*蒼天おぼえがき*


2009年07月20日(月) 8年ぶりの風。
演劇集団キャラメルボックス「風を継ぐ者」@池袋。
夏バテ気味で、書店めぐりは自重。。。

8年ぶりの再演(正確には再々演)。自分がキャラメルボックスへ通うきっかけになった作品で、思い入れがあるだけに(舞台終演後、号泣→そのあと熱く語った思い出が・・・/遠い目)キャストも変わってどうなるかな?と期待と不安。
正直、見終わった後の感想は、私的には8年前のキャスト、演出の方が好み。ただ、畑中さんの沖田はなかなか好感が持てます♪素直で近藤さん・土方さん大好き!な沖田が新鮮(笑←銀魂の影響大)。進行テンポと迅助のキャラ立ちが微妙なのか?と、帰宅後、8年前のDVDを引っぱり出してきて鑑賞。


■読んだもの


『いま、すぐはじめる地頭力』(細谷功/大和書房)
ちょっと出遅れた感がありますが、地頭力本、読んでみました。地頭力が働いてない、と突き付けられたような箇所が多々…

・最初に「65点」を目指す
・相手の「期待値」を管理する
・既存のフレームワークのテンプレートを活用する
・「その分野には詳しい」という自信が落とし穴


 瑣末な「枝葉」を切り捨てて大胆な単純化・モデル化を行って本質を見る
とりあえず心がけてみようかと。




『六月の夜と昼のあわいに』(恩田陸/朝日新聞出版)
フランス文学者・杉本秀太郎による序詞(詩、俳句、短歌)と新鋭画家によるイメージ(絵)に、恩田さんが短編を執筆、という構成。恋はみずいろ/唐草模様/Y字路の事件/約束の地/酒肆ローレライ/窯変・田久保順子/夜を遡る/翳りゆく部屋/コンパートメントにて/Interchangeの10編。「Y字路の事件」「酒肆ローレライ」「コンパートメントにて」あたりが、恩田作品という感じがした。「窯変・田久保順子」は星新一風?
序詞と絵と短編のリンク感は・・・すいません、私にはぴぴーんと直結するようには感じられず。もっとゆったり時間をかけて読んだら違ったのだろうか?



2009年07月19日(日) 効き目ありそう?
Wiiと一緒に買ったシェイプボクシングをのんびり実行中です。
昨日パンチ避けに思わず熱くなったら、今日腹筋にきた・・。効き目ありそう?






2009年07月15日(水) 振休。
日曜出勤分の振替休日を取得。
休日の勤務手当より、体力回復を選びました。。。


■読んだもの


『妖怪アパートの幽雅な日常(10)』(香月日輪/講談社)
そうきたかー!彼ららしい結末。そんな感じの最終巻でした。
前回9巻のラストがやや不穏な感じだったので、夕士と長谷の2人がどうなるかと思っていたのですが、そこはあの2人、乗り越え切ったということで。作者様のあとがきにあった「長谷家の優雅な人々」をぜひとも実現して欲しいものです。

愛の力は、もちろん大きい。だけど恨みや憎しみの力のほうが、増幅も凝固もはるかに速くて大きい。「それは、恨んだり憎んだりするほうが、許したり愛したりするより簡単だから」

深い。




『本を読む本』(M.J.アドラー、C.V.ドーレン、
[訳]外山滋比彦、槇未知子/講談社学術文庫)
勝間和代さんの『読書進化論』で紹介されていて、手にした本。
初級読書→点検読書→分析読書→シントピカル読書、という読書の最終レベルにいたるまでの方法を説明。書中では「積極的な読書」をすすめている。
言わんとしていることはなんとなくわかるのですが、言い回しが難しいというか、翻訳だから仕方ないのか、いまいちすっと頭に入らず、挫折しそうになること数回、なんとか最後まで読んでみた感じ。この本に従うなら、気合いを入れて再読(分析読書)するべきなのでしょうが、再読はギブアップ。
点検読書あたりまでは、義務教育の国語の授業を思い出しました。分析読書の第一段階(何についての本であるか見分ける)あたりまでは、自然と実践してきているのかなと。そもそも、分析読書をがっつり行うべき、作者が言う「良書」に巡り合っていない(というか手を伸ばしていない?)のかもしれない。



