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負け惜しみの有明 - 2002年08月31日(土) 「男はすぐそこの会場でライヴ、女は中継だけなんて 不可抗力にしても口惜しすぎるから絶対会場内には入らねぇ」 と決めて物販だけ見るつもりで出かけたんです、 SEX MACHINEGUNS BOYS LIVE『モンゴリアンチョップ』。 来られなかったトモダチへ、 えらそうなこと言って結局観ました。ゴメンナサイ。 結果、ライヴとは別モノながら映像として楽しめたので 口惜しいけど…負け。 アタマも振らず、振り付けも控えて食い入るように観てました。 映像に向かってやるのがバカバカしいとかじゃなくて、 いろんなアングルからライヴが観られるのが素敵だったので。 やー、男どもにもモニター映像見せてやりたいくらいだったかも。 キッズは嬉しいギターソロの手元もバッチリだったよー(笑) そしてモニターだとひとりひとりの表情もすごく鮮明。 みんなすごくいい顔だった。 特にパンサーのあんなうれしそうな顔は…初めて見た。 カメちゃんの手描き仮面(顔に描いてある)が流れてたりね(爆) 会場に入れないのが口惜しいのには変わりないけど、 たまにはこんなのもいいかも…まで思ってしまった。 次はできれば叫び声のデカイ女のいないところで観たいでーす(ぼそ 完敗。チキショーッ! - ワタシ次第 - 2002年08月30日(金) 失意のまま病院へ。 受付を済ませ、食堂で昼食をとって文庫を買い 待合いへ戻る。 確かにただ待っていると不安が募っておかしくなるし 会社に戻るのも遅くなるからなんだけど。 そんなに病院慣れしたくない。複雑だ。 でもおかげで待つのは全く苦痛にならず。 こわごわ先生に事情を話すが、 さっくり次の検査日程を決めてくれる。 最近朝は起きられるが夜勝手に寝てしまうと話すと、 「同時にいくつもはこなせないんだから、 とりあえず朝起きられるようになってよかったよ」 と言われる。 別に、言われてることは昨夜と同じなのだが 診察室を出てから帰りのバスまで、度々涙が出た。 病院には情緒不安定を誘う磁場でもあるんだろうか。 夜トモダチと会う。 明日も同じメンツで集まるのでメシにとどめるか迷ったが、 向こうは給料日ですもの~♪呑みに行く。 結局明日のマシンガンズBOYSの勝手な予想とかで 盛り上がって酒がウマイ。 思うようにいかないこともあるけどシアワセです。 あとは、ワタシ次第です。 - 駄目切換不可 - 2002年08月29日(木) 明日は検査なのである。 普段より一時間以上早く出なければ ならないのである。 としっかり思い込んで 翌日のために検査予約票を用意していたら。 なんとワタシの検査は昨日に予約されていた。 なぜ?なぜ?なんで間違って覚えてたの?? どうしてそれに全く気がつかなかったの? もう、明日の半休取っちゃってるよ… ←問題はそこにはない気が。 あまりのダメさに自分では切換不可になり、 唯一ちゃんと病院通い以前からののことを知っている 故郷の友人に電話する。 ちょっと持ち直す。 下がってるときばっかり頼ってごめんよう。 - にわか運命論者 - 2002年08月27日(火) CDラックを買おうと 終業後勇んで渋谷ハンズに行ったのですが… ハンズメッセだかなんだかで人わんさか しかもみんな大荷物。歩きにくい~ 逃げるように向かったロフトはまさかの店休日、 すがるように立ち寄ったパルコのLaundryでは 狙ってたシャーク!Tシャツの売り切れを知らされて… 失意のズンドコで帰宅したのでございやした。 あうあう。 これはもう、運命が 「そんな金があったらライヴに行きやがれ」 と言っているに違いない←そんなバカな だって怒涛の9月10月11月。 オーケンに上田現ジイ、インスーにPOLYSICS JERRY LEE PHANTOMそして森広隆に マシンガンズ複数含遠征。 全部行けるかな? っはっは、お父さんお母さんゴメンナサイ… - 微妙なスタバ - 2002年08月26日(月) 昨日川崎でのお買い物中 ワタシの乗換駅にスタバがオープンした との情報を得る。 ……………どこ? アタリをつけた場所にはパン屋ができていた。 とにかく、見当たらない。 もしやと思い行った普段使わない出口にもない。 もはや絶望かとあきらめかけたその時!←ワイドショーかっ なんと車通りまくりの道向こうにソレはできていた。 しかも渡るには歩道橋か超待たされる押ボタン信号しかない。 毎日通勤で使う駅にスタバができた ↑ ↓ 毎日使う駅だけどめったに通らない出口の しかも渡りにくい道向こうにスタバができた えらい違いやんけーッ(泣) せっかく「ちょっと早出してスタバで朝ゴハン♪」なんて 東京婦女子チックな夢を描いていたのに… はぁ、今日ももう眠いだす… - 制御不可的休日 - 2002年08月25日(日) 家が散らかっている←かなり。 夏はもう終わった←先週の野ざらしで痛感。 新しい和モノが増えた←ありがとうトモダチ。 というわけで、模様替え決行のため 川崎~蒲田へお買い物に。 ■本日の戦利品 ・通勤用バッグ ・目隠し用和紙 ・耐熱ガラスの急須 ・蛙柄タオル ・カメ柄手ぬぐい ・カラーボックス3個 …なにしに行ったの、あんた(涙) しかもそんな制御不可的買い物で疲れちまったのか、 夜はひたちなかと野ざらしの日記をあげて 片付けに手をつけようと思ってたのに 帰るなり飯も食わずに気絶。 