薔薇抄 *Rose Show*
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そういえば、わたしの弟が結婚したんでした。
今年の2月からつきあい始めたらしい彼等は、4月の終わりから一緒に暮らし始めて、 この7月7日に入籍しました。
弟には、5年以上つきあった彼女が居ました。わたし的にちょっと気に入らない子だったんだけど(笑) その子と結婚しちゃうのかなーと思ってました。 ところがどっこい(傍目には)かなりあっさり別れちゃって、二股疑惑が出るくらいの僅差でつきあい始めた 次の彼女と、これまたあっさり結婚しちゃったのです。 縁ってあるのねぇ。お姉ちゃんびっくり。おとーさんもおかーさんもびっくり。
そんで、若夫婦は矢鱈目ったららう゛らう゛です。手を繋いでないと、息も出来ないと言わんばかりに。 若夫婦って言っても、弟は26だし、お嫁ちゃんはわたしと同い年だけど。 でも、お互いの事がだ〜い好きで、離れていたくないから結婚しましたって、行動の全てで 語ってるワケですよ。「惚れたハレたで一緒にいられるのは今だけ」という向きもありましょうが、 そんな二人を見てるとね、「今だけだっていいじゃん、そんな風に人の事を想えるなら」って思っちゃう。 そうそう。結婚なんて、失敗したっていいじゃん。やり直せば良いんだから。 実際、弟のお嫁ちゃんのじゅんちゃんは、離婚経験があるそうです。
この人だ!って思っても実は違うかもしれないし、どんなに好きでももっと好きな人が現れるかもしれないし、 好きだからって結婚出来るとも限らないし、結婚したからってしあわせになるとも言い切れないし、 将来どうなるかなんて、全然わかんない。自分一人の事でさえ判らないんだから、配偶者のことまで絡んで 来たら、尚更判らない。だったらしたいようにする方が良いと思う。だから、弟夫婦を祝福し、応援します。おめでとう。
「あなたと一緒に今後の人生を生きていきたい」っていう、決意表明。 『何故』、「あなたと一緒に今後の人生を生きていきたい」のかは、人それぞれ違うと思うんだけど、 しあわせな理由だと良いよね。そして、何を持ってして「しあわせ」とするかも人それぞれだと思うので、 お互いが納得していて、更に出来れば悲しむ人がいない状況だと良いですね。 「相手が居る」事って、自分一人ではどーにもならないこともあるからね。
何故か今年は周りで結婚が多いです。 みんなみんな、しあわせでありますように。 結婚してもしなくてもね!(笑)
弟から貰ったiPodで、通勤途中にBUCK-TICKを聞きまくっているのですが、先日朝っぱらから 「FLAME」「密室」「女神」「Long Distance Call」「Mona Lisa」と続いた時には、さすがに 終わらない迷路に迷い込んだ気持ちになりましたROSAですみなさんコンニチハ。(c)YoRu氏←無許可(当然) ちなみに太っ腹なうちの弟は、iPod以外に、車もプレステもくれました。素晴らしい弟です。
えーと。以上の前置きはこの後書く事とほぼ無関係です。
我が家はたいてい眠りに落ちる直前まで、何かを話してることが常です。 眠さに負けて、夢現つ状態で話していることも少なくありませんが。(早く寝ろよ) どんな話をしてるかと言うとね、日によってそれはまちまちですが、そうねぇ…理想のおっぱいの形を 語り合ったり、パワーパフガールズのテーマソングを歌ってみたり、かと思えば、我が家の財政難回避法を 話し合ったり、例の12歳の彼について思うことを打ち明けあったり。 思い付くままに話しているので、その内容は多種多様、留まる所を知りません。 そんなある日の事でした。
もう何を言ったんだか忘れちゃったんだけど、nejiくんの何かの提案に対して、わたしが何かすごく ネガティブな返答をしたのね。 そしたらnejiくんがいきなり、「そんなネガティブな事ばっかり言って!!もっと今井さんを見習って、 前向きになりなよ!!」とか言い出したのね。「え?は?」とか言うしか無いわたしに彼は続けた。 「そんなに『あっちゃん』『あっちゃん』て!あっちゃんなんて、ただカッコイイだけじゃんかー!!!」 二人で爆笑。 あなた一体どーしたの?
今井さんが好きすぎて、接客中に吐きそうになる。
どんだけ好きにさせたら気が済むの?
