土曜日生まれは腰痛持ち

2005年07月27日(水) 余計なお節介ですが

次女が季節外れの風邪を引いて外出がままならなかったので、
長女が帰ってくるのを待って留守番を頼み、
ビデオショップ&おかず買いに出ました。

何でここがバス通りになっているのか、
皆目見当がつかないほど小狭いN通りを自転車で走っていると、
ビデオショップ付近の路上で、高校生くらいの男の子が2人、
自転車にまたがったまま、おしゃべりしていました。
ま、進路妨害しているわけでもないので、
「ああ、いるな」という程度しか気にかけず、
ビデオショップへと向かい、店内で5分ほどかけて、
次女が最近気に入っているアニメのビデオを探し、
2本ひっつかみました。
隣の100円ショップも一応冷やかしたけれど、
特に収穫はなし。ここでも5分ほどは費やしたでしょうか。

その後また、くだんのN通りを
さっきとは反対方向に走っていきますと、
往路で見かけた少年たちは、まだその場所にいました。
先刻と変わったことといえば、2人だった少年が
5人に増えていたことでしょうか。
夏休み中の、しかも夜7時を回っているというのに、
みんなワイシャツに黒いズボン(ま、制服でしょう)で、
往路のときに見かけたと同様、自転車にまたがっています。
そこから自転車で2、3分のスーパーに買い物に行ったのですが、
よっぽど買い物の後にまた確認しようかと思ってしまいました。

「君らは中年のオバハンか!」

と、ツッコミたくなったのは言うまでもありません。
一応、他人の進路を塞いでいないことだけは、
褒めておいてもいいかなとは思いますが…。
ただし、沿線の一般家庭の駐車場の方に
大きく入り込んでいたので、
そこんとこはどーなのよとは少し思ったものの、
5人の少年の中の1人の家なのかもしれません。
だったらなおのこと、

「さっさと家に帰れ!」



2005年07月13日(水) 来年の今ごろ読むために書いた記録

朝、目を覚ますと、巨大な毒虫になって……はいなかったのですが、
37歳になっていました。
「変身」の冒頭部、
グレーゴール・ザムザは、家族の追及を何とかかわしていたけれど、
多分、ザムザさんちより部屋事情のよろしくない我が家では、
下手したら、秒殺されてしまうことでしょう


まあ、何はともあれ、6年ぶりの素数年齢となりました。
素数は、その据わりの悪さがむしろスペシャルな感じがして、
実はキライではありません。

昨日は次女の5歳の誕生日だったので(お、こっちも素数)
ビンボーちらし(鮨飯にかまぼこや玉子を乗せたもの)と
出来合いの「とりから」と
不二家のイチゴショートと
ペットボトルの緑茶でお祝いしました。
一応、チョコプレート(税込み63円)には、
しっかり2人分の名前が書かれていました。
朝起きてから、ビビりつつ体重計に乗ってみたけれど、
幸いなことに、変化はほとんどありません。
一応、10時以降の飲食は避けたし、
冷静に考えれば、量もそれほどではなかったので、
当然と言えば当然ではありましたが。

相方からは、写真集をもらいました。
昨年からことしにかけ、大量の市町村合併があったこともあり、
仕事に使える地図帳を探してくれたようなのですが、
どうもしっくり来るものがなかったようです。
そういう事情とは無関係に、写真集はすてきでした。
地中海沿岸諸国のさまざまな街角で
地元の猫ちゃんを、ひたすら撮りまくったものです。
ちなみに、こちら
野性的で美しく、かつ愛らしい容姿をしていながら、
全くそれを意識(というか認識?)していないっぽい
時折見せるブサイク顔に非常に愛嬌があり、
その潔さがいいなあと思います。

最近、ドストエフスキーの「罪と罰」を読み始めました。
この年までまともに読んだことがないことを
はからずもカムアウトしてしまったい

次女に絵本を読み聞かせた後や、
早起きできた朝をねらって読む程度なので、
進度は遅々たるものですが、
マルメラードフの長ったらしい泣き言や、
ラスコリーニコフの母による
愚痴しか書いていない手紙を読んでいるうちに、
これを書いたのが、ドストエフスキーの「罪」で、
読むことそのものが「罰」なんじゃないかと思えてきたりしましたが、
ようやく核心部に入ってきました。
先が楽しみです。



2005年07月12日(火) 漫画家ひわときこさんを力いっぱい応援したい

小さいサイズで分厚いレディコミ「オフィスユー」で
「添い寝屋・りな子」を描いている、
ひわときこさんを御存じでしょうか。
「添い寝屋〜」は、
世間とテンポの合わない女性「りな子」が、
「眠れないほど疲れている」人たちを安眠に誘うという
そのものズバリの添い寝稼業という天職を得、
多くの人々を癒し、潤いと活力を与えていくという物語です。
「昼寝大好きの宵っ張り」である自分が、
いかに睡眠さまを軽々しく考えていたか、
恥ずかしくもなるのですが…。


今のところ、コミックスはこれ1冊しか出ていないようですが、
私は常々、もっと世に知られてもいい漫画家だと思っていました。

と言いつつ、実は私はこの人のことを
ほとんど知りません。
ネット上で検索しても、
「添い寝屋」の刊行情報が出てくるくらいで、
ほかの情報を知る手だてがないのです。

ここ7〜8年の間で、
2つの顔を持つ看護婦「ナイチンゲールB(ブラック)」や、
読み切りの幾つかの作品を読んだ記憶があります。
絵にちょっと癖があるので、そこは好き嫌いが分かれましょうが、
ストーリーの運び方や、
個性的でいて厭味のないキャラクター設定の仕方が
非常に巧みで、
しかも、ユーモアというか、ギャグのセンスが抜群です。

かような弱小日記で盛大に褒めたところで、
影響力はたかが知れていると思いますが、
いつかどこかで、「ひわときこ」と検索なさった方が、
(もしくは御本人が!)
この拙文を読んでくださったらなあと、淡い期待を抱き、
ここで書かせていただくことにしました。


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