ハニワ在ル...はにわーる

 

 

名古屋初日。 - 2002年11月30日(土)

とりあえずメモ。
名古屋駅デカイ。
名古屋街もデカイ。驚いたぎゃっ。

ライヴかなり楽しかった。
イントロダクションのアドリブから心奪われる(爆
しかも桜島1曲目再び。シメ全国だし。
それにしてもスパッツマンにはやられましたベイベッ☆

テッバッサッキッ♪(byカメちゃん)も旨ーい!
よってビールも旨ーい!土手煮味噌かつも素晴らしい。
うえバも成功。かえる饅頭も旨い。食ってばっかりだ。






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緊張感~不足してる~♪ - 2002年11月29日(金)

君の仲間が荒れている~♪←バカ

えええ、そういう訳で明日初めての新幹線に乗って
初めて名古屋に行って3ヶ月ぶりにマシンガンズのライヴですが。
…なーんにも準備できてません。

逆に先に初参りをすませてる同行の仲間たちの方が
気持ちわりーだのソワソワしてるという。

ふーん。
楽しみだけど、気負いはないというか。
いつもなら意識してマシンガンズ聴いたり、
逆に聴かなかったりするけど、

今回は例のビデオを手に入れたこともあったり
他のリリースラッシュに紛れちゃって、
自然と『マシンガンズ断ち』になっちゃってるし(苦笑

とりあえず今は、明日明後日食べるモノのことで頭が一杯だー!
←観光プラン係。名古屋食い倒れ企画中。



期待しないことに期待してるのかも。
行ってきます。


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Everything's Gonna Be Alright - 2002年11月27日(水)

今朝通勤中にCANTAを聴いた。
はじめて聴くのにウォークマンで通勤電車の中ってどうなの?
と思ったが、早く聴きたいなーと素直に思ったんで。

…いいじゃん、Xenon和尚なんかプロミュージシャンなのに
自宅機材はラジカセだって云ってたよ(11年前当時)




しかし、雑音の中でもはっきりわかった。
ファンの贔屓目抜きでもこりゃカッコいいっす。

ハードロックだけど曲はいい感じにキャッチーだし、
ギターが太いおかげでリフがきっちり耳に飛び込んできて。

そしてそれよりなにより…歌が飛びぬけて上手くなってる。



10年前のソロアルバムの時の歌ときたら
今考えるととんでもないシロモノだった…(汗
中学生だった当時でさえ「ちょっとなぁ…」と思ったものだ。

それを考えると画期的な上達ぶり。
まぁ、『ギタリストの歌』といえばそうなんだろうけど。


ライヴ観てみたい!来年のツアー行けるかな…

しかし今までライヴの評判が悪かったってことは、
弾きながら歌えてないんだろうか?むー。


帰宅後歌詞をあらためて。
彼のボキャブラリーもちょっと独特でオモシロイ。
そして自らに向き合う言葉のひとつひとつに、
彼が独りになってからの様々な葛藤を思った。
きっと軽やかには歩き出せなかったはずだ。

でも、Everything's Gonna Be Alrightと言えた
この1歩はデカイっすよ。なんとなくだけど。

しかし「はらわた」なんて歌詞で使っても
悪魔時代とは生臭さが全然違うもんだね(苦笑



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NO MUSIC OR NO MONEY - 2002年11月26日(火)

特撮、CANTA、 Face To Ace、三柴理。
なぜ…ほぼ同時にリリースするんですか(号泣
今月もかなりキツいだす…


ひーひー言いながらも帰ってまずFace To AceのVHSを鑑賞。
はー、のっけからボコーダだ。甘い声に合ってていい感じ。
なんというか、心地のいい曲だね。


彼が解散後AORに行くのは分かってたけど、
ココまでバンド感のないサウンドになっちまうと、
残念ながら個人的にはちとついてけないかも。

ワタシにとってAORはSing Like Talkingのイメージ。
もっとファンク寄りで、もっと強い声じゃないとキツイ。
まぁ、悪魔で好みの問題ですが(苦笑

んー、でもライヴの映像観たらライヴ行ってみたくなったよ。
とにかく観て確かめたい。



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3/8&4/8 - 2002年11月24日(日)

SATAN ALL STARS DAY観了。
いや~なによりステージ上がすごく楽しそうだ。
そしてダミ様は美しい&JAIL代官はカッコよすぎ!!
はー、残すところ1日分か…。



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渋谷んパワーのやりすぎで。 - 2002年11月23日(土)

新宿→渋谷でお買い物。
給料日前なのに会社で着られない服を買う(爆
そして呑む。さらに明日の仕事を逃し
カラオケでオールへなだれ込む。おいおい。


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2/8 - 2002年11月22日(金)

シアトリカル・デイ観了。
こういうステージを、その場限りのイベントや実験ではなく
『モノにできていた』希少なバンドであったと改めて思う。
ザッツ・エンターテインメント。


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発生日 - 2002年11月21日(木)

閣下の発生日も、殿下の発生日も忘れてた(汗
長官のは覚えてたんだよなぁ~
偽善活動も献血、お掃除、あとはなんだったかな~??




