薔薇抄 *Rose Show*
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2005年05月31日(火) ブッちぎってやるさ

転職します。
会社を辞めます。
6月30日が最終稼働日です。長かった…。

こそこそ内緒で動いてたのはこれでした。転職活動。
今月頭に決まったんですが、ちょっと全体像が見えなくて、まだ言えなかった。
でももういいや。辞めまーす!!!!!(狂喜)

次の仕事もメイクです。表参道に新しいビューティーサロンができるので、そこのメイク部門を仕切ることに
なりました。今後は商品ではなく、技術を売る事になります。精進しないとね。
ずっとやりたかったことができるようになります。…たぶん(笑)。
でも、すごいよ?「200坪あるから、どこの部分でどれくらいのスペースを使って何を展開したいか、
言って下さい」とか言われちゃっておーいわたしそんなにすごかったっけ??ってかんじです(笑)
どうなるかわからないけど、とりあえず専業主婦になるにはまだ早いから、いろいろやってみようかと。
ディオールで働いてるからすごい、とかもうやなの。わたし自身がすごくなりたい。

あー言っちゃった!!(笑)言っちゃったらもう引き返せないからね。一人百鬼夜行です。

わたしからディオール製品買おうと思ってくれてた方、ですのでごめんなさい、急いで!(笑)
今日から1週間福岡に行ってしまいますが、その後は結構細かく回ります。
浦和立川大宮新潟横浜千葉新宿名古屋。
ご連絡下さればシフト教えます(笑)。


2005年05月11日(水) この悦び こんな奇跡に

恋に落ちる瞬間を時間に表すと、6000分の1秒しかかからないんですって。
まず視角からそれは始まる。相手に興味を持つと興奮状態になり、瞳孔が開いて、相手の情報をたくさん
得ようと、体から要求し始める。そしてそれが脳に伝わり、感情が生まれ、恋になる。
ふぅん。なるほどね。
だからライブのあとは、極限に「好き!!!!!!好きすぎて死ぬかも!!!!!!!」なんだね。
6000分の1秒しかいらないのに、2時間だもんね(笑)
群馬から、一ヶ月たったんだなぁなんて、思って。
娘や友人たちの、各地での素敵発見レポート等を見るにつれ、13階を聴くにつれ、愛し恋しさは募るばかり。
ていうかすごくない?このアルバム。これを毎夜の如く生で披露、ですって?すげーなBUCK-TICK。
なんて贅沢な。ゴージャスな。壮大な。
この瞬間は永遠にもう二度とない。ライブってその繰り返しで、それを思うと窒息しそうになるけど、
自分が見れないライブのことは、とても穏やかに捉えられます(笑)。夢みたい、だから。
たぶんBUCK-TICKって、夢に一番近い現実なんだ、わたしにとって。
この悦び こんな奇跡に 心から歌!!うわ!!そんなかんじ(笑)

えーと。
ちょっとずっと続いちゃってた忙しさの要因が、一個終結しそうです。それは終わりであり始まりなんだけど、
まあとりあえず超安心したってかんじです。よかったよう。
でも、そのお陰でたぶん、今までより更にライブ行けなくなると思う。つーか土日休めなくなる。
まあでもしょうがないかなって。人生において、そういう時期もあるよね。
だってBUCK-TICK続くからさ。解散しないっていうからさ、あっちゃんが。じゃあきっと(お互い/笑)
生きてるうちには、ライブばっかり行ってまーす!って時期も来るかも知んないし。

そうだよ。愛してるからね。だから大丈夫。居てくれるならそれで。


2005年05月05日(木) 上空慣性飛行

わかったことがある。
普通に、暗いんだ。や、わたしが。
落ちるとかそういうんじゃなくて、思考自体がもともと暗い。つーかローテンション?
でも本人暗いつもりもローなつもりも全くない。むしろ超前向きですが何か?と思っている。
なんかね、こうやって文章書いてて、特に日常思った事とかそのまんま書くとね、なんかちょっと
本人の思惑と全然違うところで「揺れてる」とか「落ちてる」とか「大丈夫?」的な捉え方を割と
されるので、はて?と思って考えてたんだけど、普通に書いててそう取られるならもうそれは、
もともとの精神状態が、人様から見たら「揺れてる」とか「落ちてる」とかだからなんじゃないの?
と言う見解に辿り着いてみたんですが、如何なものか。
ちょっとおセンチ、つうかんじですかね(敦司的表現)。
や、つーか…正直に言いましょう。…落ちないんです、わたし。落ち込んだり悩んだりっていうことを、
前回が思い出せないくらい、してないんだと思います。か、鈍感すぎてそれに気付いてないか。
どっちにしろすんごい脳天気でしあわせなはなし(笑)みんなありがとう!わたししあわせよ!!
なんか人として欠陥な気がしないでもないですが、まあ…そんなもんなんです。
いえ、だからね、未来永劫心配すんな!ってことですよ。皆さんやさしいから、わたしがなんか書くと
すぐ心配して下さる。基本的に甘えたなので(笑)構ってもらえるのはすごくうれしいけど、そんなね、
ほんとに大丈夫ですからって、お伝え致したく。たぶん本当に駄目なときは、何にも書けないし。
愛されてるなーって思うのです。でも、愛しいものたちを、徒に心配させたくないので。
大抵は大丈夫だ(断言)。
…それとも弱ってるわたしが見たい?
寝たら治っちゃうからそれは無理かも(笑)。


