ハニワ在ル...はにわーる

 

 

COUNTDOWN JAPAN 03/04 3日目(まだ書く - 2003年12月31日(水)

結局こんな感じで観ました。

っていうか家を出るのが遅れ開演に1時間の遅刻。
あぁ、さようならHEESEY、クリストファー…(昨日ですっかりお気に入り)

★HEESEY WITH DUDES
無音のクロークで「あー、やっぱり終わってる」と
がっくりしてた時に出し抜けに聴こえてきたのが「SPIRIT FREE」!!!
そこで自分が開演を一時間間違えていたことを知りました(滅

やー皆様お元気そうで!新曲がまたイイ感じ。

★くるり
岸田くんは着物、
クリストファーはタキシード、
さとちゃんはアフロ(爆

昨日よりもバンドの音ががっちりしていて好演。

★DMBQ
轟音でサイケで気取ってなくてというか
かすかにおバカな感じでとにかくメチャクチャカッコイイ!!!
この3日間で一番魂抜かれたわー。

★スカパラ
やっぱイベントの王者。貫禄勝ち。

★Babamania
POLYとはまた違う意味でむやみに盛り上がって楽しい!
踊りすぎてビールを全部トバしてしまったよ(笑

★キヨシロー
最後のほうだけ観たのだが「キモチE」の前フリはさすがだった…!
あの短時間でもきっちりR&R SHOWだもんなー。

★堂島孝平
かなり声に特徴のある感じ。職人ポップス、素晴らしい。で、
「ポップスなめんなよ!」に爆笑。初日来てたのかなー。
スカパラの欣ちゃん、大森さん、沖さん、アイゴン…の最強メンバー、
しかもベースが達さんだ! 知らなかった…(涙

★フラカン
「東京タワー」にじーん。
「真冬の盆踊り」がイベントにハマり過ぎてて楽しい!
BAZRAの謙太郎くんの動きは誰かに似ていると思っていたが、
グレートマエカワであることが本日判明しました(爆
そしてこんなおめでたい日でも靴と靴下は回収する(笑

★氣志團
すげー、3日間で一番人が入ってるよ!
…アレ?夏とおんなじネタのMCだけど大丈夫なの?←夏フェス以来
と思ったが、今日が初めての人も多かった模様。
入門編としてはいいセットリストだったかも。

★レミオロメン
弾き語りで入るオープニングに慄然。
特徴がないようでも藤巻君の声は凄く強さを持っている。

「まめ電球」を聴き「あぁ、譜割りが細かいと
歌が不安定になるのね」と思う(汗

のびやかに流れる「電話」は感動的。
ちょっとうわずってるのが緊張を思わせて
母のような気分になってしまう。
幕張に集うたくさんの一人ぼっちを思う。

「雨上がり」は凄く盛り上がった。

ラストに新曲ってのも凄い。
「南風」は「最後のKiss」にAメロが凄く似ていて、
しかも「最後の〜」が誰の曲か思い出せなくて
そんなことばかりたっぷり1コーラス気になってしまう。
…Kiroroだった(苦笑

アンコールも新曲だった(驚
3月9日発売の「3月9日」。
日常に感謝する視点がなかなか
20代前半のものじゃないよね君たち。



蕎麦の店に行列ができていたので、
ワシの年越し蕎麦は台湾ラーメンになった。
中華蕎麦だからいいでしょう。
細く長く刺激的な人生になってくれ(笑

そして終演後は九州うどんの店が出していた
お雑煮を食べて帰った。

ワタシの正月はコレでおしまいだ、多分。
いやもー充分祝ったよ。
おめでとうございました。


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COUNTDOWN JAPAN 03/04 2日目 - 2003年12月30日(火)

今日は開演ギリギリに幕張着。

ライヴの間に、会場でついた餅で作った辛味もちと、
ひたちなか湊やの五浦ハム焼きをいただいたのだが
ハム焼きマジ旨い。コレはぜひ
夏ひたちなかでビールとともに食せねばなるまい。

★Detroit7
前は遠くからシルエットを見るような感じだったけど、
近くから見ると菜花の動きはやっぱすげーカッコいい!
曲と音は言わずもがな。サイコー!

