ぼんやり日記
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2011年05月19日(木) 先生

くるりる6年生。早いものだ。
この日記を書き始めた頃は、ぶたこちゃんと呼んでいて
まだ片言でお歌をうたったりしていたものだが。

最終学年の担任は、異動で来られた50歳くらいの男性の先生。
おたよりを読むと、情熱いっぱいといった印象。
くるりるは、始業式から帰ってきて
「こんどの先生優しいねん」と嬉しそうだった。
前の担任のこともクラスメートのことも大好きだったので
6年生の組み分けを見てがっかり、担任の先生も知らない先生でがっかり…
のはずだったのに、よほどその先生が気に入ったらしい。

最後の学年だからすてきなクラスになるといいな、と思っていたので
本当によかったと思っていた。

でも。
先日、授業参観の後、学級懇談会があった。
最初に先生が指導方針について熱く語ったのだが
最後に話し出したお母さんが、ものすごくストレートに先生批判。
「6年生になって娘ががっかりしてます。優しいのもいいけど
女の子は思春期でちょっと反抗期にもなっているので
そのやり方では心開かないのではないですか?」
といった内容だった。
うちも女の子だけど、先生大好きなんだけどな。

ただ、そのお母さんが言っていることもまったくわからないわけではない。
授業の進め方を見ていて、ムダな言葉遣いが多いような気がした。
授業が脱線して、という意味ではなく
それは言わなくていいだろうという言葉だ。
例えば、黒板に板書していて「あ、ごめん間違えた」
「ごめん、先生の書き方が悪かったね」
みたいに、やたら謝ってくれるんだけど、そんなにひどい間違いをしたわけではない。
書き間違いなら、黙って書き直せばいいだけのことだし
それによって子どもが答えを勘違いしてしまったのならともかく
まだ何も答えていないうちから「ごめん」と言うから
ある子どもにはイラッと感じるだろうし
ある子どもには先生が何を言っているのかわからず混乱するような雰囲気だった。

でも。

それをフォローするのが親だろうと、ちょっと思った。
そのお母さんがものすごい勢いで話していたので
ちょっと反論しようと思ったのだけど、私が何か言いそうなのに気がついて
絶対に口を出させまいという雰囲気でどんどんしゃべっていた(笑)

お母さん、そこまで理路整然とお話できるんだから
確かに担任の先生よりかは、お話上手だわ。
そりゃ認める。

それに担任の先生は、確かに今の状況では秋頃になると
クラスが荒れてくる雰囲気がめっちゃしている。

でも。

家庭で、親が一緒になって先生の悪口を言うのだけはやめてほしい。
よけいに学校が荒れてしまう。
心根のよい先生だからこそ、まずい部分も子どもには
親がフォローしてあげないと。

そんな風に親から×印を早々と付けられて、学年全体の保護者から
噂されてしまっている先生だけど、
うちのくるりるは「先生だいすき」と言っているのです。
聞いてるかこら。


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