2002年06月28日(金) |
まだ これから修羅です(TT) |
御無沙汰しております。
なんでやねん、とか
つっこみたくなるようなこの時期に来ての寒さに
とっても素直に風邪をひいて
お仕事の予定がずれまくり。。。。
最終的に どうしようもなくなるほどの
スケジュールではないので
腹を決めて 寝狂っていたら
いつのまにやら もう月末。
ずれまくった予定を
アシちゃん達と相談していたら
なんだか あたくしって
なんて幸せなのかしらと
しみじみと感激してしまいましたの。
アシスタントさんという職種の人には
お願いするようになってからより
自分もしていた 同業者としての方が
たくさんの人と会っています。
そりゃもう
いろんな方がいらっしゃいますのよ、
とてもここには書けないような
数々の伝説の人とか。(悪い方向性で)
気持ちよく一緒にお仕事できる
アシちゃんに巡り会うのが どんなに大変か、
そりゃあもう
結婚相手を選ぶぐらい慎重にならないと。
ずれまくる予定をものともせず、
他のスケジュールと相談もしながら
こっちの都合をあれこれ考えてくれるアシちゃんズと
電話やメールをしまくった今日1日。
申し訳ない事に
なんかものすごく幸せになっちゃいました。
めちゃくちゃアシ運がいいなあ、あたくし、と。
みんな友人の紹介なので
あたりまえといえばあたりまえなんですが。
人見知りなあたくしとしては
信頼できる友人の太鼓判ほど信用できるものは
ありませんわね。
自分のアシ時代、
大変だった事を思い出しては
そういう事だけはしないようにと思っていた
スケジュールの変更。
体調も整えなきゃ行けないし
他の先生の都合もあるし
ほんとに大変なことなのよ、
フリーのアシスタントにとっては。
専属でお願いできるほど甲斐性があれば
かなり問題は少なくなるんですけどね(^^;)
あまりアシちゃんズを困らせずに
平穏に お仕事が進められるよう
気張らないと。と
幸せをかみしめるとともに
心に誓ったのでした。
この場を借りて
アシちゃんズにありがとう〜。
昼まで起きていて、校正を終わらせ、
宅急便のおにいちゃんを呼んで
いらっしゃるまで一眠り…
と思ったら、だんな様が起きていてくれて
寝てていいよ とおっしゃるので
(こういう時だけ『様』付け…)
そのまま気持ちよく寝過ごして
お布団から出たのは 夜の9時でしたん。
でもマトモに朝起きてる期間は
「どうせいつまでもは続かない健全な生活。
せめて今は楽しみましょう〜」
とか余裕かましてるのに
夜にごそごそ起き出す
こういう不健全な生活の時は
「いつまで続くのこんな生活〜〜
このまま夜の女として生涯を終わるのかしら」とか
非観的(?)な気持ちになるのはなぜかしらん。らん。
どんどんずれて やがてはひっくり返ると
わかっているはずなのに。
ドコにあるの あたくしの体内時計。
それにしても 夜の生活はいつものことなのに
なぜこんなに 今回は気に病むのかしら…
はっ。
ワールドカップのせいだわ。。。。
三時からの中継に起きていられないからか…
なんて単純なの あたくし。
なんとか 試合のすきまの今
ひっくりかえしたいと
無意識のうちにあせっているのね。
無理だって…1日2日じゃ。
(自分に言い聞かせてるらしい)
会社勤めの方々だって
3時からの中継は見られないんだし。。
自分だけ見ようなんて いけないかしら。
さて とにかく 校正も終わったし
もう すぐにアシちゃんもいらっしゃるし
バリ仕事にかからないと激ヤバん。
と、気持ちはめちゃくちゃあせっているくせに
サイトの更新だなんて
なに アンバランスでアンビリーバボーで
まとはずれな余裕を 盛大にかましているのかしら。
いや、だって しばらく出来ないから…淋しいし
(自分に言い訳しているらしい)
そういうわけで
全力疾走でお仕事に戻ります!!
全力疾走といえば……ちょっと前、友達が
「あなたがつぶやく最期の言葉」という
占いページを教えて下さったんだけど…。
http://www.jah.ne.jp/~press/lastword/
占った結果なんだけど
死因が「走り過ぎ 過呼吸をこじらせ死亡 推定年齢:不明」
....だそうよ あたくし。
「現状のことに飽き足らず,常に何かを求め走りつづけているあなたが満足を覚える日はいったいいつのことやら。
そんなあなたが探し当てたものは、最期の言葉『つぼは花瓶にも骨壷にもなるよ』です。走りっぱなしのあなたは、実は地球を一周していたのでした!? バトン代わりのつぼが最期にはあなたの骨つぼに。そして、めぐりめぐって輪廻転生、つぼには花が活けられ、誰かに笑顔をもたらすでしょう。」
転生して壷、って アナタ。
壷って 壷って 生き物なの?
とにかく 過呼吸で死なない程度に お仕事疾走。
でも老衰して手が震えて
漫画描けなくなっても生きてるより、
全力疾走してるうちに死ねる方が 幸せかも。
…と思ってるあたくしは
やっぱり 過呼吸で死ぬかも。
2002年06月23日(日) |
お手洗いは我慢しないで |
夜があけるまでに
コミックス用校正を終わらせて送り出し予定。
青焼き段階での修正は
画面の汚れや、写植の打間違いのチェックで、
直したい箇所に赤ペンで修正をいれます。
でも
絵の方に赤を入れたくなって困ります。
あれだけ見直したのに〜〜ん。
そういえば、昔も
青焼きになってからでっかいベタ忘れを見つけて
泣いたっけ…と思い出にひたってしまったりします。
ほぼ一ページの大きさのアップの
髪の毛のベタ忘れでしたっけ。
本に載った時も 腰を抜かしながら
(よく抜ける腰だこと)
そういえば、ここのベタの途中で
我慢が出来なくなって おトイレに行ったんだったわ、
と思い出しました。
なのにコミックス修正の時も
やっぱりそこは修正を忘れたのでした。。。なぜ…。
今もコミックスを見るたび
ベタ塗りの途中で おトイレにいくもんじゃない、
と肝に命じておりますけど
だからすぐ 膀胱炎になるのよねえ。。。
さて
ちゃんとおトイレに行って
朝までもう一息っ!!ファイト〜〜!!
