カエルと、ナマコと、水銀と
n.446



 自我の防衛

打ちのめされた表情が、遠く離れた大地から僕を上目遣いに見つめている。僕はバランスを取り損ね、この岩山から落ちそうになる。広大な大地の中にぽつりとその不安定な地盤は揺れ動き彼を振り払っている。混沌とした大地の上に乗っかって、彼はバランスを取り損ね、今まさに奈落の闇に落ちていこうとする。全てを司る閻魔大王様が力無く落ちていかんとしている彼を問いただす。彼は弱々しく弁明を繰り返すのだ。何とも愚かな−僕はどうかしていた、どうかしていたんだ。ほんとうだよ。ああ、なんてことをしてしまったのだ−彼は僕を見つめている。あたかも僕を。もうよそう。眠りが強烈に僕を襲う。僕僕僕僕。僕はどこだ?この暗闇は何なのだ。あまりにも暗すぎる。前はどこだ?前進。いや、逃げなければいけない。寂しげな表情は遠くに助けを請いすぎて、悪魔までを引き寄せた。闇黒の中で回り続ければ、いつか必ず光に出会えると信じているのは、あんまりにも陳腐なのだろうか。僕は直径17メートルの円形すなわち、円周率を約3と置いたときの、3×17。ああ、たった51メートルを回り続けているというのか!逃げ続けなければいけない。走り出した列車は線路上を移動し続ける。環状。閻魔大王に裁かれた後の記憶は。記憶は。ああ、何も思い出せない。深く沈む感情。環状に感情が回り続け、懺悔、怒り、沈鬱、激怒、錯乱、幻影、破壊、救済、懺悔。ヤジロベイが転んだ。虚しすぎる環状に彼は、命を絶とうとしているのか。泥水の中から砂金を洗い出すような、単純作業。永遠だ。意味を持たない物質の中から、選び出す作業。眠りの渦から逃れてしまったカラスは、二度と眠ることができない。何故か?眠りとは幻影だからだ。愛も幻影。全て幻。救済さえも幻。ただ円形の中で歩き回っているにすぎない。(自我の防衛。平成14年11月16日)

2002年11月16日(土)



 懺悔

=懺悔=

性欲を満たす事象に、火の起こる原理、人類の進化に伴った感情の感情の、感情のかかかかん情の。火をおこすようになった人類は、力を得た。獣が叫び声をあげて、逃げまどう姿を愉しむようになった。血を見る。血が騒ぐのは、満月のせいか???果てに向かい進む自分を冷静に見つめ、傍観者である俺は遠く高く遙かな大地に、肉体を離れ浮遊する。耳たぶをライターで炙る。獣は、叫び、唾を撒き散らす。泡が混じった黄色い唾が、地面を溶かし抉る。性的興奮が支配し、虹彩が開き真っ白になる。バックラッシュ。力を得た。力を得て、俺は人間だ。無防備な横腹を蹴り上げると、脆くへこんだ。音はでない。武者震い。獣は意識を失い、震えている。嘔吐した。自ら吐き出したものの中に顔を突っ込んだ。悪臭。あまりにも汚い。毛をむしってやる。俺は強い俺は強い俺は強い。血が付いた毛皮。何の価値もない汚く、脂ぎった体。あまりにも汚すぎる。嘔吐物と血と、油の匂い。進化の過程で間違ってしまった生物よ。奇形だ。血が赤黒い。おまえは失敗作だ。ははは。哀れんでやろう。ははは。助けて欲しいか?ははは。助けて欲しいだろ。そうだろ。ははははは。興味を失い、性器が萎える。俺は異常か?眼窩を抉り、えぐ、あああ。死んでしまった。胃に落ち込む重量級のナマコ。戻ってくる精神。ああああ。なんてことをしてしまったんだ。

2002年11月14日(木)



