利き指

最近、私にとって最も使用頻度の高い指が右手の中指であることに気がつきました。たとえば電話やリモコンのボタンを押すとき、必ず右手の中指を使っているのです。
位置的に真ん中の指なので、バランスがいい…と無意識に考えているのでしょうか? それとも、一番長い指だから目標物に近い…という単純な理由なのでしょうか(笑)。
一般的には、人差し指…が多いのかな。どうなんでしょう? ちょっといろんな人に訊いてみたい気がします。
2005年02月27日(日)


短歌出身?

日曜日の新聞には“文芸”というコーナーがあって、一面を使って俳句や短歌などの入選作が掲載されています。
私が創作した文章で最初に活字となったのが、実はこのコーナーに掲載された短歌…だったりします。
短歌に凝っていたわけでもなく勉強をしたわけでもなく、たまたま思いついたものが短歌のリズムだったので、その一首だけを書いて送ったところ、なぜか採用されたのです。
あら、意外といけちゃうのかしら? などと調子に乗って(笑)、それから2,3週続けて投稿してみたのですが、その後はさっぱり…。選者の先生から「うちの会に入って腕を磨きませんか?」みたいなお誘いのお手紙が一度届いただけでした(苦笑)。
無欲の勝利…だったのでしょうか。
2005年02月20日(日)


言葉にできない

昨日、また関西の小学校で酷い事件が起こりました。
こういうとき、加害者となった子供の親というのは決まって「(子供の様子に)何か変化があったなんて気づきませんでした」と言いますが、ホントかなぁ…と疑いたくなります。
もしも毎日子供と顔を合わせていて、それで本当に何にも気づかなかったと断言するのなら、いったい何を見ていたのかと訊きたいです。

自分が子供だった頃を思い出すと、言葉で上手く伝えられないような感情が自分の中にあるとき、私はいつも態度で必死にアピールしたものでした。わざと乱暴な態度を取ったり、不安がらせるようなことを言ってみたり…。
今にして思えば、ずいぶん親不孝な娘だったんですよね。外見を派手に着飾ったり生意気な口をきくことだけが親を心配させるのではないとわかったのは、恥ずかしながらうんとオトナになってからでした。
私の場合は、いつも母親が目ざとく気づいてくれたので、そこから膝を突き合わせて「実は、ちょっとヤなことがあってさぁ」などと、泣き言なり不満なりを親に打ち明けることができました。結局何の解決にもならないこともたくさんあったけれど、親が自分のことをちゃんと見て、話に耳を傾けてくれることが実感できたことだけでも、たぶん私は嬉しかったしいくらかでも救われていたはずです。
それは、親が子を心配する気持ちにつけこんだ、甘えた、ずるい方法かもしれません。だけどそれは、子供から親に向けてのみ通用する、そしておそらくは子供から親に対してならば使うことが許される、非常事態宣言じゃないかとも思うのです。
そんな幼いやり方しか知らないくらい、まだまだ子供なのです。
2005年02月15日(火)


旅日記〜門司〜

今回の旅は、一泊二日。昨日はフグがメインで、今日は観光がメイン。
関門海峡を歩いて渡るため、「みもすそ川公園」へ。関門人道トンネルの下関口があるその場所は、壇の浦古戦場址であり、砲台跡でもあるのです。
今回旅したエリアには、源平、武蔵、高杉晋作…などさまざまな歴史にゆかりのある場所が点在しています。どのエリアも比較的くっついた場所にあってバスなどで簡単に回れますので、テーマを決めて名所を訪ねるというのも面白いかもしれません。
地上からエレベーターで55〜60mほど下りたところにある関門トンネルは、徒歩で約15分ほどの距離。半分よりもやや下関寄りに山口県と福岡県の県境を示す場所がありました。
無料ということもあってか(?)、上下ジャージのウォーキングスタイルで歩いてらっしゃる年配の方がけっこういらしたのが印象的。
トンネルの途中がガラス張りになっていたりしたら水中散歩みたいで楽しいと思うのですが、水圧その他で無理なのでしょうね。でも、トンネルならではの圧迫感もなく楽しく散歩できる距離でした。

トンネルの門司口を出たところには、和布刈(めかり)神社が。そこから門司港までバスに乗る予定だったのですが、次のバスまでかなり時間があったため、海沿いの「観潮遊歩道」をてくてく歩いてゆきました。
バス停の数でいうと5,6個分あるのですが、地図で見るほどの距離は感じませんでした。下関もそうでしたが、門司もこじんまりとした町なので、エリアどうしの移動はバス、それ以外は徒歩でのんびりぶらつくのに向いていると思います。
歩くのが苦手な方は、門司には人力車さんが待機されていますのでそちらをご利用ください(笑)。

門司といえば、「レトロ」…と、行ったことがなくても知識はあったのですが、長崎、神戸、函館…などこれまでに見てきた港町のイメージとは随分違いました。友だちとも話していたのが、「テーマパークっぽいね」ということ。
明治、大正時代に建てられた歴史ある建築物もあるのですが、複製されたり移築されたりしているからか、全体として眺めたときにイマイチしっくりなじんでいないような印象を受けたのです。
ここでも、私たちがまず訪ねたのは「門司港レトロ展望室」。こちらは何と黒川記章さんが設計された高層マンションだそうで、その31階に展望室が設けられているのです。
私たちが訪ねたのはお昼でしたが、夜だとライトアップされた町全体を見下ろすことができてステキだと思います。
港町にはよくある「○○発祥の地」。門司は、「バナナの叩き売り」発祥の地だそうです。それと関係あるのかないのか(笑)、お土産屋さんが並ぶ「海峡プラザ」の前には「バナナマン」なる人形が立っていて一緒に記念撮影している人がたくさんいました。バナナマンにタッチすると願い事が叶う…のだとか? 寒風吹きすさぶ港町を歩いているにもかかわらず、「バナナソフト」の看板につられてしまい、凍えながら食べていたおばかな私たち…(苦笑)。
昼食は、温かな室内を求め(苦笑)、三井倶楽部へ。
その後、ビール好きの友だちに導かれ(笑)、地ビール工房のレストランへ。ビール好きの友だちは季節のビールなど3種類を飲み、私はおつまみ代わりに頼んだ郷土料理の「さばの糠床炊き」なるもの(味噌煮より濃いお味)をおいしくいただきました。

