coffee cinema and cigarette

chai   最新
未来   

2002年04月30日(火)  先見

やっぱ日記毎日書くってのは無理がある気がしてきた。
だって旅行とか行くし。行ったし。書いたけど。
あ、書けてる。じゃあ問題ナシ。あれ?

というわけで来月も頑張ってみるテスト、は続く。

いつまで続くかはわからないですけど。



京都は雨が降りっぱなしですが。
皆さんの居るところはどうですか。
おかげでスーツが濡れました。ストッキングに水玉模様。

タバコが切れましたけども。買いに行く気になれません。
いいことなのか悪いことなのか。500円玉は貯金箱へ。

明日も雨みたいですが。いい加減に洗濯しないと。
そして学校へ行くまでにやんでくれると嬉しいのです。

いつまで続くかは誰にもわかりません。多分。

2002年04月29日(月)  帰省

過去にいるようで現実の困難に直面していたような3日間が終わって元居た場所に戻って来た。すこぶる居心地が悪い。順応というのは恐ろしいものだが、此処が劣悪であることも事実である、と思うけれど自分ではあまりに主観過ぎて本当のところはどうなのかわからない。

心細いという感覚だ。これは。臆せず言えば、とても守られ愛されていたらしい。離れてから気付くのはまだまだ私が青いからかそれとも無意識なのか。本当のところはどうなのかわからない。



明日も昨日と同じ。だけど昨日とは違うのだということ。確実に時は流れていく。タバコは減る。カレンダーがめくられる。薄着になる。期日が迫る。経過している、ように思うが本当のところは。どうなのだろうか。







**********

書いててわけ分からんくなった。
眠いのです。ただいま。
とりあえず、追われてるよ。

2002年04月28日(日)  帰省

久しぶりに足を踏み入れたその家はとても小さかった。思っていたよりもずっと。それだけ時は流れたらしい。身長150cm未満の私にも。ベッドも部屋もそこにずっと住んでいる人たちもみんな。


そこで私は何をしてたかというと、夜8時には寝てしまう人たちの中に混じっていつも通りの生活リズムで過ごしていた。仕事、というのも憚られるようなやるべきことを結局そこにまで持ち込んで。怠惰なだけなのに褒められた。「遅くまで頑張ってエライねぇ」と。私はいつまでもその人たちにとっては小さな子どもだった。時は流れても関係は変わらずに。


彼が見せてくれたのは戦時中の彼の写真だった。海軍だったらしくセーラーを着ていた。面影は殆どなかった。アルバムの真ん中のページには写真を剥がした痕があった。そして終わりのほうには最近の彼と友人の写真。その中に彼女の姿はひとつもなかった。また彼が話してくれる彼の思い出や想いの中でも彼女が現れることはなかった。彼がおもむろにアルバムを机から取り出し話し始めたのはあまりにも突然だった。部屋には私と彼の二人きりだった。私は曖昧な笑顔を作っては私より若い彼の姿やその帽子の文字を目で追っていた。忘れない。忘れないで。


久しぶりに会った彼女も相当変わっていなかった。イメージというのは怖いもので。それでも彼は昔よりも彼女に優しくて、その仲睦まじい光景はより一層彼女の病弱になった体を映し出していた。歩くのも随分遅かった。それでも変わっていなかった、と言ってしまうことは私のエゴだろうか。


毎晩のおかずはいつも私が喜んでいたスーパーで買ってくる刺身の盛り合わせで、昔と変わらないはずなのに違って見えるのはそれ以外に方法が無くなっているから。だからといって私に何が出来るわけでもなく、冗談でお見合いやコネ就職を勧める彼女の言葉が唯一の方法であるかのように思えてしまうので慌てて聴こえないフリをして部屋に戻った、私の部屋ではないけれど。


遠いようで近かった。期待はずれの気温と曇り空が現実だった。それでいいと思った。

2002年04月27日(土)  移動

昨日帰ってきたと思ったら今日からまたお出掛け。

昨日新幹線乗ったと思ったら今日は飛行機。

今度は西に行くのです。あったかいといいなあ。



望みはそれくらい。全然ゴールデンじゃない。

でもちゃんと笑いたい、笑わなきゃ。

私のために、彼らのために。



どこへいってもやることはいっしょだ。

2002年04月26日(金)  後日

下半身すげえ筋肉痛。

2002年04月25日(木)  報告

今は26日の朝ですが。

ええと。

3回ほど降りるホーム間違いましたけど。
人に道やら電車やら聞きまくりでしたけど。

ちゃんと目的地(3つ)に辿り着いたよ!
そして無事帰って来れたよ!

