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| 2009年06月28日(日) |
傷が開く。
己のすべてを否定する言葉を思い出して、己のすべてを否定する行為を思い出して、傷が開く。
傷はひどく生々しくて、今にも倒れそうで、不安定な心は余裕を失っていく。
愛すべき罪なき者に己の傷を負わせた、己自身の行為が憎い。
傷つけて苦しめて、その行為では何も救われない。何も知らない罪なき者に、新しい傷を負わせるだけ。愛されなかった記憶、受け入れられなかった記憶なんて、残してはいけない。己自身が身をもって知っている。
愛してる。愛してる。愛してる。
誰よりも何よりも愛してる。君には何の罪もない。