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業務連絡 - 2002年11月20日(水)

この数日なぜか家パソから
ここに書き込もうとするとエラーが出る。
原因不明。

というわけで
メモ代わりの書き込みしかできないけど、
直り次第補足予定デス。




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ちゃぶ台上のRevolution - 2002年11月19日(火)

絶・貧乏期間中のため
しばらく寄り付いてなかった渋谷タワーへ。

今日はIn The Soup『03』の入荷日で。
なんとかとっといたポイント使って手にいれた。

実は、今回のアルバムのジャケットが大好きだ。
今までにないシンプルなタイトル、
微妙にクールになったメンバー、
なのになんでアナタ方
昭和40年代の茶の間で食卓囲んでるんですか!?

この…ガラっと変わるんじゃなくて
今までのイメージを逆手に取りながら
もっと新しい表情を見せていくのが
異常にワクワクする!





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1/8 - 2002年11月18日(月)

いよいよ聖飢魔Ⅱの8本組、1本目を観る。
濃いーよ、こんな8本連続で観られないよ…(嬉涙



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Homesick - 2002年11月17日(日)

昨日、今日、明日と母校は学祭。
今日はバンドサークルの同期が出演するらしい。

同期って…アナタ。
ワタシもう大学入ってから(あえて出てからとは言うまい)
8年目になるんですけど。


それでも、ワタシだってやっぱりこの日は
黙ってやり過ごせない。

11月に入って空気が冷たくなると、
焚き火の焦げ臭い匂いが恋しくなる。
芋焼酎をお湯わりで呑みたくなる。
夜中の部室に遊びに行きたくなる。

時間だけはかけて準備してるのに、
本番となればダラダラ一日中ライヴして。
最後の方なんかステージに上がって
アタマ振って踊り倒して。

結局、卒業してからだって
毎年顔ださずにいられなかったんだなぁ。


去年学祭の時に別件でちと痛い目に遭っていたので、
今年は学祭に行こうとさえしなかったけれど。
なんだかんだいって昨日から仲間にメールしたり、電話したり。
…結構みんな集まってるじゃないか。


やっぱり学祭、行けばよかったなぁ。


電話を切った帰り道、楽しそうなみんなの声と
漏れ聞こえるライヴの音を思い出したら
うれしいのに…寂しくてたまらなくなった。

コレってたぶんホームシックなんだ。
実家とか田舎とかとはちょっと違うけど、
確かにあの空間はワタシの帰りたい場所だ。

こんなことは東京に来てから初めてで。
実家よりも、故郷の町よりも、
ワタシは学祭に帰りたかったらしい…(苦笑



後輩に頼んで同期のバンドのライヴを電話で聴いた。
ウチはお世辞にも電波状態がいいところではないので、
ブツブツ切れる音に必死に耳を傾けて、
それでも身体でリズムを刻みながら。


一生そこにいられれば、
夢なんか追わなかったかもしれない。

けど、今ワタシは東京にいるし。
前向いてガンバるしかねぇよなぁ。





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中野ミーハー紀行 - 2002年11月16日(土)

中野在住の友人から
『オマエが欲しがっていた絶版のマシンガンズ写真集がある』と連絡入る。

…買っといてもらうどころか、速攻中野まで
受け取りに走りましたワタシ。ヴァカ。


そう、そこは中野ブロードウェイ。

ミーハー魅惑の遊園地…!


結局友人とキーキー言いながらまん○らけと
音楽雑誌系の古本屋を巡り、91年のSHOXX(!)と
マシンガンズ表紙のSHOXX、GIGS…
おいおい後10日間いくらで暮らすと思ってんだよ(滝汗


いやー音楽雑誌、やっぱり大好きなんである。
しかもミーハーなヤツのほうが(滅


で、とうとう手に入れました。
着流し姿(目張りが目の2倍※当社比)の安藤さんの写真!
ちょっとボケてるけど、やっぱりいいぃぃぃ!(パンパン!←拝んでる
いつか和装でステージに立ってくれい!