2002年06月22日(土) |
やほい原稿は娘か息子か |
…というお話ですが。
あたくし的にも「息子」のはずだと思いつつ
なぜ「娘」と表記するかといえば。
どういうわけか
作者のあたくしが 作品にとって
「母親」というより「父親」のような気に
なってしまうからなんですね。これが。
母親が娘を嫁に出す時は
それほど淋しい思いはしないことが多いそうです。
結婚しても娘は娘。
やがて自分と同じように母になり
自分の苦労もわかってくれるし。
やがては母の分身にようになっていくわけよ。
父親が娘を嫁に出す時の方が
淋しさ倍増なんですね。多分。
自分とは違う人間、性別。
どこまでいっても自分の分身にはなりえない。
一人前に育てて 嫁に出すのは嬉しいが
これで他の男のモノかと思うと…
ってな複雑な気持ちで つい
「辛かったらいつでも帰って来い」とか言ってしまう。
(ちなみにあたくしは父親にそんな事
言われた覚えはないですけど(^^;)…
あ、誰も聞いてないわね)
母親の立場で息子が結婚するのは
もうちょっと なんというか
複雑すぎるものがありそうでしょ。
よほどの人格で無い限り
死ぬまで嫁と息子を取り合うようなハメに。
父親と立場で息子が結婚するのは
もっとさばさばしてるような気がしますのね。
こういう考え方の元、
原稿を編集部にお渡しした時、
「娘を嫁に出した父親ってこういう気持ちなんでしょうねぇ」
としみじみ思ってしまうのでございますのよん。
ひとさまにもらって頂けるまでに
立派に育てたぞ、という満足感と
でもほんとに立派に育っているのか?という不安と
辛い事があったら いつでも帰って来い、という
未練たらしい気持ちと。
漫画原稿にとっての『辛い事』って
どういうことなのか知りませんけど。
自分の作品に対するスタンスは
まな娘を見守る まともな父親ぐらいが
ちょうどいい。
という気がいたします。
それでつい、「娘」と言い、
「嫁に出す」と言ってしまうんですね。
「いい編集部にもらわれて
読者にも大事にしてもらえよ」
という父の切なる願いから。
あ、今わかったわ。
「原稿にとっての辛い事」
誰にも面白いと思ってもらえないこと....
きゃああああ
それは父にとっても辛すぎる〜〜〜
いい子に育てるために
こんなとこで日記描いてないで
教育してきます。。。。
...教育っていうより調教だったりして。。。
今日 午前中に
コミックスの青焼きが届いて 校正中です。
※用語解説 青焼き
印刷用のフイルムから感光紙に印刷したもの。
一部だけ刷るコピーのようなもので
本印刷する前に
これで間違いとかをチェックします。
印刷が青いのです。
明るいとこで
ちゃんと眼鏡をして見ないと見えません(^^;)
はるか昔の青焼き校正の時、
せっかく貼りこんだ網トーンが全部すっとんでいて、
「もう少し濃く、トーンが出るように印刷して下さい」
とお願いしたところ、今度は真っ黒になって
「もう直しは間に合いません」
と言われた悲しい思い出が。
こんなに真っ黒になるぐらいなら
トーンが飛んでた方がましだったかも..
でもそれはあまりにも究極の洗濯。。ジャブジャブ。
いえ、選択。
中間でお願いしたい。
それ以来、あまり細かい事は言わないように
気をつけておりますが。。。
そういうわけで
原稿自体はまだ進んでませんが
もはやアシちゃん方はスタンバイ状態。
昨日は日が高く登るまで
ひとり宴会状態だったので
夜まで寝ておりました。
が、
昼頃 お電話が。
お久しぶりの編集さんからでした。
同人誌の再録についてのお話しだったんですけど、
ページ数が合わずに お流れになりました。
なにしろ 御存じの方は御存じのように
あたくしの同人作品は
40ページ以下のものがほとんどありません。
アンソロジーとして載せて頂くには
だいたいどこも32ページぐらいが天井です。
たくさんの作品を載せるために です。
気を遣いながら
「ページを縮める、
ということは出来ませんでしょうか」
と聞いて来て下さいましたが、
正直に 無理ですとお答えいたしました。
なにしろ麗奴のコミックスの時、
「ページが多すぎるので縮めて下さい」との
御要望に
できると思って「は〜〜い」と呑気に答え、
後で 泣かんばかりに
「やっぱり縮まりません。縮めなければいけないなら
コミックスは出して頂かなくてけっこうです」
と編集さんを困らせた前科持ちのあたくし。。。
出来もしない事を 出来ると言っては
よけい編集さんには御迷惑。
今回の編集さんは
あたくしの同人誌はかなり持っていて下さっていて
縮まりそうはない、というのは
すぐに理解して下さいました。
ただ あたくしってば
起き抜けでねぼけたまま電話してたので
失礼な言い方をして無いといいんだけど...