皆様に遅れを取ること一週間。 やっとBUCK-TICKと戯れる時間が取れるようになりましたわたくしめは、書店へと向かったのでございます。 出張中、「かっこよすぎる!」とゆゆからメールが届くも、連日の拘束に見る事叶わなかったuVとフールズを拝みに。 …まさに拝む心境。 なんなのあなた。素敵よ、素敵すぎるわ櫻井さん。 わたし的に、フールズの金粉ショー(失礼)のような敦司さんにやられまくり。撃ち抜かれる。 谷崎さん、これ、わたしがあっちゃんにしたかったメイクです!!! ああ、BUCK-TICK素敵。スタッフまで素敵。 これ、ギトギトに見えますが、たぶんそんなでもないはず。だってこの光り方、パウダーだもん。 あああいいな。いいないいないいな。わたしも自分でしたいvv(変態) そしてこのあっちゃんの表情…。何があったらこういう顔になるの? ほんとにもう!!怒るよ!!!(なんで) あ、毛穴?毛穴っつった?今。 甘いね。毛穴も含めて愛してるからねわたしは(自慢/できるのか?) 嗚呼…生まれて初めてポラのプレゼントに応募しちゃうかも。締め切りいつよ?
そしてお家に帰ってみると、会報が届いていたのであります!
……………今回の敦司さん、素敵すぎるんですけどいろいろと。 綺麗でかっこよくてかわいくておもしろくて優しくておっとこまえで阿呆でああ素敵素敵素敵。 どうしろと?これ以上、わたしに、そしてゆゆに、なにを要求するのですかあなたは!!!!! 猫とだなんて卑怯。酷い。無理。 ドルガバなのね、そのノースリーブニット。 ああ…。昨日みた暁の夢は、これのお告げだったのね…。 そう、ソファで猫と遊ぶあっちゃんの夢を見たの。 あなたはわたしに予知夢まで見させるのですか櫻井さん。
今日は良い夢が見れそうだわ。
はい、昨日まで一週間以上も一緒だった師匠と先輩とお買い物です(笑)
わたしの会社、一年に一回7月に、パーチーがあるの。 ナショナルコンベンション…早い話がゴージャスで仰々しい企画説明会と、まあ今後の モチベーションアップを図った決起集会だわね。で、そのあとパーティー形式のお食事会があるの。 今年で三年目なんですが、毎年困った事にドレスコードがあり。 一昨年は「赤」がテーマ。去年は「メタリックブルー」(←なんじゃそりゃ) で、今年は色テーマでなく、「カジュアル・シック」ときたもんだ。 過去最高の「なにそれ?」度。気取った普段着っつーか、頑張り過ぎないよそ行きっつーか。 まあ、そんなに気張らなくていいからさぁ、という、優しさなのかもしれませんが…。 何を着れば良いのよ?何よ「小粋な普段着」って。 「今年のドレスコード何?」と聞いて来た師匠に先輩と口を揃えて「『小洒落た普段着』ですよ!!」と答え、 周囲の冷たい指摘を受けまくった。一緒だよどっちでも。
だいたい、「『小』粋」って何?『小粋』より『粋』だろ? 「『小』洒落た」より『洒落た』方がいいじゃねーか。 そういう、曖昧で繊細な事をわたしに要求しないで頂戴!!!
