| Something About Us |
| Maya【MAIL】 |
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| 2009年10月22日(木) |
あなたが悪い訳じゃない。
どんなに格好よくても
どんなにお金持ちでも
どんなに優しくても
おにいちゃんじゃないから。
誰だって、意味がない。
だから、これ以上あたしに近づかないで。
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| 2009年10月15日(木) |
あたし達には
余計なものが多すぎる。
何のしがらみもない場所で
二人一緒にいられたらいいのに。
アイデンティティを無くしかけている二人同士。
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| 2009年10月14日(水) |
いつもいつも
連絡するのはあたしから。
必要以上に連絡をするなといった彼が
自らあたしに連絡をよこした。
そろそろ
彼を忘れて
好いてくれる人の所へいった方がいいのではないかと
無理矢理自分に言い聞かせていたから
タイミングがいいんだか悪いんだか。
おにいちゃん。
あなたは本当にあまのじゃくな人ね。
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| 2009年10月08日(木) |
正反対の性格の二人の
数少ない共通点が
ジャスミン茶を好んで飲むことだった。
ふたりでいるときには
いつも口にしていたし、
最後に会った日も
別れる直前にコンビニでペットボトル入りのものを買って
二人で回し飲みしていた。
その最後の一本がなんとなく捨てられず、
部屋の片隅に置いてある。
時間が経つにつれて
きれいだった薄い黄金色の液体は
どんどん黒ずんでいった。
だけど、一定期間を越えると
それ以上色が変化することもなく
下の方に澱を残すのみとなった。
それはまるで、あたし自身。
空っぽの中身に、少しだけ残った彼への想い。
それがどんどん、黒く、汚く、腐っていって。
心の奥底に残っている。
たぶん、大した変化もないまま、ずっと、そこに。
捨てられない。
どうしても、捨てることが出来ない。
やっぱり、どうしようもない。
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| 2009年10月02日(金) |
友人から紹介された人に
どうしてもと言われて
二人きりで飲みに行った。
あたしはお酒が大好きだから
楽しくない訳じゃないけど
彼としゃべればしゃべるほど
おにいちゃんとはあまりにも違う所が多すぎて
だんだん間違い探しのような気分になってしまった。
違うから良い所もあるだろう。
でも、今のあたしは
あれも違う。
これも違う。
で、気が滅入るばかり。
どうしておにいちゃんじゃないとダメなんだろう。
何が違う？
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