(起き抜けと言うより また続きを寝ましたけど)
我ながら わがままだなあ とは思いますけど
漫画家のこういうわがままは
気まぐれで言っているのではなく、
命がけで言っているのでございます。
編集部が気を悪くなされば
次の仕事など来ません。
不完全だと思える作品を載せるくらいなら
仕事がなくなってもいい と
覚悟を決めなければ 言えたもんじゃないのよ。
現に 意見の相違で
いくつも仕事を無くして来ましたわ。
食うに困っても
それを後悔したことはありませんとも。
そのかわり
編集部の都合にあわせられる所は
そりゃもう全力で御協力いたします。
(…ってとりあえず言われた〆切り守れ、あたくし)
意見の合う編集さんにとっては
あたくしはかなり優等生な漫画描きなはずですが
そうでないところには
ものすごいわがままで 生意気で恐いやつだと
思われております。
(あたくしは決してもとから小さな声ではありませんが
興奮すると一段と大声になります。
それを押さえようとすると 今度は声が震えて
聞いてる方は よけい恐い事になるそうです。
赤くなって怒っている人より
青くなって怒っている人の方がアブナイ
という原理ですね)
気の合う編集さんと
気の合わない編集さん。
両者の比率がどれくらいかは
あたくしが恐いので 考えたくないわ。
今現在、わがままが通っているのは
ひとえに
おつき合いして下さる編集さん達が
心広く、こちらの意見を聞き入れて下さるからです。
この感謝をどう表したらいいかしら。
・・って とりあえず
締め切りを遅らせない事よね。よねよね。
丸一日かけて
まだタイトルページ一枚が出来ていない
というていたらく…
この日記を見てて気がついたけど
今回のネームに十日近くもかかったのね?
次の原作付きは
原作がしっかりしているので
心配はないのだけれど
三男のネームに十日もかかっていた日にゃあ
アウト。
で、一日かかって
タイトルページ一枚できなかったあたくしが
何してるかって
只今 ヤケ酒のひとり宴会中。
どうもやっぱり この
朝 寝る生活がいけないのよ、
わかってるのよ。
いろいろ 雑音は多いけど
ちゃんとそれなりの朝に起きて
日中 仕事した方が絶対進むのよ。
それなりの朝、ってのは
せめて午前中 ってことですけど。
今は午前中にお布団に入る生活だものねえ。
このところ 数々の夜昼逆転のための努力は
全部失敗してるし。
ヤクザな漫画描きの中でも
特にヤクザなあたくしが
人並みにお日さまの光を浴びて暮らそうというのが
そもそもずうずうしかったかしらん。
いっそお部屋の窓とか、全部ふさいで
年中真っ暗やみなら いっそ
今が昼だとか 夜だとか気にしなくてすむかしら。
あらでもそうすると お洗濯はいつすれば…?
あ、乾燥機とか買えばいいのね。
けけけけけ。
・・・・すみません。
ひとり宴会で
ビール1リットル超えると壊れます、
あたくし。
(友達と飲んでる時より酔いが早いのん)
ちなみに 今、朝の七時過ぎ。。。。
これからお風呂に入って寝るんですけど
なんかだすっかり
オハラショウスケさんな気分。。。。。
今にシンショウつぶすわね、あたくし...
ハッ ハッ フー とか
ヒッ ヒッ ハー とか
言いながらようやく 一人目出産。
長女、と言い続けるのもなんだかシャクなので
やはり長男、と言いたいあたくし。
次のは女性誌だから 次女、でいいんだけど。
ま、そんな細かいこだわりはどうでもいいわね。
本人、ひーひー言ってるようですが
漫画家仲間達のネーム時の苦労を聞いていると
あたくしの難産など
難産のうちに入りません。
とにかくネームをなんとか仕上げて
編集さんにファックス、
OKを頂いた後 どっと疲れてちょっと寝たら
薄ら風邪をひいていたらしく
汗がどかどかと。
なんだ〜 このところの調子の悪さは
そのせいだったのね。
すぐ絵にかかるつもりだったけど
とりあえず 栄養補給。
お寿司とコロッケと納豆。。
まるであり合わせのようなメニューですけど
違うのよ。
わざわざ買い出しに行って来たのよ。
ネームの間は 頭が働かなくなるといけないので
ほとんど食事をしませんの。
栄養補助食品で 気をつけてますけど。
ここ数日、ふと「食べたいな〜〜」思っていたものを
脈絡なく買って来たら こういうメニューに…。
漫画家は たいてい仕事中
食べ過ぎるか 食べ無さ過ぎるか
どちらかに片寄りがちなんですけど、
以前お会いした「食べないタイプ」の漫画家さん、
お仕事終わって なんだか調子が悪いので
お医者さまに行った所、
「栄養失調です」
と宣告されたそうです。
週間連載なさっていたので
そりゃもう 年中、仕事中なわけですし、
さぞかしお食べにならなかったのでしょう。
この国の この時代に それだけ働いて稼いでいて
「栄養失調」...悲しいお話しね。
このまま次のネームをやっておこうか
と思っていたけど
食事をしない生活があまり長いとなんなので
絵に入る事にいたします。
なんだか…
今以上の修羅場に展開する可能性の予感が
ほのかにいたしますし……。
体力 つけておこうっと。
ただ座っているだけのためにも
筋肉は必要だそうですし、
筋肉も増強しておかないといけないわね。
でも足首の筋肉はもういらないわ〜〜。。
あたくしは 生きてますわよ〜〜!
ただ 驚異的に集中力がもたなくて
ネームが思うように進まないのは
ワールドカップのせい…ばかりではないです。
だいたいはできているのに
細かいところのつなぎがしっくり来ません。
日々、日記に描きたいネタは
いやん というほどありますが
それを文章にしてる暇とアタマがあったら
ネームを練れ、あたくし。という事態です。
いえ、日記をかくのにアタマは
ほとんど使っておりませんが。
なにぶん容量がめっちゃ少ないものですから。
とりあえず
元気に生きてる証拠の近況報告でございました。
2002年06月14日(金) |
ネーム踏ん張り中です。 |
夕べ
真夜中だというのに
担当さんに 今後の展開の事で御相談メールを。
夜中だったので
「他の編集さんとも相談するので
お返事は明日になるかも」と言いつつ
その夜のうちにお返事下さり、
ちょっとネームの軌道修正など。
エロス中心で描いているのに
話が走り出してしまうと
エッチシーンを入れるのが難しくなります。
いかにエッチシーンを減らさずに
話を先にすすめるか....
