社長が打ち合わせに行った。 私は精神安定剤を飲んだ。 神に祈った。 私に出来るのはこれくらいだ…
社長が帰ってきた。 ドキドキがMAXだ。
ん?! 自分の席に戻った。 私の席には来なかった。
報告が無いと言うことは… もしかして… あまりたいした話じゃ無かったのか?
でも、俺はこの打ち合わせのことで何日も病んでるんだ! 結果を教えてくれよーーーー!!
我慢出来なかった。 自分から社長のところに向かった。
あの… どうだったんでしょうか? どんな話でしたか???
「ご心配をお掛けしました」
ん? 俺に関係の無い話なのか???
しかし、言葉とは裏腹に、社長は不機嫌な様子だった。 温厚で、怒ったところなどほとんど見たことがない社長が。
一体どういうことなのだろうか…
私のドキドキは止まらなかった…
<続く>
2024年12月19日(木) |
仕事のこと赤裸々に6 |
先日、お世話になってる(事実上属してる)DC社の社長宛に急な連絡がありました。 来年度以降のPL関連の話がありますと。 新システム(自動化)についてお話ししておきたいことがありますと。 社長一人で来て下さい…とのこと。
もともとネガティブ思考な私ですが それでも最近は、頑張って前向き思考になろうと努力しております。 でも… さすがにこれは無理です。 いい話であるはずがありませんので。
一人で来て下さい? いい話なら、そんなこと言う訳ありませんからね。
この話を聞いて、私はかなり凹んでしまいました。 その日からおなかを下してます。 弱い…
久々に精神安定剤を飲みました。 飲まなきゃ落ち着いていられないくらいなので。 弱過ぎる…
来年度から、PLの予算がゼロになるのだろうか? 仕事が無くなるのだろうか? いや、さすがにいきなりゼロはないか… ざっくり半減くらいか。
でも、半減ならいいんです。 それでも暮らしては行けるし。 貯蓄もあるし。
むしろ、「半減しますが、その状態で何年かは続けられます」というのであれば 心穏やかに生活できそうなので、歓迎するかもしれません。 そうであってほしいくらいです。 それくらい、不安定な今の状況が苦痛なのです。
でもきっと、それすら甘くて もっともっと厳しいことを言われるのだろうな…と思ってます。 ある程度の覚悟してます。
だって、そうしないと本当に心が壊れてしまうから。 自己防衛です。 よく言えば危機管理能力です。 違うか。
ま、性格ですね。
私にはまだまだ育てなきゃ行けない娘が二人もいます。 上の娘が四月から高校生です。 これからもっともっとお金も掛かるのです。 心が死んでる場合では無いんです!!!
本当に死んじゃった方が、保険等で家族の金銭面は楽になる… という事実はあったりしますが… そういうことじゃないですから。 死んだりしませんけど。
さて、本当にどうなるんですかね…
期待はゼロです。 不安しかありません。
どこまで落ちるのか どれだけ削除されて、どれだけの仕事が残ってくれるのか…
俺・・・頑張ってるよー! 自分に出来ることは懸命にやってるつもりです!! それが少しでも報われますように…
今の私には、祈ることしか出来ません。
2024年12月18日(水) |
仕事のこと赤裸々に6 |
一応、いつも仕事をくれてる会社の、プロジェクトチームの お偉いさんからの依頼を断ることは私には出来ません。 部長直伝でしたし。
そんなことをすれば、嫌がらせをされるのは目に見えてるので。 それこそ、即日仕事を失う可能性すらありますから。 後先考えず、あいつには出すな!って。
それで苦労するのは下っ端の社員さん達なんですけどね… そういう人たちなんで。 人たちというか、そういう風土の企業なんでね。
ということで、当然に協力しました。 もっとこうしたほうがいいですよ。 こういうことも組み込んだ方がいいですよ。 etc...
