2012年07月31日(火) |
お参りの方が来られて |
週末、夫のお参りに会社の方が来て下さった。
そして、今日も仕事でこちらに来られたからと、夫と親しかった会社の方が来て下さった。 どちらも遠くからなのに、本当にお気持ちがありがたい。
お気づかいいただいて、嬉しく思った。
夕方、もやもやしてた案件が解決。ひとつひとつだな。
明日は、夫の銀行の解約で遠方に行く。 田舎なので、街まで行かないと支店がないんである。
おばあちゃんも買い物があるので、一緒におでかけ。 お互い用事を済ませて、落ち合う予定。 携帯あると便利だな。
明日も暑そうなので、日傘と飲み物は必須。
次男のことで、市役所に行ってご相談。 きちんと対応していただけて、安心した。
おばあちゃんの喜寿のことで、予約しているところに次男と一緒に出かけた。 一つは、予約の内容を詳しく決めること。 もう一つは、次男と一緒に夜出かけること。
外食して、カラオケもして帰ってきた。 今回はおばあちゃん抜きだったけど、(外食した場所が予約してたところなので) たまには、夜にみんなで出かけるのもありかな。
夜中になかなか眠れなかった。 夫のことを思い出してしまったから。
今日行った店も、カラオケの店も、夫とよく行ったところだったから。
親の会の用事で、草抜きを二時間。 炎天下なので、三十分おきに休憩。 全部は無理だったが、みんな頑張りました。
午後、おばあちゃんと夫の盆提灯を買いに行く。 すでに盆提灯はあるので、対で無いものを選ぶ。 ビールジョッキのろうそくも買った。 本物そっくり。
おじさんが週末に帰ってくるので、酒とつまみをお買いもの。 今回余ったら、お盆があるし。
夜、次男の話を聞く。 夫は、いろいろできる人だったけど自分にはそういうスペックが無いと言う話。 でもね、真面目さと正直さは受け継いでると思うよ。
それからね、お父さんはヘンなとこもあったよって言ったら、お母さんもねと突っ込まれた。 俺は二人分って。とほほ。
会社での夫は知らないが、うちではおもろい人だった。 ぷんぷんって、拗ねるところも可愛かったし。 家族思いで、お料理上手で、お片づけも上手だったけど。 みんな、おとうさんのこと大好きだよ。
髪が限界になってきたので、美容院に行った。 いつもの美容師さんで、なんでもわかってくれてるから安心してお任せ。
髪をそいでもらって、すっきり。 もっともメガネをかけないと、出来栄えは不明なんだけど。 夏らしくしてもらえた。
ただ、ほほがこけたのが元に戻ってないので、ちょっとばかし不健康そう。 おなかまわりは順調に回復してるんだけど、とほほ。
夜、夫の会社の方からお電話。 お参りに来たいので都合を聞いてくださった。 夫が親しくしていただいてた方なので、お参りしてもらえたら夫も嬉しいだろう。
でも、私、まぬけ。 ちゃんと言えたのは、うちに来る道筋だけ。 だって親戚が固まってるので、同じ名字だらけなんだもの。
本を読みたいなと思って、エッセイを二つ買ってるけど、まだ途中まで。 本の雑誌も、読みかじり。 そうこうしてるうちにお嫁ちゃんが里帰りしてくるから、部屋を空けるために本を屋根裏に移動しなくちゃならない。
お盆過ぎたら、早めに取り掛からなくちゃ。 日にちが早く過ぎるような、ゆっくりなような、変な感覚。
一昨日くらいから、夫が高校生の時に初めてくれた銀の指輪を小指にしたりしてる。 指が太くなってしまったもので。 ほんとは、アクセサリーはつけちゃいけないのかもしれないけど。 日頃はアクセサリーなんかしなかったんだけど。
写真持って歩いてるけど。 指輪をしてると、一緒って感じがする。 離れて暮らした期間が長いから、亡くなったって感覚が薄い。 だけど、もう帰って来ないんだな。
夫に買ってもらったアクセサリーを並べてみる。 TシャツにGパンでも、喪が明けたらつけられるかな。 せっかく買ってくれたのに、数少ないお出かけの時につけただけ。 少しだけ、アクセサリーの付け方もおべんきょしてみるかな。
たまには、Tシャツじゃないものも着てみるかな。
夫とペアのTシャツ。 お兄ちゃんが気に入ったのは着てくれるみたいだから、遠距離、息子とペアを着ることになりそう。 お嫁ちゃんよ、すまん。 お兄ちゃんがこちらで着てる時には、ペアにならないようにしましょ。
しかしなぁ。 豚さんのTシャツをなぁ。 お兄ちゃんも変わってるよ。
いままでのお給料日の日に、生活費をおろすようにしようと決めたのだが、今月は一日早くした。 娘の振り込みも。
ラタトィユは、今日作った。トマトを多めにしたので、少しすっぱい。 グラタンの残りがあるので、夕食は安泰。
今日は芝刈りをした。 夫が手入れをしてくれていたので、とてもよく伸びている。 今度からは、自分が頑張らなくちゃ。
芝刈りの後で水撒き。 夏は水撒きがあるので、夕食の支度は早めにしないと。
