白い原稿用紙

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2009年11月30日(月) きっと気のせい

今月が今日で終わりとか
もうそんなの きっと気のせい。

今日が終わったら
今年があと一ヶ月とか
ぜんぜん 気のせい。

べ べつに 困ってなんかいないんだからねっ。

錯乱のあまりツンデレってみたわ。

…錯乱するほど困っているはずはないんだけど
時の流れがあまりに速すぎてたまに困ってみたくなるわ。

やりたいことがやりきれなくて
もう当分
シュミのひとつであるボーカロイドはおあずけにして
聴くだけでガマンしようかとか
あとちょっとで決心しちゃうところだったわ。
だって DTMって 慣れてないせいもあって
ものすごく時間がかかるんですもの。
さらに 動画までつけようとすると
時間がいくらあっても足りない上
新しいソフトの使い方も覚えないといけないとなると
人生もう一回欲しくなるくらい。

まだまだ 仕事の腕も満足できるものじゃないのに
遊んでる場合じゃ…と思ったんだけど

いや
やっぱり
違う世界の刺激も大事。
絶対大事。
脳が活性化すること間違いなし。
あきらめる必要もなしっっ。
という結論に達してみたわ。


別に 言い訳とかじゃないんだからねっっ。

たぶんね、
カラーが出来上がったので 気分が灰になって…

ぎゃあああああ
違うわっっ 真っ白な灰になってどうするの。
ハイになってるのよー ハイに。

もう何でもできるような気分になってるのね。
空でも飛べそうよ。

そんな素晴らしいカラーが出来たわけじゃ決してないんだけど。
時間があったので とっても楽しかった♪

でも
デッサンや バランスの狂いって
どうして色を塗ってから気がつくものなのかしら。

今回も 色を塗ってからデッサンもバランスも直す直す。
どうして下描きの段階で、
いやせめて ペン入れの段階で気がつかないものか。
直しても直しても 気に入らない。
こんな時
いくらでも直せるデジタルでよかったと思うべきか
よくなかったと思うべきか。

なかなか
コレでよしっ 終わりっっ って決心がつかないのよー。

だから 終わり って覚悟したらあとはもう見ない。
荷造り圧縮して送り出しちゃう。

どきどきどきどき。
なにも問題もありませんようにー




2009年11月29日(日) 充電期間突入の予感

充電期間といっても
別に お仕事をお休みするとかそういう意味では全然なく。

昨日 突然むらむらと

本屋に行きたい!

と思い立って 隣の駅のちょっと大きな本屋さんへ。

まあないだろうなーと思ってた素材集も結構見つけて
もう手当たりしだい
何の我慢もせず買いあさる




PC用の素材集は
いわば スクリーントーンを買うようなもので
本というより 画材に近いけど。

なんだか
今 いろいろ吸収したい欲にかられている感じでする。

あたくしってば
描いたり作ったり 
どちらかというと出力することばっかりが好きで
本を読んだり映画を見たりという
入力することにあまり意欲的でないのです。

これは物書きとして とってもまずい感じ。

数年に一度
猛然と入力作業をしたくなることがあって
その時に
おなかがすいた猫ががつがつ食べるみたいに
いっきに何かを入れようとするのです。

それで数年もつほど 入力できるわけじゃないけど
なにもしないよりは役に立ちますとも。

とりあえず 今のあたくしに早急に必要なのは

画力




ほんとにまったく
何十年やっても 上が遠すぎて見えない(;@∀@)
必死でつけたわずかな画力も 油断してるとすぐ落ちる。

今はちょっと
手癖で描いちゃっているようなところがあるので
また きっちり基礎からせめて自分が納得できるデッサンを。

やらないより やるほうが何十倍もいいものなのよー
…と自分に言い聞かせる。

かっこいいスーツの男性には萌えるのに
自分で描くのはヘタ…
って悲しすぎるわよね。

がんばりまっす いろいろと。


2009年11月27日(金) 来し方

反省はしても後悔はしない

をモットーに生きていますが
最近ふと

宝くじ100億当たったら何に使う〜?
というあほらしい妄想と同じレベルで

人生やり直せるとしたら
どの次点からやり直す?

と妄想を繰り広げることがあります。

そりゃ分岐点はいろいろあっただろうけど
欲張って行き着く時空は
本腰入れて漫画家になろうと
父親の反対を押し切って家を出た19歳のあの日に。

おおきな変化が欲しいわけじゃなくって
ここまで歩いてきた道を
もうちょっと要領よく歩いてこられたらどうだったかと。
ちょっとしたマイナーチェンジでいいの。

今の人生にまったく後悔はないから。

でも あの頃かましたへまの数々とか
ばかやって 友人と喧嘩別れとか
あの人を信用しちゃいけなかったとか
あれさえやらなければ あの人はもっと違った道があったかもとか

今となっては後悔してもしょうがないので考えない
たくさんのことが
もし やり直すことが出来たなら
どんな人生になったかなー と思ってみたりしないこともないのです。