ヘルプデスクみたいな役割になりました。 それによって、停滞していたプロジェクトも進み始めました。 私は、私自身の首を締めてるだけなのですが。
立ち止まってたプロジェクトが順調に進み出すと 彼らはまた私を無視し始めました。 進捗を隠すようになりました。
まあ、そりゃそうなんでしょうけど。 私の仕事を奪い取るための自動化システムなのですから。
一応、彼らなりに気を遣ってるのかも知れませんが… 耳に入れないように、みたいな。 いやいや…そういうことじゃねーだろ! が私の本音ですけど。 まあ、ここでしか言えません。 苦笑
今年初頭、新システムの目処が立ったと報告がありました。 あんたの仕事はどんどん減らしてやるからな!と言われました。 もちろん、言い方はもっと丁寧に、表面上は優しくね。 外面だけは体裁を整える奴らなんで。 自分の保身しか考えてないくせにね。 (それが、大手企業の社員のスタンダードなんですかね…)
しかし春先… 結局、また新システムが上手く動かなかったようで やっぱり今まで通りにPL図面を書いて下さい、とか。 はぁ… そうですか…
ということで、再開して仕事を進めてたら… 今度こそ上手く行ったので!と、途中まで進めてた仕事を大量にキャンセルされたり。
がっかり落ち込んでたら、しばらくしてまた、やっぱり駄目でした… と、キャンセルをキャンセルされて仕事が戻ってきたり。 酷いでしょ。 勝手過ぎるでしょ? 本当にそういう企業なんですもん。 実名を出したいくらいです。 さすがに出来ませんが。
ここ一、二年、本当に振り回され続けました。 それは今も続いてます。 受注した仕事のキャンセルや復活がいくつも起きてます。 特にここ半年はかなり頻繁に起きてます。 酷いもの物です。
大手企業の社員どもは、最下層の我々には、それをメール一本で通達してきます。 いつも簡単に、あっさりと。 人の気も知らないで。 うちら、客だし。 客の言うことは黙って聞いてろ!という思想なのです。 通達する奴は、俺は上から言われたことを伝えてるだけだしー!という感じですかね。 伝えてるだけだもん!って。
私はそのたびに心を病んでいます。 クスリのお世話になることもあります。 頓服薬は常備しております。
それでも… 仕事を減らすからな!無くすからな!と言われながら 独立してからの6年間、弊社の業績は右肩上がりです。
今年はついに「イムテン社(仮名です)部長 年収」で検索して出てくる年収よりも マジか… 俺の方が多いじゃん… というくらいまで収入が増えました。
この年収は、日本の上位3%に入るそうです。
と書くと、億とか何千万とかか!? と思う人もいるかもしれませんが、違います。 そんなのは、極々一部の零点数パーセントの特別な人だけですからね。
それにしても… 私の仕事を無くそうとしている、それを発案し起動させた 威張り腐ってて、態度も横柄で、他人のことを思いやることも出来ない 横柄で高飛車な態度で接して来るあの部長なんかよりも へこへこしながら、お願いします!仕事やらせて下さい!! と、へつらい・へりくだってる私の方が稼いでいる… という状況になったのは少し滑稽(?)で。 痛快で!という感覚はないかな…
正直自分でも、この私のポテンシャルでこれは貰い過ぎでは?! と思ってる部分はあります… こんなに稼いじゃっていいのかな…とか。
だって、その部長さん達は難関の超有名大学を卒業して 難しい入社試験も、入社後の昇進試験も突破した イムテン社という大手企業の中で出世争いに勝った人たちなのですから。 凄い人たちではあるのです。 大手企業の部長なんて、そうそうなれるもんじゃありません。 少なくとも、私なんかには到底真似できない所業です。 私は、イムテン社になんか、入社することすら出来ないくらいの人間ですから。
こんな二流大学卒の、冴えない元派遣社員が いつの間にかそんなご立派な人たちよりも稼げているだなんて… そこには本当に感謝しかありません。 日々感謝してます。 これはマジです。
そして… 不思議なことに、年収が増えれば増えるほど不安が増してます。 比例して、プレッシャーが大きくなっているのです。 ここ1、2年は、ずっと息苦しい感じで働いております、ぶっちゃけ。