夜行バスで寝れるくらい疲れていたのは
きっとホームの昇り降りを頑張りすぎた所為です。
足が棒。スーツにパンプスとかマジで無理。





会いたい人がたくさんいるのでまた行くよ。
何かに託けて。逸る気持ちを押さえずに。

2002年04月24日(水)  努力

昨日、大阪でさえ間違えたというのに。

東京の地下鉄なぞ無事に乗りこなせることが出来ようか。(反語)



無事に帰りのバスに乗り遅れないようお祈りします。自分で。

その前に目的地に着けますように。

30分でいけるところを2時間の余裕見てるから!平気だよね!



頑張ってくるよ。

2002年04月23日(火)  電車

反対方向行きの電車に乗りました。素で間違えた。



小学生の頃、学校のスキー教室に行くのに2年連続で地下鉄乗り間違えたのを思い出しました。懐かしいとかあり得ない。

変わってないなぁ。



乗り間違えたときというのは、何となくそういう予感がして気付くのです。駅の並びに詳しくないときによくやるので、停車駅のアナウンスを聞いてもわからないのですよね。あのふと気になる瞬間。あれ。空気が違う。想像と違う。みたいな。

昔と違うのは、気付いてもあまり慌てなくなったところ。島型ホームで降りて向かいの電車に乗ればいい。最悪、お金を払えば何とかなる。いくらでも戻る事ができるのを知っているから。

目的地にいけないかもしれない。果たして家に帰れるんだろうか。必死で方法を探す。あの緊張感や焦燥は、もう味わえないのです。電車を乗り間違えたくらいでは。

本を読んだり映画を観たりして、それを味わったような気になる。仮想体験。現実に起こるそれに、少しでも冷静に対応する為に。麻痺させておいてショックを減らす為に。

昔と違うのは、本当に家に帰れなくなるところ。帰る場所がなくなってしまうところ。むしろ帰る場所なんて初めから無かったのだ、と。電車の乗り換えがうまく出来るようになった代わりに。

乗り換えと同じくらい簡単なこと、と言えるようになる頃には、また新しい不安と出会っていて。そこまで辿り着けるかさえも不確かだけど。

変わらないなぁ。

2002年04月22日(月)  容器

自己紹介文、みたいなものを書いていました。

具体例を挙げようとすると、手が止まってしまう。

空っぽだ と感じる。



私の中身、あなたには見えますか。

なんて。

2002年04月21日(日)  後退

胃痛 胸焼け リンパ腺の腫れ 空腹感 眠気 等々。
おさまらないモノをいろいろと抱えつつ一日を過ごしました。


抱えつつというよりも呑み込まれてます。


ごめんなさい。
要するにぐうたらしてました。

2002年04月20日(土)  隠蔽

いつも一緒に居た人。

がいました。ここ2年ほど。
3日も空けると「久しぶり」というくらいの。

そんな状況もあと1年くらいかなと思っていたけど。
どうやらあと一週間のようで。

最後であるにも関わらず、一緒に居る事が出来ません。
私が忙しいから。最後と知ってたけども。
感傷に浸っている場合ではないのです。

ないのですけども。

何か履き違えてる気がしないでもない。

という迷いを見ないフリして他の方を見る。

2002年04月19日(金)  夢中

メール着信音で目が覚めて。


30分後にようやく頭が回り出して。
あーそういえば夢見てたなー。
なんかいい感じだったかも。(内容忘れた)


・・・・・・・・(内容思い出そうと考える)


エロ夢だったことを思い出した。(凹)
や、相手が良かったんだって!(墓穴)


夢の中でも仲良しでしたよ。(だから嬉しいの!)

