2011年03月31日(木) |
冬の不倫デート16*お別れ |
自宅マンション前で『どうする?』って言われたから 「えっと、寄っていきますか?」と部屋に誘ってはみたけれど
山下さんは少し悩んで
『でもさすがに今日はもう時間がないから… 寂しいけど、ここでお別れだな。』
道の真ん中で、ちゅう。
「うん…そうですよね」
もう1回、ちゅう。
『なんか別れにくいな』と言って 少し離れてはまたキスをして抱きしめてくれる山下さん。
ちゅう。ぎゅっ。
うちも、離れそうになるタイミングでぎゅーっと抱きつく。
『どうしたの』 「…離れたくない。さみしい。。」
ちゅう。ぎゅうっ。
あまりに繰り返しすぎて、何度目かに抱き合ったまま苦笑い。
『困ったなぁ』と言いながら、 人目につきにくい駐車場の車の陰に移動し さっきまでより激しいキスをして、服の中に手を入れられて…
冬の札幌で深夜、しかも屋外なんて絶対に寒いはずなのに そんなの気付けなくくらいドキドキしました(//д//)
『…もっとしたいけど…いろんなしがらみがなぁ…』 山下さんがそんなことを残念そうに言ってくれるだけで嬉しい。
『下半身はこんなにしたがってるのに』って ジーンズの上から山下さんのを触るよう促されて また抱き合いながら、ふたりで一緒に照れ笑い。
その後も何度かキスして、抱き合って、離れて、またキスして、 というのをしばらく繰り返してから、やっとお別れをしました。
ド深夜とはいえ、自宅マンション前で何やってるんだか。。笑
帰宅後は「おやすみなさい」とだけメールをしてすぐに寝ちゃいました。
…あと1回だけつづく!
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2011年03月30日(水) |
冬の不倫デート15*タクシー |
しばらくはふらふらと自宅方向に向かって歩いていたんですが 『やっぱりタクシーに乗ろう!』という山下さんの大人パワーで 深夜タクシーを拾い、帰ることに。
タクシーの中でも『もっとこっち寄りなよ』と言われ (言われて寄っちゃううちも悪いんだけど) 完全に寄りかかって腰を抱かれながら、移動。
あ、でもこの時の話題は就活のことでした。まじめ。笑
当たり前だけど車はすごく早くて 乗車から10分程度でうちの住むマンションの前に到着。
一瞬、うちだけ降りたら 山下さんはそのまま自宅まで乗って帰るのかと思ったんですが、 お会計を済ませたら、山下さんも降車。
『さて…どうする?』
って、どうするもなにも…(´д`;)
つづく!
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2011年03月29日(火) |
冬の不倫デート14*ビルの陰で |
店を出たらその場でバイバイ、かと思いきや 『大丈夫?タクシー乗るか?』と心配してくれる山下さん。
「札幌の街なら方角さえわかれば大丈夫ですっ(・`ω・)v」 とうちが勝手に歩き出したら そのままうちの隣を一緒に歩いてくれました。
「そーいえば、U先輩にこんなこと言われたんですよー」
手をつないで歩く帰り道、転がしちゃえ云々のメールを見せる。
『じゃあ転がしてよw』 「でもやはりうちには無理でした…結局今日も勝手に転がってるし…(´ε`;)」 『あゆみは転がされたいの?』 「ん、それはお好きにどうぞーw」 『そうかそうか…』
そう言いながらすぐそばのビルの陰に引き込まれて、キス。 さらに服の中にも手を入れてくるから、ついつい声が出ちゃって 屋外にも関わらずしばしそういう雰囲気。。
『これ以上すると止まらなくなるからな』 という山下さんの言葉で照れ笑いしながら服を整え、 何事もなかったようにまた歩き出しました。
つづく。
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2011年03月25日(金) |
冬の不倫デート13*奥さん |
話して、飲んで、いちゃついてーを繰り返していたところで 突如山下さんのケータイに、奥さんから着信!
