葉月 凛太郎の日記

2002年11月23日(土) 昼夜逆転生活。

を、私はかなり前からやらかしているのですが。
考えると、不規則だなんだとよく言われても。

普通の生活している人からみてどんなに不健康そうな生活であっても。
それが固定化して、そして規則的にそんな生活しているので。
逆に戻そうとすると体調が悪くなります(笑)
朝7時におきて、夜11時寝る生活を長い間続けているのと。
朝7時にねて、夕方5時に起きてくる生活を長い間続けているのと。
どっちが不健康だと聞かれたら、朝寝るほうだと言うでしょうが。
考えると、体のリズムが作られている、って事からではどちらも健康的だと言えると思うのです。
まぁ、自分を正当化するための言い訳ですが。
ですが、不健康だ不健康だと責められるのは嫌だったり。
だって、起床、就寝時間は確かに誉められたものではないけれど。
それを固定化して規則正しくしている私のほうが、健康的なんだが。
朝起きてても、起きる時間がまちまちだったり、夜寝てても、寝る時間が日によって差がありすぎる人よりは。
規則的にしてるのは、朝起きて夜寝ることだけな癖して。
それが日によって差がありすぎで規則正しくない人に不健康だ、自分を見習え!
と言われるのは大変腹立ちます。
寝にいくのが明け方で、起きてくるのが昼過ぎでも。
私のほうが規則正しく行動しててお肌の調子もいいっつーの。



2002年11月19日(火) とりあえず満足。

今日は西武でカード会員の得優待セールだったので行ってみた。
・・・最近服買いまくりだったので、「あ、コレいい!!ん〜、値段もそこそこ・・・。・・・買おうかなぁ、いいなぁ、コレ!」
的なドキドキが一切無く(微笑)服をただただ眺めて終わりかけました。

ええ、でも!この時期は色んなメーカーが限定セットを出している!!
つーワケで化粧品売り場にて各社のコフレを見て窓買物とはいえ心ときめかせていたのですが。
母上のステキな一言。「ああ、アレいいんじゃない?買う?」
により、突如お買い上げ決定でした。
つか、結構甘やかされてるよな私。買ってもらってるし(爆)
しかし、考えると自力で買おうにも一月分の小遣いでは足りません(微笑)
そして、何より問題は。バイト経験がこの年で一度もないために貯金がさっぱりだというあんまりにもお前あほやろな理由があるのです。
もうここまでくると笑うしかありません(微笑)

まぁそれはともかく。今回買ったのはアユーラです♪
以前からここの香水気になってたんで、ミニボトルですが手に入って満足。
さらに特製のカバン・・・、ポーチ?;も手に入って満足♪
まぁ最大の満足は、ここのところ私の中で発生していた口紅欲しい病が満たされたことですか(笑)
こないだ自分で安いのですがピンクの口紅買ったんですが。
またピンク買っちゃいました♪
買うのは好きなんですよ買うのはね・・・。
つけるのはあまり好きではないですが。
今回、口紅の色試すためについでにほぼフルメイクしてもらいましたが。
やっぱ自分で化粧するよりも、人にしてもらう方が好きだ(笑)
仕上がりがその方が綺麗だというのもあるんだけど。
なんかね、考えながら化粧を施してく姿を見るのが楽しいのです。
なので、服はさっぱり買わなかったけど大変満足なのです。
あ、あと十字架のネックレスも買ったや。

母上も久しぶりに口紅買ってらっしゃいました。
今まで使ってたのよりも今回予約したのの方が似合うと私は思うんだが。
母上的には「ちょい薄い・・・?」だったらしい。
いいと思うんだが。でもまぁ買ったし(笑)
ついでに他にも買われてたので服見てたときには思いもしない程出費が。
化粧品て高い・・・。でも見てるの楽しい・・・。見てると欲しくなる・・・。
でも高い・・・。と無限ループです(笑)

さて、今回口紅買ったからには使わなきゃな・・・。
唇かさつくからあんまし好きじゃないけど。
綺麗に見せたけりゃ努力せねばな・・・。



2002年11月13日(水) ちょっとした出来事

今日は京都駅にて時間つぶしでふらふらとさ迷っていました。
うろついていたのはポルタ。京都駅地下です。
で、うろついていたらおじいさんと目が合いました。
手が軽く上がって引き止める形になっています。
目線はこれ以上ないくらい綺麗にあってしまっています。

仕方ないのでつかまりに行きました。
まぁおじいさんだし、セールスの可能性は低いだろうし。
「ちょっと聞きたいんですが。」
ハイ?何でしょう?
「京都駅はどこですか?」

・・・・・・・・・・・。

は?

ちょっと待て。今私はどこに居る?
ポルタ内だな?
ポルタはどこにある?
京都駅地下だ。

・・・・・・・・・・・。

「改札にいかれたいんですか?」
とりあえず2秒ほど沈黙してから聞いた。
「そうです。」
「それならあの階段を上がって・・・。」

はたと気づいた。ここから上がって、そして。
右だったか左だったか?