★スパルタローカルズ
毒のあるPOPがいい感じ。福岡のバンドらしいけど、
Gの彼の憑かれたようなアツさは九州男児直系だ!
Vo.の声と小動物っぽさはフラカンけいすけ系(笑

★日暮愛葉
静かにはじける大人のカッコよさ…だったはずなんだけど
突然の暴言にビビる。なんだありゃ。
客にしこり残すなんてプロとしてどーなん?

★Syrup16g
すげー暗い照明に驚く。まず真っ暗だし、
本人たちに当たってるのもありゃスポットじゃなくて
サーチライトか!?ってくらい(笑
パープルムカデ、好演。

…「生活」や「クーデター」で飛び上がって「キャー!」と言う
若い女子が理解できないのだ。そういうバンドじゃなくねェ?


★THE BACK HORN
最近色っぽいと思ってたがやっぱり憑かれ系だ(苦笑
絶叫よりちゃんと歌うことで逆に
神がかった曲の力を伝えられている感じがする。

★ZAZEN BOYS
さっそく金のひょうたん(爆)で酒をかっ喰らい、
「バーカウンターはこのステージのずっと向こうにございます」
と観客にも酒をすすめる向井氏。いやいや、
あなたの音で酔っ払いに来たのでございます(笑

「地下のMATSURIスタジオからMATSURIセッションを経て
やってまいりました、ZAZEN BOYSでございます。
ドラムス、アッピート・イナザワンテ!」いつの間にそんな名に(爆
ナンバガ時代からの重くないのに攻撃的な音と、
独特のボキャブラリーをリピートで植えつけるトコに加えて、
セッションからの成り立ちをいやでも感じさせる生っぽさが
なんとも言えずよかった。

昨日から思っていたのだが、向井氏の「ハッ!」というか「ヘッ!」
というかあの独特の気合いの入った掛け声が妙に好い。

★POLYSICS
いや、むやみに盛り上がることにかけては右に出るものなしだ!!
しかもハヤシ、いきなりピコピコハンマー持参の反則技!
うわーっ、客席降りてきたーっ!!←ヤローに巻き込まれた
で、ピッピキピッピッピーで飛んで跳ねて踊ってあっという間。

終演後、初POLYだったらしきコたちが
「ワンマン行きてーな、2時間コレでいけるよ!」
「…ワンマンでもずっとあのテンションなのかな?」
とウレシそうに話していた。
…ええ、ワンマンでも行きっぱなです。

★BACK DROP BOMB
くるり前に1曲観かけただけだったのだが、
大編成を軽やかに使いきっていて凄くカッコよかった。

★くるり
新ドラムのクリストファーはクラッシュを
妙に高いトコにつけてる上にもの凄い大振りの
独特なアクションなので、特にモニターで観たら
明らかに岸田くんより目立っていて可笑しかった。

「東京」や「ワンダーフォーゲル」が聴けてうれしい。
「HOW TO GO」は生で聴いてやっとよさがわかったかも。
ギターの音やコーラスがやけに沁みるんである。

しかも最後のコーラス、クリストファーったらもう
片手でドラムを叩きながらハンドマイクで歌っちゃってるよ!
実は凄くいいヤツなのかもしれない…。



★おまけ
どうしても気になったので、くるりの途中で
時間がカブってたDJハヤシを観てきた。

ワシが入ったときはYMOをかけてたのだが、
微妙なノリに対し「わかったよ…!」と言い捨てると
「モーニングムーン」を粘りながらフリつきで熱唱、
「X」でXジャンプ&激ヘドバン&弾きマネ…

さらに曲を繋げず止めてしまい、
なにか言おうとマイクを取るも「…ゲホっ」
咳込んでそのままターンテーブルの向こうへ倒れ…

今にも死にそうな痛々しい姿を観るに堪えず、
ワシはくるりのステージへと戻ってしまったのであった(鬼



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COUNTDOWN JAPAN 03/04 1日目 - 2003年12月29日(月)

幕張メッセは初めてだったのだが
今回の会場、予想以上にとにかく広い。
普通にステージだと思って入ったスペースには
一面リクライニングの椅子があって…休憩所じゃねーか!!!