そこに全力を注ぐわけですけど。
昨日、ネームに行き詰まって
つい気分転換(逃避行動とも呼ぶ)に
ハリーポッターのDVD などうっかり見てしまい
すっかりアタマが健全になっちゃったわ。
あたくしを知る友人達が 口々に予言していた通り
ハーマイオニーちゃんにずっぽりラブ!
ああいう生意気な女の子にめちゃ弱いのよ あたくし。
う〜〜んドーラが描きたくなったわ。
あら
不健全に戻ったわ。よかった。
ハーマイオニーというキャラは
子供の頃の自分そのものだ、と
作者が言っていたのをテレビで見ました。
「生意気で厭な子だった」という意味で
おっしゃっていましたが、激可愛いです。
いいなあ〜〜と思いました。
あたくしが 自分の子供の頃そのものの
キャラを描いたとして...
(ドーラは違いますわよ、念のため)
読者ちゃんに愛されるようなキャラには
絶対ならない自信があるわ!ええ!
おとなになった今でも
子自分(子供の頃の自分、略)のような子供に会ったら
どう扱っていいかわかんないわ。
嬉しくても嬉しい顔をしない。
悲しくてもそういう顔をしない。
内面は臆病なくせに気が強くて
弱味を人に見られるのが すごく嫌い。
たとえ それが家族でも。
困った時にはにやにや笑う、という
嫌われる日本人の見本のような子自分。
口数は少ないと言うより ほとんどなく
自分の気持ちを言葉に出す事はないに等しかったわ。
その鬱憤をはらすかのように
日記とも呼べないような文の羅列や
子供のお遊び程度の漫画を描いていたのね。
(正真正銘 由緒正しき 子供のお遊びなんですけど)
おとなになってようやく
子自分には見えなかったいろんなものが見えて来たわ。
なにより 大好きな友人たち。
素直に喜び、怒り、泣き、
今どう言う気持ちなのか ちゃんと伝えてくれる人たち。
どうして この友人がこんなに好きなのかしらんと
考えてたら
共通項は ちゃんと感情を見せてくれる、
という所だった。
とりあえず、嬉しきゃ笑おう、
という基本から見習って
口数が少なかった、と言っても 今や誰ひとり
信じてくれないような、口から生まれた口女に。
子自分心にこのままじゃいけないと 方向転換したら
そのまま全力疾走で
突き当たりの壁に激突してしまった って感じ?
いやもう、子自分は
誰と友達になっても自分とだけは友達になりたくないと
思っていたものだった。
ようやく 自分がもうひとりいたら
友達になってやってもいい、と思えるようになったのは
二十歳は はるか彼方にぶっちぎった頃だったわ。
いつくになっても 人間、
なんとか成長していけるもののようです。
死ぬ時には
自分とぜひ親友になりたい!
と思える人間になっていたいものだわ。
あら、それって かなり手おくれ?
さて
手後れにならないうちにお仕事に戻らないと。
町内会の自治会費を集めに
御近所まわりなどしていた主婦っぽい今日。。
ヤクザな商売の者ほど
御近所付き合いは大事ですね。
いつも猫達がついて来て
開いたドアの隙間から
よそのお宅に入り込もうとするので
今日は、ちゃんと 猫達がついて来ないのを
確認してからまわりました。
のに…
3件目のお宅で
「今 キスケちゃんが来て うちで
幸せそうにくつろいでますよ〜〜」
ひ〜〜〜。
あたくしと同時に反対側の窓から脱走したもよう。
あたくしより先に御近所まわりとは
ほんとに油断がならないわ。
ついでに自治会費も集めてくれれば文句はないけど。
「どうもすみません」と
心からあやまって帰って来たけど
常識として、猫は連れ帰るべきだったかしら?
あたくしってば アホかいな。
でも 今さらまたドアを叩いて
連れ帰るのもナニかとそのまま帰宅。
我が家の外のポストを ついでに覗くと
そこにも 猫が入っているではありませんか。
と 言っても 生きてる猫ではありません。
だからって 死んだ猫でもありません。
猫のミニチュアビスクドール!
1日に行ったドールイベントでの
来場者プレゼントに当選したのでした。
昨日に引き続き、いろいろ尾を引くドールイベント。
かなりくじ運は悪いのが自慢なのに、
とっても珍しいわ。
ビスクドール講座のおさそいなども入っていて
いや〜〜これ以上誘惑しないで〜〜
と封印(捨ててはいないあたり……)
それにしても、当日誘惑にかられたお人形も
猫人形。
頂いたのも猫人形。
別に動物ドール専門イベントではありません。
でも欲しかった10万円の猫人形と
ちょっと似た面だちで、しあわせ。
突発事故で起きてすぐお出かけ。
起きてすぐ、といっても夕方なんですけど…
あたくしの あのじたばたとした
夜昼逆転努力は どこに消えたの?
