しそ摘み日記
akajiso



 マイ・オフィス

 部屋の模様替えをして、台所の一角にパソコンを設置し、そこを私のオフィスとすることにした。
 在宅の原稿書きの仕事をしたり、ホームページで発表する小文を書いたりする、専用のスペースだ。
 今は、ほとんど経済活動の伴わないオフィスだけれど、これからどんどん仕事を増やしていって、仕事部屋を借りられるまでになりたいものだ。
 いや、仕事用に軽井沢に丸太小屋を買おう。

 そこで何書くんだ!

 暖炉に薪をくべて、
オレンジ色の炎の灯りを浴びて、
あぶった厚切りハムをかじる。

 そういう人たち、どこかで見たぞっ!!

2002年09月30日(月)



 ホワイトチョコ地獄

 じじばばが、昨日、2泊3日の北海道旅行から帰ってきた。
土産は、ホワイトチョコ山盛り。
 その量たるや、家族全員の血糖値を速攻で急上昇させるに足るものであった。

 そして、どこの家庭のじじばばもそうであろうが、
「このセンスは・・・(T_T)」
という怪しい土産物の数々・・・

 キタキツネのTシャツ・・・非常にマイナーな感じのキツネだ。しかも前回の北海道旅行でもまったく同じものを買ってきた!

 鉛筆型の消しゴム・・・北海道まで行ってなぜ!

 木彫りふくろうのキーホルダー・・・よくできてる。しかし、他の観光地でも同じ物を見た気がする!

 しかし、遠くまで行って、重い荷物になっても
旅先で子供たちのことを思って買ってくれたことはありがたいことだ。

 でも、私が実の娘だから苦笑しながらもありがたがっているのであって、お嫁さんにこの攻撃はキツイぞ。
 息子一家には、なにげに現金をプレゼントするのですよ、じじばばっ(@_@)
 

 

2002年09月27日(金)



 アリンコ来るよ!

2歳の四男が食べ物をこぼしたりした時に
「早く拭くんだ! アリンコ来るよ! 早く早く!」
と、私はいつも言っていたのだろう。

 四男が私に何かを要求するときに、
「お母さん、早く○○してよ! 早く! アリンコ来るよ!」
と言っていた。

 「アリンコ来るよ」は、
「早く」のかかりことばだと思っているふしがある。

 そう言えば、小学生たちが朝、
だらだら支度をしていたら、四男が、
「早くしたくしなさい、アリンコ来るよ!」
と言っていたことがあった。

 もたもたしてるとホントにアリンコがいちいちやって来たとしたら・・・

こっえ〜〜〜〜〜っ!!!

2002年09月25日(水)



 ゾーゲコン?

昨夜遅く、夫は帰宅するやいなや、
キャラメルアイスだのホワイトチョコだの
私の好物を渡してきた。

「どしたの?」
と聞くと、今夜は私らの結婚12年目だと言う。
へーーー。
そら、全然シラナンダ。

 12年目は、
「象牙婚」
というらしく、夫は、象牙の根付とかを店で探したらしいが、なかったらしい。
あったとしてもヤツの小遣いでは高くて買えまい。

 象牙か・・・

 そういえば、象牙な感じはしてきたぞ。
 何か、継続は力なり、みたいな、
貴重な感じがしてきた。

 夫が甘味と一緒に私に手渡したのは、
職場で作ったとおぼしき象のイラストの小さなポスター。
大きな文字で
「12年間 ありがぞう」
と書いてある。

 感動できなかった・・・(*_*)
寒かったの・・・(T_T) 

2002年09月24日(火)



 はやいぞ9月

なにっ!
もう9月後半かいっ!

うそっ!
早っ!

そういや明日はガッコの運動会、
あさっては幼稚園の運動会、
2週間後はいとこの結婚式かよっ!

こんなペースじゃ、
あした還暦だわっ!

2002年09月21日(土)



 M氏への手紙

(前略)

 さて、私のほうですが、
数ヶ月前より地元情報誌の記者の仕事を始め、
今日は、3つも掛け持ちの取材で、へとへとです。

 1つ目は、住宅地の真ん中で
夫婦でやってる宝石の直し屋さんで、
良心的な料金で、親身になってお客様に接しているのがわかり、
いい文章を書いて、1人でも多くのお客様を呼びたいな、
と思いました。
 その店は、儲かっていないのが明白な店なのですが、
取材しているうちに、ご夫婦とすっかり打ち解けました。
 