途方もない広さの休憩所に対して、ステージも
夏のフェスと変わらない大きさなのである。
小さいほうのステージでも軽くAX〜ZEPPくらいの収容数。
期待してなかった屋台も、夏とほぼ同じ顔ぶれ。わーい♪

★B-DASH
パンク苦手なんだけど、
ココはリズムに特徴があって楽しかった。

★アジアンカンフージェネレーション
期待の新人ってことで客多し。
音があまりよくなくて、ベースとキックが混じって
聴こえたりしていたのが残念。こりゃ会場のせいだな。
アレンジとギターが面白いので、もっと音のいいトコで聴いてみたい。

★無戒秀徳アコースティック
ストラト1本、ほぼアドリブの数十分。
次に何をやるかわからない、この人の演奏は
観たというより、目撃した、という感じに近い。
そして静かな会場に響き渡る音が凄くよかった。
言葉遊びどギターの海に、酩酊、酩酊。

★斉藤和義
最初シングルヒット連発のあたりは
なんか音の少なさが心配になるくらいだったが
後半だんだん演奏がロケンローな凄味を増してきて
超カッコよかった。和義っつぁんはギターもカッコイイ。
「歩いて帰ろう」もいいけど、もっと新曲でもえがったのに。

そう、サポートDr.にはなんと元くるりのもっくんが入っていた!
ワシなんか「今でも小田原さんかなー?」などと思っていたよ(苦笑

★ヒトトヨウ
飯を食っていたので、最後の1曲だけ鑑賞。
細いがよく通る声が印象的。キレイな人だった。

★POTSHOT
途中で入ったんだけど、ラストと勘違いするほど
最初から最後までのアガりっぷりが見事。

★グレイプバイン
田中氏は両手を開き天を仰いで
「今日が仕事納めやー!」と叫んでいた。
今回「イデアの水槽」だけは予習してったんだけど、
結果的にこのアルバムの曲、素晴らしくよかった。
ベタと言われても「ぼくらなら」が好きー!
そして「鳩」のカッコよさもゾクゾクきた…!

★奥田民生
イベント向けらしくシングルヒット連発、
普通に楽しいライヴだったのだが、
そこに差し込まれた「最後のニュース」に慄然。
能天気な毎日の中に突然現れたシリアスな問題のように、
浮わついた気持ちを全て持っていかれた…
この人がこういうことをやってのけるとは、凄ェ。

★スネオヘアー
凄いキレイな曲でよかったー。しかし本人の
キャラとの温度差が中島みゆき並みでビビった(笑
「一張羅のコナカのスーツ」で決めてきた彼曰く、
「ロックなめんなよ!」だそうである(笑


思ったより足腰にきた…。
「コンクリなめんなよ!」だ(笑←幕張メッセの床はコンクリ



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地上7Fのオムライザー(まだ書く - 2003年12月21日(日)

遅れながらあせあせ新宿ヴァージンへ。
インストアで、初のCANTAアコースティック。

曲はBeautiful〜Irritation〜Everyday。
こうして聴くと、ルーさんの歌はマジ上達してらっさる。
しかし30分で3曲、よく喋るおじさんたちだ(爆

なんでも前日4軒飲み歩いてきたMASAKI氏の
「君の戸籍を僕にくれ」発言が爆笑モンだった。
だからって「戸籍プレイ」って(苦笑


その後、ワシも特撮も最後のリキッド。
この階段でへーへー言うのも今日までか。
お連れ様が階段の落書きを撮っている。

ワシにゃー、リキッドといえば特撮だ。
最後も特撮だしなぁ。

しかし…ライヴはのっけから笑殺。
エディのイントロが重厚なシンセの音からで、
「ほぉ、新しい…」と思っていたところなのに

ナラサキ御大が頭の上に耳(ツノ?)の飛び出た
真っ赤なニットキャップで登場するもんだからさー。
こーの、3×歳不思議ちゃん男がぁっ!←愛ですよ愛。


GO!GO!オムライザーツアー@新宿リキッドルーム

オム・ライズ
水天宮と多摩センター
ピアノ・デス・ピアノ
超越人間オーケボーマン
人狼天使
友よ
文豪ボースカ
プログレ・エディ
流星
Sweets
ジェロニモ
バーバレラ
ヤンガリー
アベルカイン
特撮のテーマ

En
子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ
ヨギナクサレ
サンフランシスコ

…の、様な気がする(滝汗


もっとガンガンにノれると思っていた
オム・ライズだが、さすがに1曲目だとちとツライ。
逆に、水天宮と〜はライヴでがっちり摑まれた。
さすがドラマー曲、リズムパターンがカッコええ。踊れる。