「わかりずらいんでしょうか?上に上がってから
 また誰かに聞いた方がいいでしょうか?」

いえいえそんな事はないんです。ただ右だったか左だったかに行って。
そしてまた右か左かどっちかにあるエスカレーターを上がってひたすら直進です。
ちょっと距離長いんで心配になるかもしれませんが。
しかし。
ここからだと上がって右だったか左だったかが分らないだけです(微笑)

なのでここはとりあえず。

「案内しましょうか?」
「そうしてもらえるとありがたいです。」

で、仲良くエスカレーターに乗りました。
そして。ふとした疑問。
「JRですか?新幹線ですか?」
「新幹線です。」

・・・・・・・・・・・・・。

当初JRだと思っていましたので距離が伸びました(微笑)
まぁいいでしょう、案内すると言ったのは私です。
それに、ここで実は「地下鉄です」とか言われても上ってすぐに下って戻らなければいけません。
で、ひたすら歩いて、新幹線乗り場まで案内しました。
切符を買うために窓口に向かうおじいさんとお別れです。
まぁ、いくらなんでも窓口のすぐ隣の改札にたどり着けないことは無いでしょう。
思わずそれが心配で見守ろうかと思いましたが。
そこまでしなくてもいいはずなのでまたポルタまで帰りました。


京都駅地下のショッピングモールで「京都駅はどこでしょう?」と聞かれて。
いま自分はどこに居るのかと一瞬でも疑ってしまいました。
まぁ別にたいしたことでは無いのですが。
ちょっと心に残った出来事なので。



2002年11月04日(月) 限りなく幸せでそして残酷な夢

昔飼っていた犬が生き返る夢を見た。
何故生き返ったのだろう?と疑問に思いながら手を伸ばすと。
嬉しげに尾を振りながらよって来た。
背を撫でてやると馴染みのある毛並みの感触がした。
恐る恐る手を胸に当てると、確かに心臓が動いていた。

誰かがどうやって生き返らせたかを説明してたがそんなものはどうでもよかった。
ただ腕の中のぬくもりが。
その毛並みの柔らかな手触りが。
右の手のひらに感じる心臓の鼓動が。

それが、全てだった。

何度も抱きしめながら、信じられなくて不安で。
何度も何度も手を胸にやってその心臓の鼓動を確かめた。
すこし弱っているようではあるが、元気だった。
こちらの顔を舐めてきて、尾を嬉しげに振っていた。

信じられなくて、背を撫でて鼓動を確かめて抱きしめて。
何度も何度も繰り返した。

ああ、生きてる。本当に生きてる。
でも、本当に?本当に生きてるの?

そんな言葉ばかりが頭を巡っていた。

いつも、夢の中ではどこかでそれを冷静に夢だと判断している自分が居た。
それすらも無く、私はいつもと違ってそれを夢だと思っていなかった。
いつもなら、どこかで。
どこかで、夢だと気づいているのに。
夢だから、こんなありえない事が起きているのだと、思っているのに。

その時に限って私は本当に、呆然として。
目の前の光景が信じられなくて。
抱きしめても鼓動を感じても、温かさ、柔らかな感触を感じても。
それでも信じられなくて何度も何度も心臓の音を確認して。
抱きしめて背を撫でて。

生きてる、本当に生きてる、って繰り返し思って。

一瞬の暗転の後。

気づいたら私は布団の中で天井を見上げていた。

寝起きでぼんやりしたまま支度をして学校に行って。
帰ってきてからやっと気づいた。
自分が幸せな夢を見ていたことに。

どうせなら、夢の記憶を思い出さなければよかったのに。
思い出してしまった。


手のひらに感じた鼓動も、毛並みの柔らかな感触も。
覚えていた記憶を元に夢の中では再現されたのだろう。
嫌になるほど、綺麗に残っていて。
本当に、生き返ったの?と呆然としながら手を伸ばして撫でた感触も。
確認した心臓の鼓動も。
簡単に、思い出せるほど鮮明で。
嫌になるほど、生々しく手のひらに感触が残っていて。


泣くしかなかった。

こんな、幸せな夢はここ最近見たことが無い。
こんな、現実にそうなればいいのに、と心底思った夢は。
心の、ほんの片隅ででもこれが夢だと気づかなかった。感じなかった。
まったく無防備にその「事実」を受け止めて何度も確認して本当なんだと思い始めていたそんな時に。
突然その記憶が途切れて、その次の記憶では自分は布団の中で。

思い出せば、自分はまったくそれが夢だと思っていなくて。
現実に起こりえるはずが無い出来事だったのに。
夢だと気づかなかった時点でおかしいのだけれど。

後でその夢の記憶を思い返しても現実だったとしか思えないほど見事に感触が手のひらに残っていて。
無防備にそれを受け入れて、そして違っていたことに気づかされた。

こんなに、しあわせでそして残酷な夢ってなかなか無い。


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葉月 凛太郎