 2つ目は、物凄い熱血中華屋で、ここは大変でした。
 以前ずっとそこを担当していたライターがいるのですが、
「あの人の文章ではダメだ」
と、ご主人から「チェンジ指令」が出たらしく、
私が急きょ呼び出されました。
「もっと劇的な文章を書いてくれ」
「あかじそさんがどんな文章を書くか、お手並み拝見だな」
などと言われ、ものすごくプレッシャーをかけられましたが、
「旨い!」とか「絶対美味しい」などという断定的な表現が
広告上使えないという規定を説明し、
そういう規制だらけの中でも、工夫して熱い心意気を書いてみます、
と、言って帰ってきました。
 そこのご主人のルックスといい、喋り方といい、
なにせMさんそっくりで、
「おたく、下手な記事書いたらわかってるんだろうね〜」
なんてそっくり口調で言ってくるものだから、
「わかったわかった、タローちゃん」
と言いそうになりましたよ。
 あぶない、あぶない。

 3つ目は、脱サラのおじちゃんが自分で建てた小屋でやっている革製品のリペア屋さんで、
おじちゃんの、
「世の中金じゃないんだ」
「したい仕事しか受けないんだ」
「こだわりの生き方をしたい」
「でも自分のこだわりがまた、ストレスの元となっている」
なんて話を1時間も聞かされて、結構疲れました。

 2軒目の中華屋では、腹いっぱいだったのに
「旨いもの食わせてやる」
と、強引に坦々麺とギョーザと鳥の本格から上げを出されました。
 最後の汁の一滴まで味わえ、と言われ、
笑顔でゲプゲプしながら(旨いんだけど満腹で泣きながら)
完食しました。

 一日がかりであちこち取材で回りましたが、
報酬は、ほんのちょぴっとです。
 でも、こうやって毎日いろいろな職業の人たちと出会って
話をしていると、得るものが大きいんですよね。
 世の中をいろいろな角度で切り取って見られる面白さ。

 この経験は、私のかけがいのない財産だと思っています。
 お金ではない報酬をたくさんもらって、
もっともっと目の開いた人間になっていきたいと思って、
日々頑張っています。

(後略)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

 M氏は、私の大学時代の先輩で、
みちのくのカリスマだ。 
 オペラでイタリアと岩手を股にかける40代男性。

 私も埼玉と、どこか外国を股にかけたいもんだ。
 

2002年09月19日(木)



 アレルギー全開

四男と長男は、風邪で発熱と洟だらだら。
 で、夜中、長男呼吸困難。
 頓服のクスリ飲んでも
吸入してもダメで、
「息が吐けない」
と、泣きながらのたうち回る。

「あっ! そういえばあれが!」
と思い出し、生協で買った瓶詰めの「れんこん湯」と「梅醤」をお湯に溶いて飲ませた。

 30分後。

「息ができる〜」
と言いながら長男は寝た。

 すげえぞ、医食同源!
 すげえぞ、伝統の治療食!

 ふた瓶で3000円くらいしたけど、
呼吸困難治すたぁ、大したもんだ。

 安いもんだ!

 などと言っている私も、
最近鼻炎がひどすぎる。

 ああ、秋。
 秋のバカ!
 アレルギー全開になる秋なんて、
だいっきらいじゃあ〜〜〜!

次の日曜は運動会だけど、長男が出られるのかは、微妙だ。

 すぐ淋しくなっちゃう秋は、イヤン(*_*)


2002年09月18日(水)



 雨漏り

 8月の激しい雨の日。
 翌朝、
天井にたくさんの点々のシミが。

 9月に入ってからの風の強い雨の日。
 翌朝、
天井に、ささーささー、と、
たくさんのラインのシミが。

 部屋まで水は垂れてないけれど、
これって雨漏りじゃん!

 知り合いのつてで、瓦屋さんに来てもらう。

 瓦はずれてもいないし、外れてもいない。
でも、瓦と瓦の隙間に積もった埃に、雨が染み込んで毛細管現象で天井裏に垂れたのではないか?
 とのことだった。

 直すのにいくらかかるんだろう?
 不安だ。

 それにしても、今日来た瓦屋さん、
沖縄のシーサーみたいだった。
 めんそーれー、という感じだった。

 んなこと言ってる場合か。
 台風シーズン、もうすぐ到来なのによう!

 

2002年09月16日(月)



 だんだんいろいろ見えてきた

 生まれてこの方、
ずっといっぱいいっぱいだった私。

 まわりが見えなかった。
 自分が見えなかった。

 でも、最近、見えてきた、見えてきた。

 今までの私って、狂ってた。

 何もかも、自分の思うように行かなくちゃ気がすまなくて、イライラしまくったり、キーキー怒鳴ったり、しくしく泣いたり。

 なに支配しようってんだ?