っていうかこの写真集自体がかなりツボ。テキストもよい。
その後の仕事→某誌をめぐるマジメトークにまで
付き合ってくれた御友人はんとにアリガトウ!



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カウン○ダウンTVかよ! - 2002年11月15日(金)

いつものメンツで行ったカラオケがなぜか
85~95年の懐かしい曲だらけに。
盛り上がり方も「ひゃ~っ」って感じで
ちょっとハズカシめ(笑


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ムジナティック - 2002年11月14日(木)

本日。
オークションで落とした某バンドのブツを受け取りに
のこのこ出かけていったのでございますよ。

メールの文面から見るに…申し訳ないけど
ゲームオタクやアニメオタクとさして変わらないイメージの、
小太りで眼鏡かけたメタルオタクさん(♂)かなーと(汗

某バンドの話で盛り上がれるかもしれないけど、
逆に自分のペースでずっと喋ってて
会話の成立しないタイプだったらちょっと困っちゃうな~と
←自分のことは棚に上げるのである(滝汗

そんなことを思いながら仕事帰りのきったない格好で
待っておったらばですね。





現れたお兄さんは田辺誠一似の感じのいい普通の人でした。
…いや、普通の人は田辺誠一に似てないだろ!←錯乱気味






どびっくり。予想外の外。

まぁ話せばオタクさんだったんですけど(汗)会話不成立もなく、
お取引も無事成功いたしまして、ついでに
楽しくファン話して帰ってきちゃいました。わ~い♪



しかし…いいのかねあんな普通の人が30歳過ぎて
某バンドのオタクって。知らずに近寄ったらびっくりするぞ。

ま、ワシも「いい歳してマシンガー?」って思われてんのか。
普通に見えるかどうかは別にしても。

…同じ穴のムジナじゃねーか。げほげほ。





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ダレタ。 - 2002年11月12日(火)

はァ、すったいだれたがコラ。



…誰にもわからないように郷里の言葉でぼそり。

嫌うことはある意味ストレスの発散だ。
悪いのは嫌いな誰かさんだもの。

嫌われることのストレスはどうだ?

ワタシが悪いのかもしれないが、
何故かさえわからずフォローのチャンスもなく
ただ、嫌われることの。

じっと通り過ぎるのを待つしかない。
ほんにだるっどコラ。



まわりとくらべて気が効かない≒アタマ悪いせいか
どうも知らないうちに不透明な敵意がいっぱい向けられてる感じで。
気づかなきゃいいのに、気づいてしまったらもう
こういうときはゴメンナサイと謝ることもなく、ただ
嫌われることに耐えないといけないんだなー、オトナって。


ええ、でもいくらか通り過ぎようとはしてて。

ゴメンねアタマ悪くてー、悪気はなかったって言っても
賢いアナタにゃわからないよねー、とりあえずバイバーイ!!


←って書いたら嫌われることのストレスが解消されたらしい(苦笑









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男前なオンナたち - 2002年11月11日(月)

アナマキがスゲェ!!

いや、確かに本日イベントだったし
THE BOOMとかもかなりよかったんだけども。
BOOM観ないで帰ろうかと思うくらい、

アナマキはヤバかった。


のっけから、アコギのボディを叩くようにして
ブルージーな重みを鳴らしたり、
叩きつけるように、じゃなくて文字通り頭の上まで
振りかぶって叩きつけながらのストロークをみせたり。

無論見た目の攻撃性だけじゃなくて、
アナムの本当に自然体な感じの不思議な踊り方(笑)も、
マキのちょっと甘えてつぶれた声とイイ女系な歌いっぷりも、
バックのタイトで緊張感溢れるリズムワークも
(ドラムが沼澤氏でまたビビった…!)
鳥肌の立つような個性的なコーラスワークも。

…全部があまりにもカッコイイ。奇をてらってないのに新しい。


特に刺さったのはアコギで繰り出す単音リフのスゴさ。
とてもアコギとは思えない攻撃性にヤラれまくりですわ。

衝撃的な出会い。
ワンマン行きてェ!



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それを言っちゃあおしまいよ - 2002年11月05日(火)

平日だというのに、オンエアで
『Mの黙示録』を観てしまいました(白目


…オモシロイ。カリガリが。


初めて動いて喋ってるのみたんですが、
TV的にあのナメくさった感じがいいですな。
中澤裕子もいい感じに空回ってましたし。


いや、実はおっさんたちが出てたんですが。
オフってことで汚いカッコで(苦笑)東京湾夜釣り。
釣りしながら『おさかな地獄』って曲を作るとか…?