「こんなに稼げなくていいのに…」
これ、正直な気持ちなんです…
<続く>
2024年12月17日(火) |
仕事のこと赤裸々に5 |
本当に偶然であり、フとしたきっかけだったのですが…
私はある日、そのプロジェクトの存在を知ってしまいました。 イムテン社のそれなりの立場の人たちが数名で集まって 中には(派遣時代の)元同僚なんかもいて、その人達が私の名前を出して あの人にしか出来な仕事をなんとかしよう!と話し合ってるとか… それを自動化してしまえ!潰してしまえ!と会議している、という事実を。
まあ、ショックでしたよ。 そりゃそうだ。
でもね… 向こうの立場に立って考えれば、必要なことなのもわかるのです。 数千人もいる大手企業なのに… メインどころの仕事では無いとは言え、外部の人間一人しか出来ない仕事がある。 まずいですわな(苦笑)
でも… わかるけど、やっぱりかなりのショックでした。 相当なダメージを受けました。 ぶっちゃけ、心を病んでしまいました。 心療内科のお世話になるほどに。
弱いんですよ、俺… 苦笑
それからは、日々(?)そのプロジェクト(自動化新システム)の完成に怯えて仕事をする生活が始まりました。 ただ、その間も、ありがたいことに仕事は増える一方だったのですが。
そのプロジェクト発足から1年・・・ そろそろ完成してもおかしくはないか?!と思う頃でした。
そのプロジェクト(新システム)がまったく上手く行かなかったようで なんと、恥を捨てて(?)ついに(?)そのプロジェクトの人たちが泣きついてきたのです。
実は、これこれこういう自動化を進めてます。 しかし、まったく上手く行きません。 (そりゃそうなんだよ。PL図面のことを一番知ってる私を排除してやってるんですから) どうか、そのプロジェクトに協力して頂けませんでしょうか… とお願いされました。
普通は… 一般の社会なら当然なんですけど… そこで協力すれば、それが大きな貸しとなり いつかその自動化新システムが完成しても、その恩に報いる形で 新しい仕組みの中でフミさんの仕事を用意しました!とか…
当然に貸しは返してもらえるはずです。 それが人として当然のことです。
でも、イムテン社がそういう風土の企業で無いことは 長く勤めてる私はよーく知ってて、それこそ百も承知で。 使える物は使えるときだけ使って、使えなくなったら捨てればいい! お願いするときだけ(渋々)頭をさげればいいんだよ!みたいな。 完成したらあとは知ったこっちゃない! 恩なんて返す必要は無いんだよ!! こっちは稼がせてやってるんだし!みたいな。 客は偉い。 お金を出す奴は偉い。 大手企業の社員はクソ偉い!
そういう思想の企業なのです。 昔から。
悪徳政治家みたいでしょ? でも、本当にそうなんです。 優秀な学生の皆さんは、ぜひイムテン社に就職しないで下さいね! 偽名ですけど。 名前出したいくらいですけど。
でかいだけで、ロクでもない会社だよ! 大手に行ける実力があるなら他社へ!! 心の底から言いたいです。
ただの派遣社員でありながら、PL図面を仕切る立場を与えられてた私は そういう場面を何度も何度も目にしてきました。
そんな荒波というか、いびつな波の中を なんとかかんとか渡り歩いてきてたんですけど ついに私の番が来たんだな… 利用されてポイっか…
これが、懇切丁寧に協力を依頼された時に真っ先に思ったことです。
<続く>
2024年12月15日(日) |
仕事のこと赤裸々に4 |
仕事下さい!何でもやります! あなた様達の要望はできる限り取り入れます! 価格も安くやらせて頂きます! それでも高いとおっしゃるなら値引きもしますから! お願いします!! ぺこりぺこり…
そんな平身低頭の、吹けば飛ぶような弱小企業の社長ごときが まさか、その仕事を頂いてる大手企業の課長並みに稼いでるなんて… イムテン社員が知ったら面白くないのは、当然といえば当然かも知れません。
私に制作の指示・仕事の供給をしている偉そうなリーダークラスより へこへこしてる私の方が稼いでいるのですから。