2002年04月18日(木)  多忙

自分がだらしないせいで朝からバタバタ忙しくて、結局夕方くらいまでものすごく慌しくしてたのです。ムダに。ここまで追い込まれないとダメな自分は本当にダメだ、などと思いつつも万に一つとかの可能性を信じて結局そのままである自分は本当にダメだ、とか。言ってるだけ。

眠いのは私の精神的な問題であって。眠いと出来る事も出来なくなるとかいうのを口実にじゃあ眠ければいいじゃないかと体が勝手に反応した結果で。どれだけ眠くても夢中になってたあの時を思い出せば。とか言いつつこれがあんまり思い出せない。

ご飯を食べる暇が無くてやっと夜になって母親の手料理を食べてコタツに入ったらあったかくて気が緩んで少し寝てしまって、あと昨日から腰痛がひどかったりとかどれだけ寝てもスッキリしない頭とか喉が痛かったりとか。気の持ちようだ、と思いたい。


とりあえずリンパ腺は腫れてる。

2002年04月17日(水)  豪雨

どしゃ降りの雨の間は、部屋でその音を聞いていました。

どしゃ降りの雨が上がると、丁度家を出る時間でした。

灰色と水色はとても似ている。そんな空の下を歩く。

さっきまで聴いていた音楽を口ずさみながら。

雨音がないことの寂しさを想いつつ。

自分勝手な感傷に身を委ね。

今日も笑っていました。

2002年04月16日(火)  比較

『スイート・ノベンバー』観てきました。
以下、感想等なので。あらすじ書いたりしませんがこれから観たい人は避けて読むべし。


一体どこがスイートなのか。というのが友人との感想の一言目。「All Right」(だったと思う)の言葉の重みを理解するには2時間は短すぎる映画だったのかもしれません。もっともっと掘り下げて欲しいと思う部分が沢山ありました。おかまの友人とか父親参観とかサラの家族の事とか。それだけ短く感じさせる映画だった、という意味で1ヶ月という期間を定めたサラの想いと二人の時間を思わせる事にはとても成功していると感じたわけです。深くは触れない、触れられない。だから「スイート」なままの「ノベンバー」であり得た。過去形で。サラの願いは叶えられる。ネルソンの願いは訊くまでもなく、ということでしょうか。


なんちゃってレビュウ。レビュウなのかこれは。ていうかレビュウとは何ですか。
レビュウして下さい、とここでリクエストしてみたりするテスト。見てくれてるかはわかんないけどネ。


タダ券を貰いましたので。大好きな男の子を誘ったらノッてきたので観に行ったのです。とかやってる自分のがよっぽどスイート(サラのように素敵じゃないですが!)。いまどき「タダ券あるから一緒に行かない?」とか。
映画終わって二人で呑みに行きました。その後は訊くまでもなく、ということでしょうか。

2002年04月15日(月)  忘却

今日何してたか忘れた。


というのは嘘で。夜バイトでした。
激ヒマで、覚えておくほどのことも無く。
掃除したり世間話に花を咲かせたりなど。

そうそう、その前に学校に行ったりして。
財布を忘れてスリリングだったりした。


とても疲れていたので。
忘れたい忘れたいと口走っていたら
違うことが記憶から抜け落ちていくようで。
忘れたいことは忘れたいと思うほど焼き付いて。

太陽を直視した後の、瞼の裏の緑色。
見えたようで、見えないもの。
後からやってくる、輪郭。
本物はどれでしょう。

2002年04月14日(日)  炎天

フリースの下はTシャツで。
初めての野外ライブ。


閑散としたボウルの中、小さなステージから発せられる音は
私を逆撫でしたあと全て空に吸い込まれ。
季節を間違えた陽射しを浴びて
自分は届かない過去にいるのかと。

見上げた景色に驚いて目が醒めました。
あんなに空に突き刺さる屋根なんか見たことない。
音楽はその壁をなぞりながらゆっくりと、上へ。
やがて眩しい光で見えなくなってしまう。


