2009年05月30日(土) 地デジ化。
新しいテレビが来るため、朝から部屋の片付け。 ついに(テレビは)地デジ化。(DVDレコーダーは流石に資金不足でアナログまま)。8年9ヶ月愛用したブラウン管のテレビデオは、電気屋さんに引き取られていきました。14→22インチの変化は結構ある!しかし、画面は少し大きくなったものの、かなりすっきりした感じ。永久保存にしなきゃならないものってそれほどないので、思い切ってビデオテープも棄て。部屋も若干片づいたか?
■読んだもの
『理系バカと文系バカ』(竹内薫/PHP新書) 新聞広告に掲載されていて、書名のインパクトで手に取った一冊。 自分の好きな世界に没頭しすぎて、極端な行動に走りやすい「理系バカ」。他人の情報を鵜呑みにして、その場の空気に流されやすい「文系バカ」。「文理融合センス」を持つとよい、という結論ですが、ふむ、なかなかおもしろ。そして読みやすかった。 ・「平均値」と「中央値」(=上から数えても下から数えても真ん中の値) ・数字の裏側をきちんと読む(物言わぬ多数派、サイレント・マジョリティ) 「理系バカ」か「文系バカ」か、と自分を振り返ると、幸い極端にどちらかに偏っている、ということはなさそう?(そもそも、うちの学科は、文系ながら理系っぽいところもあったしなあ)。といいながら、インド式計算の演習帳を手にしている今(思い切り影響された?/笑)
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2009年05月28日(木) 新宿カフェ。
Cafeユイット@新宿にて、本好きさんたちと久しぶりに本話(いつもながら、さすが読んでいる量が違います・・・)。
紀伊国屋書店(東口)近くにあるCafeでした。今まで何度となくこのビルの前は歩いていたはずなのですが、まったく存在に気がつかず!時間を気にせずゆったり話すのによい感じ。無造作に積んである本たちが、またいい感じに落ち着く空間を演出しています(って、この光景をみて落ち着くのは本好きだけか?)
■読んだもの
『茗荷谷の猫』(木内昇/平凡社) 雑誌「ダ・ヴィンチ」で紹介されていて気になり手にした一冊。 幕末の江戸から昭和の東京を舞台にした、短編集。それぞれの短編が少しずつリンクし、また不思議な語り口。母が上京してくる「てのひら」が、なんかすごく切なく染みた。
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2009年05月25日(月) テレビ購入費用。
連日のようにテレビで取り上げられていたエコポイントに影響されたから、ということになるのだろうか(ちょっと癪)、電気店に下見しに行ったり、価格.comで口コミを検討したりした末に、地デジ対応テレビに買い替えを決意。今週末に納品される運びになったので、支払現金準備など。給料日・・・だけど右から左〜(^^;
■読んだもの
『女の道は一本道』(田淵久美子/小学館) 「篤姫」の脚本家による「篤姫的生きかた指南書」。 金スマで田淵さんという人についてある程度知っていたからなのかもしれないけれど、活字で改めて「指南書」と括るには、少しもの足りないような。言葉が多ければいいというわけではないこともわかっておりますが。
『チョコレートビースト』(加藤実秋/東京創元社) 「インディゴの夜」のシリーズ2作目。厳密にはミステリーではないのかもしれないけど、晶さんのあいかわらずの漢らしさ(笑)と、club indigoの個性的な面々の活躍に、読み始めると止まらず。軽めのハードボイルド、という感じ?「マイノリティ/マジョリティ」で塩谷さんの表のお勤め先がなんとなくわかります(K社)。
「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」」了。 最初のインパクトはあったけど、とう感じ?