のっけのMCは「○○○ちゃんをブッ殺せ〜!」であった(苦笑
ヒトの幸せをTVで2時間半も中継されるのは耐えられないらしい。
庶民派なんだかアナーキーなんだかなんとも言えないところが…。

新曲以外でかなりうれしかったのがオーケボーマン〜人狼天使。
エディが上手まで出てきて踊ってくれるし(違
王子のコーラン風コーラスはなぜか本日余り冴えない。
逆に以前はズッコケるほどにずれていた
オーケンの人狼天使Aメロは結構ちゃんとハマっていた…。

そして意外にも前半で登場した、友よ。
この日ピアノ・デス・ピアノの♪天使の羽根〜んを
聴いても思ったのだが、王子の少年声は微妙に太くなっている。
少年っぽさは失われてないけれど、か弱いだけだったのが、
けなげにもなにかに立ち向かっていこうとしてる感じ。

ボースカも○○○ちゃんネタ。
オーケンの披露宴だったらネットTVの中継がせいぜいって(苦笑
妙にリアルなんだよっ!とツッコむオーケン…。


さて、プログレ・エディ〜流星〜Sweetsの流れは
後半のノリノリのノリスケさんな(恥)盛り上げ部分とは別に
このライヴのクライマックスといってよかったのではないだろーか。

ワシは居場所のせいももあったが
なにしろ有松兄キをずっと観てしまった。

特撮はリズムパターンの複雑な曲が多い。
オムライザーなんて竜ちゃんやエディの曲もあるから
そら大変なことになっているのである。

その竜ちゃんやエディーのもの凄い曲を
難しい顔しながらも軽やかに叩き切っちまう兄キ。
見惚れてたらあっちゅーまに3曲終わっていた。

この3曲、CDでは「エディのピアノ以外はどうなんだい…」と
思っていたので、もう目から鱗である。
これだからライヴはオモシロイ。

続く。



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生まれたんだ(まだ書く - 2003年12月18日(木)

メモなのでまたまとめるるる。

CANTA@原宿アストロホール。

初のCANTAワンマン。
しかも本年の千秋楽。
なんて音の厚いトリオなんだ(笑
やー、いいモン観せてもらいました。


ルー様、くるくる回って御登場。
序盤は聴こえない歌を聴くのに一生懸命。

中盤はIt's A FINE DAYをライヴでやっちゃうのに驚く。
音源の雰囲気を崩さずしかし印象は新しい、轟音弾き語り。

そしてMASAKIさんのオトモダチ、電子レンジくんにその倍は驚く(笑
しかし随所で披露されたMASAKIソロの凄まじいことよ。
そしてベース&ドラムのみだと
湯澤おとーさんのタイトな音が活きる!

DRY&HEAVY BLUESは生が100倍イイ!
歌とギターのユニゾンは声質的にもルー様に凄く合っている。
マウスワウじゃなくて口ワウやな(爆

J!A!P!A!N&I!…って、やっぱり人文字やるんですね…

ラストのHappy Birthday To You!が
いきなりすっ止まったと思ったら、
本家ハピバのメロディーを弾きはじめるルー様。
そしてステージにはケーキが運ばれる。

なんと…Happy Birthday Macky!!!(但し翌日

アンコも曲数多かった。
大ラスのソング・フォー・ジ・アダルトで
なんか長細いクラッカーが何発も登場。

陶酔して弾きまくるルー様を尻目に
MASAKIさんはこれでもかと
ステージからいろんなものを投げ続ける。

ネックに足をかける大道芸奏法なルー様、
そのままくるくる回って、逆にも回ってバタリ(笑

バンドがいい感じなのがよーわかった。



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レッドギター - 2003年12月17日(水)

いやー、昨日買った特撮のニューアルバム。
以前ならサブヴォーカルか?の勢いで歌いまくっていた
ナッキー王子が8小節×2しかメインをとってないのでありますが。

本日、一日中その8小節×2が頭を駆け巡っております。

今までのただか細く儚い少年声とちょっと違って、
一生懸命なにかと戦うように張り上げる切羽詰った声。
バックはなんとバロッキーな(←おいおい)チェンバロ…!