来年、仕事を始めたら、時間帯によるので、次男にレクチャーして手伝ってもらわないといけないかも。 ていうか、今年からお手伝いを頼むようにしようかな。 律儀なので、教えたらきちんとしてくれると思う。
今日は次男の病院の日。 先生が無理無理時間を作ってくださったので、お昼時間。
申請書類と、次男の今の精神状態について。 家族それぞれに、あることなのだけど。 次男の場合は、障害のこともあるし。 フラッシュバックが一番気にかかる。
診療時間が終わって廊下に出たら、次の患者さんが。 先生、お昼はどうなさるんだろう。
私たちは遅いお昼をしたあと、書類の提出に行った。 夫が亡くなってから、母だけが奮闘はいけないだろうと思い始めたので。 もちろんサポートはいるにしても、こういう手続きがあるということを知っておいてもらわないと。
片方は必要なものが一つ足りず、明日来ることにした。 取りに帰っても間に合う時間だったけど、何だか疲れちゃった。 何日か前から緊張状態だったから。
夕方、水やりをして、何とかグラタンも作ったけど、ラタトィユまでは到達できなかった。 トウモロコシとトマトでお茶をにごす。
朝早く起きて、おばあちゃんと次男とお墓参り。
まだ夫はお墓に入ってないけれど、夫が亡くなってからおじいちゃんのお墓参りに行けなかったから。
夏なので、草の勢いもすごい。 まずは草刈り。
おじいちゃんのお墓は親戚のお墓に囲まれているので、隣近所様にもお参り。 夫は、今どこにいるんだろう。
そちらに行ったのなら、仲良くしてくださいとお祈り。
自分で用事を作って出かける。 何かしていて、夫のことを考えないようにしていた。 そうしたら、大丈夫じゃないと思えた。
でも違っていた。
考えないようにしてたから、そんな気がしてただけ。
病気が分かる前から、一緒にいる時間をできるだけ作ってくれていた。 病気が分かってからは、自分の体が苦しいのに、いろいろな場所に連れて行ってくれた。
自分がいなくなった後、困らないようにと、片づけのできない私のために家じゅうの整理をしてくれた。 写真をため込んでいた私にあきれながらも、それも整理してくれた。
デジタル写真も。 だから、あとから欲しい写真を焼いて持ち歩くことができた。
こんなに早くとは思っていなかっただろうけれど、できるだけのことをしてくれた。
家族のことも私のことも、とても大事にしてくれていた。
自分が頑張らなくちゃと思うけど、後を託されたのだと思うけど。 私のことを心から大切にしてくれる人を失ってしまった。
夫の声が思い出せなくなって茫然とした。 そしたら、次男が、夫がカラオケで歌っていた曲のことを言ってくれた。 それで歌声を思い出すことができた。
今日は、涙がとまらない。
夫が亡くなって二カ月。 もう二カ月。 まだ二カ月。
いないことが信じられない。
じっとしてるとダメなので、一生懸命拭き掃除をした。 動けませんとか言っていて、最低限のことしかしてなかったから、汚れがたまってた。
午後、買い物。
夜、ソファで横になって映画を観てたら、次男がそっと頭を撫でて行った。
ふっと忘れてたことがよみがえる。 入院して、すぐに個室に変わったこと。 看護師さんから、早い段階で御兄弟がいたら知らせた方がと言われたこと。 ひとりだけじゃなかった。 ドクターからは、何も言われてなかったのに。
お寺さんのお盆勤めがあって、午後から来て下さるとのこと。 お盆と年末は、いきなり電話がかかってきてなので慌てることが多い。 でも今日は、朝かかってきて午後に来られるので、ちょっと余裕。
午前中に買い物を済ませておいた。 本の雑誌が届いてるので買いに行ったら、DVDなどのレンタルで旧作が安くなっていた。 おばあちゃんが見損ねたと言っていたドラマの最終回と、自分の分を借りた。 一週間借りられるので、気が楽。
午後、お寺さんが来るまでに、おばあちゃんと一緒にそのドラマの最終回を見た。 お盆勤めも無事に終わって、ほっ。
今日は久しぶりにお天気だった。
昨日のこと。 夜、トイレに行ったら、スズメさんが窓の間にいた。 こちらを向いていたので、顔を真正面から拝見。
用を済ませてそっと見たら、おしりをこちらに向けてどうしようかと悩んでいる様子。 「そのままいてもいいよ〜」と、小さい声で言って、そっとドアを閉めた。
雨は降っていなかったけど、夕方からすごい風だったので、避難してたのかも。
ここのところ、九州の大雨や、こちらでもダムの放流が続いたりしてる。 いつもは冬場に現れるスズメさんも、このお天気で来てくれたのかなぁ。
いつも夕方になるとウツになる。 今までは、郵便が届くのが夕方だからだと思っていた。 あとで読めばいいのに、やることがこんなにあるって思いこんでいたから。
この頃は、そういう郵便物も一段落したのだが、やっぱり夕方になると気分が落ち込む。
今日は四十九日に出席できない方達へのお返しが届いたというお電話がかかってきた。 二つ目くらいで、どっときた。