 麻痺。平成14年11月13日

=麻痺。平成14年11月13日=

体に巡り侵しゆく。煮えたぎり、めらめらと。麻痺。頭脳を破壊していく。神経を焼き切り、血管破裂、充血、血腫。混乱。高揚。ちどりあし。根本を深く切り刻み、蹂躙し、きをくを混乱の渦へ。血管。赤欠球。赤い血潮を逆流し、全身を回り回る。重く、混沌。混乱の後、深く沈み込む疲労感。萎えきった性器に宿る、神秘的な曲線。退廃の一途をたどる、アリの群が湖に飛び込み、進化の理論を覆す、決定に、従わずに、は、は破壊の限り。内側からの攻撃に耐え俺は、激しく叫ぶ。声の限りに、てんまで届け。魂よ。力強く、握りつぶされmaitoして逃げるのだ。逃げるのだ。ニコチン;たばこ煙の粒子相に含まれる精神作葉物質、「毒物及び激物取締法」の毒物。薬里作用NiYoり中枢神経系の興奮と抑制が生じ、心臓・血管系への急性影響をもたらす。体内に吸収されたニコチンは代謝されてコちニンを生じるほか、最強No発がん物質を生成する。ターる;たばこ煙の粒子相の総賞。ニコチンや種々の発がん物質、初がん促進物質、その他の悠害物質が含まreる。破壊。破壊されようとしている俺らの惑星(太陽系第三惑星)は、小さく小さく、アリのようだ!惑われされつつある全世界の、制裁ああ。天体の持つ惑星エネルギーは、放出の一途。なくなる。俺はどこまで逃避することが可能か?無神主義の体に宿る宿り木の種に、あまりにも多い、多用な種族民族がぶつかり合う音。体が今つぶれる音を聞く。理解しがたい、た戦い。把握するのは可能か?否。体中に巡る血管。戦っている???小さい反乱。いまま、まさに、フラッシュバーン。火柱。暴力。地に足がついた。
 覚醒を告げたのは今頃になってかと、問いただすモノに向かって唾を吐く。逃げまどうのはそいつではなくて、俺でしかない。ささやかな、小さな、あまりにも陳腐な反乱だ。煙草を投げ捨て、唾を吐く。


=あ=
やっぱ馬鹿っぽいですか? 無謀ですか? こう言うのには向いていませんか? 意味が分かりませんか? 
遊びです。許して。

2002年11月13日(水)



 思考停止

=思考停止=

攻撃的な視線をかいくぐって、街路樹の道を走る。足音は少しずつ、距離を狭める。周りの景色がゆがみだした。胡麻をするつぶすように、あああ。暗闇だ。切り刻み、すりつぶされるような痛み。反転する。視界だけが反転し、ぐらりと一度、電源が瞬く。膝を地面に着く。一気に殺気がすぐそばに迫ってきた。視界がぶれ、重くなる。血が巡っている。足が、鋼鉄になる。びっこを引くようにして走る。頭を使った分だけ酸素が消費される。思考停止。思考停止。できるだけ酸素を取り込む。あまりにも冷たい空気が、肺をズタズタにする。ぐぐぐ。重力が増す。止まれない。


=あ=
書きたいけど、時間がないので何もかけない。はぁ。攻撃的な文章をかけるようになりたい。。。。無理だな。

2002年11月10日(日)



 滅び

=滅び=

 昔々、あるところに−あるところ? 明確に捕らえることのできない、おとぎ話、ファンタジックな象徴としての、ここですでにこれはフィクションであることをさらけ出しているなんと愚かなモノだ−赤々と燃える星星があった。起動する。躍動する。今にも爆発しそうな恒星。ああ、あなたは私をお救いにはならない。そうだ。あなたは、全ての天体−天体と天球の間にどれほどの差異があるのだろうか−に存在し、光臨する帝王(冷血な)ああ、爆発、炸裂、破裂。ハッピーニューイヤーだって? 浮かれたった町中。どれほどの狂気が充満しているというのだ。今にも、今にも、恒星(象徴としての)が帝王(象徴としての)起動音。ウィュゥ。キゥシャーーー。破滅の時まで、後4日。後4日。たった96時間。「楽しむがよい」なんと意地悪い言葉。たったきゅうじゅうろく時間を楽しめ−無知な白痴な世界の大多数。無意味なナメクジどもは楽しみ続け、最後まで気付かぬままに死んでいくのだ−なんて。俺はモーゼだ。海を切り開き、無知なナメクジどもを連れ立って歩くことはなんと愚かで、辛いことか。
 俺がやるべきこと。「ははAははhh」めらめらと燃え上がる。めらめらだ。ちろちろという表現はあまりにも陳腐であり、軽々しい。電話コードが焼け、文明−すなわち、科学というあまりにも強大な怪物の死骸−の退廃が、明らかに刷り込まれていく。ははhあ。終わるべき。あまりにも小さく、アリの脳を刻み、すりつぶしたような、人間はもう滅びるべき。帝王が言う。ナメクジは塩をかければ縮んでしまう。どういう意味か? 死の宣告。十、から、九、そして、八次は、7あと、6わ、5そ4っ三、2.1…ゼロ。刻みつつすりつぶし続ける。そう。刻み続ける、すりすぶし続ける。
 はて、何か不備でもあっただろうか。世界は音を立てて怒鳴りはじめた。起動音。ウィュゥ。キゥシャーーー。鼓動だ。鼓動−地球が確実な意思を持ち始めたのだ(滅びる4日前に)−を鳴らし、身を震わせた。
 ちっぽけな。吹っ飛んだ。ああ。どこ行く? 
KAOSU コンTONN  jkkvlsあjgじmkふぁlcmっVnkままjmhrhjshjhyvnjdonょjcsnmkcsmvlんじゃえhgじあhjhlafknvjpifjpopGHJ;あDB巨大な文明の死骸い/おSJう゛ぃJWJGびHGJばおBJ/////////.,.,.,.

=が=
がんばれわかぞー。


2002年11月09日(土)
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