ヤラれた……。
同じ曲のAメロは思い出せないのに…(滝汗


ところで
その王子ヴォーカル(但し16小節のみ)の曲は
歌詞の言葉遣いもなかなか素敵。

歌入れのころケンちゃんが日記で
「『レッドギター』か『友よ』というタイトルになるかも」
と言っていたのがこの曲で、結局『友よ』になったらしい。


レッドギター、がよかったな…


歌詞のテーマを考えると
一種の皮肉にもなってる『友よ』が
ふさわしいタイトルなのはわかるけどさ、

レッドギターって言葉に凄い魅かれるんだよな。
歌詞の中で何度も繰り返されるとなんかワクワクする。




…!
そういえば、レーベルゲートCDで
音楽再生用アプリケーション壊されて悲嘆にくれてたんですが。

直りました。MP3データもすべて無事。

今日、故障発生時のエラー状態のデータを取ろうと思って
もう一回件のレーベルゲートCDをパソコに突っ込んだら。

今回はエラーなしで再生できた上に
アプリケーションも起動できるようになった、という。
今までの嘆きはなんだったんだー!!!

まぁ、同じS●NY製品だから故障起きなくて当たり前だよねぇ。
だからって、CCCDへの疑問もどうでもよくなったわけでもないし。






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オムライジング。 - 2003年12月16日(火)

特撮4thAL『オムライザー』入手。
2年半ぶりのオリジナルアルバムだそうで。
いや長かった。前の『Agitator』が出たころ
ワシはまだ九州にいたよ(驚


さて、1曲目の『オム・ライズ』は陽のテーマソング調。
テーマソング調ってなんだよ?って感じだけど、
単語(固有の)を連呼したりするトコがなんともそれっぽい。

ナッキー王子の曲ってマニアックなようでいて、
実はCOTDでも特撮でもアニソンやテーマソングを連想させる
すごく大衆的なポップネスを持ってると思うんだよな。

ちなみに陰のテーマソング調ってーと
『ヌイグルマー』かなーと思っておりますが。

そしてサビの♪恋する〜のトコはなんとなく
王子が歌うつもりだったんじゃないかなー…

っていうか王子の歌で聞きたいぞー。
今回王子の歌はアルバム全体で16小節しかない…。


有松兄貴の曲『水天宮と多摩センター』では
元カリガリの研次郎氏が弾きまくっております。
やっぱりわかる音だねぇ。カッコええー。

いやーしかし、ハードなん含めバラードが多い今回。
そういやパティも花火もスローだったし…

『Agitator』の時か『初めて〜』の時か
「次はバラードバンドになろうかと(笑)」って
雑誌の取材で王子がのたまってましたが、
まさか本気でバラードバンドになるとわ(汗

そしてバラードといえば竜ちゃんの曲が素敵。
コード感とかかなり洋楽っぽいので、
オーケンのカラオケバラードな歌じゃもった(以下自粛

そんな感じでアルバム前半はまったり。


後半…出たよ『子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ』…。

この間のほ学でかかったデモテープでは
オーケンが机の角を鉛筆で叩いてテンポをとりとり
いい塩梅で歌ってる、まるでラジカセに
いたずら録りしたような音
だったわけですが。

本日聴いたらご機嫌なロカビリー歌謡に大・変・身。
凄いね、プロデューサー・ナッキー!!(笑

そしてまんまなタイトルの『プログレ・エディ』も
初期筋少を思わせる退廃のヴォーカルと怒涛の演奏が聴ける力作。
で、この7拍子のリフったらどっかで…と思うも
しばらく咽まで出掛かった“どっか”が出てこず悶絶。
…DVDになってる「FIGHTING!ヌイグルマーTOUR」の
千秋楽O-EastでのIntroductionでした(すっきり


こないだ「ナッキーの曲なの!?」とびっくりした
素朴な印象の『ルーズ・ザ・ウェイ』。
共作のせいかボキャブラリーが微妙に違ってオモシロイ。
さっきのとは逆にベースが研次郎とはこれ意外な感じ。

最後の『友よ』はまたテーマソング(笑 で、
♪かっとばせ〜レッドギター ってコーラスが
モロに野球の応援のアレと同じ。仮歌まんまだな(爆

今回竜ちゃんや有松兄貴の曲もあるせいか、
あんまり王子節が聴けないなーと思ったのですが
この曲はモロだわ。わーい(笑 ライヴが楽しみー。

そして今回唯一の王子ヴォーカルもこの曲。
ホント、歌わなくなっちゃったなー…。

心配していただけに全体の印象は予想以上。
『Agitator』なんか最初は馴染まなくて
初ライヴの直前まで放っといたのが、結局は
ヘビロテだったので…これも聴き込むといいのかも。