 疲れるから、もっと気楽に生きろっての。

 10年後、20年後を考えろ〜。
 喧嘩しまくる子どもたちは、
今でこそ「悩みの元」だけど、
20年後の結婚披露宴では、
「あの頃はやんちゃで、どうしようもなかったですよ」
なんて楽しいエピソードと化しちゃうんだ。
 だから、今は、目の前のことに目くじら立てて子供をギュウギュウ締め付けるのはやめて、何にも動じない「ゴッド・ママ」していればいいじゃん。
 
 私の子育て時代、というより、
子供たちの「子供時代のフォトグラフ」を綴っている毎日、と考えればいいんだ。
 セピア色で、甘くて切ない、かけがえの無い日々を、
彼らの財産として残してやれるように・・・
彼らが大人になって、辛いことが何度も起きた時に、子供時代を心の支えにして元気を取り戻すことができるように・・・

 今という時期は、子供達にとって、いや、私にとっても、リアルタイムであると同時に「未来に感じるはずのノスタルジー」なんだ。

 がんばらなくていい。
 子供が憎くなるほど頑張ってはダメ。

 私は、子供達の人生の映画の、主要登場人物。
 セピア色の画面の中で、主人公に微笑み抱きしめる、甘く温かい母親の役。
 
 それでいいじゃん。
 おいしい役じゃん! 

 

2002年09月13日(金)



 市の基本健康診断

市の施設で簡易検査を受けてきた。

 心電図に身長体重測定、
眼底検査に、肺のレントゲン。

 検尿、検便、痰も提出し、採血もしたが、
排泄物(血は排泄してないけどっ!)
には、いろいろ情報が入ってるんだなあ・・・

 下手に外でウンコできないね。
 個人情報、漏れ漏れだよね。
 臭いとともにね。

2002年09月11日(水)



 全裸

うちの子たち・・・
みんな、幼稚園入るまで、
夏は、家の中では、ずっと全裸!

 着せても着せても、
気がつくと全裸!

 やっと全員、夏もパンツくらいははいてくれるようになったと思ったのに、今は2歳児の四男が全裸生活。

 カレーライスがチンコにぼちょっ!

 みたいな世界。

 もう秋だし、涼しくなってきているのに、
まだ、全裸をやめてくれない。

 この間は、半裸で買い物に行った。
 パンツ一枚はかせるのに、30分かかった。

 私だって、ブラジャーなんかつけたかないのにつけてんだ!
パンツくらい、はいてくりっ!

2002年09月10日(火)



 憑き物が落ちる

 秋風が吹くと、突然憑き物が落ちるように心の色が変わってしまう。
自律神経の弱い体質の人はみんなそうなるらしい。
 季節の変わり目、特に秋と春には、みんな多かれ少なかれ情緒不安定になってしまうとか・・・。
 
 喘息の発作も、秋に集中するし、精神科の受診も秋が多いらしい。

 私が勝手に思うに、
(全然科学的根拠はないが)
夏は、暑くて暑くて、
脳は、体の調子を整えるのに忙しく、
小難しいことを考える暇がないんじゃないかしらん?
 で、少し涼しくなってきて、
体がラクになってくると、
脳は何だか暇になってきて、
心の隙間にいろいろと電気を走らせてみたりして、夏の疲れがたまった虚弱な人間に、不安や憂鬱を漂わせてしまう・・・とかね。

 涼しくなると・・・
淋しくなっちゃうんだよなあ!
 祭が終わっちゃったみたいな、
「ここからは人生の終盤」と線引かれたような・・・

 そして、反対に春になると、
じっとしていてバランスがとれていた冬の心が、勝手にもじょもじょ動き出してきて、で、バランス崩して落ち込んじゃう。

 秋は、要注意!

 淋しがり屋さんは、特にね!
 

 
 

2002年09月09日(月)



 むかつく〜っ(-_-)

 私は、過保護なのか?

 あれしろこれしろ、と私ひとりでキーキーと、いちいち家族に指示してる。
 
 で、
 
 子供も夫も何も考えないヤツになっちゃってる!
 
 言われたことを、5〜6回聞き流して、
「聞いてるの〜っ!!」
と怒鳴られてから、だらだら動く男達!
 
 自分の支度くらい、自分でしやがれってんだ!

 忘れ物したら、
「お母さんのせいで忘れたじゃないか!」
って、キレルなよっ!

 バカ野郎!!!!!

 自分のことは、自分の頭で考えろよっ!!
 人の頭使うなっ!!

 私だって容量の少ない頭で
自分のことだけで精一杯なんだっ!
 家族全員分の支度なんて把握しきれるかっ!
 
 ばかばかばかっ!!!

 もう、脳がパンクしちゃって死にそうだよっ!

 甘ったれ集団めっ!

 あたしゃ、もう、知らんぞ!!!
ぷんぷんぷんぷんぷんっ!!!(ーー;)

2002年09月05日(木)



 新学期

 2年の次男のクラスの役員なので、
朝8時前から教室で集金。
 まだ何も言ってないのに、2年生たちは、私にどんどんお金を持ってくるし、先生はまだ教室に来ていないのに、自主的に宿題や通信簿を提出している。

 なんだよっ!
2年生って、結構しっかりしてるじゃないか!
 うちの次男だけかい、オッペケペエは。

 家で何にもしないのは、親を舐めてるからじゃないのか?

 私も・・・
相当なオッペケペエだからな・・・

2002年09月02日(月)
初日 最新 目次 HOME