昨日(11月15日)日本から送った荷物(航空便)が届きました。こちらの11月14日が休日だったため配達は今日になりましたが、空港には13日に届いていたようです。日本で自宅から積み出したのが11月5日ですので約1週間で届きました。運送業者の宣伝をするわけではないのですが、運送をお願いした「楠原運送」さんはしっかりした、とても段取りのうまい会社だと思いました。
まず日本での荷造りを短時間でキチンとやってもらいました。想像するに「船便・航空便」それぞれの揺れ方だとか各空港での扱い方、また現地の状況をよくわかっている方達なのでしょう。国内での引越しを何度か経験している私達ですが、今回の梱包作業には本当に感心しました。というのも、大変かさばって壊れやすい「チェロ」を持ち込もうと考え梱包をお願いしたのです。短時間で特性のダンボール箱を作って上手に梱包してもらいました。
またこちらでは、15日昼前に電話がかかってきたのですが、宿舎で待っているとそれほど待たずに到着しました。これはすごいことです。こちらのスリランカ人の対応もしっかりしていました。荷物のほとんどは大丈夫でした。ほとんどといったのは、私の荷物の中に私の物ではない雑誌が一冊入っていたからです。税関かどこかで荷物を一つ一つ開けたという証拠です。証拠のために残したのか、他人の荷物が入り込んだのか。他人の物が入り込んだとすると、私の荷物も他人のところに行っている可能性があるということです。細かいところまで覚えていませんが、今のところ無くなっているものはありません。
貴重品(楽器)はまったく損傷がありませんでした。すべての梱包に一度開けて見られた痕跡がありました。何はともあれ、これで引越し作業はすべて終了し本格的にこちらの生活が始まります。
今日11月14日はヒンドゥー教の正月にあたります。スリランカでは仏教徒も含めてこの日は休日です。こういうことについては柔軟というか、都合が良くできています。この正月は「ディバリ祭」と呼ばれています。昨日からヒンドゥー寺院(Templeではなく正式にはKovilというのだそうです)は非常に賑やかでした。この日はほかの宗教の正月と一緒で家族や友人と集まって盛り上がるのだそうです。今日のコロンボは晴天で気温は30度Cくらいです。
11月7日の正午成田発のシンガポール航空便でスリランカに正式に赴任しました。スリランカ到着最初の日から結構惨めな思いをしました。というのも兼ねて連絡を取っていたドライバーとの到着日の打ち合わせが不十分だったことから、8日の朝(といっても午前1時ごろ)にドライバーがバンダラナイケ国際空港に現れなかったのです。彼は一日間違えていて9日の朝と勘違いしていたのでした。
二時間近く空港の「車寄せ」で待った末に、ドライバーを諦めてタクシーを頼んで宿舎に向かいました。深夜になじみのない空港で寂しく待つのは辛いものでした。しかし、ここで自分に言い聞かせました。こんなことはまだ序の口だろう。こんなことで頭にきていたらスリランカではやっていけないから笑顔でやり過ごそう・・・と。
住み着いた住まい(コンドミニアム)は非常に立派で気分は上々です。コロンボ中心街からほんの少しはなれたところにある外国人が多く住む施設です。建物の30階にある部屋なので車の騒音はほとんどなく、窓からインド洋が見渡せます。コロンボ市内は緑が多く、上から眺めると本当にきれいな町です。実際に歩いて近くから見ると結構ごみがあったりして汚れてはいますが。
コンドミニアムのある建物の一階(下駄履き)に日本食レストラン「日本橋」ができるということで、今日は32階の「空き室ペントハウス」を借り切ってそのお披露目がありました。マンションの日本人とかコロンボ在住の日本人が沢山招待されていました。会社の関係で日本人会の理事になるようです。そうすると政府と交渉したり、日本人会の集まりにでたり結構大変なようです。少々億劫なのですが仕方ないですね。
こちらについてから、まだ日本との時差(三時間)は解消されておらず、毎朝4時には目が覚めます。明日は土曜なのでゆっくり休みます。写真はまだ撮っていません。撮ったら日記に添付していこうと思っています。
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