2005年05月02日(月) 這いずる束の間

ただいま!
またどっか行ってました(笑)どっかっていうか、大阪と松山。
27日、朝7時出発で心斎橋へ。心斎橋にオープンしたブティックのプレオープニングセレモニーで
ファッションショーがあったので、そのメイクをしに。
パリコレで一番人気のパットって言うメイクアップアーティストがいるんだけど、その人の一番弟子が
いつきさんっていう日本人のメイクアップアーティストなのね。で、今回その人が心斎橋に来て、
バックステージを仕切り、フリーの地元アーティストとわたくしどもがその指示を受けメイクするっていう
案配でした。面白かったけど、メイク自体は超簡単(笑)。つーか「フリーのアーティスト」ってあーた方、メイク下手すぎだ!!!(笑)そんなんでいいのか。すごい自信をつけて頂いたよ。どうもありがとう。
モデルのヘアがあがるのを待って、担当なんて決まってないから自分でモデルを捕まえて、その子が何を
着るかをスナップで確認して、その服にあったパターンのメイクをする。それだけ。シンプル。
モデル出しが始まる45分くらい前まではゆったりしたもんでしたが(お弁当食べたりしてた)、そこから
半分以上のモデルにネイル塗ってボディファンデーション塗って、そうやって急に妙にバタバタしてるのは
楽しかったな。わたしはきっと、結婚してなかったら、こういう仕事を選んでいただろうと思う。だめか、BUCK-TICKと離れられないもんね。
ショー会場に潜り込むも、あまりの人の多さにモデルの顔しか見れず。うのちゃんとかSIHOちゃんとかを
遠巻きに眺め、スペシャルシークレットゲスト(笑)の聖子ちゃんを見ることも叶わず自主退場。
だって自分達がうちの社長の斜め後ろにいたことに気付いちゃったから☆みんながありったけのドレスやらディオールアイテムやらで着飾ってる中、いきなり作業着ばりにカーゴパンツとかの我等がいて良いはずも
ない。だってここに入るためのプラチナチケットを極めた招待状ももちろん持ってないしね♪
20:30まで仕事して、そっからわけのわからないお仕事会食。これの方が何より辛い。で、0時解散。
28日、13:55の飛行機で伊丹空港から松山へ。15時松山着。暑い…。夏なのか?
空港から市街地までバスに乗るも、向かってるところが合ってるのか不安になるほどののどかっぷり。
こんな日が高い内に現地入りしたのには訳がある。それは道後温泉!!
チェックインして、ラフォーレ原宿松山店(笑)を散策した後、路面電車でGo。のどかすぎる。
出張地で観光めいた事するのっていつ以来だろう?なんて考えてたら、なんでわたしはこんなところに
いるんだろうなぁ…とかが止まらなくなる。今日はライブがあるのに。neji君に逢いたいのに。渋谷で買い物したいのに。わたしのベッドで眠りたいのに。昨日はあんなに忙しかったのに。全然知らない場所なのに。
空が、高いなあ。「明日があるとするなら 奇麗な空がいい」。うん、うん。
たった10分のtripで道後温泉へ。霊の湯二階席コース、¥980也。浴衣、お茶、お煎餅つき。
内風呂のようにこじんまりした霊の湯は、貸し切り状態。水位が高くて普通に入ったら目ぐらいまでお湯が
来る。お湯の温度は熱めで、それは好き。ずーっとお湯が絶え間なく注がれてて、湯船から溢れ続けてる。
それも好き。そして、誰もいない。それが 好き。
おばちゃんの団体が入って来たので入れ替わりで出る。大騒ぎで楽しそう。浴衣を着て、神の湯へ。こっちは言わば大衆浴場。入浴だけなら300円。地元のおばあちゃんがマイ桶・マイタオル持参でいっぱいいる。
すれ違い様、上から下まで見られて「ねーちゃんきれいやねぇ。」と言われる。へへ。ありがとう。
そっかあ、わたしきれいなのかぁ。素直に受け入れられる精神状態なら、悪いものじゃない。良かったね、と自分を労って、もう一度浴衣に着替え、二階席の休憩所へ。お茶を飲んでだらり。ひとりで来てるのが珍しい?みんな見るね。知らん顔して今にも崩れそうな欄干にもたれ、外を見る。ぼーっとするのなんて大得意。ここに来ることがまたあるのかな?ないんだろうなぁ。日が、暮れるなぁ。
29、30日はそのまま松山で仕事。メイクしてもらったお礼にと、お客さまから薔薇を頂くが、飛行機に
持ち込めないのでおいて来た。残念。
そしておうちに帰る。
飛行機を降りて、ハイウエイバスで大宮まで。首都高を走るのが大好きだ。窓から外をずっと見てる。
ビルが建ち並ぶ。その窓と言う窓が、全部人の居場所なら、わたしがここにいたって、いいでしょう?
Passion 聴きながら泣いて(笑)。
自然はわたしを不安にさせるけど、都会はわたしを許す。
デラシネ、とは良く言ったもんだね。

そして昨日のわたしは使い物にならなくて、一日寝て過ごす。
御機嫌よう さようなら
良い黄金週間を!


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