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2009年05月23日(土) 代々木第一体育館。
ポルノグラフィティ 10th ライブサーキット ”ロイヤル ストレート フラッシュ”@国立代々木競技場第一体育館。
アリーナツアーの追加公演。新型インフルエンザの影響がどうでるか、ライブへの参加に問題はないか、気にしつつ過ごした数日だったものの、ライブが始まったら心配は吹き飛んでしまったというか忘れたというか(苦笑)。代々木体育館には、初めて入りました(というか、こんな機会でもなきゃ縁がない場所です、文化系人間にとっては)。やっぱり本来の目的用途どおり体育館なのね、と感じの暑さでした・・・(^^; 追加公演は、新曲「One Way Ticket」が披露された関係か?曲目は一部省略されたようで、さいたまの時と少し違いました。あと、案内役のセバスチャンが大活躍?(笑)。アレンジが本当にカッコいい「リンク」には、今回も惚れ惚れ。「メリッサ」「アポロ」「ミュージック・アワー」「アゲハ蝶」「Mugen」あたりは、やはり懐かし嬉しく♪「ハネウマライダー」、今回はちゃんとタオル持参して完全燃焼。「シスター」〜アンコールへ入る前は、前回に引き続きしみじみ。10年という歴史を感じる演出、ばっちりです。
■読んだもの
『f植物園の巣穴』(梨木香歩/ 朝日新聞出版) タイトルから『家守綺譚』みたいな感じ?と想像して読み始めたら、少し違いました。人と動物が話せて、植物が繁茂し、過去と現在が入り交じった世界。そんな中で、主人公は忘れていた記憶をゆっくり掘り起こしてゆく。(最初はそれとわからないのだが)そもそも主人公が寝てるからなのか、読んる方もなかなか現状がつかめない、なんとも不思議な感じの進み。千代のこと、道彦のことを主人公が思い出してからは、切なく。
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2009年05月20日(水) 平日に池袋。
演劇集団キャラメルボックス「容疑者Xの献身」@池袋。 仕事定時を待って池袋へ。移動+劇場内でも念のためマスクをしてましたが、マスク率は1割もない感じ?
石神@西川さんが熱演。いつものキャラメルと違ってよい意味で粛々と進む舞台でした。原作は3年前ぐらいに1度読んでいて、あらすじはなんとなく覚えていましたが、活字の時には感じなかった人物の心理的に追い詰められていく感じが伝わってきてすごいなと。結末は、文句なしのハッピーエンド、というわけではないけれど、見終わった感は、じーんとくるというか、切ないというか、でも見てよかったなという気持ちに。(原作を読んだときには、こんな気持ちにはならなかったなと、読書メモを見返したら案の定・・・/苦笑) 湯川@岡田さんもよい感じでした。二人がちゃんと同期に見えるから不思議(笑)。原作通りの設定、湯川⇔草薙のやりとりもナイス♪
■読んだもの
『楽園まで』(張間ミカ/徳間書店) 第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞。表紙に惹かれて手にした1冊。作者さんのあとがきを読んでびっくり。高校時代に執筆した作品(プロットとしては中学生の時というからさらに驚き)。この世界観がこれだけ書けるってすごいわー。 読んでいて「花帰葬」を思い出しました。
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2009年05月17日(日) マスクを買いに。
神戸と大阪の新型インフルエンザ感染のニュースを見て、マスクを買いに出かける。すでに完売してる?と思いきや、在庫あり。お徳用箱入りが残っているところを見ると、東京人の防衛意識はまだ低いのか?(→翌日、軒並み完売していた(汗))
■読んだもの
『深山に棲む声』(森谷明子/双葉社) 森谷さん久々の新刊。 昔話(言い伝え)と、その裏にある真実・・・。「朱の鏡」「黒の櫛」「青の衣」「白の針」「囲炉裏の裏で」「黄金長者」という、短編としても読める6編。「青の衣」までは登場人物名ほか固有名詞がカタカナで表記されていて、「囲炉裏の裏で」からはそれらが漢字になるため、伝説といった雰囲気から、実際にあった話的な雰囲気に。途中から先が気になって(他の話とのつながりが知りたくて)、止まらなくなった。1冊を読み終えた時、『蟲師』(漆原友紀/アフタヌーンKC)を読んだ時のような、和を感じさせつつ何かが伝わってくるような不思議な感じ。