そのあとスタジオで全員揃ってなにやらプロモーション。
一生懸命釣りにひっかけて
「(ライヴで)オマエらを釣り上げる」とか
「まさに魚のようにのた打ち回るライヴ」とか
言ってるのが…(爆




その後、ImpressのHPでギターマガジン取材風景の
動画が観られるというのでそれも観にいきましたよ。
…ギタマガ買ってないくせに(汗

いや、ギター弾いてるところが観られるってんで
ちょっと覗いたんですが、インタビューも結構長くて。
とりあえず観てたんです。

したらパンサが、


(ギターソロでテクニックを駆使して弾きまくらなかったら)
これまで一生懸命練習してきたのはなんだろう、と。
もったいないじゃないですか、と。



あああああ、ワタシ的NGワード。
よりにもよってマシンガンズのメンバーに
それだけは絶対に絶対に言われたくなかったの。

パンサが間違ってるとかじゃないし、
ごく個人的なこだわりではあるんですが、


…そんなの音楽じゃねーよ。



子どものころ、エレクトーン習ってた時に
ワタシは間違えたフレーズをその場で弾きなおす癖が
止められなかった。

先生も、ピアノ習ってた母も、
みんな「弾きなおすのは止めなさい」って言うのに。


大学生になって、バンド仲間ができて。
後輩のメタルなギター弾きは
なんだか難しそうなスウィープフレーズを弾くのに、
いつも最初の2、3音を
数回繰り返して…助走つけながら弾いてた。

「助走つけて弾いたら曲にならないよ」とワタシが言うと、
「いいんです!これを弾ききるのが男のコのロマンなんです!」

弾ききっても曲の流れを止めるようじゃ、音楽にならないよ。
その時、本当に気がついたんだ。


へヴィメタル愛好者にはこういう
『スポーツのノリで音楽やっちゃってる人』が
よくいる気がする。

音楽としてどうなのかよりも、
速いとか技術力が高いとかそういう基準しか持ってなくて。
すぐ話を「上手い下手」に持っていこうとするんだ。

音楽としてカッコよかったら別にヘタクソ上等じゃん。
逆に技術だけをひけらかすようなつまらないバンドだったら
マシンガンズにここまで肩入れしねーよ。

パンサの並々ならぬ努力には確かに頭も下がるけど、
「もったいないから弾きまくり」なんて言わないでくれ。

音楽としてそこに必要だから弾いてるんだって
こっちは信じてるんだよ。
発表会じゃないんだ。あんただって表現者じゃないか。


結局Anchangは「それが好きなんだよね?」と
フォロー?を入れておりましたが。
ちなみに彼は
「歌のためならギターソロ要らんこともある」と(笑

Anchangはあちこちで「技術の要らない音楽もある、でも
マシンガンズの音楽には技術が必要だから」って言ってるよね。

そう、音楽のための技術なんだよ。


パンサの音やフレーズはメチャクチャ好みではあるんですが。
音楽やバンドへの姿勢を見るに、ワタシはまだまだ安藤寄りです…



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逃した魚はデカかった。 - 2002年11月03日(日)

昨日も一昨日の話題だったのに、
今日も昨日の話題ってどうなの。でも書く。


開催さえもよう知らんかった『へヴィメタル・パーティ』。
今日になって行った人のレポートがネットでちらほら出始める。

なにやらマシンガンズのメンバーがDJになって
往年のメタルの名曲をかけたり
カヴァー曲メインのライヴやったりしたらしい。
メンバーもお立ち台で踊ってたそうな。

リクエストもOKで、
なんと聖飢魔Ⅱの『FIRE AFTER FIRE』がかかったと。


なんで行かなかったのか、ワタシは
その理由を200字以内で書いて提出しなさい。



知りませんでした~!!
そんな楽しげな催しだなんてちっともぉ~!

「ライヴ以外は興味ないし」とエセ音楽ファンっぽい
マシンガーを気取ってたから罰が当たったとですか??ですか??

