エロとピンクとアミタイツ。
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2006年05月31日(水) 社会的に

どうでもいい話ですが、
社会的にまずくなってきたので
仮名にしましたが、
書いてる人間は同じです。
ショウガッコウに出入りする人間が
ブス死ね、ではいけません。
新しい名前になんら意味はありません。
読んでる人がいるなんて思いませんが。


本名改め 小日向マリー


2006年05月26日(金) 5月、バンコクへの手紙。

いま、どこにいますか?
今日は、誰といますか?
東京は、雨が続いています。

先日、旅雑誌・コヨーテの深夜特急特集を読みました。
私は深夜特急を知らずに旅に出ました。
旅先で出会う旅人は少なからず深夜特急の影響を受けており、
今回、沢木耕太郎本人や、影響を受けた人々のコラムを読んで、
なるほどもうすこし過去にこれを自分の部屋で読んでいたら、
とりあえず飛び出したかもしれないと思いました。
私がどうして旅を始めたかというと、
それはもう恥ずかしいくらいに猿岩石だったりして、
旅先で(好意的に?)失笑されたりするんだけど、
彼らはこれによって飛行機に飛び乗り、車をつかまえて
あの時私の前にいたんだな、と思うと
電波少年な私にも非常に納得するものがありました。

今までの旅と今回の旅で感じたことがあります。
沖縄には松山という、歌舞伎町を小さくしたような繁華街があります。
そこでキャバ嬢(もしくはウエイター)をしながら、
ただただ沖縄に長く滞在することだけが
目的となってしまった人を大勢見ました。
海に出ることでも島を見ることでもなく、ただ「居る」ことだけが
目的となってしまった、旅の成れの果て。
何だか話が合わなくて途方に暮れたのを覚えています。
で、今回チェンマイで出会ったあのおじさん(覚えてる?)。
「もうこっちは三年ですよ」と言って笑うあのおじさん。
年数くらいしか話題がなくて、やっぱり私は途方に暮れました。
ああ、二種類いるんだと。
沢木耕太郎が旅の終わりにアムステルダムとデリーで出会った
同じような若者と重なって、そんなことを感じました。
それは単に移動の意志だったり、
過去未来、どちらに目が向いているかということだったりするんだろうけど、
私は、あの日バンコクに降り立ったたくさんの日本人の中で、
眼差しを持ったあなたに会えて幸運だったんだなあと思ったのです。
なんていうか、ひとりごと。

次は中国でしょうか。
くれぐれもチャリに轢き殺されませんよう。
引き続き、よい旅を。
心から。

東京より 


小日向マリー |MAIL

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