結局翌朝まで眠っちまったわけだが、 寝ようとしてない変な体勢だったせいか 記憶してるだけでも10コくらい夢を見た。 …つまり、ぜんぜん眠れてないってことですかい(涙) この制御不可的睡眠に異常はありやなしや? 今週末は待ちに待った検査である。 いや、もう忘れてたっつーの(涙) - 深酒注意 - 2002年08月24日(土) ワタシが死ぬときはきっと、急性アル中か 呑んで吐いたブツが喉に詰まってとか、 そういう酒がらみの死に方であろう。 と思った土曜日であった。 こんな酒飲みになるなんて、 昔は思ってなかったのにな…って、 どのくらい昔だっけ?? あ、誰かと外で呑んでるときは大丈夫です。 ご心配なく。 - 唄ひ手冥利(林檎とは一切関係ありません) - 2002年08月23日(金) 今日昼飯を食った店では、どうやら 有線の『布袋特集Ch』だかCDだかをかけてたらしく。 メシどきに、景気はいいが消化に悪そうな曲が ガンガン流れていた。 そんな中の『薔薇と雨』。 これ、ご本人が歌いさえしなけりゃ かなりの名曲だと思うんだよね(苦笑) だって、布袋の歌で聴いてても ヒムロック(笑)の声が聴こえそうなくらい そっちが似合うじゃないですか。 だからこそこれ、 氷室の歌で聴いてみたいなぁ… などと思うとまた思い出すのは野ざらしのこと。 ANCHANGが歌い弾く「FIRE AFTER FIRE」は あんだけ必死で思い浮かべてたくせに 閣下の歌う「BURN」なんて思いもよらなかった。 でも言われて納得、絶対聴いてみたい! きっと実現…するよね? ところで、あのロシア民謡みたいな サーカスの歌は布袋様とてもお似合いです。 PVのムチ持った姿もハマってたしね。 『薔薇~』が初期の作品で、 サーカスの歌(曲名失念^^;)は最近と考えると、 やっぱり曲も、だんだん自分に 似合うものになっていくってことなのかな… 一転。 大好きなマシンガンズ仲間と 野ざらし打ち上げ&愛知抽選願掛けを兼ねて 渋谷の某沖縄料理系居酒屋へ。 やー、メシは美味い、酒も旨い、しかも安い。 つまみのネタは余るほど。 楽しくならないはずはないやね。 ゴーヤや泡盛や山羊で死ぬほど盛り上がりましたわ。 おーいぇー(髭)。 - 眠らないかーらーだをー - 2002年08月22日(木) ハイ、滞ってますこの日記。 もう1週間以上放っときっぱなしのうえに、 その前1週間も肝心なトコがアップできてないし。 最近、起きていられないんですわ。 以前は『夜眠れない→朝起きられない』だったのが 『夜身体が勝手に寝てしまう→朝ギリギリに目が覚める』に。 つまり会社に行くので精一杯。部屋荒れ放題ッすよ(涙) ひたちなか前の1週間から野ざらしまで、 文字通り怒涛の2週間だったからねィ。 2~3週間休みがないのも前の職場では当たり前だったけど、 その当時の疲れ方よりも… 心地よい疲れだけどダメージ倍、みたいな(苦笑) - うったり? - 2002年08月19日(月) 昨日までのことはすべて 夢じゃなくてまぼろし~♪ だったのではないかと思うくらい 忙しかった。 お盆の累積分としておよそ通常の3倍以上の量を こなさなければならなかったのである。 ときたま昨日のことを思い出して うっとりしながらぐったり。 うったり? …いかん、疲れとる。 - すべての運命に - 2002年08月18日(日) 今まで、マシンガンズには勝手に運命を感じてきたワタシだが。 今日という今日は逆に。 あの時間、あの場所にワタシを導いたすべての運命に、 感謝せずにおれなかった。 マシンガンズに出会うきっかけになった宮崎公演決定。 仕事で関わるきっかけになった先輩の風邪っぴき欠勤とチーフの寝坊。 代役に偶然でもワタシを選んでくれたこと。 一緒になってライヴやカラオケで暴れてくれた旧友。 東京に行くのを…別れてまでも結局止めなかった元彼。 あまりに早く仕事を辞めるのに反対どころか応援してくれた両親。 田舎育ちの物知らずをわざわざ拾ってくれた今の上司。 初めて会ったのに、その日のうちに快く仲間に加えてくれた東京の友。 それだけじゃ数え切れない人生の構成要素ひとつひとつ。 「今までいろいろとあったけれど 君に出会うためならいいと思った」※ みんな、みんな本当にありがとう。 ワタシの人生は今でも間違いだらけかもしれないが、 とにかくあの夜あの場所にいられたことで、 そんな間違いもいくらか許してやりたいです。 どんなにイタくてカッコ悪くても、 あの夜あの場所で涙を流せてよかったのだ。 ※槇原敬之『きみにあいにいく』…え? 2日目のアタマは、1日目ラストを飾った「桜島」。 友人たちと「2日目アタマが桜島だったらそこでもう帰ってもいいよぉ」 などと冗談言い合ってたのでその通りの展開に驚く。 台風接近などといいつつも、雨は小止みでむしろ涼しくて暴れやすい。 泣いても笑っても、今日までの祭りだから…身体に余力を残す気はないのだ。 昨日はアンコールだった「みかん」も前半に持ってこられて、 なにやらまたパンサーのMC。 「オレ様は、実は犬が好きなんです。」 なんじゃそりゃ、唐突な。