ところで、初回特典の『オム・ライズ〜Tokyo Girl Mix』
ワシのへちょい耳ではどこが違うのか…(滝汗


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おめ。 - 2003年12月13日(土)

NOISY兄貴、32歳おめでとうごぜェます。

去年のお誕生日がにぎやかだったぶん、
今年は落ち着いたお誕生日を過ごせてるといいすな。

兄貴より先にAnchangが宮崎でライヴ演るけど、
オレは兄貴を待ってるぜ!!!
ゆっくり急いで、あわてず騒いで(笑
いつかまた宮崎でライヴ演ってね。



NOISY兄貴32歳の祝杯をみんなであげて、
マシンガンズ解散の穢れ(?)を落とすべく、
マシンガー身内の忘年会。

久しく同じライヴに行っていない面々が、
今日はライヴの打ち上げ並みに盛り上がって
楽しかったっス。

来年の忘年会の肴は第四期だといいねぇ…


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くだらないヤツだけ - 2003年12月12日(金)

連絡の取れないトモダチを互いの餌に、
みのすけと長電話。

人間、14歳のときに聴いていた音楽が
一生モンらしい、と昔聞いたことがある。確かに
ハイロウズも「14歳にしてやるぜ」って言ってたし。

みのすけとはその「14歳のときに聴いていた音楽」が
ほぼっつーか全くっつーか同じなのである。
そして2人とも見事に一生モンになってるし(笑

というわけで、新旧とりまぜ
結構マジメに音楽の話なんかしてみたのであった。


14歳のときではないけど、
みのすけは明日お誕生日の赤髪の宇宙人も
とっても好きだったりする。

ワシは彼のファンではなかったけど、
ずっとずっと忘れることのできない歌詞がある。



くだらないヤツだけ連れて行こう



14歳から今まで、ワシの大好きなロッカーは
必ずといっていいほどどっかくだらないのであった(笑
基本的に、2枚目しかできないヤツは嫌いだし。

っていうか、ロックなんてなー
くだらないことに必死になれるパワーに
価値があってオモシロイってのが私的見解。

音楽で世界を変えるとかさ、
孤独な若者の心を救うとかさ、
音楽を演るほうがが大上段に構えなくたって、
一度くだらないことに必死になってみれば
きっと自然にどういうことかわかるよ。

むしろくだらないことに見向きもしないやつなんてさ、
なんか偉いのかもしれないけどつまんねーよ。


ああ、くだらないのになんて素敵…!
どこに出しても恥ずかしい、そんなあなたがロックスター☆


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音楽が音楽を奪っていくのね。 - 2003年12月11日(木)

ヤラれました。

CCCDの再生に支障がなかったので、調子くれて
レーベルゲートCDをパソコで再生しようとしたら。

音楽再生用のアプリケーションごと動かなくなった。

再インストールはいいけど、
CD数十枚分入ってたMP3データとさやうなら。
手元に残ってない音源もあるのにー!!!



なんで?

音楽聴こうとしたらその音楽が
ワシの大切な音楽をごっそり奪って行ったよ?



それって、ただプレイヤーが壊れるよりずっと悲しいよ。
いや、音楽に罪がないのはわかってる。
じゃ、音楽に携わる人たちはなんでこういうことができるの。

音楽にまつわる権利より「音楽」が大切じゃねーのかい。

ワシがいろいろ言えないような事情はあるんだろうけど、
それでももし芸術を扱うプライドがあるなら
こういうことはできないんじゃないのか。

現に、CCCD反対のアーティストもいるんだし。
みんなにそのプライドがあってもいいんじゃないのか?

闇雲にCCCD反対を唱えやしないけど、どーにも疑問だ。


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おじーさん - 2003年12月10日(水)

週末に観た某バンドの掲示板で、
気になるカキコを発見。

噂話?とも思ったけど
オフィの英語を一生懸命読むと、
どうやらホントっぽい。

―Ozzy Ozbourne バイク事故で重傷。

おいおい、なにやってんですかおじーさん。
しかも首の骨を折ったって…大丈夫なのかー?

