オモウコト。
幸希



 母へ。


 誰よりも静かに。
 ただ息をしてただ生きて。
 それだけで幸せだと思いたい。

 六畳一間の部屋で暮らして。
 そろそろ三年。
 私は「ただいま」も「おかえり」も。
 暗闇に消える場所で生きてる。

 前は煌々と灯る灯りが眩しすぎたけれど。
 
 今は誰もいない部屋に一人で帰り。
 ため息とともに寝る毎日だ。

 
 母親の偉大さと。
 家族の暖かさを少しだけ感じて。
 
 ただここで静かに生きている。

 私が生きてることが。
 母親にとっての喜びであるのだから。

2006年01月31日(火)



 戯言。

ふと思う。
流されて生きてるんじゃないかって。
感情なんて絶対的ではないしそれをごまかすことなんて簡単だよね。
誰よりも大事な人に受け入れてもらえないことを肯定するために、自分が動いてるような気がしてならない。
今の人も勿論すごく大事だけど。

ふとした時に揺らぐ。

それも相手を試そうとしているのかな。
家帰ってご飯作って他愛ない話して。
でも一ヶ月に一回は違う相手を考えることがある。私はダメな彼女かな?

一番好きな人とは結ばれないらしいよ。多分私はそうだな。

でも一番大事な人と付き合えても時間が長くたてば色々比べるんだ。
ドキドキがたまにほしくなるの。
片思いの頃みたいな。
もしかしたら大事な人のことも利用してるんだろうなー。

我がままなのです。
愛されれば愛されるほど逃げたくなる。
愛されなければ追いたくなる。
我がままなのです。

2006年01月16日(月)
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