様式美も好き(最初のMCで暴露)なら 犬も好きってか(笑) どうも最初のヒトコトがキョーレツすぎて どういう運びだったか忘れたが、 犬連れのおねーさんよりもその犬に目が行ってしまうくらい 犬が好きで…「誰かオレの犬になってください」←え? 一応野郎もパンサーの犬になれるらしい、って おいおいつながってねーよオレ。 しかし「オレ様の犬になってくださーい!」って、 敬語で頼むことじゃないし(爆) でも、ホントにパンサーのしゃべりは吹っ切れた。ナニゴト!? んで、Anchangの低音&高音が大好きな「犬」から 待ってましたの「フェロモン」へ。 これとかエステティシャンがないとなんか踊り足りないんですわ。 よかった(笑) 「さそり」も昨日はやらなかったので大盛り上がり。 今日は定石どおりヒマのMCでKISSに行って、 おかわりCHANGにTEKKEN代わりの「アン・マー」で終盤へ。 天気が悪いから特効はどうだろう (実際Anchangも1日目に「明日は特効ないかも」と言っていた) と思ってたけどなんのその、 ぼんぼん火柱のあがる「FIRE」で本編終了。 いや、マジ言ってこの時点で 結構満足してたよ(どっかで聞いたな)。 天気に左右されずにステージやりきってくれたおっさんらと、 いい感じに体力使いきろうとしてるワタシたちと。 「雨降ったら伝説になるかも」ってAnchang言ってたけど、 雨なんか降らんでも伝説になると思った。 En-1前に、カメーンはテーマ曲の新バージョンを披露!? 通常に加えて♪ランランララ~ン♪いうてましたが。 爆笑膝カックン。 そして、Anchangは昨日ギターバトルのクレーンの上から 月を見たという話を。 月のおかげで昂ぶった心が落ち着いたと。 そして、月には人を変える力があると。 NOISYも変わっちゃうかも…って話だったかな?(あいまい) 「NOISYのデーモン声(!)をひさびさに…」とかで DEVIL WING。 あーびっくりした、デーモンなんて言うからさ(苦笑)と 隣の連れとつつき合う。 実は今日会場入り前から、散々 「昨日がROLLYなら今日はオーケン?橘高ちゃん?…橘高ちゃんは ありそうだぁ!」などとバカ言い合っていたのである。 なにかあるとしたら、En-1に違いない。 「Deep PurpleのBURNやるぞっ」 あまりにもそっけないコールで、あのイントロが鳴り響く。 瞬間、アドレナリン大放出。ぼーん!ホントに音がしそうなくらい。 この曲嫌いなロック好きっているんだろうか? 学祭ライヴの最終夜、ステージの床が抜ける寸前まで暴れた曲もこれだった。 あのときみたいなテンションはもう一生味わえないと思ってたのに。 そうだ、今日は祭りだ、楽しすぎてもう―――というワタシの目に 飛び込んできたのは、歌いながらステージをのしのしと歩く デーモン小暮閣下であった。 んんんっっぎゃ~!!! 前後不覚のワタシを友人たちが 転がすようにステージ側へやってくれ(アリガトウ!) あらためて目を見張る。確かに閣下だ!←ニセモノでどうする うわぁ、ワタシの10年前と10年後が同じステージで演ってるよ… ←すでに思考回路の中で文章が飛んでいる すげぇ楽しそうなAnchang(この人はギターに専念してるととても 楽しそうだ)、そして、こんな風に歌っているところはもう 生で拝めないであろうと思っていた閣下の姿。 10年前と10年後、それぞれワタシに音楽に関わって生きる道を 志させた2名の思いもよらぬ共演で…いやごめん、 個人的に運命感じずにおれませんでした。だって、だって(泣) 閣下はゲスト出演にあたって初めてマシンガンズの音を聴かれ 「コピーバンドがやりたいと思った」とコメント。しかも 「このふざけた歌詞をなんとかすれば聖飢魔Ⅱになってしまう」とも。 そして「今度はマシンガンズの曲を歌いたい」 …ゲストとはいえサラっと「コピーしたい」って言ったり、 意外に先輩っぽくならないところがあいかわらず閣下で。 『邪道』同士通じ合うものを…勝手に感じたり(笑) そしてBurnの次に用意されていたのは…マシンガンズのリクエストだという 『1999 Secret Object』ぎゃぁぁぁぁぁ!!! ↑ホントにこの勢いで絶叫。周りの皆様スミマセン… いやもういくらなんでも『蝋人形』だと思ってたんですけどマシンガンズの 『みかん』みたいなものだし…いいんですか最後のツアーで本編ラストに やっちゃってた『1999』で!! 大好きなんです… ほんの最近この日記でマシンガンズの『FIRE AFTER FIRE』が 聴きたいだの書いたりDVD買って観たりしてたんだもの。 嘘みてぇ。 あんまりすぎて振りじゃない振りまでガンガン(爆) ←周囲から見たら相当怪しい動きをしていたに違いない(汗 そして結構きっちりソロをコピーしてたパンサー様に この時ばかりは感謝しきり。 閣下は花道のすみずみまで使って 動きまくっておられましたが…もうなんなの覚えてません(爆) でも、ラストのハイトーン・シャウトで涙腺ブチ切れました。 もうホント、大好きなんです…こんなことって、あるんだねぇ… En-2は、そういえばこれも構成が聖飢魔Ⅱの曲みたいで 好きだなぁ(似てるからってわけじゃないが…)と思っていた、 そこに、あなたが…から。 「わがままと言われました」って歌うのは、 Anchang歌詞変えたんですか?…言われてるんですか? 