オモウコト。
幸希



 泣く人。


 すれ違いを起こして。
 私はきっと。
 初めて声を殺して泣く男の人を見た。
 おそらくきっと。
 私のために泣いてくれる人なんていないと思っていて。
 だから。
 何も辛くもなかった。
 人を傷つけても。
 ただ捨てられるものだと思っていたから。
 
 暗闇の中で。
 泣いていたのは。
 紛れもなく私の大事な人で。
 私を大事に思っていてくれる人だった。

 
 私は私を反省した。

2005年01月25日(火)



 帰郷。


 私の街に帰ってきた。
 たった一時間の旅路だけれど。
 それでも全然別世界に感じるのは。
 なぜだろう。

 いつも厭だった田舎。
 何もないと。
 そして溢れすぎる思い出に。
 いつも飛び出したいと願っていた。

 でも。
 いまはそれさえも大きなもので。
 結局思い出なしでは生きていけないのだ。
 
 雪が吹雪いていて。
 前さえも見えなくて。
 でも。
 頭を下げる近所のおばさんが。
 少し腰が曲がってきていて。

 なんだかセンチメンタリズム。

 この街は。
 私の街。

2005年01月12日(水)



 悶々。


 なかなかうまくまとめられない。
 思考。

 私は今現在の状況に飽きている。

 毎日繰り返す仕事と。
 ただの羅列のような言葉たちと。
 何を信じればいいのかわからないこの気持ちと。


 消えていく思いを。
 消し去ってしまえば。
 楽になれるのかな。

2005年01月10日(月)



 お久振りでした。

 
 また一年が明けました。
 へっぽこ日記もまた年を明けてしまいました。
 いつも読んでくださっている皆様。
 今年もよろしくお願いします。


 年明けから仕事です。
 年越しは職場でした。
 なんだかな。


 忘年会で高校の同級生と会いました。
 久しぶりすぎて。
 笑顔がまぶしくて。
 すべてを捨ててもいいと思いました。
 馬鹿みたいだね。

 

 

2005年01月01日(土)
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