でもね・・ いろいろあって、本当にいろいろあって… PL図面を1から10まで編集して作成(あるいは作成指示)出来る人材が 数千人いるイムテン社の従業員の中で、私だけになってしまったのです。 たった一人なのです。
みんながやりたくない仕事ですからね。 実績を上げても評価されない仕事なので。 あの人がこの人に押しつけて、この人があちらに押しつけて… 巡り巡って、たどり着いたのが私で その私が全部受け入れたことで、皆が丸く収まって。
こんなの、俺らのような優秀な人材がやる仕事じゃねーだろ! 底辺のあいつらの仕事だろ! フミさんところにやらせときゃいいんだよ!めんどくせー! という状況ができあがったのです。 これが、開発・設計という、メーカーの中心部の現場の人たちの本音なのです。
私はその環境を受け入れるどころか 喜び、感謝すらしていたわけです。 WIN−WINの関係だったわけです。 現場レベルでは。
そして、私に仕事が集まってくる仕組みが出来上がりました。 ぶっちゃけ、そのことに関しては私も努力したと自負しております。 そうなるよう、一生懸命頑張ったつもりです。 そう言えるくらいのことはしてきました。 そして、儲けてきたのです…
4年くらい前でしょうか 私の存在をよく思わない人たちが現れました。 私が元いた部署で新たに就任した部長です。
え?! PL図面なんぞにそんなにお金を使ってるの?! もったいない! そんなの、全部自動化しちまえよ! 全部自動化して、あいつの仕事をなくしてしまえ!! というプロジェクトが発足されたのです。 私に内緒で。 当たり前ですが。
その事実を知ったのは、約一年後でした・・・
<続く>
2024年12月14日(土) |
仕事のこと赤裸々に3 |
イムテン社としては 機械が壊れたときに使うPL図面なんぞに人員を割きたくない! お金も使いたくない!と言う本音があるのです。
でも、機械は壊れます。 そういうものですから。 サービスマンはとても忙しいです。 PL図面があれば、かなり仕事が軽減されます。 なので、会社の本音としてはPL図面なんぞ必要ないのでしょうが PL図面を完全にやめることは出来ないのです。
本来なら作りたくない! でも、必要だから作り! 優秀な社員にはやらせられない! だけど、馬鹿には作成出来ない! ならば、安価な外部を使って! 一円でも安く!
結果・・・私は薄利多売で、たくさんの収入を得られる立場になってました。 こっそりと。 ひっそりと。 イムテン社の広い敷地の端っこの方で、机とパソコンを借りて サーバーにアクセスして、いろんな資料をのぞき込める環境で コソコソと、ひっそりと、そこそこ稼いでおりました。 (もちろん、不法行為ではありません。正当な収入です)
どれくらい稼げたかというと… たくさん稼いだ、と言っても「私の割には」というだけで 年収が何千万円とかになったわけではありませんよ。
ただ、派遣社員時代が安かったですからね。 それに比べれば、という話です。
そうですね・・・ ざっと、派遣時代の2倍近くの収入にはなりました。 まあ、奥さんが専業主婦でも、贅沢しなければ子供二人と家族四人 それなりに暮らしていけるくらいの収入になったのです。 たぶん、大手イムテン社の課長くらいの収入だと思われます。 (金額だけです。社会保障等の差は歴然です)
一流の大学を出て、難関の入社試験を突破して 入社後にもそれなりの実績をあげて 上の人たちに気に入られるような努力もして (古い体質の会社なので、そこが一番重要だったりするし) それだけのことをして、やっとなれる大手企業の課長クラスの収入を わけのわからない元派遣社員が敷地内の隅っこで稼いでるわけです。 それを知ったら面白くないと思う人たちもいるわけです。
数年前、その事実に気付いちゃった人がいたのです・・・
<続く>
2024年12月13日(金) |
仕事のこと赤裸々に2 |
私は約20年前に派遣社員として、このメーカーに入り、PL図面担当になりました。
それまでも何人もの派遣社員が担当したけれど、なかなか使える人がいなかったそうで。 社員二人くらいが兼任して、派遣社員を使ってPL図面を書いてたそうです。
