べる
「酪王牛乳を使ったシュークリーム」を
御紹介いたします。

セブンイレブンで115円……なのですが、
残念ながら、福島県郡山市・本宮市・大玉村という
中通りの中央部3市村の限定販売のようです。

いわゆるミルククリームのシュークリームなら、
多分全国にあるとは思いますが、
その中でもかなりおいしいと思いますし、
青地に白抜きのミルククラウンという
パッケージデザインは、
酪王乳業から出ている牛乳と全く同じもので、
この界隈の人間にとっては「安心のブランド」です。
見かけると、ついつい手を伸ばしてしまいます。
(デザート棚2列ぐらいずらっと並んでいても、
あっさり売り切れてしまうこともあるので)

また、酪王乳業から出ている「カフェオレ」も
福島県民、郡山市民として自慢したい商品です。
まあ要するに「コーヒー牛乳」なんですが、
生乳50%のハイカフェオレ(パッケージ色濃)と
75%のカフェオレ(色薄)の2タイプ。
牛乳の味がしっかり濃く、
しかもコーヒーの香りもよく、
上品な甘さがたまりません。
1000ミリリットル、500ミリリットル、
300ミリリットル、200ミリリットルと
サイズ展開(?)が豊かなのも
魅力の一つといえましょう。
ただし1000だけはコンビニでは買えませんので、
スーパーマーケットでどうぞ。

シュークリームの紹介ページは
こちらです。
通販の御案内でないのが残念ですが。

去り行く夏の終わりに、今さらナンですが、
当地に旅行の際には、ぜひコンビニで!
そういえば9月にも連休ありましたっけ。



2009年08月21日(金) 恋はどんなものかしら

韓国ドラマ「夏の香り」の中で、
「恋とコーヒーの共通点」について
主演の男女が話し合うシーンがありました。
途中で何となく興味が失せて、見なくなってしまったので、
本当にこのシーンをわずかに覚えているだけですが、
(そして詳細は全く忘れておりますが)
気になる方はごらんになってみてください。
第1話か2話か、とにかく序盤です。

ついさっき、
「花より男子リターンズ」の再放送を見ていた次女が、
「恋の味ってどんなものかな♪」という
オトメなことを突然尋ねてきたので、
ネット動画で「地獄少女」を見ていた私は、
渋く(「地獄…」の輪入道を意識した声で)
こう答えました。
「ケーキ、かな」
「え、何で?」

・外から見ると、いかにも甘美で魅力的
・実際食べてみると、
 「そない」なこともあるけれど、
 「予想以上」のこともある
・経験をそれなりにしてみると、
 ドイツの焼き菓子みたいなシンプルで無骨なものに
 たまらん色気を感じたりすることもある
・全く興味のなかった人が、たまたま「当たり」にめぐりあい、
 ずぶずぶハマることもある
・オトメの大好物である
・賞味期限に御用心

↑これを書いた私は、熱こそないけれど、
軽い夏風邪を引いています。

次女は松本潤の大ファンで、
ただうっとり道明寺司の俺様ぶりに見とれているようですが、
いつか彼女だけのマツジュンにめぐりあったとき、
それがおいしくて食べて安心なケーキであることを
とりあえず祈っときます。

……さっき測ったら7度以下だったけど、
きっと精神的に熱あるな、今。



2009年08月07日(金) アニメイトに行ってきました♪

郡山のアニメイトは、
駅前のアティ(旧西武デパート)の3階にあります。

なぜかこのフロアにあるのは、
やたらギャルギャルしいお洋服や
かわい過ぎるリメイク服、
また、スイマー(雑貨ブランド)の小物を扱う店など、
全体にきゃぴ・きらっ・うふっという雰囲気なので、
アニメイトを目指して3階に来た人だけは
見た目の感じですぐわかる…ような気がしました。

が、店内に一歩足を踏み入れると、
いわゆる「丸出し」な感じな人は全くいません。
私くらいの年回りの人が、中高生のこどもと一緒だったり、
季節柄もありましょうが、
キャミワンピに七分レギンスといったいでたちの
若い女の子も多いし、
ただただみんな、お目当てのマンガやグッズを
買いにきているだけの人たちです。
何だかんだで私はオバサンなので、
いわゆるオタクの人に偏見があったことを
認めざるを得ません。すまんこってす。

気を取り直して…

上の娘が「和む雰囲気」と言っていたわけがわかりました。
何というかこう、観光地の土産物屋に行ったときのような
妙な高揚と同時に、妙な「まったり感」に襲われました。

ついでながら、金銭感覚がおかしくなるところまで、
観光地の土産物屋と一緒です。
上の娘に「けいおん」キャラの紅茶飲料、
下の娘に「銀魂」の定春のミルクキャラメル、
ダンナに「もやしもん」のオリゼーのクリアファイル、
また、みんなで1枚ずつ分けようと、
「にょろーんちゅるやさん」4枚組クリアファイルを買い求め、
1回400円の「しゅごキャラ!」のガチャポンまでやって、
結局3,000円近く使ってしまいました。