命に別状はないったってしかし、
某映画監督みたいにお笑い(?)→シリアス路線に
なったりして、とか不謹慎にも思っちゃうのは
彼のキャラクターのせいですかねー。

ワシ自身はOzzyのファンってほどではないのだが、
多感な時期(笑)を多くの彼のファンと過ごしたので
代表曲のいくつかは自然に覚えちゃってたりして。

そのせいか、ほかのメタル御大よりも
なんとなく気になるんだよなー。
もちろん、早く元気になっていただかないと…!




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Cowntdown to The Cowntdown - 2003年12月08日(月)

FCチケ締切を明日に控えて突然思い立ち、
今回蛇メタル3には行かないことにしました。

というより、幕張一本に絞って
あのイベントを見届けけたい気持ちになりまして。

冷静になって考えたら、やっぱり
幕張とZEPPの掛け持ちには無理があるしね。

で、こりゃあくまでワシにとって、ですが。
蛇メタル3は「『Marsaのアーティストが出る』カウントダウン」で、
幕張は「『カウントダウン』にいろんなアーティストが出る」なのね。

で、2003年と2004年をまたぐ記念にどっちを観たいか考えたら、
やっぱり今回は12月31日その1日にかける気合いが違うであろう
『カウントダウン』をイベントとして観ておきたいなーと。
しかも今回が初、第1回ですぜ旦那(誰だ

まぁ、結果として連れもなく独りで
ライヴ観ながら歳を越すことになってしまうわけですが。
1回くらい、そんな年越しがあってもいいよな(笑

さて、そんなわけで今年は
12/29→1/1とがっつり幕張祭りです。
今燃えてるからねー、書くよー俺レポ!


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ぶち!!! - 2003年12月06日(土)

最近通勤用の鞄を探していたのが、
突然「そうだ、犬印鞄製作所の鞄がいい」と思い立ち、
犬印のお店がある浅草へ向かう。

おぉ…1年半首都圏に暮らして、初めての浅草。
まさかこんなきっかけで訪れようとは。

とはいえ田舎モノがイメージするように
電車を降りてすぐ寅さんのセットの世界なわけはなく(汗
ただ、普段ないおじいちゃんおばあちゃんの多さに
「あぁ、下町なのかもしれないな…」と思ったり。

犬印のお店は内装の手塗り加減が
昭和な感じのビルの2Fでひっそりと営業中。
カウンターで仕切った向こうでは、
スタッフの皆さんがミシンを踏んでいる(!!)
まさしく、製造直販。

大きさとか、色とかネットでは見られなかった部分を
十分に吟味した結果、当初の予定とは違う型を購入。

しかし他の型も今回の目的に合わなかっただけでかなりイイ。
サンブレラに犬印のタグがついてるヤツなんて
ダマしっぽくてワシのど真ん中。だから歳を考えなさいよあんた

うむ鞄くん、君の働き次第では兄弟が増えるのだ、
是非がんばってくれたまい。

さて、今日は夕方からライヴなのだが折角来たので浅草散策。
幸運にも、ぶらついていたら仲見世に突き当たったのでそのまま
浅草寺へお参りに。お線香の煙もいただいてきました。

おみやげも、おやつも仲見世のセンスはいちいちツボで楽しい。
こんどは揚げ饅頭を食べにこよう。
で、道具街や問屋街まで遊びに行くぞ!


■ぶちええっ!イカす弾丸@新大久保Club Voice■

今日は高谷兄ィのBULLETS TOUGHを観に。
しかーしー、対バンのJET LEMON STICK。

もー襟首つかんでガクガクしながら
「あんたらスティーヴィー・サラスとかリッチー・コッツェンとか好きやろ!?」
と問い詰めたくなるような
音でした。
まぁワシが知識不足なだけなんですけどそれにしてもあの
ジョニー・ラングとかみたいな、ブルース・ロックというか…
とどのつまりぶち好みだったと(笑

リズム隊、特にドラムが巧い!
そしてギターは粘っこさとキレのよさを兼備!
ブリブリした感じの音も好みだす…
さらにブルース向きのすばらしい声を持ったヴォーカル!
ずばらじい。演奏中ずっと眉間に皺を寄せながら
ニヤニヤしてしまったではないか!←ツボったときの癖

んで、2曲聴いたら「きっと後半には
カッティングの効いた速い曲がある」と直感。当たったねー!