「今度デーモンにはこの曲を歌わせたい」という 涙モノのMC(絶対実現してほしい!!)は、BURN。 …そうか、今日のPurpleのBURNにはそんな意味もあったのか? 同じBURNでも、マシンガンズの炎は紫の炎ではなく、 燃えさかり、人々の面をあかあかと照らす紅蓮の炎。 全身で曲を楽しみながら、ジャーマンで自由の女神が出て、 En-3のSEX MACHINEGUNでメンバーのあまりにもいい顔を 目の当たりにして…ステージと客の集中力は、 ゲストを迎えたときとはまた違う高まり方をしてた気がする。 まるで真っ赤な高燃焼カロリーの炎がどんどん燃えるみたいに。 なんだか内側からぐいぐい押し寄せるものを 「すげぇなぁ」としかワタシには言うことができなかったけど。 そして。 「死ぬまでついて来いや!」 もう今のAnchangからは聞けないと思ってた。 いつだったか、インタビューでSEX MACHINEGUNの歌詞みたいなことは、 今もう怖くて言えないって言ってたから。 それはそれで、無責任にそういうこと言われたくないから 納得してたけど。 その、今のAnchangに言われたことがどんだけ嬉しいか。 死ぬまでついてきても…知らんぞ!? 最後(En-5)の全国大会は、 ほんとにゴールテープを切ったような達成感で。 またしてもすげぇなぁすげぇなぁ言いながら、連れみんなで感涙。 花道をふた手に分かれて駆けるメンバーに送った拍手は、 本当に純粋な今日のステージへの感謝の気持ちだった。 海も山も行かなかったけど、楽しみきったぞ夏。 台風こんでええからもう終わりなさい(笑) - 野ざらし初日のサプライズ - 2002年08月17日(土) いよいよ、この日がやってきました。 なにしろ帰れる距離で泊まるほどの気合の入りよう(苦笑) 友人たちがおじーさん(苦笑)と呼ぶ OZZY OSBOURNE(SUSSY風味…似てるんだよう)のTシャツに 身を包んで野ざらし会場へ向かう我々。 ワタシのOZZYにとどまらず、 連れはメタリカ、パンテラ、モトリーときたもんだ。 水上バスでの移動は心地よい。まるで、桜島フェリーのようだがね。 ギラギラというほどではないが、 会場に近づくにつれて日差しもやや強まる。 でも、心配していたほどではなく。 ひたちなかは殺人光線だったからな(汗 会場入りの後、場所を確かめて(パン側花道付近)物販に並ぶ間にも、 女の子マシンガーよりメンバと同世代の男マシンガーの注目を集める我々。 そりゃそーだ。 げんこつファンでもあるお連れ様の意向で、げんこつの開演前には しっかり定位置へ。 そっけなく出てきて、そっけなくこなすげんこつ様。 でも、曲の熱さはそのままにはしておけない!かなり楽しいぞ~!! 結局、周りのマシンガーそっちのけでノリまくり。 メインアクト分の体力、残ってる…? セットの中央奥に凶悪なあざらしが鎮座していて、 その口元が出口っぽくなっていたので、 「今日はアザラシからご登場かしら~♪」と勝手に予想していたら、 なんと花道の先っぽからセリでギタリスト2名がご登場。 パンサーの編込み+モヒカンみたいな頭がカッコいいぞ! そして衣装は揃いの黒エナメル。 安藤さんもエナメル!?危険すぎないか!?(笑) ←友人の話だと登場後早速胸元のジッパー下ろしてたらしいです、ははは… 今日の一曲目はぶんぶんぶぶ~んでございました。 さながら「お待たせしました~」ってとこすか? Anchangは同日開催の某ソニックに対抗意識バリバリ(爆) ホントはイベント参加したいらしい(笑) ワタシも怖いけど見てみたい気がする。 でも、出られないなら自前でイベントってトコが マシンガンズらしいやね。 ファミレスやハイスピードなどなど、前半で聴くのは珍しい曲が並び、 HIMAWARIの支離滅裂なMCから…なんとイリュージョンへ! 滅茶暴れしつつ、いい感じに身体も温まって、 なんとパンサーの長MCへ。 野外でのKISSは気持ちいいぞー!…ってネタから入って、 ヒマの時同様Anchangのツッコミタイム。 「何回くらい(野外で)したんですか?」の問いに 「数え切れない」「ムカつきますね~」の応酬が(笑) ところが、核弾頭はNOISY先生でした! 野外でKISS…そのときは周りが見えてないからいいのだ、との NOISY先生にAnchang、 「まさか駅のホームでとか、してないですよねぇ?」 ショックで思わずしゃがみこむNOISY。 「10回くらいはしてる…」(爆)! それにしても吹っ切れたかのようなパンサーのMCが印象に残りました。 初めてのチュウの話もできないようなシャイなあんちくしょう(笑)が、 野外のKISSは気持ちいいやと~!? ナニ言ったんですか、あんどーさん(爆) 食べたい舐めたいのギターバトルでは、 電話線の工事に使うような(苦笑)クレーンで ギターの二人があがるあがる。 ちょっとビビリはいってるとこもよかったりして。 さらに本編最後のFIREでは、車の爆発炎上か!?つーくらいの デカイ炎がセット上方からあがって。 ロックはファイヤーです。ゴチソウサマでした。 すっかり満足しきってたワシを狂乱の渦に引き戻したのはEn-1。 二の腕を耳にくっつけて肘を真上に上げるセクシーポーズ 「いいよン♪」と出演をOKする男がゲストって、 なになに、誰じゃーっ!? …ROLLY!!! 