hyuニッキ

2006年12月29日(金) お知らせー

年末年始、暇な時はチャット開いております。

TOPに、入室状況は書きませんが、覗いてみて下さいませ★

もし、希望時間等ありましたら、チャットに書置きするか、拍手等でお知らせ下さい★

んでは!

明日はもちつき!


あーそれにしても気になる存在、エル・ポポラッチ・・・

曲が頭から離れん・・・



2006年12月28日(木) 色々

やーもー寒いですね!

こう、痛いくらいの寒さが、やっぱいいな〜冬はv

どうも年末ってカンジがしなかったのは、やっぱ温かったからなのですよね〜

コレくらいの寒さが、むふv


今日は忘年会でしたー

とりあえず食べるだけ食べてー

帰ってきましたー

でも、タバコの煙で燻されて、

なんかもー色々嫌な感じでシタ。

イヤなんは、毎日やけど。


先週土曜は大学の時の友人らとの忘年会。

春以来、会ってなかった面々、しかも、ほとんどメールとかも、してないのよなー

喋りまくりーで楽しかったー★

つか、自分が喋りすぎやった気がするけど。

5人集まって、そのうちゲームをする4人が4人ともみんなして大神にハマってるってことが発覚したり(笑)

とりあえず、ワシの勤め先は、変や、ということは満場一致。

友達のひとりなんて、「話し聞いただけでも、悔しくて涙出そう・・・!」とか、言うてたし。

あー早く辞めたいなぁ・・・


日曜も梅田。買い物と、昼食。

阪神の地下で、ケーキ買った。

食べたいなーと思ってたのが、

クリスマスの飾りが刺さっただけで50円以上も値上がってて驚愕。

悔しいから、HARBSのいつも売ってるケーキにした。

初めて!

前から食べてみたかったのですよね〜!

オススメ! って聞いてたからv

値段は張るけど、デカイし、美味かったvv

今度は是非、グラマシーニューヨークに挑戦した・・・むぐぐ・・・


クリスマスは、エスカルゴ食べながらMー1を見て過ごした。

シードルも美味かったv

チュートリアル、面白かったなぁ・・・

あの、「ちりんちりん」ネタは、前にも見たことがあって

展開分かってたけど爆笑してしまった///

麒麟も、フットもオモロかった!


笑い飯の「縄文時代」ネタとフットボールアワーの「SMタクシー」ネタは

伝説のネタやと思うのですが。


さてさて、近況はこの辺まででー


言い訳を(ぇ)

なんというか、ワシ、毎年書いてるけど、クリスマスって好きなのですね。

確かに、そもそも宗教的なイベントなのだけど、

現代日本では、そういうオリジナルな意味はほとんどなくて

ワシも、アホほどオーナメント買って、毎年ツリー飾ったり

クリスマスキャロル聞いて、口ずさんで、するのだけど

別にクリスチャンでもなんでもないし。

ただ、なんていうか、スゴク楽しかった思い出がいっぱいあるから、かなぁ?

たとえば、お菓子の入ったブーツとか、

枕もとのプレゼントとか

チキン、ケーキ、シャンメリー・・・

赤と白と緑の配色も好きやし、街はキラキラしてて綺麗やし

なんかよく分からんけど、みんな幸せそう〜な感じがして

あぁ、なんかいいなぁ楽しいなぁと思うのですね。

ただ単純に。

やから、キリスト教徒でもなんでもない人々が盛り上がるもんではないだろう

てのには、まぁ、なんつーか

いいやん、別に、楽しければ、と言いたくなるのですね。

だからといって、あまりに高価なプレゼントを、アホほど子供に与えるのはどうかと思うのですが。


現代日本において、クリスマスの元々の意味って、既にあまり重要でなくて

ただみんなが、な〜んか、幸せになる日、みたいな?