2009年07月11日(土) 下の親知らず。
上の親知らずは昨年抜いたのですが、下の親知らずは実はまだ・・・。
頭は見えていて、抜こうと思えば抜けるそうで。あとは歯の所有者の決断のみ。と言われた、歯科定期健診でした。抜くかな・・・今年中に(優柔不断)。


■読んだもの
言ノ葉は呪縛する―破妖の剣外伝』(前田珠子/コバルト文庫)
「言ノ葉ノ呪縛 夢ノ扉」「アイの言の葉」。破妖の剣、7冊目の外伝。というか、作者様、忘れてはいなかったんですね〜。来月には本編の方の続きも出るみたいで、一気に書き続けていただけるとありがたいのですが(・・・しかし、本編、記憶曖昧・・・何年前だったか・・・読んだの)。
相変わらず厄介事を引き寄せるラスに、闇主はもう慣れた様子。気も長くなったようだけど、いつ、ラスがいろいろと自覚するのか。この天然な感じが気に入っていたりもするのだけれど、さてさて。



2009年07月10日(金) やっぱり遠い、海方面。
東京国際ブックフェア@国際展示場ほか、展示会を見に、ゆりかもめに揺られて海方面へ。漢検ブースは寂しげ。出版社ブースも去年の方が展示が派手だったか?

直帰になるよう外出し、ようやく今期初のバーゲンへ。
夏物ワンピースとか、ルピシエへとか。

○夏限定のフレーバードティー・ナツコイ
http://www.lupicia.com/tayori/0907_02.html#anc-p02-c01



2009年07月06日(月) 買っちゃった・・・Wii。
朝から朝礼、会議と聞き三昧。そして、四半期決算の真っただ中。
そんな中、週末にAmazonさんでぽちっと注文しちゃったWiiが到着。
ついに買っちゃった・・・。



家族用ということで居間が定位置に。
ということで、趣味に走ったゲームは当分しない方向で(苦笑)。



2009年07月05日(日) よしずは諦めました。
電気屋さんが、テレビの置いてある窓際の日差しがきついのかもしれないというので、日除けを買いにホームセンターへ(ブラウン管テレビは同じ場所に5年くらい設置していても問題なかったのに、液晶テレビって、やっぱり繊細なのか?)。よしずが風流でよいと思ったのですが、自力で設置できないため、諦めて車用のサンシェイド(=フロントガラスに置く日よけ)を購入。


↑よしず。和テイストで好みなんですがね・・・。


*都議会議員選挙の不在者投票。



2009年07月04日(土) テレビ入れ替え。
テレビ、新品と入れ替えてもらうことになり、朝から部屋の片づけに追われる。今回、地元の馴染みの電気屋さんで購入したテレビだったので(←設置とかお願いしたかったので安さより馴染みを優先)、対応も入れ替えもスムーズでした。
無事入れ替え完了。


■読んだもの


『メガロマニア あるいは「覆された宝石」への旅』
(恩田陸/日本放送出版協会)
飛行機嫌いの恩田さんが、マヤ・インカへ。NHKスペシャルと連動して紀行文を書くことになったとか。きっかけは『上と外』だという。マチュピチュに最初に足を踏み入れた時の恩田さんの思いがなんとなくわかりました。これは、マチュピチュに限らず、日本の観光地(というか寺社仏閣?)を訪れた時に感じることがあります。なので、翌朝の雲に包まれたモノクロの世界を、恩田さんを通じて知ることができたのは素敵な経験なのかなと。行くならやっぱりこういう時に行ってみたい!紀行文としては『「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行』の方がおもしろかった気がするが・・・肝心の内容”恩田さん=飛行機嫌いでビール好き”しか思い出せない(爆)。
紀行文の途中、途中に挿入されているプロローグがおもしろく、これが早く小説にまとまることを希望します。





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