メンバーが「今後も半年に1回くらい」やりたいと
言っていたらしいその言葉に期待しましょう。
マジで、次からは全通です…←ヲイ

奇しくも、今日って
去年の大阪ファイナルから1年ですか!!
いやー早い早い早い。
すっかり忘れてたよ。


で。
今日のワタシはなんか寝てばっか。
何もしませんでした。
先週末も、その前の週末もこんな日があったような…
もったいない。けどやっぱりなにもしない(汗




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逆ヴィジュアル系 - 2002年11月02日(土)

昨日はクアトロの帰りにZyを買った。
自分で見つけられず、
意を決して店員さんに訊いたところ、
彼女の指差した先には…

大口開けて歌いながらギターを弾くAnchangの表紙が。
←もちろん風吹きまくり

なんというか見てもらえばわかるんですけどスゴイ。
BURNとかTEKKENとかの初期PV演奏シーンみたいな感じで。
およそヴィジュアル系とはかけ離れております。
こんな表紙でいいのか、Mana様も載ってるのに!?

痛快です。

中ページはしょっぱなから
反り返りすぎて鼻の穴しか見えてない写真でした。

も、こういうのが大好きです。

肝心のテキストやDVDのインタビューに
目新しい内容がなかったのはアレだけど、まぁよし。
←それもそれでいいのか!?



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奇跡の森 - 2002年11月01日(金)

念願かなって森広隆のLIVEを拝む。
思えばこの日記に最初に登場したのも彼。
『ゼロ地点』に大ハマりして半年、


やっぱり彼は、奇跡の森だった。


最初はスリーリズムのシンプルなスタイル。

やや小柄な印象は予想通りだったけど、
ぴょんぴょんタテに飛ぶ彼とロックバンドみたいな音が
意外でちょっと驚く。
しかし…素人目にもかなり巧いぞこのバンド。

さて、最初のMCで「オイース!」を
連発されてひるむ。しかも
たけしの物真似とか…ヤバイよそれわ←同い年

とにかく上機嫌な感じはすごく伝わって、イイ。
なんと、今日が初のワンマンなんだそうだ。


3曲目くらいでエレアコに持ち替えて、弾き語りで
本能のブルーズ『共生』や、沖縄で世話になった
民宿のオヤジのために作った曲を披露。

沖縄での話を交えながら、
表現とは自分の内面と向き合うだけじゃなくて、
それを誰かに届けることでもある…と語る彼。
やっぱり哲学好きなんだろな。


どうやら少しづつステージ上の人数が増える趣向らしく(笑
次はパーカッションとキーボードを加えて
AORなミディアム・ナンバーへ。

音と歌はオトナ、でも声と歌詞は少年のまんま。
このアンバランスさが最大の彼の魅力だとあらためて思う。


パーカッションがいると本当に
不思議なほどバンドの音も締まる。
ベース・ドラムも加わったこの日の見せ場
『並立概念』は鳥肌ものの演奏だった。


さて。
結構チューニングの間に無言の間が空くのは
今後の課題だとは思うけど(笑
その後「アップテンポの曲行っちゃうよ~」ってのが
カワイかったからまぁいいか(苦笑

テンポはともかく『並立概念』から
バンドのグルーヴでグイグイ行く曲が立て続け。

縦横無尽に伸びる声もそうだけど、
気持ちよさそうにニコニコしながらギター弾いたり
メンバーに近寄っていったりする森くんは、
予想していた哲学好きのクールな青年の印象よりも、
ちょっとだけ素朴で、シャイだけど人なつっこいような感じで。
なによりとっても楽しそうだ。

結局最後に
♪ゼロちてぇぇぇ~ん♪←この節回しがツボ
で撃沈されて本編終了。

ホントに初めてなんだか、それとも
初めてだからこそ練りこんだのか、すばらしく
飽きさせない盛り盛りなステージ。
アンコールにも期待は高まる。


そして…力いっぱい予想を裏切り、やってくれました!


繰り出されたのはなんとサンバアレンジの
『Isn't She Lovely』!!!
パーカッションの方がもうはちきれんばかりに
踊りながら演奏されてます。
いきなりサルサピアノも殴り込みです。
楽しい!シアワセ!これが踊らずにいられようか!

シアワセ感で一杯になった後は、
森節とでも言わんばかりのメロディが胸を刺す『Pebama』。
たどたどしくピアノを弾きながら歌う姿がまた
初々しくてとてもよかった。

さらに2回目のアンコールで弾き語りを披露して
ホントのフィナーレ。

なんとまぁMCも短いのに2時間ものライヴであった。
でも、ホントにあっという間に思えたよ。


奇跡の森は声とか演奏とか
そういう期待値を超えたところにいた。
そしてなんとなく
まだまだ進化しそうな気がする。
また、見届けに行きますから。




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もくじ
 

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