そんな感じでいいんじゃないかなーと思ったりします。

というか、自分はそんな感じで、好きなんですね、クリスマスが。

日、としては既に過ぎてしまいましたが。

・・・ヨーロッパとかでは、24日の夜(イブ)から、1/6までをクリスマス期間と言ったりもするらしいので

まぁ、いいや。


とかなんとか言いつつ。

本場のクリスマスってのも、過ごしてみたいなーと思ったりも、するのですけど(笑)


んんー

というわけで、クリスマス話を3本ほど書きました。

毎年毎年、何か書きたい、と思いつつ、実行できずにおったのですが

今年は、なんか、書けた(ぇ)

通勤時に携帯でぽちぽちと・・・

でもホンマ、画像イメージとしてあるのを、無理無理文章にしたって感じなのですよねー・・・

読みにくい文章でスミマセン;

しかもこれ、誰? どこ? いつ? ってツッコミはナシでお願いします。

人物名を出さないで書くって、難しい・・・!!!

や、なんつーか、パラレル?

じゃなくて、また別?

・・・まぁいいや。

文章力と構成力と表現力のなさが、なー・・・

正月休み中にでも、もう少し読み返して、加筆修正して

ちゃんとしたページにしたいな、と思っております。

焦ってUPした感じもあるので。


クリスマス話1と2は、自分的には逆の順でUPする予定でした。

が、書きあがったのが、この順番だったので・・・(汗)

えーと、


クリスマス話1

クリスマスマーケット。

基本はドイツのクリスマスマーケットをイメージして、でも

お菓子関係がものすごい多国籍。

マジパンはベルギーやし、

シュトレン、シュネバルはドイツ。

ジンジャークッキーは、アメリカとか、イギリス?

パネトーネはイタリアやし。

なんか、語感のイイのを、選んで並べてみたと言うか・・・

ほわ〜んと楽しいカンジが書けていればいいな。


クリスマス話2

こういうのも、ありかなと。なんか、2003年のクリスマス絵とイメージが被ってるのだけど・・・


クリスマス話3

甘甘すぎて砂吐きそう・・・(ぇ

弱弱しい子より、強い子の方が好きなんだけどなぁと思いつつ

お決まり、というか、なんというかー

3話とも、なんか似たような感じになってしまったなー

あーそれにしても眠いー

今日はコレにテー



2006年12月27日(水) 力尽きた・・・

すっかりお礼を書けておりませんでしたが

拍手ぽちっとありがとうございますーv(嬉々)


それにして、前編と後編のボリュームの違いが痛いな★

文章力のなさと砂を吐きそうな甘さに自分でもちょと、ハズイとかナントカ・・・ごにょごにょ

言い訳と近況と年末年始のお知らせ(?)

は、また、明日か、明後日にでも・・・


とりあえず、仕事は29まで。

明日は忘年会。

行きたくない。

早めに帰ってこよう。


年賀状が全く書けてない・・・!!

一般用のプリゴのは終ったのだけど、宛名書きが・・・(滝汗)

手書きに至っては、ネタすらない;;

あわわ・・・

元旦到着は、確実に無理です;

スミマセン;;



2006年12月26日(火) クリスマス話3後編

寒さが和らぎ、温かなものに包まれている気がして、はっとなった。

目を開くと、片側だけが開いた鎧戸の、窓の向こうに白い光。
一瞬、自分がどこにいるのか分からなくて、記憶をめぐらせる。
ここはどこだろう?
暖炉の前に座っていた。それから、扉を叩く音がして・・・
不安に押しつぶされそうな胸のうちがまた、酷く騒いで。
夢と現実の境界はあまりに曖昧で。

何がどうなったのか、わからない。
ただ、彼がいない。
抗い難い喪失感に、思わず涙がこぼれた。
「ふ・・・う・・ぇ・・・」
堪えても、嗚咽が漏れるのを止められない。
寂しい。怖い。不安で、心細くて、苦しい。
こんなにも、逢いたいのに。
「――どうした? 怖い夢でも見たのか?」
唐突に、声をかけられ本当に吃驚した。
右を下にして横臥した自分を、後ろから優しく抱きしめる腕がある。
そして、聞き紛うことなどあるはずのない、声。
反射的に身を起こして振り返ったそこに彼はいた。
気遣うように様子を伺い、だがすぐに、悪戯っぽい笑みを浮かべて
「ただいま」と。
「おかえり・・・なさい・・・」
咄嗟に答えて、戸惑いながら手を伸ばした。
確かめるように、前髪に、頬に触れて。
その指先を、強く、優しく包む手。
言葉は声にならなかった。