まあ、使える人がいなかったというか… その社員(後の上司)が求めてるスキルが高くて でも、所詮派遣社員ですから、言われたことをやるだけの人が普通なのです。 そういう職種ですから。
しかし、私は性に合ったのか、やけに力を発揮出来て パワハラ上司にも気に入られ、評価して頂き 気付けば、最大で社内4人、外注5社を使い、仕切る立場を与えられました。 イムテン社の事務系派遣社員としては、マックスの時給を頂くところまで来ました。
しかしその後、コンピューターやソフトの性能が上がったことで いろんなことが自動化され、あれよあれよと人員が削減されていき 社内の人員も外注も整理され、気付けば、イムテン社内で私を含めて二人と 外注1社だけが残る状態になりました。
自動化されたことにより、各部署や関連会社からの仕事も… 減ってるわけでは無いのですが、より簡単に処理出来るようになったので。売り上げは下がる一方でした。 外注を使うほどでは無くなって行ったのです。
とは言っても、5つの部署と2つのイムテン子会社から定期的に仕事は入るので 残された我々は常に忙しく、薄利多売で利益を上げる状況になっているのです。 (どんどん値引きも要求されますから)
まあ、いろんなことがあって、私は6年前に独立・起業したのです…
<続く>
2024年12月12日(木) |
仕事のこと赤裸々に1 |
仕事に関し、大きなピンチが来ました。 そのことを書きます。 文書に出て来る社名等はすべて仮名です。
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私は、イムテン社という、かなり大手の機械メーカーの中で PL図面というものを編集したり書いたりする仕事をしています。
PL図面とは何かというと… 普通、「図面」というものは何かを制作したり、組み立てるために書くものです。 しかし、PL図面というのは少々毛色が違って、ざっくり言うと… 機械が壊れたときに、それを直すサービスマンが使うための資料(図面)なのです。
正直、メーカーにとって、PL図面は無くてはならないという物ではありません。 あれば、サービスマン達の負担が結構軽減される…というものなのです。
これがやっかいで。 「軽減される」だけであって、直接的にお金を産む仕事では無いのです。 だから、会社としてはあまり人やお金を使いたくないわけです。 だって、メーカーの理想は「壊れない機械を作ること」なのですから。 優秀な人材はそちらに回すわけです。 そりゃそうだ。
でも、世の中に、壊れない機械はありません。 しょっちゅう壊れます。 なので、誰かがこのPL図面を書かなければいけないのです。 サービスマンの仕事を軽減するためにもね。
PL図面を書く仕事は、決して難しい仕事ではありません。 かといって、誰にでも出来るという簡単な物でもありません。 これがまた…絶妙の位置づけなのです。
そこにちょうどマッチしたのが私なんですね。
私より頭の悪い人には、この仕事は出来ません。 でも、私より頭のいい人は、こんなPL図面なんぞ書いてないで メーカーの中枢であり花形である、開発や設計で力を発揮するべきなのです。 素晴らしい商品を作り上げて、会社に利益をもたらせるべき人たちなのです。 直接的な多大なお金を産める人たちなのですから。
そして、そこで力を発揮した社員は間違いなく出世できます。 うまくすれば大手企業の役員ですよ。
一方、PL図面なんぞで優秀な力を発揮しても、ぶっちゃけ大手企業の中では誰も評価してくれないのです。
だから、外部の人間である私が担当しているのです…
<続く>
「ちひろさん」 有村架純
※※ 6点 ※※
元風俗のお姉さんの日常(?)という設定に惹かれて観てみました。
こういう、大きな事件が起こるわけでも無く、恋愛話も無く 淡々と話が進む映画(ドラマ)も嫌いではありません。
実際、このちひろさんもおもしろかったし。 ホームレスの話は…ちょっとアレでしたが。
でもね…
<ネタばれ>
Netflixってそういう会社なんですか? そういうコンセプトの作品しか作らない… というポリシーでも持ってるのでしょうか?