「夏目友人帳」の一筆箋を買い忘れたことが
ちょっと心残りだったりなんかして、
多分、再びここを訪れることになるだろうと思いつつ、
店を後にしました。

下の娘は「一遍死んでみる?(CV能登麻美子)」
とか何とかロゴが入った
「地獄少女」グッズが欲しかったようですが、
そもそもこの世にそういうものがあるのか、
私にはわかりません。
あったとしても、買うまでに5回は悩みそうです。



2009年08月06日(木) 「崖」 石垣りん

戦争の終わり、
サイパン島の崖の上から
次々に身を投げた女たち。

美徳やら義理やら体裁やら
何やら。
火だの男だのに追いつめられて。

とばなければならないからとびこんだ。
ゆき場のないゆき場所。
(崖はいつも女をまっさかさまにする)

それがねぇ
まだ一人も海にとどかないのだ。
十五年もたつというのに
どうしたんだろう。
あの、
女。

(詩集「表札など」から/1968)

中学校の教科書に載っていたと記憶しています。

非常に失礼ながら、当時の担当教諭の力量不足と、
生徒の理解不足という二重の不幸により、
(この「生徒」とは、私だけではない気がします)
「解説された額面どおりにしか理解できない詩」ですが、
いまだに何か、物すごく損をしている気にさせられます。



2009年08月04日(火) 同窓会

先日、中学校時代の同窓会に出席しました。

学区の公民館会議室を借り、
中華のデリバリーと袋菓子、
飲み物はビールサーバー、焼酎、缶入りカクテルと
各種ソフトドリンクで、
その年の卒業者の4分の1弱、
つまりは1クラス分が出席した程度の
小ぢんまりとしたものだったので
和気あいあいとしていました。

出席のために関東圏から帰ってきた人もいたようですが、
意外な人が地元に残って(帰って)いたり、
いかにも出席しそうな人が「行方不明」だったりで、
正直、「この人に会いたいな」と思っていた人は
1、2人しか来なかったのですが、
中学時代は一度も口を利いたことがないような人と、
やれうちの子は幾つだ、どこ小だという話で
結構間が持ちました。
つまり、25年分の積もる話よりは、
何かしらんがとりあえず知っている人々の
近況を報告し合う会になっていました。
(それは私らのテーブルだけでしょうが)

ところで、そんな中学時代の卒業文集を見た長女が
意味のわからないことを言いました。

「何でこんなに丸いの?」
「?????何が?」
「字。まん丸じゃん」
「そうかなあ……あ、この人(さる成績優秀女子)のは
そうでもないね」
「いや、これも十分丸い」

折しも80年代半ば。
評論家・山根一眞氏のいうところの「変体少女文字」
また、俗に「クッキー文字」などといわれた丸っこい字が
女子中高生の主流書体だった頃です。

さらに驚いたのは、
「あ、この人は普通かな。丸くなくて読みやすい」
長女がそう言って指差す人指差す人、
みんなある共通項がありました。
一言で言うと、「オタク」であるということです。

ちなみに私は「練習しても丸文字が書けない」という
結構恥ずかしい状態でしたので、
「とりあえず、人が読める字を書こう」とだけ
心がけておりました。

お小遣いをはたいて「機動戦士ガンダム」の厚い資料本を
通信販売で買ったKちゃん。
「3,000円したんだよー」と
嬉々として見せてくれた日のことを、
いまでも思い出します。
あのときKちゃんが出してくれたお茶請けは
大好きな三万石のエキソンパイでした。

成田美名子さんの「エイリアン通り」が人気でした。
金髪の美少年シャールは、
恋に恋するオタク少女たちにとって、
ただの絵空事ではなかったと思います。
私はこのまんがで
「執事を英語でbutlerという」と覚えました。

大きな声では言えないけれど、
△組のNくんとKくんの絡みって、
何かアレだよね、そそるよね…的ヒソヒソ話も、
我々の間では割とありました。
当時から、というよりその少し前から、
竹宮恵子さんの名作「風と木の詩」もあり、
少年愛という言葉は存在しました。
大なり小なり腐女子的発想はデフォというのも
オタク少女の特徴の一つです。

ちなみに、丸文字を書くグループ(多数派)の女子の
多分6割ぐらいは、
オフコースのお気に入りの歌の歌詞を書いていました。
私もオフコースは嫌いではないけれど、
一番好きな歌は、「♪愛のない毎日は自由な毎日♪」と
軽快なメロディーで歌う「眠れぬ夜」なので、
そちら側のグループには入れてもらえなそうです。

「この間久々にアニメイトに行ったら、
すごーく和んだんだよね」

中学校を卒業後、25年経過して、
18の自分の娘の口から聞いたのが
この上記の言葉でした。
月並みですが、「オタクの子はオタク」です。

「私はオタクじゃないよ。私程度でオタク認定じゃ、
本物の人たちに申しわけないもん」

いや、その発想がもう……。


どうでもいいけど、今読み返したら、
同窓会の話がマクラにすらなっていないことに
気づいてしまいました。
なんか、いろいろすみません。


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