美しいボディラインが丸見えの黒ラメジャンプスーツで 初生ROLLYを拝みました! うぎゃーかっこええ! やっぱり先月のイベント行っときゃよかったよぉ(号泣) 「みんなはヘヴィーメタルかーい! 実はオレも、ヘヴィーメタルなんだぁぁ!!」 との御大はかなーりオリジナルな歌詞で「みかん」を熱唱! 「オマエのみかんはアソコだけ」とか、困るッつーの!(爆) ほとんどMCもなく、嵐のようにROLLYが去った後は、 サラリーマン嵐~BURN。 ゲストの興奮だけじゃなく、 確実に楽曲の熱でオーディエンスがあがっていく。 そして極め付けがEn-2のAmericanZ!!がっちり摑まれたね。 「2日目もあるのに、ゴメンやで~」のMCとともに SEX MACHINEGUNが演奏されて、よっしゃ、明日もがんばるぞ!と 規制退場の波に乗ろうとしたその瞬間。 ステージにメンバーが。 「やり足らんから」と、最後に桜島をブチかましてくれました。 セットリストの入れ忘れでもなんでもいいよ、 そこで「明日があるから」と思わないでくれたなら。 ホントに、一期一会で考えてくれてるんだと思って、 うれしかったっス。 そして本日の晩御飯は初めての東京ラーメン。 もともととんこつもあっさり味が好みのワタシには しょうゆ味がとてもおいしゅうございました。 で、ホテルに戻り、明日を控えて本日は部屋呑みってことで、 会場となった隣室を訪ねたら!! なんとワタシの誕生日用のくす玉があるぢゃないですか!?なぜ!? なんでも先日のお祝いはダマし用のプレお祝いで、 この日に向けてワタシ以外のみんなは 水面下で着々と準備を進めてたとのこと。マジで!? くす球を割り、オメデトウの文字入り風船と共に写真を撮り、 ケーキのろうそくを吹き、プレゼントをもらって 信じられない心地のワタシ。 友人たちはサプライズの成功をゲラゲラ笑って喜んでるし。 誕生日当日の報われなさに比べて、なんじゃこりゃーの過分なお祝い。 アリガトウ…こんな誕生日は初めてだよ、ホント。 - すいちゅーもーたすいちゅもーたー - 2002年08月14日(水) ♪すいちゅーもーたすいちゅもーたー ♪すいちゅーもーたすいちゅもーたー くるり岸田君のボコーダ声がアタマから離れません。 ワールズエンド~やワンダーフォーゲルも 感動的だったけど、「水中モーター」の このシンプルなメロが…廻るのよ…ぐるぐる… なんだか夢うつつのまんまの状態でふらふらと アルバムとか買っちまいそうです(苦笑)いいけど。 しかしひたちなかロック祭り…いろいろありましたよホント。 もちろん初めてライヴを観たくるりもステキでした。 今、3日間の日記をまとめているところでし。 いつアップされるやら… そして疲れが取れまへん。部屋が荒れ放題です。 今週末には灼熱の機関銃祭りもあるというのに、 準備がすすまないったらありゃしない。 せめて、あと1日完全オフがほしいッス… - ひたちなかロック祭り2002・なぜか感涙の最終日 - 2002年08月11日(日) 最終日である。 ヘルマンとバタ犬に抜けるほど後ろ髪を引っ張られつつ、 なんとかくるりのステージだけは観た。 『ワールズエンド~』で生み出されるグルーヴはすばらしく、 広い広いグラス・ステージが、タイトなのに 不思議と開放的なダンスビートに包まれていく。 まるで会場中の空気が共振するような錯覚。 そして炸裂する岸田君の宇宙人並みに怪しいダンス(爆) 最近賊に見舞われたマブチモーターの 社長とその家族へ捧げられた『水中モーター』。 ココで初めて聴いたのに、そのシンプルで麻薬的な ボコーダーボイスのリフにすっかりしてやられる。 ※以後野ざらしまで、油断すると頭の中を ♪すいちゅーもーたすいちゅもーたー♪がぐるぐるぐるぐる廻って参った。 「あと1曲だけやる」 (観客)「え~っ!?」 「…イヤだと言われてもやってやる!」 巧い!←え? そんなやりとりのあとに繰り出された『ワンダーフォーゲル』は、 なんだか祝福されながらフィナーレを迎えるような、 とても充実した幸福感に満ちていて。 そしてまるで、身体感覚が空気に溶けて広がっていくように… その幸福感がグラスのステージからフィールド全体に 広がっていくのを感じた。 スケール感に圧倒されながら、ワタシたちは (あえてワタシたちであったと思いたい) 自ら汗をかいて盛り上がるライヴとはまた違う 充実感と感動を確実にモノにしていた、はず。 さて、ちょっともったいないとは思ったけれど、 グレイプバインをBGMにお昼寝タイム。 JAPAN CIRCUITで観たときは そのなまめかしいグルーヴにヤラレたが、 今日は快晴の空に溶けるような心地よさを感じられた。 場所で違うもんだなぁ(笑) そして…ウルフルズがスゴイ! 『ガッツだぜ!』の大興奮で上がった砂埃が 風に舞って猛然と流れていく。 フェスが最もフェスらしい盛り上がりを見せてたかもしれない。 とにかく楽しい!っていう空気が 連発されるヒット曲に乗ってフィールド中を駆け巡る。 やっぱり、一周ぐるっと回って 自分たちの居場所を確認してしまった音楽は あまりにも強いね。 海からの霧で少し肌寒くなった日没後。 民生の弾き語りを観るために、 3日間最初で最後のレイク・ステージへ。 少々道に迷ったので、たどり着いたころには ちょうどYO-KINGと「空に舞い上がれ」をやってるときだった。 