結局ワシには珍しく物販売りのマキシを
2枚も買ってしまいました。
こーれーは、またライヴ行きますとも。
願わくばまた兄ィと対バンしてくらさい。


そして他方の対バンはBAD PARADISE。
ウエスタンなベーシストと裸にゼブラ柄コートのヴォーカルと、
Tシャツ1枚のドラム、というなんだか不思議なヴィジュアル。
でもアイコンタクトが激しくて(笑
凄く楽しそうなステージングが印象的だったよー。


さて兄ィ本日は『海人』のTシャツで登場。
そしてなっがーーーい脚にブーツカット。素晴らしい!
『ロックをやる人の体型』(C)ルーク である!←何観に来たオマエ。

そしてワシこのとき何気に上手最前。
上手すぎて半身でステージ観てましたし。
…って、サポGの若井氏がーっ!近すぎるーっ!(焦
あんまり美形を近くで拝ませないでください。暴れますヲイ

そんなことはさておき、
こないだとくらべてもだんだんバンドが
いい状態にこなれてってるのがわかるライヴで、
どっかひとりが突出するんじゃなくて
バンドがひと塊でごろごろ転がってるような
凄くいいグルーヴがこっちに向かって放出されてた…!

で、1曲1曲凄く楽しんで演奏ってる感じで。
ただニコニコってのとも違う、
充実した表情を観るのはこっちもワクワクするよ。

こないだよりもっと「次」が楽しみになったな。そして…
兄ィ、次もブーツカットでベードラに足をかけてください!コラコラ

ちなみに最後のMCは「ひったくりが多いんで気をつけて帰って〜」だった(爆


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考える場外ホームラン。 - 2003年12月03日(水)

こないだCD買ったついでに、
近田春夫氏の『考えるヒット4〜その意味は』の文庫を買った。

大体ワタクシ初代『考えるヒット』は
文庫化する前に買ったクチ。
文春の連載とは知らず、立ち読みで
ソフトカバーの書籍を買った。
…今より学生時代のほうが金持ってたんじゃ(汗

しかし、続きモノをちゃんとチェックして
揃えられないヒトなので、ひさびさの再会。

いや、ホントにオモシロイ。

角度方面を問わず分析好きのワシにゃ、
理解に困る例え話を羅列されるより
こうして明快に分析される方がウレシイ。


で今日は、勢いに乗って
『考えるヒット2』『同3』の文庫を買いホクホクで帰宅。

ヤバいなー。
ワシが通勤読書に向いてないのは、
行きはともかく、帰りは続きが気になって
帰り着くなり全部読んじゃうからなのだ。


…っはっは、案の定(泣笑


それでもって。

近田氏がマシンガンズを激賞する
珍しい音楽評論家であることは遠く聞いていた。
でも、いくらなんでも松たか子の評論の最後に
「四十八年生きてきて本気で本気で日本で一番すごい音楽家」
(マシンガンズを評して)はないだろー(爆

もう、それだけで凄い嬉しかったのである。
なんつったって、マシンガーなのを
ひた隠しにして生きてるもんだからさー(涙


しかし、いよいよマシンガンズが
俎に上がってる頁を読んだら、さらに
感動してちょっと泣きそうになってしまった。

いくらワシが音楽泣き上戸だからって、
考えるヒットで泣くこたぁねーだろーよ、と
近田氏だって言うだろうけど。

でも、いつだって
本質を見抜けない似通ったボキャブラリーと
やみくもに温度だけが高い口調で語り殺されるか、
そうでなければ、語られることすらなく
謂れのない謗りを受けたりしているおっさんらが。

本人たちすら気づいていないような
バンドの持てる本質的な強みの理由を
ちゃんと外側から分析されているのだから、
そしてそれがちゃんと的を得ているのだから、
ちょっとくらい感動したっていいじゃないか…!

ここに文章を抜き出したりはしないけど、
読んでるアナタがマシンガーならお勧めです。
「熱い」とか「必死」とか「バカ」とか言われてないのに、
そこにはそんな言葉よりももっともっと的確に
マシンガンズの姿が浮かび上がるんだな。


『ハニワ在ル』は氏の文章のような
そんな音楽日記にしたかったんだよな。
無意識だけど、きっとそうだわ。

また、がんばります。
バリバリ書くでぇーゴルァー(笑


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