んーと、とりあえず静かに待機っ(>x<;)
うちに背を向けて少し話した後、 『…じゃあまた帰る頃に連絡するから』と電話を切る山下さん。
『あのさ、今、何時だか知ってる?(^_^;)』と言われて ふと時計を見たら、この時点でなんと1時過ぎ! 余裕で終電の時間を越えていたのでした。。 そりゃ電話もくるよね(´д`;)
「そろそろマズいですかね?奥さん、お迎えに来てくれるんですか?」 『うーん、まぁね…』
言葉を濁して、それから何事もなかったかのように 電話の前の話題に戻る山下さん。
うちは酔ってたし、その瞬間がとにかく楽しかったから 時間のことはなるべく気にしたくなかった。 少なくともうちからは言い出したくなかった。 山下さんがいいって言うなら甘えちゃおうというズルい考えでした。
それからまた、話して、飲んで、いちゃついて…
今度は山下さんのケータイに奥さんからメールが。 この時点で、なんと2時!(◎д◎;)
『さすがにそろそろ帰らないとマズいかなー…』と言うので お会計して店を出ました。 (2次会は奢ってもらってしまった!)
…が、話はまだ続きます。笑
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2011年03月23日(水) |
冬の不倫デート12*彼とのこと |
『そういえば彼とは最近どうなの?』
「えーと実は、山下さんをこの飲みに誘った時点では 近いうちに本気で別れようと思ってたんですよね。笑 なんか、彼といてもこれ以上自分が成長できる気がしなくて…」
『成長かー。相手に何を求めるかは人それぞれだよね。』
「まぁその後また色々あって考え直したので 今はまた落ち着いたんですけど…(´∀`*)」
『でもさ、今後どうなるかはわからないんだから、 今の彼は今の彼で大切にするとしても 他の人を考えてみるってのもありなんじゃないかと あゆみを見てると思うけどね』
…ここでまさかのガチアドバイス!!?(°д°;)笑
今考えると山下さんがなぜこんな話をしたのか謎なんですが、 おそらくこの頃には2人ともすっかり酔っ払っていたので 話の流れもめちゃくちゃで話題選びに脈絡はなく、 内容としても結論を出すとかなんとかではなく ただただ思いつくままに 自分の考えを言葉にしていたのかなーという気がします。
てなかんじで、つづく。
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2011年03月22日(火) |
冬の不倫デート11*選択肢 |
『選択肢は3つだよね。 ひとつは、お互い今の相手と別れる。 ひとつは、お互い知らんぷりしてなかったことにする。 ひとつは、今の相手との関係は変えずにこうやって仲良くする。 …どうする?』
「んーと… たぶん冷静にというか社会的に考えたら2番が正解なのはわかるんですけど… でも、気持ちとしては、3番ですよね(´ω`;)」
『彼のことは好き?』
「好きですよ。山下さんのことは、彼の次に、1番大好き。笑」
『なんだよ、それ完璧に都合が良い奴じゃん(笑) まぁでも確かに、俺はあゆみのことが好きだけど 結婚もしてるし、気持ちの全てを受け止めることはできないから 俺としてもあゆみには彼がいてくれた方が安心だな。』
山下さんはさらりと言うけど、 好きって言葉にされる度につい心のどこかで喜んでる自分がいて
やっぱり "また会いたい" という気持ちになっていったのでした。
つづく。
**********
…ってか選択肢のひとつめって、その場では軽くスルーしてたけど どう考えても存在しちゃいけない選択肢ですよね…?(・д・;)
こういう些細なことで 「あれ、もしかして山下さんて本当にうちのこと好きになったんじゃ!?」 なんて一瞬期待しちゃったりもしたりしなかったり、でしたw
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2011年03月21日(月) |
冬の不倫デート10*上半身と下半身 |
はじめに、日記と近況。 3月11日(金)に大震災がありました。
東北を中心とした東日本各地で大きな被害が出ていますが、 うちは北海道にいて、元気です。 家族は関東と道東にいますが、こちらもおかげさまで全員健在です。
だから、この日記も今日からまた更新を再開したいと思います。
この日記で誰かを励ましたり楽しませたりなんてことはできないけれど やっぱり自分が"普通に"暮らしていくためには こういう場所での適度なガス抜きも必要だと感じているので…
今後も変わらずお付き合いいただければ幸いです。
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ふと身体を離して、少しだけ照れくさそうな顔をして 『今日ホントは少し、"そういうこと"に至ってもいいかもと思ってたんだよね』 とか言い出しちゃう山下さん。