そんな曲を友達が演奏してました。
友達と言うには早いかな。友達の友達。
帰りに手を振ってくれました。サヨナラ。

ボーカルの子の黒髪の、揺れるさまが印象的だったのです。

2002年04月13日(土)  認識

私が伝える努力をしないといけないのに
伝える手段であるところの言葉が見付からなかったり。
そもそも何を伝えたいのか。その中身は。中身。

普段人との会話で何故あんなにも話すことが出来ているのか。

ほら、今も。
なにを かいている ん だろう ?

2002年04月12日(金)  裏表

私の良いところは
嫌なことがあってもすぐ気持ちを切り替えて
前向きに頑張ろうとするところです。

とか

私の悪いところは
嫌なことがあるとすぐに逃げようとするところです。

とか。



文字にすればするほど消えていく。

2002年04月11日(木)  贅沢

 昨日はひと月の中で、アルバイトをやってて良かったなぁと一番実感する日(世間で言うところの給料日)でしたので。今日はこう、似顔絵の書いてある紙切れとゲーセンのメダルに似たものを入れる「財布」と呼ばれるものの充実感が2、3日前とは格段に違うわけですよ。それによって私の気持ちにも余裕が生まれたりするわけです。うひひ。あ!でもお金が全てなんて思ってないよ!(ドラえもん貯金箱の500円玉を数えつつ)

 とまぁ嬉しそうに書いたはいいが実際の中身はさほど大したことありませんでした。なので必要なものを手に入れるためちょっぴり買い物に出たわけです。スーツ着て(証明写真を撮ってたので)。



 そう、「ちょっぴり」のつもりが。
 神戸風月堂にフラフラと足を運んで「特製あんみつ(宇治みつ)」(1000円)とか頼んでました自分。節約とか聞いたことも無いよ。
 周りはおばあちゃんがすごく多かったです。老夫婦も。あと妊婦さんがめちゃ居はった。こういうところは辻利みたいに若い娘たちに侵食されてないのねーと思いつつモグモグ。黒豆超ウマー。なんだこのコクはバニラアイス!最高!モグモグ。
 
その特製あんみつには木のスプーンがついていたのですが。店長らしきおじいさんとおじさんの間のような人が「それじゃ食べにくいでしょう」といって銀のアイス用スプーンをくれました。もしかして超子ども扱いされてる?スーツ着てるのに!なんで?孫に似てるの?おじーちゃぁぁぁん。
 (じゃあ初めからつけとけよ)とか思いながらもそれを使ってモグモグ。…冷たい。スプーンが冷たいよおじーちゃん。あんみつよりも口の中で存在を主張しているよ。やっぱりこういうのは銀のスプーンじゃダメだ!と思って、こっそり大きくて不恰好な木のスプーンに持ち替えました。



外に出ると小雨が降ってて、お気に入りのスーツが濡れてしまった。でも、今日は雨のおでかけもイヤじゃないなと思って、また足を伸ばしたのでした。コツコツ。(ヒールの音)

2002年04月10日(水)  傷痕

 めっちゃ痒い。


 起きたら11時50分で。
 病院の午前診療が12時半までで、しかも今日の夜はバイトで病院行けないので、寝惚けつつもあわてて着替えて顔洗って長い髪をひとつにまとめて、妹のチャリで疾走。キャミソールの上にトレーナー1枚羽織って、ちょっと寒かった。


 12時25分に到着。セーフ。
 毎日違う先生です。日曜日、急患で診てくれた先生はまるむし商店の磯部とタージンを足して2で割ったような顔でした。声とメガネが。伝わるかしら。もう一回会いたかったな。ちょっと残念。
 「会いたかったな」と過去形なのは、もう来なくていいよーと言われたからです。良かった。でも切ったときの傷が残っているのでバンソウコウはもうしばらく貼ったまま。再発も怖いし。キスマークかと思わせといて、傷痕とかぶれ。だいぶ差があるな。あぁ痒いカユイ。