この作品「も」結末がすっきりしません!
作中にいろんな伏線を張ってるのに 一つも回収しないで終わります。 本当に一つも、です。 大袈裟じゃなく。 大袈裟かも…ですが。
本当になんなん?
せっかく面白い話なのに、結末がこれでは・・・ って、いつもこれですよ、Nシリーズは。
もういいです。 Netflixは解約することにしました。
それくらい怒ってます。 怒ってるというか、呆れてます。 嫌になりました。
もういいです。
さようなら、Netflix・・・
2024年12月10日(火) |
【ドラマ】0.5の男 |
「0.5の男」松田龍平 白鳥玉季
※※ 9点 ※※
全5話。 いやはや…これはおもしろかった!
ネタバレは書きませんけど… 40歳の引きこもりがテーマの話なので いろいろと考えさせられたり、暗い気持ちになってしまうかもな… と警戒して見始めたのですが そんなことは一切ありませんでした。
ドキドキしない、ワクワクしない、ハラハラしない 感動しないし、感銘も受けないし、腹が立つようなこともない。 深く考えさせられることもなければ爆笑することもないけれど 時々クスっと笑えたり。
感情を一切揺さぶられない、おもしろい話でした。
続編が見たいもの。 話が完結してるので、続編は無理だとは思いますが。
松田龍平という俳優さんを初めて見ましたが そういう人なのか?!と思ってしまうほど役にハマってました。 いいドラマでした! というとなんか違うかも知れないけど…
とにかく、おもしろいドラマでした。 無難なので、人様にお勧め出来る作品です。 いやぁ…おもしろかったわ。
あと一つ!
西野七瀬って可愛いのね!
という感想もつけ足しておきまーす(笑)
2024年12月07日(土) |
【映画】祈りの幕が下りる時 |
「祈りの幕が下りる時」阿部寛 松嶋菜々子
※※ 7点 ※※
さすが東野圭吾さんです。 話の振りから落ちまでが凄過ぎます。 そことそこが繋がる?!みたいな。 辻褄が合い過ぎると言いますか… 伏線の回収が凄過ぎます。 久々に作品を観ましたが、相変わらず天才なんですね。
ただ、おもしろかったことはおもしろかったんですけど…
松嶋菜々子の母親がクソ過ぎて。 あと、「父と娘」の切ない話は、胸に迫るものがあり過ぎて。 見終えた後、とても暗い気持ちになってしまいました…
14歳の桜田ひよりちゃんが「おとーちゃん!おとーちゃん!」と泣くシーンがね… いたたまれないです。 悲しいとか、切ないとかを超えて、苦しかったです。
俺、家族のためにも、これからもっと仕事頑張るわ! とマジで思いましたもん…
まあ、昔は東野圭吾さんが大好きだったんでね 作品を読み漁ってたので知ってはいたんですけど…
とにかく、東野作品は暗い!(笑)
東野さんって、よくもまあ、こう次から次へと暗い話が思い浮かぶよな…って。 お金は持ってるけど、あんまりいい人生は送れてないのかな… とか、余計なことを考えてしまいました。
心の調子が悪い人は、東野作品は観ないほうが良いです!
心が健康な人だけ観て下さい(笑)
10点:俺のツボ!ど真ん中のストライク!大好き!!
9点:めっちゃ面白い!いつか必ずもう一回観よう!!
8点:おもしろかったわ、うん。いい時間を過ごせました♪
7点:いいね!人に勧められる作品です!
(7点以上を合格点と考えてます)
6点:うーん…まあ、それなりに面白かったんだけど…うむむむ…
5点:まあ、最後まで観られたからね、良しとしますか。
4点:時間の無駄だった…
3点以下:最後まで観られなかったわ。なんだこりゃ?!