自分は一体どんな情けない顔をしてしまったのだろう。
少し、傷ついたような笑み、
優しく抱きしめる腕。
すぐそばで感じる鼓動と息遣いは、紛れもない現実で。

彼は小さくゴメン、と囁いて
微笑んで、キスをして。

約束の日は、1日過ぎている。
だが、そんなことは、もうどうでもいい。
無事に帰ってきてくれた。
それだけで、辛かった全てが、既に大したことではなかったように思えて。

そばにいるよ――

幼い頃に交わした約束。
それが、永久のものではないということくらい、分かっている。
ただ無邪気に、そんな約束を振りかざせるほど
もう幼くはない。
けれど、それでも、どうか――

何度でも、願う。

これからも、ずっと――



2006年12月25日(月) クリスマス話3前編(?)


その日は、朝から本当に忙しかった。
深夜と早朝のミサ。救貧院や孤児院での奉仕活動は日が暮れるまで。
「ごめんなさいね。疲れたでしょう?」
と、自身もまた働き詰めのシスターは苦笑しながら詫びた。
「いいえ、私は大丈夫です」
「そう? でもホント、あなたがいてくれて、助かったわ」
毎年のことなんだけど、こんなにも忙しかったかしらと呟くシスターに、
お役に立ててよかったです、と微笑んで答えて。



クリスマスまでには帰るって、言ったのに。
暮れた空に白い雪が舞う窓の外
いつまでも現れない待ち人の姿を探しながら呟いた。
忙しいクリスマスの1日が終わり、皆はささやかな食事の後の緩やかな時間を過ごしている。

遠征に出た彼を見送ったのは、もう2ヶ月も前。
「クリスマスまでには帰るから」と言って。
滅多に手紙なんて書かない人だから、便りはない。
――便りがないのはよい知らせ、なんて、よく言ったものだ。
だって、こんなにも不安で、寂しい。

部隊の中では最年少で、しかも辺境へと出かけた彼。
上のものたちの期待は顕で――自分は演習で、そんな遠くにまで行ったことなどない。

上からの期待・・・そんなものよりも、一緒にいたいと言った彼は、だが、
上司に引きずられるようにして、連れて行かれた。
クリスマスまでには帰るから、と真摯な瞳で、言い残して。
任務が長引くのは、よくあることだけれど・・・でも・・・。

「寒い・・・」
鎧戸を閉めて、当所なくしばらく家の中をうろついて
寝支度を始めた者達に、おやすみなさいと告げて。
1度、自室に戻ったけれど、落ち着かなくて。
今日はクリスマス。
子供たちはプレゼントをもらい、どんな人々も施しを受けて、
感謝と歓びの内にいるであろうはずだ。
「・・・何もいらないのに・・・」
毛布に包まって、居間の暖炉の前に座り込み、ゆらゆら揺れる炎を見つめた。
温かな炎のそばにいるのに、酷く寒い気がした。
――クリスマスまでには・・・
そう言った、彼の声。眼差し。
涙がこぼれそうになった。
心配で、心細くてたまらない。

鎧戸が風にガタガタと揺れた。
外は、雪が降り、風も随分と強そうだ。

扉を強く叩く音がした。
こんな時間に、訪れる者などないはず。
そうだ、ならば、これは、きっと・・・!
約束通り、彼が帰ってきたのだ。
嬉しくなって扉に駆け寄りノブを握るのももどかしく急ぎ開いた。
だが、そこに立っていたのは、見慣れぬ男達。
雪の粉と、凍える様に冷たい風が吹き込む。
不吉な予感に胸がざわめいた。
「あの・・・」
それでもなんとか、何事かと問おうと口を開きかけたが、差し出されたものに言葉を失った。
見覚えのある、剣。
瞬時に、全身の血の気が引いた。
「彼に身内はないと聞きました」
彼の安否を知らせる相手は、自分しかいない。そして
「宛名があなたになっています」
と、もう1人が差し出したのは、手紙だった。

しわくちゃで、煤けて、赤黒いシミのついた汚らしい紙切れ。
だが確かに、そこには自分の名がよく知る文字で書かれていた。
「嘘・・・」
沈痛な面持ちの男たち。早鐘のように打つ鼓動が耳をふさいで。
嫌な予感がしていた。
胸騒ぎがしていた。
そして全てが、1つの真実を示して。
声が出なかった。
音を立てて、何かが壊れてしまった気がして。