 今日の先生の顔はもう忘れてしまいました。
 傷は残っても、記憶はどんどんなくなってしまう。治るのが先か、忘れるのが先か。痕が残ってもその存在すら、覚えていられるかどうか。時間はどんどん逝ってしまうので。其処ばかり構ってるわけにもいきませんから。
 でも今は痒くて、気付いたら手を伸ばしてるんですけど。

2002年04月09日(火)  親友

やっと、逢えたね。
久しぶり。元気そうで何より。


ずっと君を気に懸けてた。
君によく似た姿は街に溢れてて
見かけては走り寄らずにはいられなかった。
バスで君との想い出の場所を通り過ぎるたびに
何度飛び降りて向かおうかと思ったことだろう。


無邪気に駆け寄れるほど子どもでもなくて
知らん振りできるほど大人でもない
中途半端な僕は。
隣を一緒に歩いてくれる人を見つけることで
やっと君に逢う決心をした臆病者。

そんな僕にも
いつものあの笑顔を向けてくれた君は
本当に僕の大切な大切な。


逢うたびに君はいつもいろんなオモチャをくれた。
僕がこんなに大きくなってもそれは変わらずで。
僕はこんなに大きくなっても相変わらず嬉しい。


来年はもうここで逢えないかもしれない。
今年が最後になるかもしれない。
最近はいつもそう思ったりするけれど。

そうしたら今度は
自分とよく似た小さな子と手を繋いで。
君に逢いに行こうと思う。


ありがとう、また逢おうね。




***********************************************



コレ観て来ました。徹夜明けで。
バイトの休みを合わせて。
デパートの前で待ち合わせして。
「ごめん、待った?」「もぅ、遅いー」とか言いながら。
20歳の娘と。

年々、泣かせる工夫が巧妙になっていきます。狙いすぎ。
アルマゲドンかよ。パクりかよ。
二人ともハマってましたが。

今回は脇キャラが良味でした。ママ若い!かわいい!
あと新山千春の声めっさ低かった。
しずかちゃんの服がエロかった(ノースリのミニワンピ)。

好きなんです。

2002年04月08日(月)  回想

ずっと夏の夕方のような橙色。
昼間はあり得ないほどいい天気で。
怖くて外に出れなかった。

Tシャツとハーフパンツという格好で
久しぶりに部屋の掃除。
結局増えすぎた漫画は収まりきらなくて
今も私の横に積み上げられたまま。



夕刻になって空が青くなって。
安心して病院に向かう。昨日の治療の続き。

ガーゼを止める大きなテーピングで
私の首はすっかりかぶれてしまっていた。
「あら、かわいそうに」
小さい子に言うみたいな先生の声と消毒液の匂いが
曖昧な昔の記憶にそっと触れる。



小学校低学年。
喘息がひどくて、よく学校を休んで病院に行った。

隣のベッドの子に「退院おめでとう」を言われたのに
運動会を挟んで一週間後には「おかえりなさい」と言われた。

「体重が20Kg越えたら欲しいモノ買ってあげる」
おばあちゃんが約束してくれた。

ぼやけた思い出。夢を見ていたような。


掛かり付けだった先生は今は町の開業医で。
同じ病室にいた女の子は随分前から仕事に就いてて。
入院してた頃の病棟は改装されて跡形も無い。

喘息も出なくなった。体重も増えた。



ガーゼは小さなバンソウコウと取り替えられた。
外はもう濃紺で心地良かった。

2002年04月07日(日)  休日

日曜日の日中に家にいるのは久しぶりだなぁと思いつつ。

スケジュール帳を見てみたら
予定の無い日曜日は今年に入って今日が初めて。
競馬、買い物が1回ずつと小旅行が2回。
それ以外はバイト。殆どが朝から晩まで。

調子に乗ってメッセつけたら友達は「今、会社」。
ご苦労さまです。



時間に縛られた「予定」がないだけであって
やる事はいつも山積みなんだけど。
しかも、予定外の予定が入るのはよくあることで。

昨日から首におおきな腫れ物があって。
起きたら悪化してた。休日診療へ。

休日なので「救急入口」みたいな所から入るのかと思ってたら
普通に正面のチューリップの鉢に囲まれた自動ドアが開いて。
受付には絶えることなく人が来てた。
呼び出しの放送が無いくらい。
ちょっと暗い静かな日常。