『あゆみのことがどうでもいい存在だったら、 本当にすぐにでも"御休憩"したいんだけど、』
うんうん
『でもあゆみのことは好きだし、 某団体も含めて長い付き合いでいたいと思ってるから、 大事にしたいというか、安易にそういうことするわけにはいかないなって。』
え、なんかてれる。笑
『しちゃった後にあゆみやその周りの人に与える影響を考えると これからも今と同じような関係でいた方がいいのかなと思うんだよ。 彼のことも全く知らないってわけじゃないしさ…』
おぉ、まさかそこまで考えてくれているとは。。
『…というのが上半身の考え。 でも下半身はすごく"御休憩"したがってる(笑)』
酔っ払った様子で手を出してくるだけじゃなく こんな風に言葉にされちゃったら 山下さんの全部を信じないわけにもいかなくなるし
結局うちは遊ばれてるのか?好かれて大事にされてるのか? 簡単には割り切れなくなってきちゃいます。。
つづく。
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2011年03月10日(木) |
冬の不倫デート9*いちゃいちゃと |
山下さんに『ちゅーして?』と言われたら 「ダメです!!」と、きちんと答えてはみるものの
肩を抱いて引き寄せられたりすれば なんだかんだ言いながらすんなり接近しちゃうので どさくさに紛れてキス…というか唇なめられた!笑
その後も
おつまみのフライドポテトでポッキーゲームしてみたり
背中の方から服の中に手を入れられて、ブラジャーのホックをはずされ カウンターの陰でこっそり胸を揉まれたり
同じく背中側から、今度はジーンズに手を入れられて 『ちょっと腰浮かせてみて?』とか言われたり
基本的に山下さんがやってくることがおかしいとは思うんだけど それを拒まないうちも明らかに悪いよなぁ。。
カウンター席の端っこで、近くに他のお客さんはいなかったとはいえ 背後のテーブル席には何組も人がいたわけで…
それにカウンターの向こう側には もちろん忙しく働く店員さんがいたわけで…
なんか色々と反省っっ(>д<;)
体を触ったりすることについては 一応「公の場では嫌です!」と言い続けてはいたんだけど それに対して『じゃあ"御休憩"行こっか?』と言われちゃうと 決して拒むことはできない…
変なところで嘘がつけなくてごめんなさい(´_`;)
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2011年03月09日(水) |
冬の不倫デート8*指にマヨネーズ |
盛り合わせになったおつまみから枝豆を取ろうとした拍子に フライドポテト用のマヨネーズに指が触れてしまった山下さん。
『指にマヨネーズついちゃった』
最初はおしぼりで軽く拭いてあげたんだけど、
それでも山下さんが指をうちの目の前に出して じっとこっちを見つめてくるから
そっとくわえて、舐めてあげる。
『唇やわらかいね』 嬉しそうに笑う山下さん。
何と言っていいかわからず 「ありがとうございます」 とか照れちゃう自分。
…そういう雰囲気の始まりです。笑
つづく。
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2011年03月08日(火) |
冬の不倫デート7*山下さんの気持ち |
『それに俺もあゆみのこと好きだから、誘われて断るのは無理だなぁ』
「…えっ(//д//)」
『困ったね』
「そ、そんなことさらりと言えちゃうなんて、さすがプレイボーイですね!」
『いつも言ってるけど俺、みんなが言うほどは全然遊んでないよ(笑) それにそんなに簡単には、人に好きだなんて言わないよ』
「…信じられません(-_-)笑」
『確かに、元々なるべく人のことを好きでいたいというか 誰のことも嫌いにはなりたくないとは思ってるけど、』
「あぁ、博愛ですね!(・∀・)b」
『それで自分のことを好きだって言ってくれる人なら なおさらこっちも好きになるし… うん、やっぱり俺はあゆみのこと好きだよ。 博愛とかじゃなくてね(笑)』
つづく。
**********
書いてて思ったけど、明らかにうちが告白したのは間違いでしたよね。。 うちが告白もせずにちゃんと自分で我慢することができたら こんな展開にもならなかったはず。
なにはともあれ、散々素敵だなと思っていた相手にここまで言われて その優しさに甘えずにいられるわけもなく、 うちはまた山下さんの掌の上で転がされてしまうのでした。。
(511521)
2011年03月07日(月) |
冬の不倫デート6*好き |
山下さんにもすっかりお酒がまわった頃、 ついにうちの"失恋作戦"決行の時がきました!