事故、というのは
先日 ドールイベントに行って来た時、
ついでに寄った 本屋さんで
元気よく カードを落として来たらしいのね。
イベントに行ったのは今月1日。
昨日、カード会社からお電話を頂くまで
ぜ〜〜〜んぜん 気がつきませんでした。
カードがあるかどうか調べて下さい、と言われて
いつもなら
そんなこと言われましても
どこにあるかわかりません、状態なのですけど
ドールイベントに行った日は、
現金の手持ちがなかったので
万が一の為にカードを持って出ました、たしかに。
さらに、いつものお財布が見つからなかったので
大事にしまってあった、
読者ちゃん手作りの 素敵なお財布にしまって持ちました。
そのお財布は、台湾の読者ちゃん 手作りの物で
あたくしがアジアンテイストが大好きなのを知って
作ってくださったもの。
素敵なサテンの生地で出来ているのだけれど
布が つるつるとすべりがよくて、
「ああ、カード入れのところ、すぐ落ちて危なそうだわ、
気をつけなくては」
とまで 自分に念を押して持って出ました。
のに。
やっぱりね。
ここまで伏線ができてるんだから
落とすべくして落としたとしか……
「カードに不振な動きはありませんので御安心下さい」
とカード会社のおねえさまの優しい声。
で、落とした本屋さんで預かって下さってるというので
速攻 本屋さんにお電話して
今日、取りに行って来ました。
うかつな人に拾われたら
とんでもないことになるとこでしたわね。
あたくし、気がついていなかったから
いつまでもカード 止めなかったでしょうし。
本屋さんで、拾って下さった方にお礼をと思い
聞いたら
その店員さん 御自身でした。
本を買ってお金を払った時
素直にそのまま カウンターにすとん、と
落としたらしいです。
しかも 御丁寧に
画材店の会員カードまで一緒に。
これもぜんぜん気がつかなかったん。
拾って下さった方がわかれば、お礼に
菓子折りくらいお送りしたいと思っていましたが
店員さんでは かえって気を使わせてしまうかも と
せめて
またその本屋さんで お買い物をして帰りました。
「遊べる本屋」と謳っているその本屋さんは
まるでおもちゃの倉庫みたいな所なの。
壁ぎわに 天井までの高い本棚
中のスペースは
あらゆるおもしろい雑貨の宝庫。
変わったお菓子や、 食べ物も売っています。
そこで その時買ったのは…
タトゥーの専門書2册。
「危ない薬」というドラッグ関係の本。
それに レトルトカレー2個。
にっこり笑って お世話になった店員さんに
レジをお願いしてから気がついたんですけど
ななな、
なんだかあぶないラインナップなんですけど。
刺青をするような女が
カレーに危ない薬を入れようとしてるみたい。
カレー2個ってのは あきらかに
一個は 自分が食べて安心させ
相手のカレーに薬を……
カレーは味と匂いが強いから
怪しい薬をまぜるのには最適と言われますしね。
ヘンな人のカードを拾ってしまった、と
店員さんが後悔なさっていませんように。
それにしても
いつでも 何がどこに置いてあるかわからないような
こういうお部屋と生活は
本気で改めなければ、と肝に命じました。
と、とりあえず
お仕事一段落したら お掃除を…
と言いながら 何年が過ぎ去っていったことかしら。。。
今日はネームを考えながら
一仕事終わった時のお約束として
トーンの整理など…。
でもトーンの整理って
けっこう一心不乱になっちゃって
とてもネームを考える頭が働きません。
キリが無い作業なので
いいかげん このへんで終わりにしないと。
なにしろ トーンの数は5つの棚にまたがり
全部で56段分。
本気で整理をするには1週間はかかりきります。
次から次へと おもしろい新種のトーンが出るものだから
つい片端から買っちゃうのよねぇ。
昔は すごく高くて おいそれと買えないものだったけど
いい時代になったものだわ〜〜。(あら ババくさいわ)
そういえば 昔 新種のトーンが出た時に
それがオタクっ子御用達のお店でしか手に入らなくて
気が進まないけど 仕方ないので出かけて行き、
お目当てのトーンを山ほど抱え、
たくさんのオタク少女に混じって
レジの列に並んでおりました。
ら、
列の片隅から こっちを差してひそひそと声が…
「すごいトーンの量…プロ目指してんのかな」
こっちを確認したそのお友達が返答。
「…ていうか プロなんじゃない?」
よく冷静に判断なさったわね お友達。
あたくしが すでに「プロを目指す」には
到底 手後れな歳だってことを。
あたくしが、
オタクっ子御用達のお店に行くのに 気が進まないのは
決して オタクっ子が嫌いなわけでなく
(すでに自分がオタク)
こういう 歳若い 可愛いオタクッ子ちゃんたちが
一枚一枚 大事に 迷いつつ
お財布と相談しながら 丁寧に選んでいる横で
そのトーン棚を空にする勢いで
かっさらって行く自分がちょっと いやん だからなの。
ごめんね ごめんね。
一枚 残しておくわね(焼け石に水)
だいたい、
今ほど 安く、いろんなトーンが出回るようになったのは
そもそもが
こういう漫画好きの良い子ちゃんたちのおかげなのよ。
他の漫画用の道具や、資料集なんかもよ。
その昔、アシスタント時代、先生が言いました。
「この世に漫画を描くための道具はないんだ」と。
定規、コンパス、各種ペン先 インク 原稿用紙
すべてが他のジャンルからの借り物なのだと。
ほとんどが製図や設計図を描くための道具だったそうです。
もちろんトーンも。
「漫画専門の道具」を作って商売にするには
漫画家の絶対数が少なすぎて なりたたなかったそうなの。
その頃よりは 漫画家の数は
比べ物にならないほど増えたとは言え、
ここまで 「漫画専用」のトーンや道具その他が
出回るほどじゃない。
漫画家だけを相手にしていたのでは
やっぱり昔のトーンみたいに
ものすごく単価が高くなっているはずなのよ。
楽しみのため、
商売じゃなくて 趣味のため
トーンを 一枚一枚 大事に選びながら
コツコツと描いている 漫画好きの良い子たちが
ここまで漫画のための道具を発展させたのよ。
ありがとう オタクっ子たち、
ビバ オタクっ子たち!