来るときは徒歩で渡った関門海峡を、帰りは連絡船に乗って唐戸まで約5分の船旅。私たちは時間の都合もあってまっすぐ唐戸へ向かいましたが、途中で巌流島へ立ち寄るコースもありました。
おみやげには、フグのかまぼこやちくわ、フグの形をした最中、そしてバナナマンの携帯ストラップ…など、相変わらずウケ狙いのようなものばかりを買ってしまいました(笑)。
今回の旅のメインであったフグがおいしかったことは言うまでもないのですが、海峡を歩いて渡った…という初めての体験が私にとっては何より楽しい思い出となりました。
2005年02月10日(木)


旅日記〜下関〜

※今日と明日の日記については、ブログもあわせてご覧いただけるとよりお楽しみいただけるかと思います。※

この時期に旅をするならば、やはりフグ! …ということで、友だちと一緒に初めて下関を訪ねました。
彼女と旅をすると毎回いろんな面白い体験をするのですが、今回も新幹線に乗ろうとしたときから楽しいハプニングが発生。
指定券に記された車両の乗車位置にやってきたのは、何とグリーン車。「えっ、違うよね?」と動揺していると、車内アナウンスが流れてきました。
私たちが乗るはずのひかりレールスター(8両編成)が、JR側の都合で車両変更となり、ひかり(16両編成)に振り返られたのだそうです。「指定券をお持ちの方は、空いているどのお席でも自由にご利用ください」と言われても、超庶民の私たちは(笑)「いいのかなぁ」とびくびく。車掌さんに確かめて、ようやくホッとしてグリーン車で快適な旅をスタートさせたのでした。

続いて広島からこだまに乗り換えた直後、何と刑事さんが犯人を護送するために乗り込んできたのです。窓際に犯人、その隣に刑事さん、通路を挟んだ席に刑事さんふたり…。「犯人なのに指定席?」と、友だちは不満そうでしたが(笑)、自由席だと座れなかったりして大変なことになるのでは…(汗)。
サスペンスドラマのワンシーンに立ち会ったかのようで、ビビりながらも興奮してしまった私たちでした(おいおい…)。

下関へ着いたのは、もうあたりが暗くなってから。今日は観光はできないということで、駅前に立つ「海峡ゆめタワー」へ上り、下関の町を上から眺めることに。
シースルーエレベーターで上がった最上階の展望室は球形総ガラス張りで、世界初…なのだそう。143mという高さは、西日本一。東京タワー、梅田スカイビルに次いで三番目だとか。
夜になるとライトアップされるのですが、その色は月と日…だったか曜日だったか(すみません、曖昧で/汗)によって決まっているらしく、私たちが訪ねた日のテーマカラーは「青」でした。
小雨が降り始めていたのと夜だったこともあって見晴らしはイマイチだったのですが、武蔵と小次郎の決闘の地・巌流島はしっかり確認できました。船で渡ることもできるそうで、上から見る限りでは意外と小さな島でした。

ホテルに到着し、今回の旅のメインである「とらふくフルコース」をいただきます。下関では、幸せを呼ぶものとしてフグを「ふく」と呼んでいるのですね。
フグの皮とウニを和えたものなどフグを使った前菜から始まり、フグ刺し(ひとり一皿!)、フグのから揚げ、フグだしを使った茶碗蒸しや、フグの身が入ったお味噌汁(かなりこってりした白味噌仕立て)…ときて、締めはもちろん
フグ雑炊。もちろん、ひれ酒も欠かせません。一杯では物足りず、熱燗を追加注文して継ぎ足してまで飲んだという…(笑)。

夜は、温泉。ミストサウナでたっぷり汗をかき、「ああ、体内からフグのだしがでてゆく〜」などとお風呂の中で酔っぱらい二人が大はしゃぎ(笑)。
気になっていたサッカーの北朝鮮戦も、うまい具合に後半の残り数分…というところから見ることができたため、大黒の決勝ゴールをしっかりリアルタイムで観ることができましたv
2005年02月09日(水)


買ったつもり貯金

月々の出費の中で一番多いのは、間違いなく本代です。
文庫やコミックスはいいのですが、問題なのが雑誌代。というのは、立ち読みする時間がもったいなかったりめんどくさかったり(苦笑)して、ええい、それなら買って帰っちゃえ! …というパターンが多いからです。
ところが、古紙回収日が近づいて雑誌を整理する段階になると、本当に読みたい記事は一冊のうちほんのわずかだったりして、「なんでわざわざ買っちゃったんだろう、もったいない…」と反省することも少なくありません。
そこで今年…というか今日から、これまで何のためらいもなく買っていた雑誌の購入を見直し、もしも我慢できそうならば「買ったつもり」でその代金を貯金することに決めました。
もしもたんまり貯まったら(笑)、こちらでご報告しますね。いえいえ「もしも」なんてやる前から弱気なことを言ってちゃダメですね(汗)。
ちゃんとご報告できるよう、がんばります! 乞うご期待!
2005年02月02日(水)

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