もちろん届いていなかったら問題なのだけど、電話で励まして下さるのもありがたいことなのだけど。 続くと、気持ちがへたり込む。
夫の遺骨を抱いて、もうだめだよ〜って泣いていたら、また電話がかかってきた。 でも、届いたよの他に、普通の世間話や夫の思い出でもふっと楽しくなるようなことを話してくれて、楽しかった。
夫に泣き落としが効いたのかも。
遺骨をいつお墓に埋葬するか、今は考えられない。 一年くらいはとか言っているけど、もっと長くになるかもしれない。
まだまだ、気持ちの整理も何もつかない。
昨日はソファでうたた寝してしまって、食器洗い半分を朝にまわした。
銀行で、全部揃えて行ったつもりが、お兄ちゃんや娘の実印と署名がいる書類があったことが判明。 お盆過ぎまで、だめだなぁ。
時間が余ったので、郵便局に用事しに行った。
お昼から、おばあちゃんとお布団を買いに行った。 ついでに、夕食のお買いもの。
毎日、いろいろと用事はあるけれど、どうもまだフワフワした感じが抜けない。
次男も調子が悪いとこぼす。 七月に入ったくらいからなんだそうで。 それに、夫が亡くなった時にメガネを握りつぶしちゃったので、少し曲がっているって。 早く言ってくれたら、メガネ屋さんに連れて行ったのに。 明日は定休日だよ。
お母さんが、ずっと忙しそうだったからって。 それは、ほんとのことなんだけど。
精神状態に関しては、今月中に主治医の先生に予約があるので、先生におまかせするしかないなぁ。
今日、またエアメールが来た。 英語はダメだって言ってるのに、しつこいなぁ。 会社と対応してくれるはずなんだけど。
おばあちゃんにちらりと愚痴をこぼしたら、あなたがしっかりしてないと、全部だめになると言われた。 だけど、どうやって生きて行ったらいいのかわからない。
毎日、やらなければいけないことをするようにしてるだけ。 愚痴をこぼすのは、自分の主治医の先生だけにしないとダメみたい。
次男の更新の手続きのために、検査をすることになって病院へ行ってきた。
いつもの無愛想次男だが、頑張って検査を受けたらしい。 本人、ハイテンション。 でも、無愛想。
待ち時間の間、本の雑誌を読んでいたのだが、途中で眠くなってしまって居眠り。 持ってきたお茶を飲んで、目を覚ます。
この頃は、夫の写真を入れたミニアルバムを持ち歩いている。 携帯で見るよりも、こちらの方がゆっくり見られるし、気持ちも落ち着く。 やっと、写真を見ることができるようになってきた。
検査は遅い時間だったので、今日は手抜きご飯。
夫が亡くなってから、さまざまな手続きに追われた。 郵便でのやり取りも、とても多かった。 そんな中で、郵便の事故に遭ってしまった。
保険の書類だって、書留など使わずに出していたから、夫の会社への提出する物も書留ではなく出した。 とても大事な書類が入っていた。 そして、郵便局の人の応対はいいものではなかった。 口先ばかりで、結局はわかりませんでしたの一言で終わり。
今まで生きてきた中で、初めて遭遇した郵便事故。 出したシチュエーションも、時間も場所も何もかもわかっているのに、届かなかった郵便物。 手続きのすべてをノートに記録するようにしていたので、出した日にちも中身もすべてわかっていたのに。
再発行のために、病院に行かなくてはならなかった。 病院に行くこと自体が、とても苦痛だった。
そんな中で、次男のことで書類を送ることになった時に、書留という方法もあったけれど、(実際、その後の郵便物のほとんどは簡易書留にした)直接届けるという方法を取った。
とても大事な書類だったから。
大事な書類は、書留ということを今までしなかったわけではない。 けれど、今回のことはとても大きく心に残った。
普通郵便に損害賠償はない。 今回の紛失されたものは、賠償できるようなものではなかった。 お金で換算できるものとは違うから。 だけど、失われた信用、もう一度行わなければいけない労力。 ギリギリの精神状態で生きている者にとっては、とてつもなく大きな負担だった。
見つかりませんでしたの一言で片づけられるのだということを、認識した。 そこには、責任も謝罪も、何もなかった。
夫が五月十六日に亡くなって、今日が四十九日だった。 まだ信じられない気持でいる。
嵐に巻き込まれたように、いろいろなことをしなくてはいけなくて、それは今も続いている。
夜、次男が慌てて部屋に飛び込んできて、ベランダに出てと言う。 空に満月が出ていた。 雨降り続きだったのに。 夫は釣りが好きだったから。 今日は大潮だったんだね。
明日は、片づけをして、お参りの方が見えることになっているから、明後日から遺骨を私の部屋に置かせてもらう。 夫が好きだったみんさー織りの敷物も買ったし。 明後日から、もっと一緒にいられる。
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