なんてことを考えてないで
とっととネームをやらないと
その
素敵なトーンを貼る所までこぎつけないのよ。
やっと今朝方(午前4時)
化粧直しを終えて コミックス用原稿
編集部に発送いたしました。
やれやれ、あちこち
「こんな子に育てた覚えはないっ」箇所がちらばって
予想外にかかってしまいましたわ。
カンペキとはほど遠いけれど
直しと言うものは キリがない作業、
決めたところでやめないと
永久に終わらないのでございます。
星の館シリーズも
ほんとうにおかげさまで4册目になります。
あとがきを書きながら しみじみと
いろいろ思う事がありました。
なにしろ 何度も言ったように
どこまで続けられるのかわからない大冒険だったので
主人公達の物語は わざと避けていたところがあります。
3册目のお話で、終わろうと思えば
終われたかもしれません。
この4册目から
避けていた主人公達の話が
動き出してしまったような気がいたします。
4册目の最終話は、
かなり以前から決めていた展開なんですけど
ここまで 続けられるとは
正直 思っていなかったのん。
どこで終わったとしても、
同人誌で、考えていた最終話まで
やるつもりでしたけど。
シリーズのコミックスが出たからと行って
次に続きが出してもらえるとは限らない、
綱渡りな 今の出版事情。
(あたくし個人の作家事情でもありますけど。
必ず出せる作家さんはちゃんと出ます)
そんなあたくしの本が ここまで出せたのは
ほんとうに
読者ちゃんたちの応援のおかげです。
ありがとうっっっっっ。
物語の終わりまで
おつきあい下さると とても嬉しゅうござます。
でも 終わりもへちまも
これから次の麗奴のネームなのね。
どうやって終わりまでもっていくのか
まだ漠然としかできていないストーリー。
大丈夫なのか あたくし??
で、また怒濤の3人娘の嫁入り準備が始まるわけですね。
今回はちょっと順番が違って
長女が麗奴
次女が 養女のコレットミステリー
三女がビーズアニマ となります。
養女が来る前に
なんとか長女と3女のネーム出産を
すませていたいものです。
難産がはいると
すべてのカンペキな予定がパーでんねん。
2002年06月09日(日) |
サッカーを見ながら全然関係ない話 |
ワールドカップを見ながら思い出した
ぜんぜん関係ない お話しを。
学生時代、体育の授業で
ハンドボールをやってた時の事なんですけど
キーパーをやってました。
暇なのよねえ、キーパーって。タマが来ないと。。。
ある時、相手チームに
ヤンキーの仲良しグループが入りました。
容姿もけっこうよく、運動神経もいい
かなり目立つグループ
(お勉強はモゴモゴなのはヤンキーとして正当派)
タマは取られっぱなしで、
これほどキーパーが忙しかった事はありませんでしたわ。
これは自慢だけど、
あたくしは人類として、
平均をはるかに上回るソコツさを持っている代わり、
それをなんとか補えるだけの反射神経を与えられていたので
シュートはすべて止めておりました。
あとで 痣だらけになったけど。
だってすんごい、力強いのよ、ヤンキー娘達ってば。
すんごく 重くて早いシュート。
でもハンドボールのゴールって サッカーと違って
とても小さいから、なんとか身体を張れば止められるのよ。
ある ひとりのヤンキー娘のシュートを除いては。
そのヤンキー娘は 他のヤンキーと少し毛色が変わってたの。
髪の毛が変な赤い色だった、、、のもあるけど、
容姿のいい、そのヤンキー娘のグループの中でも
飛び抜けて可愛かったの。
その赤い髪のヤンキー娘のシュートだけは
どうしても止められないのよ。
タマは軽いし、スピードもへろへろのシュートなのに、
絶妙の位置にバウンドさせてゴールを狙うものだから、
素人のあたくしには バウンドした後の
タマの軌道がどうしても読めない。。。
く、くやしい。(運動関係に関しては めちゃ負けず嫌い)
「素人のあたくし」と言ったのは
そのヤンキー娘がハンドボール部だったからなの。
ちょっと違和感ないですこと?
ヤンキーが真面目に部活動してるなんて。
実は 当時、教師になりたてほやほやの
若い男性体育教師がおりました。
その体育教師はハンドボール部の顧問となり、
テレビでご活躍の 熱血教師よろしく
そのヤンキー娘のグループを更正させるために
ほとんど無理矢理、ハンドボール部に入れたのよ。
ヤンキー娘のグループは
力が強くて運動神経も抜群な上、
「プロ」だったのよね〜〜。
でもその赤い髪の娘だけはとても力が弱かったのよ。
タマの威力は ないに等しい…
…のに あたくしは 最後まで、そのグループの中の、
赤い娘のシュートだけは
ひとつも止められませんでした。
そして 卒業後。。。。。
風の便りに
その熱血体育教師と 赤い髪のヤンキー娘が
結婚したと聞きました。
そうだったのね……そうなったのか〜〜と
とても感慨深いものがありました。
「可愛い生徒を最初から狙って
自分の部に入れたんじゃないの」と
軽口をたたく同窓生もいたけれど
あたくしはそうは思わないのよ。
痣だらけになった この身体が知っているわ。
腕力のない彼女が
あれだけ見事なコースのシュートを
決められるようになったと言う事は
体育教師は本気で 熱心に 彼女を指導したと思うの。
そして 彼女は それに応えて
真剣に練習しなければ できなかったはず。
本気と本気のぶつかりあいに
愛が生まれるのはとても自然なことじゃないかしらん。
(他の生徒との間にも生まれちゃったら困るけど)
ついでに言えば
若い、なりたての 熱血体育教師、という
女生徒には人気になりそうな萌えアイテムを持ちながら
その先生は ぜんぜんもててなかったわ。
あ、あら、よけいなお世話かしら。
だって 赤い髪のヤンキー娘の可愛さからいったら
かなり不釣り合いな……モゴモゴ。。。
早い話が、赤いヤンキー娘は
その熱血教師の見てくれに惚れたわけでは
決してあるまいと。
かくして若い熱血教師は
ひとりのヤンキー娘の更正にみごとに成功したわけですね。
その後のふたりの噂は 聞かないから
今 どうしているのかは知らないわ。
幸せに 暮らしていてほしいなあ〜〜と
よけいなおせっかいおばさんのような事を
サッカーのゴールを見ながら ぼんやりと微笑ましく
思ったのでした。
純粋なサッカーファンからしたら
「貴様、なにを考えながら
神聖なワールドカップを見ておるか!」
と一喝されそうな内容で ご免なさい。
ついに あたくしの立派な足首でも
ちゃんとシャラシャラと踊るアンクレットを手に入れたわ!
あ〜 いえいえ、足に入れたわ!