なんだか、シンプルな歌の力にえらく感動して、 それよりなによりこの長すぎる3日間のあれこれが去来して、 イージュー☆ライダー聴きながらこっそり歌いながら、 涙が止まらなかったっす。 「昔まだ観客だったとき、野外のステージは きっと気持ちいいだろうと思っていた。 実際立ってみるととても気持ちいい… 今このステージを観てる中にもいるであろう誰か、 早くこっち側へおいで」 と(かなり要約してるけど)民生は言った。 ワタシの立ちたいところはちょっと違うけど、 早くそっちの近くにいけるようにがんばるよ… 穏やかに、とても穏やかにこうして3日間は幕を閉じた。 ツラいことも楽しいこともたくさんありすぎたよ。 でも、とにかく大好きな音楽があれば生きていけるなーと、 民生の声を聴いて思った。 それが自分でうれしくて、涙が出た。 相変わらずつまらないことを気に病んでばかりだけど、 がんばって生きていこう。 まだまだ聴いていない音楽がいっぱいあるから。 もっともっと聴いていたい音楽がいっぱいあるから。 音楽があるから。 3日間ありがとう。 - ひたちなかロック祭り2002・怒涛の中日 - 2002年08月10日(土) この日しょっぱなは…レイク・ステージのPOLYSICSに かなり後ろ髪を引かれながらも、やっぱり KICK THE CAN CREWを観た! JAPANでも述べられてるが KICKはロックの側面を色濃く持ってるグループだと思う。 トラックがしっくりくるのもそれだからだろうなー。 はじめて観たけどとても楽しい。 披露された新曲も、沖縄音楽を意識したような ゆったりとしたトラックがとても印象的だった。 MCもけっこうロック的(?) 「I LOVE YOU,I LOVE YOU ALL !…BUT I DON’T NEED YOU」(爆) とKREVA氏がカマしたところでなぜかMCU氏 「ERASER?」とひとこと。 「消しゴムなのはわかったから」という不思議な会話が。 ちなみに「LITTLEは喋りません。」だそうです。 前回のフェスはDJブースのみでの出演だったこと、 しかも音が大きいとクレームが来たこと(泣) KREVA氏は今でも食べこぼしが治らなくて 「伊藤家の食卓」で見た方法で食べこぼしの 跡をキレイにしたりするような男だ(笑)ということ、 衣装は今でも私服なこと。 でも、そのときからずっと変わらないのは、 たとえそれが何人でも目の前のお客さんを盛り上げるためには 一生懸命だってこと。 なかなかに感動的なMCを残して、 「SAYONARA SAYONARA」→「マルシェ」でクライマックスへ! 数千人(数万人?)の「あがってーる!」のために、 DJはそこの音を空けてくれる。 何度でも、何度でも。 そしてトラックの無音に負けない「あがってーる!」が 今日も暑い暑いひたちなかの空に吸い込まれていく。 バッチリあがりました。うん。 そしてTHE BOOMのステージはなんと「星のラブレター」でスタート! 意外すぎる選曲にみんな一気にピースフルな雰囲気に。 観客だけじゃない、働いてる人たちも口ずさんじゃう勢い。 3日目のウルフルズやエレカシを観ても思ったけど、 変わることにたいして果敢に挑戦した上で“帰ってきた”人たちの、 覚悟の大きさと潔さには本当に頭が下がる思いがする。 過去と戦い、それをいいものはいい、と 素直に受け入れられる年代になったってことなんだろう。 そしてワタシたちもそれを素直に楽しむ。 KICKをゲストに呼んだりしていたらしいステージは 当然のごとく「島唄」でシメ。 この曲を、誰かがカバーしたりして、 それを聴いて思い出すんじゃなくて、 また宮沢さんの声で、BOOMの演奏で聴けたことを とてもうれしく思った。 日陰でぼへーっとしていると、 DJブースから風に乗って音が聞こえてくる。 『イノセントワールド』をかけながら とんでもねぇ声で絶唱しているのは どうやらPOLYのハヤシくんらしい(爆)カラオケDJかよ! いいなぁ、DJハヤシ。POLY観たかったんだよなぁ… 神秘的なステージを繰り広げるUA。 会場を歩き回りながらだったのでほとんどBGM状態だったけど、 陽が照りつけて暑すぎるはずの午後に、 日陰でじっとりと汗をかくような感覚をおぼえる音は それでもすごく印象に残った。 そしてバンプ・バンプ・バンプ!! 最初の一音でもうもうと上がる砂煙!(苦笑) とにかくすごい人、しかも女のコ! ワタシも生は初めてだったので、 なんとか観ようとステージそばまで行ってみた。 すると、1曲で10人はいるんじゃないかってくらい ダウンしたコが運ばれてくる。 藤くんも「後ろのほう(日陰のないところ)で観てる人とか、 こちらからも見るに耐えないくらいなんで…気をつけて」と。 それからちゃっかりスポンサーのポカリをアピール(笑) 日も暮れて、いよいよステージには桑田圭祐が。 『こんばんわー、エゴラッピンでーす!!』(…。) と のっけからやっちまう御大(苦笑)。 所用あってばたばたしていたので あまりちゃんと観られなかったのが残念だが、 やっと少し戻ってくると御大はスゴいヅラ (多分WOWOWとかではモザイクが入ったと思われる) をつけて『G☆spot』を熱唱しておられた(笑) あーいっぱい観た。 KICKはトモダチのすすめだったのだがメチャ楽しかった。 