どうして。
この日、人々はプレゼントをもらうのではないのか。
なのにどうして。
自分は、彼を奪われなければならないのか。
クリスマスまでには帰るから。
そう言った彼は、心から、それを望んでいたのに。

ガタッ
鎧戸が立てた音に、びくりとして顔を上げた。
目の前には、暖炉の炎が揺れ踊っている。
夢・・・
だが、うるさく騒ぎ立てる鼓動も、息苦しさも頬を伝った涙も、現実の感触。
とにかく、早く帰ってきて欲しい。
一刻も早く、無事な姿を見せて欲しい。
切実にそれだけを願った。

その時ふと、玄関で物音がして、また鼓動が跳ね上がった。
慌て立ち上がりかけて、凍りつく。
やっと抜け出した悪夢とあまりに似た感覚。
確かめるのが、怖い。
それでもじっとしていられなくて、数瞬おいて、すぐに覚束ない足取りで玄関に向かった。

声がした。
別の地区で奉仕に当たっていた、司祭が帰ってきたのだった。
安堵と落胆が混じり合った嫌な感覚が胸を去来し渦巻いた。
部屋の戸口で立ち尽くしていると、
出迎えた修道女に上着を脱いで荷物を渡した司祭と目が合った。
「おや、起こしてしまったかな?」
問われ、首を振る。
「じゃあ、まだ起きていたのかい? こんなに遅くまで・・・疲れているのだろう?
無理はよくないよ。それとも眠れないのかな?」
暖かくやさしい笑顔を向けられて、何も言えず俯いた
「どうかしたのかい?」
「・・・なんでも、ないんです・・・」
優しくされると、なぜだか居た堪れなくなって
おやすみなさい、と告げて暖炉の前に戻った。
毛布に包まって、座り込む。
ただ、薪が爆ぜる音を聞き、炎が踊るのを見つめて。

クリスマスまでには帰るから――

彼の声が、何度も胸の奥にこだまして。
「早く、帰ってきて・・・」
約束をした。
だが、そんなことは、もうどうでもいいから、とにかく逢いたい。
嫌な夢も、不安も、杞憂だったと、思わせて欲しい。

時間は、ひどく曖昧な歩みを見せていた――。



2006年12月24日(日) 言い訳は後日まとめて。クリスマス話その2。続きじゃないです。

その手が傷つくことも厭わずに、摘んで集めた柊の枝。
緑に映える赤い実と芳しい香りの小さな花は清廉なる白。
繊細な手に滲んだ血を舐めて。
居間に据えた籾の木に、ひとつ、ひとつとオーナメントを飾って。
天辺は何にしよう?
星かリボンか、それとも愛らしい天使さま?
悩む姿、笑みを誘われたオレに
何を笑ってるの?
と問う君。
なんでもないよとただ微笑んで。
だって、こんなにも幸せだから。

ロウソクに火をともして、揺らめく灯を見つめる君は、こんなにもキレイ。


イルミネーションが煌めく街は、暖かなオレンジ。
どこか楽しげな人々の流れは
寒いのに暖かくて、でも
一人でいるのが寂しくなるような。

キラキラキラキラ
ショーウィンドウにディスプレイされたクリスマスツリーには、たくさんのオーナメントが輝いて。
君のツリーの方がもっと綺麗、なんて思いながら。
石畳の道は、まさに底冷えのする寒さ。
足元から這い上がってくる冷気は止め処なくて容赦ない。
そして、街を歩くオレの足取りは重い。

こんな時期になっても、オレは君へのプレゼントを用意できていない。
煌びやかに飾られたショーウィンドウは、大切な人への模範を示して。
鞄、服、小物に装飾品。どれも本当に素敵だけど。
本当にプレゼントしたいものは、もうずっと前からあるのに。

何気なく、店に入って
当所なく、ショーケースを眺める。
陳列された、どんな石の、どんな細工が似合うだろうか――

プレゼントを、お探しですか?