レビューをアップするのが追い付かないくらいのペースで映画、ドラマ、漫画を観まくってます。 時々読書。
人生でドラマなんてほとんど見たことなかったので その分を取り戻すかのように(?)狂ったように見てます。
なので今、俳優さんたちの名前と顔もどんどん覚えてます。 バラエティにあまり出ないような俳優さんは全然知らなくて。 名前くらいは知ってたりしたけど… へぇ…こんなに良い演技をする俳優さんなんだー!とか、発見の日々です。
今のところ、演技力の高さに驚いた(初見の)女優さんは 小池栄子さんと、満島ひかりさんですね。 男性だと、松坂桃李さんと役所広司さん…かな。 パッと思いついたのは。
おいおいと思ったのは… こちらはやめておきますか(笑)
ま、これからもしばらくは、感想をどんどん書いていこうと思ってます。
それは自分の為です。 だって…
すぐに忘れちゃうんだもん…(悲)
老いです… ううっ…
2024年12月03日(火) |
【ドラマ】夜がどれほど暗くても |
「夜がどれほど暗くても」上川隆也 岡田結実
※※ 8点 ※※
容疑者の親になってしまったジャーナリスト… 追う側が追われる側になり、報道の自由・意義ってなんだろう… みたいなことを問うドラマです。
全4話。 一気に見ました。 おもしろかったです。
でも… 前半は確かに「報道とは何ぞや?!」みたいな話でしたが 後半はもう事件の真実を追うことだけがメインになり 報道とは?の部分が少し薄まってしまった気がします。 そこをもう少し、深堀して欲しかったかな。 あまり報道側を叩けないのかも知れませんけど WOWOWだって報道番組はあるのでしょうしね。
でもまあ、4話を一気に見てしまってくらい面白かったです。
4、5話くらいで完結するドラマが一番良いですね!
「ある男」 安藤サクラ 妻夫木聡
※※ 7点 ※※
「私の旦那は誰だったの?」という話が始まるまでが少し長いな… と感じましたが、事件(?)発覚後はテンポ良く話が進みました。
ネタバレは書きませんが… 真実なんて知らない方がいい、というのは実際によくある話で。 自分の目で見てる事実が真実、それでいいじゃないか… というメッセージの映画なのでしょうか? 原作者の意図はわかりませんが。
追ってる弁護士の出自とか、関係なくね? とか思いながら見てましたが、最後に全部繋がったので驚きました。 素晴らしいですね。
サクサクと観られた、面白い作品でした。
ただ・・・ このレビューは観た数日後に書いてるのですが… もうそんなに残ってません(笑)
ま、そんな感じの作品です。
もっともっと重たい話だと思ってましたが… それはそれで良かったと思います。
いい按排(あんばい)だったと思います!
2024年12月01日(日) |
【ドラマ】予告犯 -THE PAIN- |
「予告犯 -THE PAIN-」東山紀之 戸田恵梨香
※※ 7点 ※※
全5話 以前たまたま見た映画の続き(?)がアマプラにあったので観てみました。 いやはや… こちらも面白かった!
原作者である筒井哲也氏の話の作り方が上手なんでしょうね。 なぜ裁判という形を取るのか…とか、理由がいちいち納得なのです。 前作もそうでしたし。
これも元は漫画なのかな? だったら漫画も読んでみようと思います。
ちなみに、前作の予告犯は、漫画より映画の方が良い終わり方でした(笑)
それにしても、東山の演技を初めて観ましたが、そこそこ出来るのですね。 イメージ、大根だったので。 (すいません!)
戸田恵梨香は… まあ、こんなもんでしょう。 デビュー当時に比べればずいぶん良くなりました。 ただ、彼女を演技派と評するのはどうかと思いますが。 100mを15秒台で走ってた人が11秒台で走れるようになったら そりゃあもう素晴らしいし、努力のたまものです。 「凄く早くなったね!」と言ってあげるべきです。
でも世界記録は9秒台ですから。 ま、そういうことです。
でもま、WOWOWのドラマって 知名度はそこまででもないけど、演技力は抜群! という俳優さんを脇に使ってることが多いので、より楽しく観られます。
いろんな忖度で、実力の無いジャニやら秋元系を使ってると そいつの演技力の無さばかり気になってしまうので、本当にありがたいです。
また、ドラマWシリーズで何か探そうっと!
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