またワンマンにも行きたいぞー。 ちなみにPOLYも相当盛り上がったそうである(笑) - ひたちなかロック祭り2002・まずは初日 - 2002年08月09日(金) 今日から3日間たっぷり、ROCK IN JAPAN 2002。 まずは快晴の青空にSEの上々颱風「愛より青い海」が鳴り響く。 はるか向こうまでの人の波と大歓声に圧倒されて、 感激屋は早くも泣きそうになった。 そしてトップバッター、モンパチの繰り出す シンプルで力強い音に飛び跳ねる数千人。みんないい顔だ。 暑くてたまらないけど、青空が気持ちよすぎる。 泣いたり笑ったりをこらえて変な顔しながら、 照れ隠しに会場をひたすら歩き回った。 さて次に観たのはギターウルフ。 暑い暑い中、熱くて熱くてやるほうはもとより 観るほうもぶっ倒れそうなライヴにクギヅケっす。 「爆弾みたいな音」とAIRファンの某女史は仰ってましたが、 それがカッコいーのだす。 ロックの価値観は言葉にならないよね、 くだらないほうがむしろカッコいいとかさ。 だから革ジャンとTシャツ脱いでステージに突っ伏しながらも、 また革ジャンを着て立ち上がるセイジさんにもう惚れたね。 脱げないところがカッコイイイッ! おなじみの曲でステージにファンを上げてギターを持たせるも、 これがギターウルフのファンじゃなかったらしくどうも戸惑い気味。 ギター受け取らずに客席に帰ろうとしたりするから(苦笑) そしたらセイジさん、 「ギターなんて弾けなくていーんだよ!! カッコだけつけてりゃいいんだ!!!」 と絶叫! うおぁぁぁカッコよ過ぎ。 ヤローも震わすロケンロー名ゼリフに大感激。 耳から蒸気が出るかと思った(爆) 本日のトリ、リップがオープニングに “チキン”(だったっけ?)を使っててびっくり。 B.S.T.の“スピニング・ホイール”とかも トラックに使ってるけど大好きなんだよねぇ。 “One”よりも“FUNKASTIC”が好きだし。 リップも初めてだったけど、踊りながら楽しむ。 やっぱり、ギターウルフカッコいいなー。 - 先祖帰り悪魔編。 - 2002年08月08日(木) 一昨日、翌日の仕事に差し支えるからと やっとの思いで我慢した聖飢魔ⅡのDVD。 観てしまいました。 実はコレを書いてる現在『8月8日未明』でございます。 おいおい、今日やっちゃったら一緒だよ(泣) でもでも、観ておかないと 今日の夜にはひたちなか祭り別名ROCK IN JAPAN2002(え?) のために出発してしまうんですもん。 とりあえず今日の仕事は死亡覚悟でも、観てよかった。 ロックとしてどうとか表現としてどうとか 難しいことはおいといて、楽しそうでした。 そしてワタシも楽しかった。 画面の前で踊り、当時は振ることのなかった首を振り(笑) ひさびさ14歳の気持ちで「かっけー!」を連発。 名曲の数々を懐かしむだけでなくあらためて名曲と知る。 この歳になっても、やっぱりすげえバンドだと思えて 本当に、本当に嬉しいっす。 惜しむらくは、10年間ワタシが ずっとはついていけなかったこと。 でも、いいよね。こうやって戻ってきた。 - ぺばま - 2002年08月07日(水) ってどういう意味か今度調べておこう。 実は昨日、森広隆君のSgや JERRY LEE PHANTOMのALも出ていたのを 日記書いた後で思い出した。 JERRY LEEに関しては シングルRhythmの流れを汲んだ感じでとてもスキ。 んが、今日のトコは割愛←いつか書くのか? そう、 森君の『Pebama』がめたくそ良いのですよ。 あの青くさい声だからできる超個性的なメロディー運び。 バラードなのにホッと息つかせないというか←ヲイ もう凝り過ぎて聴き流しちゃうくらい(褒めてるコレでも) サウンドは素敵にデキあがってるというのに、 この声が、歌があるからこそ 一見懐古主義&サウンド志向ながらもめっちゃ新しい。 息つかせないってのは…そういう意味で バラードでも滅茶苦茶ドキドキするってこと。 …なんかスキで褒めてるように見えない文章だね(苦笑) - メタル礼賛 - 2002年08月06日(火) 先日のメタルTシャツ、 実は渋谷に専門店があることを知って 友人たちとさっそく下見に出かける。 オジーやKISSはもちろん、メガデス、 スレイヤー、メイデンにジューダス、ガンマレイ… 結構なアイテム数とツボにくるバンド そして柄の数々に大ウケな我々。 遅くまでお店を開けててくれた店員さんアリガトウ! で、そのまま渋谷タワーへ移動。 今日はマシンガンズの新曲と オーケンの自己カヴァーの入荷日なのだ。 そして、昨日の日記書いてた時点で かなり先祖帰りに拍車がかかっていたワタシは イキオイに乗って聖飢魔ⅡのDVDも手に。 とんでもない組み合わせの3枚をレジに放り、 友人たちとゴハン食べて帰路につく… なんか、メタル・デーな本日でした。 …いやメタルかどうか判断の難しいトコが 随所に含まれてはいますが(苦笑) - 二次創作系 - 2002年08月05日(月) GO!GO!の話とも通じるけど(昨日参照) もともとワタシは二次創作系だと 勝手に自負していたりする。 国語の好きなガキンチョであったので 作文はひととおり好きだったが 特に評価が高かったのは読書感想文であった。 鍵盤を習っていた時の得意分野は「編曲」。 決して作曲ではなかった。 