白々しいくらいの笑顔で声をかけてくる店員は、
勝手に流行のデザインやオススメ、なんかを話し出して、オレは、
プレゼントしたいんだけど、サイズが分からないんだ、なんて曖昧な苦笑で答えて
逃げ出すようにその場を離れた。

周りには、二人連れで買い物を楽しむ者達も多い。
でも、オレは。
サイズくらい知ってるとひとりごちながら、一人で眺めている。

君の手。
白くて繊細な、やさしく触れる指先の
桜貝みたいな爪の形だって、思い描ける。
その手に似合う、石や細工は、きっと――

目を離せなくて、思わず首を振る。

どんなものだって、きっと君は喜んで受け取ってくれる。
でもきっと、これだけは。
困ったような、顔をするんだろうな。
そしてきっと、オレの望む指には填めてくれないだろう。
君が身に着けるのは、ピアスとロザリオ。
それだけだから。

だからいつも、何かってなると
実用的なものになってしまって

何が欲しい? って聞いても
君は何も要らないって、言うから。
ただみんなが、元気で、幸せで居てくれたらそれでいいから、なんて
本気で、心から言うものだから、俺はいつも途方にくれる。

オレがプレゼントしたいものは、決まってる。
それで、君が喜んでくれたら、
笑顔を見せてくれたら、それだけでオレは幸せになれるのに。
オレが、プレゼントしたいものでは、きっと
君を困らせるだけ。


雪がちらつき始めた空を見上げて、
あぁ、そう言えば。
ホワイトクリスマスになればいいねって
君は言っていた。


柊を飾って
ロウソクを灯して
甘いお菓子を食べて

光に満ちた雪の街を、窓から眺める。

目覚めれば、ツリーの下に沢山のプレゼント。

白い溜息を吐いて思い出す、
楽しいだけだったクリスマスは、いつの間に消えてしまったのだろう。
君の傍にいて、オレは確かに幸せなのだけど。

指輪を、あげたいと思う。
でもそれは、とても独り善がりな感情で。

オレはまたひとつ、溜息を吐いた。



2006年12月23日(土) クリスマス話。ページは後日・・・

「広場へ行こう。市が出てるんだ」
暖炉の前で本を読む君に、そう声をかけた。
「いち?」
君は大きな瞳を瞬いて、首を傾げる。
 人込に連れて行くのは、君にとって苦痛だと知っている。
好奇の目に晒されたり、傷つけられたり、そういうことがあったから。
自然と家に籠もりがちになっている。
だけど、外に出るのが嫌いなわけじゃない。
窓辺に座って、いつも、どこか寂しげに町並みを見つめている君を知っているから。
「でも・・・」
言いかけた君に、マフラーを巻いて、
帽子を目深に被れば分からないよ、と微笑んで。

コートを着て、手袋をはめて。
戸口で刹那立ちすくんだ君の手を引いて。

暗い空から、キラキラキラキラ雪が降る。
光の破片が降ってるみたい。でも、冷たいね。
冴え冴えとした空気の冷たさを、雪の感触を頬で感じて。
白い息を吐きながら、君は呟いた。

石畳の町並みを抜けて、たどり着いた広場はまぶしいくらいの光に満ちて
三角錐の、光。
大きな籾の木、黒緑の葉をたたえた枝のそこかしこに
光を弾く、オーナメント。
闇夜を照らす、光の木。

スゴイ、綺麗!
立ち止まり広場を見渡す、光に照らされた表情。
キラキラしてる・・・!
ふわり、と君は微笑みかける。
嬉しくなって、僕は
もっと近くへ行こう、と歩き出す。

人々は湯気の昇るマグカップを
黄金の麦酒の満ちたジョッキを片手に
傍らには、野菜の酢漬け(ピクルス)、肉の腸詰(ソーセージ)。

子供たちは据えられた遊具に、メリーゴーランドに
分厚く張った氷の上にはしゃいで。

綿菓子、マジパン、チョコレート
シュトレン、シュネバル、ジンジャークッキー
パンケーキにパネトーネ、それからポップコーン

香木やシナモンスティック、藁や陶器のオーナメント
キラキラ綺麗な硝子細工

キャンドル、ポプリ、リース、愛らしい玩具たち

ひとつ、ひとつ、屋台を覗いて
眺めては囁きあう
雑踏への恐れは、いつの間にか消えて。

甘い香りに誘われて覗いた屋台には、砂糖を絡めた木の実(ナッツ)の山。
ひとつずつ、手の平に載せてくれたおじさんは
聖ニコラスの笑顔を浮かべて。

どこからか、聞こえてくるキャロル。

広場を埋め尽くした、屋台と人の中心。
ざわめきを見守るように、佇むクリスマスツリー。

すごーい・・・!!
立ち尽くして、仰ぐ。
明滅する光が君の瞳に宿り
頬に触れ、色素の薄い髪を輝かせて
スゴク、綺麗、ね?
そう言って君が微笑むから
僕は、うん、と頷いて
君の笑顔に見惚れる。
夢見るように、光の木を見上げる君の横顔。