麻酔したり切ったりして疲れたので。
何もこなせませんでした。
とか言い訳してみる。
本当に痛い。

予想外に予定外の一日。

2002年04月06日(土)  油断

忘れた頃にやってくる。



このところずっといい天気だったので。
朝起きて、化粧もせず慌てて着替えて
雨が降るなんて夢にも思わずバイト先まで走ったら。

休憩時間にお遣いに出たときにはポツポツ降り始めて。

独りで買いに出なくて本当に良かったと思った。
荷物も多かったし。一人で持てる量だったけど。

2002年04月05日(金)  伝心

起きたら13時でした。

寝る前のことはあまり覚えてないのですが。
おそらく就職の道について考えていて。
教師とか想像してた、と思う。
そしたら

私は高校の先生で
教育実習で受け持った生徒と一緒に
掃除か何かをしてた時に
とある生徒の机に教科書がめっさ積んであって
その一番上にお重のような弁当箱が置いてある
それを私は教科書ごとお弁当と見間違えて(弁当が何段もあるかのように)
生徒に笑われる

という夢を見ました。
そしたら

別にその話をしたわけでもないのに
起きて居間に行ったらいもうとが
「おねえは学校の先生になるの?」
とか聞いてきた。

寝言でも?


そのあとはごはんを食べて
バイトまで時間があったので
いもうとの部屋で日に当たりながら
漫画を読んで過ごしました。

2002年04月04日(木)  春風

昨日今日といい天気です。

この間揃えたばかりのパンツスーツ、大活躍。
ちょっと暖かいからって調子に乗ると
夜、痛い目に遭いますから。



顔が引きつってきた。

わざと真剣に相手を見すぎて疲れた。
面接じゃない時でも自然に笑えなくて。
目を逸らしてしまう。

「にっこりしながら話を聞く」って難しい事のような気がしてきた。

丁度、今日の夕方電車を待ってたときに
あまりの風の強さと冷たさに凍えながら
知らないけど同じ立場な人と苦笑いしてた時の。
そんな表情。
癖になりそう。
怖くて鏡が見れない。



明日のバイトの接客でリハビリできるかな。
逆効果だったりして。



とりあえず、面接官の方々は
太陽の光を背に1時間も面接しないで下さい。
後光であなたの胡散臭い笑顔が見えなくなりますから。

世界が緑色に見えるょ。

2002年04月03日(水)  余命

今日は学校で健康診断がありました。
健康だったようです。
心電図待ち。



健康だったんですが。

測定結果:146cm



去年は148cm。
その前は150cm。

えーと。
順調です。


あと73年か。

2002年04月02日(火)  桜花

この日記のタイトルは。
やまだないと という人の『東京座』という漫画の中に入ってる
短編から。

この『東京座』の表紙は
桜の咲き誇るさまを映したもので。
煙草を吸う。女性 とも 女の子 とも形容しがたい。髪の長い。

本の中にもたくさんの桜色が咲き、散り。
また咲く。また散る。

私は何度も何度もこの本を開く。

好きな漫画です。



京都の桜はとても早くから咲いていて。
もう黄緑色と混じってて。
その姿があまりにもとてもきれいに素敵に思えたので。
一瞬知らない花かと思った。

3日前まで見ていた満開の桜は夢だったのかも知れない とか。

夢現の日々。

2002年04月01日(月)  再会

HPを閉鎖したのはいいけれど
やっぱ寂しいので日記ぐらい書こうかな。

と友人に話したら何故か喜んでくれたので
やっぱり書こうとちゃんと思った。

目次 手紙