なので、買い物に出かけたのです。渋谷へ。 「乙女」な買い物じゃないときの、いつもの買い物隊。昨日の感動的な別れは一体? 乗りやすいのねぇわたしたち。
買い物のメンツって重要よね。 まず、趣味が似通っている事。違ってても、相手の好きなものを理解している事。 次に、経済力にあまり差がない事。差があるとどっちの立場もつまらないからね。 そして、タフでありながら、休みたくなるレべルが一緒である事。これは重要。 更に、「似合う・似合わない」の判断を委ねて間違いが無い事。そしてお互いそれを躊躇しないこと。 「乙女」なお買い物のときは、真理子ちゃんをおいて他なりませんが、「モード」なお買い物の時は、 師匠・よっちゃん・わたし、がベストメンバー。買い物に、ストレスがあっちゃいけない。
今日は買った。 まず一番最初に買ったのはティアラ(爆笑)どこがカジュアルシックよ?!と問われれば、 それには「値段」と答えたい。¥800也。安いお姫さまだ。 パンクなネット素材のタンクトップも購入。¥1300。俺様最高状態。 その後セクシー&ワイルド路線を狙って、渋谷の城、109に向かう45歳(♂)32歳(♀)28歳(♀)。 何故か師匠だけが買い物をし、出る。すぐに回転寿司で休憩。 次に、トイレを借りる為に(笑)西武へ。ここには我が社のコーナーも当然あるが、 休みなのにいつもの三人でいる所を見られたくないので(笑)裏から入る。 我等がコムデギャルソンにて、師匠、世にも素敵なシャツを購入。素敵過ぎ。あなた最高。 彼のカジュアルシック計画、これにて終了。早。 続いて今一番大好きなJUNYAに直行。通称PLAY Tシャツを迷わず購入。安いから。 よっちゃんとおそろ。安いから。安いものしか買えないくせに、「秋物はいつから?」とかスカした質問を する。行くのよもちろん、見るだけは。ええ毎回。そして毎回買えないのよ。 「買えるとこに行こう」と言う合い言葉を交わし、我等の安息の地、某リサイクルショップRへ。 三人ともここに幾ら注ぎ込んだのか、怖くて考えられない。 入るなり、嵐のようなピックアップ。そして試着。買う気のないものも含め(最悪)、 お互いの買おうとしているものも含め、5点ずつ程着る。 わたしのアイテム決定。憧れのJUNYA WATANABE COMME des GARCONS MAN PINK(長!)のワンピース。 フリフリでガッツリで超かっこいいvvvvv よっちゃん、パーティー用じゃないJUNYAのブラウス購入。あんたって人は…。 帰ろうとすると、なんと我が旧友JOEに遭遇!!彼女主催のイベントのフライヤーを渡され、 年末のイベントにホステスとして誘われる(笑) よっちゃんに交友関係を怪しまれながら店を出る。 そしてまたお茶。その後、ワケの解らなさが素敵なアジアンショップへ。ビンディー購入。 サソリの形v←薔薇に次ぐわたしのシンボル。 次は先ほどと違うリサイクルショップへ。いい加減しつこい。とか思いつつ、ウ゛ィウ゛ィアンの 髑髏のネックレスをさっきよりも安く発見v 試着。「あんた、それは買いだ。」師匠の言葉に一も二も無くお会計(笑) よっちゃんがさっき購入したJUNYAのブラウスの色違いを試着。すごく似合う。すごく欲しい。 だが。「…¥19800出してそれを買う意味がお前にあるの?」「似たよーな服売る程持ってんじゃん」 そうですか。わかりました。値割れするまで待ちます。(そういうもんなの?) それを打ち止めにしてまたお茶。ていうかお酒。おつまみなし、カクテル2杯で2時間(笑)やな客。 買い物の話、人生論、精神論、仕事の話、結婚観、人格を疑われそうな程の下ネタ。等等。 一通り腑抜けになったので帰ることにする。
別れ際、「楽しかったね、またね」 昨日と違う握手。 「こんなかんじだねこれから。」 「そうだね、いいかんじだね。」 「いいかんじだね。またね。」 「またね!!」 公私の「公」だった仲間が、ちょっと「私」の仲間に近付く。 これも成長と呼ぶなら。 ああ。 人生って素敵だ。
わたしの日常を受け入れてくれる人が思ってたよりも居るようなので、かなり甘えて 今まで以上に日記チックに書いてみました。 こういうのは、いかがですか?
2003年07月01日(火) |
どうもありがとう。また愛し合いましょう。 |
タイトルはそう、あっちゃんがステージを去る時に残す言葉のイメージで。
終わりました。名古屋の一週間。すごく…………うん、しあわせ、でした。
自分が絶対的にその存在を認め、信頼している人が、わたしに対してもたぶん、 同じように思っていてくれるということが、こんなにもパワーになるんだね。 疲労感はそれ程じゃない。達成感と、開放感と、充実感に比べたら。
お互いに話したかった事を伝えあい、寸分の相違もなく納得し、理解しあった実感がある。 それだけで、これからの輝かしい未来を思い描くのには充分でしょう?
わたしたちは、だって、出会ったのだから。
あらゆる感情が自分の中で一杯になって、なんとか外に出ようとしたときに、 涙になって流れるんだなぁとか思いながら。 売り場で、タクシーの中で、駅のホームで、新幹線の中で、駅の構内で、みんなで、ふたりで、ひとりで。 悲しいだけじゃない涙を流しながら、手を繋いで、抱き合って頬擦りして(笑)、 わたしたちはそれぞれの道を帰って行った。歩いて行った。 「じゃあね、またね」って。振り向いて、手を振って。
そう、道が違ったって、繋がってる事はもう、疑わないし、忘れない。
だって、明日一緒に渋谷で買い物するしね(大笑い)
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