(ここからしばらくは、ほぼ台詞だけ書いておくので その言葉の真意はテキトーに汲み取ってください。 というかうちもわからないので、わかる方はうちに教えてください。。笑 記述としては「うち」と『山下さん』です。)
「あの、お願いがあるんですけど… 今後はうちと2人で飲むの、断ってくれませんか?」
『えー、でもいつも日時を指定せずに誘ってくるじゃん。 あの誘い方じゃいつかは時間ができるわけだし、断りにくいよ(笑)』
「誘う時はホントに会いたいからそういうメール送っちゃうんです。。 でもそこは気にせず冷たくふってください! じゃないとうち、山下さんのこと好きになっちゃう。困る。」
『困るの?俺もあゆみのこと好きだよ?』(にやにや
「そういうんじゃなくてっ これ以上好きになったら、ホント勝手にヤキモチとか妬きそうで、嫌!」
『なんだよそれー。今は好きじゃないの?(-ε-)』
「いや、だから、好きだから困ってるんですってばー。 例えばこうやって飲みに行ったら、その後しばらくの間、 大学にいても何してても山下さんのことを考えちゃったりして、 でもその間も山下さんはうちのことなんて考えてないんだろうなって思ったら すごーく寂しくなったりして… そういうのはもう疲れちゃうから、嫌なんです(>_<)」
『そんなことないよ、俺だって結構あゆみのこと考えてるよ?』
…つづく。
(009421)
2011年03月06日(日) |
冬の不倫デート5*香水のススメ |
自分自身に手をかけている人は魅力的、というような話をしていた中で 山下さんに薦められたのが、香水をつけること。
『実は俺も、ずっと使ってるのがあるんだよねー』と言うので 手首の辺りを嗅がせてもらったら、確かに山下さんの香り!
『自分が気に入ってる香りでもう何年も使ってるけど、 つけてることを人に話すのは初めてくらいかも』 なんて、またうちを喜ばせるような言葉も挟みつつ、
(「こんなこと話せるのは君だけ」なんて単純なパターンで 喜んじゃううちは簡単すぎるんでしょうか…?笑)
周囲の人にはっきりとは気付かれなくても、 無意識に自分を印象づけることができるし 一番は自分の気持ちの問題なんだよー といったことを話してくれました。
さらに『彼と一緒に選びに行くといいと思うよ』と お店や、おすすめの商品なんかまで教えてもらっちゃった♪
"山下さんの影響で"って言ったら彼は少し嫌がるかもしれないけど、 彼と一緒に選んだ香りをいつも身に付けるって なかなかカップルっぽいなーなんて妄想してしまうのでした(´ω`*)
つづく。
(938421)
2011年03月05日(土) |
冬の不倫デート4*新しい出会い |
やっぱりお酒が足りない(←主に山下さんが)よね、ということで 2次会はすすきの駅近くのバーに決定。
カウンター席に通されて、初めは静かに飲んでいたんですが 10分くらい経ったところで突然、 隣にいた外国人男性2人組が話しかけてきた!!
そしてそんな人達と明るく喋っちゃう山下さん!!(>д<*)
シャイで人見知りで英語の苦手な自分から見たら そんな山下さんはキラキラと輝いていました…☆(言い過ぎ。笑
自己紹介とか札幌の話とかお酒の話とか、 15分間くらいは4人で喋ってたかな? オーストラリアから来たという男性2人は 一通り盛り上がった後、とても楽しそうに帰ってゆきました。
2人が去った後でこっそりと 『英語なんて喋ったの久しぶりだー、全然出てこないや』 と苦笑いする山下さん、
あんだけ喋っといて何言ってんだと思いつつ なんかもうかっこよすぎる…!o(//m//)o
つづく。
(217421)
2011年03月01日(火) |
冬の不倫デート3*2次会へ |
1次会を終えて、お会計。 山下さんは多めに出すって言ってくれたんだけど断ったら、 『じゃあ2次会はおごるよ』 …ってことで2次会に行くことが決定(´ω`*)
『どこ行こっか?飲み?カラオケ?』とか言いながら 大通からすすきの方面へふらふら。
この時、山下さんは薄めのコート1枚で寒がっていたんですが、 うちは既に酔いが回りきって全身から発熱していた割に 厚手のコート+マフラーと防寒はバッチリだったので、
信号待ちで止まったタイミングで うちが巻いてたマフラーを山下さんに貸してあげちゃいました。
『ありがとう、温かいね』と言いつつ うちの手をとって歩く山下さん。
…あの、知らないなら教えますけど、 コレ、手をつないでるって言うんですよっ!(//д//)o
つづく。
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