もっと要領よく 無駄も省けて
やるべきことをさっさとやっていたなら
今頃漫画ももっとうまくなっていたはずっ。

でも ちょっとの違いで
今知り合えた友達や知り合いの誰かと知り合えなくなったとしたら
とってもいやだから
やっぱり やり直さなくていいわ。

過去を振り返るより
未来を考えるほうが断然たのしいし。

とりあえず目の前のカラーの締め切りのことを考えるのよー。

あとちょっと。


2009年11月23日(月) 突然思い出

走馬灯のように昔のことが思い出され…

るわけでは別になく
突然デビュー前の編集さんの言葉を思い出しました。

少年誌に持ち込みに言った時の編集長のお言葉。

「あなたの作品は
少年漫画としては線が弱すぎるし
少女漫画としては強すぎる」

……線だけじゃなく 内容もどっちつかずの中途半端で
デビューできそうな本を探すのは大変でしたっけ。

そんな中途半端な漫画を作りながら
よく 今まで漫画家として生きてこられたものだなあと
時々 自分をほめたやりたいような気が
しなくもないこともあるかもしれない。(くどいわ)

そして その言葉を発した編集長の漫画誌で
デビュー後 描くことになろうとは人生って面白い。
たぶん編集長は 私を覚えていなかったと思うけれども、
そのその少年誌でがなくなるまで
描かせてもらったのでした。

なんでそんなことを思い出したかって
やっぱり今も 
どっちつかずな気がするからでございます。

ハーレクインという
女性向けまっしぐらなロマンス漫画を描かせていただいておきながら
自分の漫画は ちゃんと女性に受け入れられているのかしらん と。。
心によぎる一抹の不安をふりはらいふりはらい
ちぎって投げ なぎ倒し 押し倒し
いや 押し倒してどうするの。はしたない。

でも実際のところ
好きな相手を押し倒すくらいの勢いの女の子が好きです。

これってあんまり王道なロマンスじゃないかもと思わなくもないです。


とにかくもうちょっとこう…
女性がわくわくするような
華やかな画面を描けるようになるのを目標に
精進していく所存でございます。

画像は
日記と何のかかわりもない 我が家の小人さんたちを。




2009年11月06日(金) ひとり反省会

漫画描きの中には
前の作品が印刷されて上がってきたのを
すぐに見られないタイプの人が けっこう居ますが
あたくしもそのひとりで。

なぜ見られないかといえば
反省点が多すぎて
おそらく凹んで次の作品へのモチベーションが下がるからです。

ネームに関しては
かなり妥協せずにつめていると思うんだけど
そのせいで 絵にかかる時間が押してくるわけでございまして
けっこうじっくりしっかり
あんなに苦労して描いたのに
…と思うのに なんだか反省点ばかり多くて困るのよー

微妙なバランスになっていたり
画面を黒くしすぎまいとするあまり白すぎたり
トーンがはみ出していたり
貼り方がざっぱだったり
線がよれてたり 重なってたり
下描きレイヤーが印刷されちゃっていたときなんか
どうしようかと (;∀;)

もう デジタルに移行してから
1000ページ近くは描いていると思うの。

なのにまだ いまひとつ 慣れないというか。。。

でも考えてみれば
紙に描く漫画だって
デビューするまでに1000ページ以上は描いているし
デビュー後も 反省点ばかりだったわよね。

デジタルにして
ゼロからやり直しとまではいかなくても
10か20くらいからやり直しにはなっていると思うのっっ。
(↑自分に言い訳)

また 上を目指して上っていく目標が出来たわけだから
がんばるわっっ。



と 気を取り直して
先月出た 【砂漠の楽園】をようやく開きました。
ままm まさか 出てからすでにひと月たってしまったとは。。

どうも デジタルにしてから
表情が思っているように出せてない気がするわ。
これはたぶん 微妙なペンさばきが
アナログペンと違うせいね。。

あと でかい失敗が (;∀;)

キャラクターの一人の髪の毛
トーンとベタと間違えたわ。
それも隣のコマで。
よりによってなぜ隣のコマで。

話の運び上 別人とは思われないと思うけど
我ながらわけわからないわ。

眠かったのかしら。

読んで混乱した人がいらっさったら
ごめんなさいごめんなさい
以後気をつけます。
気をつけてもやっちまう気はするけど。

こういう時
アシスタントさんが居たら 気がついてくれたかも、
と 独り作業をさびしく思ったりもいたします。

基本的には
何から何まで一人で描きたいタイプなので
アシさんが居ないのは辛くはないんだけど
やっぱり時々
わいわい言いながら
楽しく作業していた頃を思い出します。

120ページ超えとか
140ページ超えとかをひとりでこなすには
ネームから 三ヶ月は閉じこもることになるので
なんだかすっかり 社交性が抜け落ちそうですわ。




ともかく
次の作品に黙々と取り掛かっていますが
今回からは モニタがでかいのよ!
前に使っていたモニタより倍以上でかいので
失敗が減ると信じておりますのっっ。

お願い 減って。

ただ でかすぎてこまかいあらが見えすぎて
ものすごくペースが落ちてます。
締め切りまで余裕があるからいいようなものの
今回の作業で このモニタに慣れて
次の作品では ペースをあげなければ。

今の遅さでは
シュミで漫画を描く時間がとれませぬ。

ファイトー自分。


あら なんだか反省が甘いわ。




2009年11月03日(火) ひっそりとTwitter

最近 ついったを始めました。

お仕事関係でPCは一日中つけっ放しですが
なかなか 長い日記を書く余裕とかがなくて
ぶつぶつつぶやいてみています。

最近日記ないけど なにしてんのかしらって
気になってくださった方は
こちらで生存確認してくださいましー。

サイトの更新が出来るようになったら
サイトのどこかからリンクしますが
今はひっそりここからリンクです。

http://twitter.com/maritoai





藍まりと |MAILHomePage

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