時が経つのを忘れて、ただそこにいたけれど、
ふと、君が白い息を手に吐きかけていることに気付いた。
頬は寒さからか朱を帯びて。

ツリーに夢中な君に、ここにいてねと言い残して
僕は屋台に向かった。
何か、温かい飲み物はないだろうか。

蜂蜜の甘さとスパイスの効いたグリューヴァイン。
アルコールの苦手な君には、甘いショコラを。


ツリーの前に戻ると、何かを探しているかのように、所在無げに辺りを見回す君の姿が目に入った。
名を呼ぶ僕に気付いて駆け寄り、どうしたのかと問う間もなく
俯き緩くしがみつく。
何かに怯えた様子で、僅かに震えていた。
ごめん、
急いで戻ったつもりだったんだけど
何か、あったの?
そう、尋ねてみても、君はただ首を振るばかりで。
でも、どうすればいいのか分からなくて、僕は
ただ、ごめん、と――そう言って、ショコラを差し出すしか、出来なくて。
両手で受け取って、君の瞳が僕を捉える。
どうして、と。

確かに、見惚れていたの。
大きくて綺麗なクリスマスツリーに。
キラキラして、綺麗だなって、思って、見てたのに。
1人になった途端、全ての色が抜け落ちたように
ただ、光はまぶしくて、不安になった。

なぜか分からないけど、でも・・・

言いかけて、君は言葉を切った。
それは、つまり――。


ここにいて。一緒にいて。
開いた方の手を、躊躇いがちに僕の手に重ねて。
いるよ、ここに。そばに、いるよ。
その手を強く、握り返して。


やっと微笑んで君は、温かなショコラに唇を寄せた。
僕はスパイスの香りが芳しいグリューヴァインを。

苦しくなるくらい、幸せな気持ちが満ちて。
愛しい痛みが胸を締め付けて。


もう一度、ツリーを見上げ
君はありがとうと微笑んだ。
僕の方を向いて、連れてきてくれて、ありがとう、と。
それから、ショコラも。

ただ、僕が、一緒に来たかっただけなのに
ただ、僕が、見せたかっただけなのに
君の喜ぶ顔を見られた。
思わぬ言葉を聞けた。
それが本当に、嬉しくて。

どんなプレゼントよりも、ただ、君と過ごす時間。
こうやって、一緒にいられることが何より幸せだと、思った。
こうやって、手をつないで、微笑みあう。
そんな日々が、ずっと変わらず続いていけばいいのにと、心から思った――。



2006年12月18日(月) クリスマスが好き

拍手ぽちっとありがとうございます!!

ウレシイーvスv

絵板が復活してる。なんだったんだーあれは?

・・・まぁ、いいや。



土曜日、行ってきました、USJ。

ホンマ、ン年ぶりに★

新しいのと、懐かしいアトラクション乗って

ショー見て、

でっかいクリスマスツリー見て、

クリスマスキャロルをいっぱい聞いて

クリスマス限定メニュー食べてv

平原綾香さんのライブも見て!