もっと正確には 足を入れたわ!
あたくしの足首の太さを心配して下さった(ちょっと違う?)
Kヲルちゃんの御好意に甘えて
お願いしてた トルマリンビーズが
速攻で届きましたの。
ありがとうっ。
仕事がひと段落したら
パーツを買いに行って…と思っていたら
なんとテグスと止め具も同封して下さっていて。
ななな、なんて御親切なっ。
重ねて ありがとうっ。
起き抜けにその包みを開けたあたくしは
寝巻きのまま、顔も洗わず、
いきなりアンクレットを作っちゃったのでした。
しあわせ〜〜〜〜〜。
そして仕事のあいまになぜか
ネックレスが出来上がり、
その後ワールドカップを見ながら、
ブレスと指輪のくっついたやつも
出来上がっていました。
それをなんて呼ぶのか正式名称は知らないのだけれど
指輪からブレスレッドに鎖で繋がっている
アクセサリーがあるのよ。
インドの女性がよくはめているもの。
すでにいくつか持っていたので
それを分解して パーツを暢達。
手の甲の筋が痛くなるので
甲の部分に2連でビーズを装着しました。
ちゃんとデザインを考えなかったので
あんまり可愛くないんだけど、
湿布のかわりと思えば
これ以上可愛い湿布はないはずよ。
湿布や、医療用テープで
手を補強してた時は、
壊れたドアのちょうつがいを
ガムテープで止めてるような
なんだかビンボ臭い、
もの哀しい気持ちになったものだけど
その頃のことも すでに遠い思い出
(このまま遠い思い出のままでいて頂きたいわ)
これほど この可愛い石と
相性のいいあたくしは幸せもの。
ありがとうトルマリン。
ありがたくて足を向けて寝られないはずなんですけど
足にはめてる あたくしって とっても恩知らず?
今日も元気に走ってお買い物に。
なんだか 珍しい 「走る漫画描き」
ちょっと走り方を思い出して来たのか
日に日にスピードが増すのですけど、
問題があることが 今日発覚しました。
「走っている人は怪しい」
つまりですね、
うちの御近所、動物好きが多くて
犬や猫を飼ってらっしゃる御家庭が多いのね。
あたくしが駆け抜ける御家庭の庭先のお犬様が
つぎつぎと吠え出して行くのよ...
駆け抜けてしまえば 声はやんで
大合唱になることはなかったけれど、
あたくしが通る道、次々と犬が吠えて行くのって
怪しさ大爆発。
みんな優秀な番犬になりそうだこと。
ジョギング程度のスピードなら
吠えないのは確認済みなんですけど。
おまわりさんが通りかかったら
不信尋問は必至ね。
今後 お買い物に出かける時は
身分証明書とか持っていった方がいいかしら。
あら、走るのをやめようってアタマはないのかしら
あたくしってば。
最近 困った事に
いきなり走り出したくなります。
いえ、買い物に行く時にね、
愛猫達の誰かがついてくるのよ。
で、テリトリー外にでちゃうと、そのぎりぎりで
大騒ぎするのよ、「もどってこ〜〜〜〜いっ」って。
それで 猫達を振り切るために
買い物に出かける時は
家を出たとたん 猛ダッシュ!
走り癖がついちゃったのねえ。
ダッシュと言っても
学生時代ほどの全力疾走ができるわけじゃないけど。
第一 町ナカで全力疾走なんてしようものなら
誰か ヒトサマを跳ね飛ばすか、
車に跳ね飛ばされて 命を落とすか
わかったもんじゃありませんわ。
卒業して「体育」という科目がなくなると
まず 普通の人間は全力疾走なんて
する機会はなくなるものよね。
それでなくても
動かない職業の筆頭組にいる もの書き稼業だし。
でも身体がうずくのよ〜〜〜
毎日 部活で走りまくってたあの頃の
全力疾走のあとの心地よい疲れが懐かしい〜ん。
どうせ100メートルもいかないうちに
息切れするんですけどね、
100メートルも走れば 猫ぐらいはふりきれるのよ。
で、問題は...
健康的な癖でけっこうなんだけど、
トルマリンアンクレットが
一段と きつくなっちゃったんですけど....
また筋肉 ついちゃたのよ〜〜〜ひ〜〜〜〜。
たいていの人はそうでしょうけど
あたくしの足首に 無駄な脂肪はいっさいついてないわ。
皮と腱の下は すぐに立派な骨なのよ。
それだけで アンクレットがきつい太さを保っているのよ。
でもまさか
この年になって まだ筋肉がつきやがるとは
思ってなかったわ。油断したわ。
おかげで寝る時は
せっかくのトルマリンアンクレットをはずすハメに。
だってきつくて 気になって眠れないんですもん。
いっそ 入らなくなるくらい
筋肉つけてやろうかしらん と
逆ギレじみた 今日この頃。
あらら、とうとう掲示板がNot Foundになってしまってますわね。
こちらでとっぱらっちゃったわけではありません。
もう少し様子を見てみます。
第2掲示板を御活用下さいまし。
さきほどカラーと表紙を上げて
宅急便にて送りだしました。
(ただいま、夜中の二時近く)
近所のコンビニに出しに行ったんだけど、
ず〜〜っとお家の中にこもっているので
天気や気温がよくわからないのん。
それで、薄手の長そでのジャケットを羽織って
出かけたんだけど、
夜中といえ、けっこうむしむしと暑かったの。
コンビニに着いて、
宅急便の手続きをしてもらっている間に
我慢が出来なくて、
すいっとそで口をたくしあげたら そこには・・・
まるでリストカットしたような
浅い傷が いくつも いくつも・・・・
ちちち、違うのっ
これは ちょびにやられた傷なのっ。
とあわてて反対の手を出したら そこには
キスケにやられた傷が同じようにいくつも・・・
ちょっとコンビニのお兄さんの手が
止まったように見えたのは気のせいよね。ええ。
よもや自傷癖があるほど繊細には
見えなかったと思いますけど、
取り繕おうとして
やたらそのあと明るくふるまったあたくしは
よけいに はっきり 挙動不審人物。
ところで そのコンビニ..