凝りすぎるあまり「自分で弾けるアレンジにすれ」と センセイに言わしめたほどであった。 そして、ほとんど読書しなくなった今も 音楽やらアレコレを耳にし目にしちゃー 感想文を書き綴っているし。 そんなワタシなので、 「このアーティストが こういう風にカバーするこの曲が聴きてぇ!」 は常々頭を占める暇ツブシのひとつ。 たとえば只今ワタシ的赤丸急上昇中の 森広隆君がスティーヴィーの「Superstition」←綴り? とか演ったら、メチャクチャカッコいいと思うんだよ。 そーいえば先日、XYZ→Aが マシンガンズの「Hanabi-La大回転」を ライヴでカバーしたっつー噂を聞いたな。 二井原氏の「まっわれ~ま~われまわれ~」は きっと絶品だったに違いない。 で、マシンガンズのキューティーハニーも もちろんめっさ聴きたいが、 実はこらちょっとマジで、コレが聴けたら 人前でのび太泣きもやぶさかでないっちゅーくらい 演ってほしい曲がひとつある。 聖飢魔Ⅱの往年の名曲『FIRE AFTER FIRE』 ~第3教典『FROM HELL WITH LOVE』収録 たたみかけるような速っやいギター、 ヴォーカルの「THE FIRE AFTER FIRE!」のキメ! 無茶苦茶カッコいいうえに マシンガンズに映えそうな曲なんである。 おあぁぁぁANCHANGの声とギターで聴きてぇぇぇ コレで首ちぎれるまで振ってみてぇぇ などと、ワタシもこの曲に関しては アツいこと野郎メタルのようだったりするのさ。 ところでマシンガンズ。 ニューアルバムの収録曲にあった 「サザエさん」って、カバー…?(怖) - 歌謡ロック魂リミックス・ア・ゴーゴー - 2002年08月04日(日) 今日は昼過ぎから友人たちと、 「ベタベタのメタルTシャツが着たい!」 をテーマに原宿~渋谷を徘徊。 今東京で着ればギャグだけど、 ワタシの大学時代の友人や先輩の中には そんなんばっかりとっかえひっかえ 着てるような人が結構いたけどな(苦笑) ワタシの希望は「目玉ひン剥いてるOzzy」 だったのだが(笑)サイズも合わず断念。 最後にはただのバカT巡りと化して それもなかなか楽しかったり。 そんな今日のお出かけ、 集合場所までのBGMはGO!GO!7188『虎の穴』。 彼女たちが歌謡曲やGSのカバーって、 一見ベタベタすぎて裏がありそうだけどどうなの? と思いつつ初めて聴く。 …おおっ。 耳を捉えるのは、元ネタのキョーレツな歌メロに 勝るとも劣らないゴリゴリのロックなリフ。 歌謡曲の王道にロックの王道。 しかもGSのようにお互いを活かすヤワなもんじゃなくて、 まったく予想だにしない組合せの王道フレーズどうしが 剥きだしでぶつかり合うこのスリリングな感じ! スゲェ、これってロックだわ。 とするとGO!GO!7188は、エレクトロニカな人々 (テクノとかハウスとか住み分けはよくわからん(汗)) がリミックスで楽曲をバラして再構築するように、 歌謡曲とロックをバラして再構築することで、 異質が鳴らしあう新たなるロックを興したのか。 だとすればこのアルバムは、 あくまでロックと歌謡曲の文脈で語られがちな彼女たちが ロックと歌謡曲によって新たなロックを築き上げたことを、 決して懐古的ではなくなにより先鋭であることを示す旗印なのだ。 …うーんオオゲサ。まるで○ッキング・オンだ(苦笑) - しゃれにならん魔性 - 2002年08月03日(土) ワタシは基本的に あまり漫画読みではないので、 好きな作家の作品しか読まない。 しかもかなり偏っている。 引っ越す前に漫画はすべて処分したが、 それ以前にも西炯子と吉田秋生の旧作と 上條淳士の漫画(しかもTO-Y(笑)) しか持っていなかった。 そんなワタシが本日、近所の古本屋で 100円だったという理由で手にしたのは、 なぜか今まで読むことのなかった 吉田秋生の『吉祥天女』。 ミステリーやアクションもいいが、 人間の心の機微を読むのがやはり一番好きだ。 魔性の美女、小夜子をめぐる人間たちの姿がおもしろくて、 一気に読み終えてしまった。 そして、なぜ今までこの作品に手が出なかったのかも なんとなく自分で納得してしまった。 魔性の美女はシャレにならんからだ。 魔性の美男子はなかなか好きだ。 映画御法度も、美しすぎて周囲を惑わせる 男子、惣三郎が主人公である。 彼もまた小夜子同様自らの魅力に自覚的で、 それを武器に多くの人を殺める。 その非情で残酷な姿さえ美しいところもよく似ている。 だが、小夜子に渦巻く男への恨みや 家庭環境を呪う情念の恐ろしさときたら 惣三郎など足元にも及ばないものだ。 弱味さえまるで見せず、 とうとう自分の行く手を阻むものを 全てといっていいほど殺しつくしてしまった。 そして、物語が終わるにあたり、 さして情念から解放されるでもなく、 しかもまだ生きている。 惣三郎は最大の弱味であった(?) 沖田総司によって殺されるわけだから、 ここが一番の分かれ目かもしれない。 別に惣三郎がシャレで通用するわけじゃないが、 小夜子の情念はフィクションながら容赦ない。 同じ女だからかもしれないが、 薄気味悪さを無意識に感じ取っていた気がする。 やっぱり、女のほうが怖いのだ。 -
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