交通費500円以内で

ちょっと旅気分v

楽しかった・・・v


つか、フォンダンショコラ+フランボワーズソース+ソフトクリーム

って、激ツボなのですが///

盛り付けも可愛かったなぁ・・・v

写真撮っておけばよかったなぁ・・・


ジュラシックパークのトコに食い散らかされてた、ターキレッグ、

まさに恐竜に食い散らかされたような感じやったー


平原綾香さんのライブ(狙って行ったわけではなくて、たまたま。ホンマ歌上手かったー)、待ち中に、隣に立ってて喋ったおばさま&娘さん、いいヒトで楽しかったー

そしてまた、学生にしか見えない、って言われたわ★

化粧っ気が全くないものなー(苦笑)

落下アトラクションの写真、自分、目開きすぎで笑えた。わは。


そんな感じで、クリスマスの雰囲気満載★ な場所で1日過ごして

楽しかったスv


ホンマは、ツリーとキャロルだけでも、かなり満足やったのですケドネv

クリスマススキーなのでv


::::::::::


とかナントカ言って

クリスマスモノが書きあがってないでス;

どーぉしよーかなー・・・



2006年12月14日(木) 目が腫れた。

何でかオエビが表示されない・・・

なにもしてないのになぁ・・・?

・・・まぁ、いいか。


今日は会社を休んでしまった・・・

昨日の夜、イライラでイーーーってなって

わーーーんってなって、

そのまま寝たら今朝顔が・・・つか、目が酷いことになってて

とてもじゃないけど外に出られない、みたいな。


前にもそういうことがあったのだけど、その時は、翌日休みやったからまだよかったのよな;

友達と会う予定やったけど;


とりあえず今日は1日だらだら過ごした。

昼まで寝て、午後はちょっと片付けとか、漫画読んだり。ゲームしたり。


明日行ったら休みだー

土曜は、母、姉とUSJ行きまスー

・・・何年ぶりかなぁー?


::::::::::


前回の日記で、「降ってきたー」とかなんとか言ってましたが。

そしてハズイから裏だとかナントカ・・・

考えてみたら、名前入れないようにして書けばいいのよね、と。

そしたら全然フツーにフツーのSSでいいやん、とか(ぇ

んで、ちらちら書き出したのだけど

なんつーか、降ってきたのはイメージであって、

それを文にすると、なんか、単語の羅列みたいなのになって

あー自分、文章力無いなぁと思って凹んだり;


ま、ま、書くけどさ。

クリスマスまであんま間がないし。

勿体無いから(結局貧乏性)


::::::::::


ちょっと前に、まといさんのトコで見かけた調味料バトン、面白そうやなーと思ってるのですよねー

・・・また今度、やってみよかな。


最近面白い夢とか疲れる夢とか見たけど忘れた。

やっぱメモらなあかんな。



2006年12月12日(火) 何かが、降りてきた

うををををっ(奇声)

なんか、キタ。気がする。

あーでも、コレ、多分裏や。

いや、エロはないけど、なんか、恥ずかしさ的には、っていうか。


えーじゃあ、書いたトコロで、って感じもするけど、

んーせっかく降ってきたものを、どうにかせねば勿体無い(貧乏性)



というわけで。

コレニテ。

あーまだ火曜か・・・


大神は、ただいま鬼ケ島徘徊中



2006年12月10日(日) なんのことはない

拍手ぽちっとありがとうございます!!

はげまされます〜〜!!


::::::::::


日記をサボりがちです;

なんかもー日々イライラすることばかりなので

ゲームに逃げまくってーてー



・・・そういえば、もうすぐクリスマスでスネー

いつもクリスマス好き〜v

て言ってるのに。

今年も何も出来そうにない・・・;;

話のひとつでも

絵のひとつでも

カキタイなぁと思っては、いるのだけどー


あーあと、読んだクリスマス小説の感想も書きたい・・・(む


でも、まず、年賀状・・・(汗)

・・・手書き(といっても、手書きをコピーするだけやけど)

を、今年こそ、止めにするかもー・・・・

とか。とか。



あー書くことないなぁ・・・



・・・あ

冬コミ受かりました。

1/14インテックス行きます。

ハイ。



2006年12月05日(火) 都には

やることがいっぱいだー

どれから片付けるか・・・v




もーなんか、ずっと

いろんなことが煩わしい・・・

そしてゲームに逃避するワシ・・・

よくないなぁ・・・


あ、いや、ゲームをするのが、ではなくて

ワシの精神状態が。



2006年12月03日(日) 大神をやりたいので

短文で(こら)

小説更新と、H&Nサイト改装でいっぱいいっぱいでした;

旅行写真はまた後日;

今日はドイツ語会で、ドイツのクリスマスマーケット行ってきました。





非常に今また嫌な気分。

会社行きたくない。

むむむむむ〜〜〜


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