前から気になってたんだけど
塩が盛ってあるのよ・・・・。
入り口に盛るのは客寄せ、ってことは知ってるけど
店の外の4隅に盛ってあるんですけど。
なにがあったの このコンビニに…。
言ってはなんだけど
このコンビニもけっこう挙動不審。
お互い様 ってことで。
さてコミックス中身の修正に入ります。
2002年06月03日(月) |
カミナリは嫌いじゃないけど |
あと一息のカラーをやっている最中
(一息にしては息切れするほど長かったり・・・)
夕立ちで、カミナリが…
あと一息のカラーが
おシャカになってはたまりませんので
しかたなく一時、電源を落として
さらにコンセントも引っこ抜き
強制休息。
強制的にお休みするってぇと
またペースを取り戻すのに
どうしてこんなに手間暇かかるのかしら。
ロスした時間と
エンストの時間のおかげで
今日中に見本を打ち出して明日には送付、
という完璧なスケジュールに不安の影が。
あまり夜遅くなると
プリンターが使えないのよ。
お隣さんとくっついているために、音が響くから。
それでなくても とっても怪しい
漫画描きのふたりぐらし、
できれば御近所さんの不信感を増大させたくはないものね。
出力見本を打ち出してみてから
さらに気になる所を修正するので
プリントアウトの後、また4〜5時間かかります。
・・・ので明日 間に合うかしらん。
言われている期限は来週中だけど
できれば早くお届けしたいん。
もうちょっと気張ってみます。
PS
掲示板にて 新作読んで下さった御報告
それから感想のメール、
ありがとう〜〜
当方 とっても照れ屋なため、
なかなかそういう書き込みにうまくレスできませんが
とっても喜んでいるのよ、ほんとよ。
本屋さんに走る時は 転ばないように
...って もうちょっと気のきいた事が
言えないかしら、あたくしってばん。
....が2体。
なぜか今、我が家で寄り添って寝ています。
友人と行ってきました。
ジャパンドールワールドフェスティバル。
目の保養と決めて行って来たので
何も買わず会場を後にしました。
銀行に寄れなかったので
とっても貧乏だったせいもあるけど、
あたくしを魅きつけた、
素敵なお洋服を纏った白ネコのお人形が10万円。
そのネコ人形のおひげは、
抜け落ちた本物のネコのひげだそうです。
(外人さんの英語の説明を友人と必死に翻訳)
欲しく無かったと言えばウソかもしれないけど
買えない〜〜〜
10万の価値は確かにあるけれど
あたくし自身がそのお人形を持つ価値は無い と
大変冷静な判断を下しました。
朝も はよから行ったため、会場を出てもまだ日が高く
ついでに、お人形屋さんボークスへ。
ここもスーパードルフィを見て
目の保養をするためと決めて、
他の人形には目もくれず、展示品を鑑賞...
してたはずなのに
なぜか 帰りのあたくしの手には
殿方カスタマイズドールのボディが2体
しかも受け攻め、ガタイのハッキリ違ったやつ。
(..いえ、説明に受けボディ
攻めボディとあったわけではないけど)
なぜか頭部が3個、顔の描いていないもの、
が握られているではありませんかっ。
誰の陰謀なの。
何するつもりなの あたくしってば?
ネオガイとネオ剛とかいうお人形さんで
筋肉系と、スレンダー系。
長髪のヘッド2つと短髪のもの1つ。
指のひとつひとつまで動く、可動式のもの。
(ときどき手首や指が落ちていやんな感じ)
帰って 結局両方長髪を付け、
今、絡み合ってあたくしのお部屋で寝ているのん。
(なぜ絡ませる あたくし)
だって ほら、
最近自分の絵のデッサンに
腰を抜かす事態が頻繁に起こって
腰が持たないから
デッサンの勉強になると思って...
(で、どうして絡ませて寝かす必要が..?)
気に入ったお洋服はなかったから、
お洋服は買ってないの。
ええ。下着さえ(あったら欲しかったけど)
どうせ あたくしのモデル人形にお洋服は必要無い、
むしろ邪魔。
(その格好で絡ませて寝かせているあたくし・・・)
実はこれで 顔のない人形は
我が家に3体。
少年の体型のが先にあったから。
いつかこの人形達は
命を吹き込まれる日がくるのかしらん…。
ハダカのモデル人形を見なくても
腰を抜かさない程度の絵がかける日が来たら
...だとしたら
その日は永久に訪れないかもしれないわ。
(だからって絡ませて寝かせなくても)
2002年06月01日(土) |
今度は一日18時間(副題/無駄な抵抗) |
昼間から寝ていると 陽気がいい今日この頃
とても寝ずらいですわね。
窓に面したところで寝ていて、
窓を開けているので
外の声が
耳もとで話してるのかと思うくらいハッキリと。
天気のいい日は
仲良し親子のお散歩が。
楽しくいろいろと 目に映るものを
かわいらしい声で
実況中継しながら歩いていらっしゃいます。
「わ〜〜ドクダミがいっぱい」
うちの玄関先を歩いていらっしゃるのね。。
「わ〜草がぼうぼう」
うちのお庭の方にまわっていらっしゃったのね。。
「わ〜〜黒いネコちゃん」
それはうちのネコ。
「わ〜きれいなお花がいっぱい咲いてる〜〜」
…それはお隣のお庭。
心の中でおおきなお世話なお返事を返しながら
とても寝ていられるものじゃありません。
でもこんな昼ひなかに寝ている方が悪いので
文句をいう筋合いもなし…。
無駄とは知りつつ
ふたたび昼夜逆転の試みを……
今度は早めに寝ます。
ストレッチもしたし、ビタミンCもとったし
これで明日の目覚めはばっちり!
な はず。