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2009年05月15日(金) おみやげ豊作。
今週はおみやげ豊作weekでした(棚から牡丹餅/笑)。
たいやき神田達磨のたい焼きをいただく。 回りにぱりぱりに焼けた生地部分がついたままのたい焼き。あんこは甘さ控えめで美味♪
南青山Chocolat Chic (ショコラ・シック)の「塩チョコクッキー」をいただく。口に入れると塩の粒が!ほろにが甘に塩気が絶妙で、一粒でも幸せ感が。
■読んだもの
『テメレア戦記(1)気高き王家の翼』 (ナオミ・ノヴィク/那波かおり/ヴィレッジブックス) ドラゴンと人とが相思相愛(笑)・・・との前評判に気になっていた一冊。 西洋のドラゴンと日本の龍はとらえ方も描き方も違う、これは著者の出身国によって顕著だなと前から思っていましたが、この作品のドラゴンはわりとすんなり受け入れられたというか、親しみが持てました。食事の風景は迫力でしたが(苦笑)。 テメレア―中国産の稀少種。読書好きで好奇心と食欲旺盛。ローレンス―もともと海軍将校だったが、偶々、フランス艦からテメレアの孵化直前の卵を奪取したことから気づけばテメレアを担うキャプテンに。海軍から空軍への転属に戸惑いながらも、テメレアとの親交を深めつつ、新たな任務に心を傾けてゆく。 テメレアとローレンスの相思相愛っぷりに、本当に圧倒されるというかなんというか。本好きのテメレアに読み聞かせをするために、今までそれほど本を読まなかったローレンスが本を買いまくる姿が♪終盤で、テメレアが非常に高貴な種であることがわかり、先行きに暗雲が。でも2人(?)の相思相愛ぶりで、乗り越えていきそうです。続きが楽しみ。
『極め道』(三浦しをん/光文社文庫) しをん節の切れが若干弱い?と思ったら、エッセー第一作目の文庫版のようで。一作目でこれだけ切れのよい語りだったとは!逆に、今の小気味よい語り口に納得(笑)。 「台湾対話」で『ヨコハマ物語』(大和和紀)が無性に読んでみたくなりました!もちろん、しをん節で語りつつ←実は未読。 「反則技」の山田花子(友人・仮名)さんの、『こころ』(夏目漱石)に対する思いは、私も当時・高校生ながら近い考えを抱いた気がする。なんか変な感じ?と。そうか、あれはこういうことだったのかー(違?)。
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2009年05月09日(土) 伝播?
池袋へ舞台を見に出かけたところ、・・・開演時間を1時間まちがえていることに、昼食を食べ始めた時点で気が付きました(←友(※)に取ってもらったチケットを受けとって気がついた)。伝播している?(汗)。平日夜にリベンジ予定。。。
※DEPAPEPEの日比谷野音で一緒だった友人
その代わりといってはなんですが、久々にジュンク堂書店を上から下まで、サンシャイン内で雑貨など見て回れて、のんびり散策など。
■読んだもの
『船に乗れ!(1)』(藤谷治/ジャイブ) 地元の書店で「のだめカンタービレ」的と平積みされていて手にとってみる。 音楽一家に育つ主人公・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。不本意ながら祖父が学長をつとめる新生学園大学附属高校音楽科に進むことに。なんとなくチェロを選び、弾いているの?と読み出しでは思ったものの、実はかなりの努力家で繊細な演奏をするようで、フルート専攻・伊藤慧、ヴァイオリン専攻・南枝里子、鮎川千佳などとの高校生活は音楽青春一直線!という感じ。マンガと違い、活字で音楽的な説明が続くところ、またサトルが好む(深く理解できていたのかは不明と本人も行っているが)哲学的な話が展開されるところ、でくじけそうになりつつも、オーケストラの合宿が始まるあたりからは、惹きこまれた感じで一気に読めました。なんだか先行き、平和(平坦?)ではないような終わりとなっていましたが、どんな音楽青春が続くのか?楽しみ。
『ブラザー・サンシスター・ムーン』(恩田陸/河出書房新社) キーワードとしては、学生時代、三叉路、『私たちは、別れるために出会った』? 同じ高校出身のザキザキトリオ、楡崎綾音、戸崎衛、箱崎一、が東京の同じ大学に進み、気づけばそれぞれ別々の道を選んでいた・・・ことを、それぞれが振り返りながら、その起点は実は高校のときのあの日ではないか?と思い出す。それぞれが、それぞれの人生を歩んでいくのは当然と言えば当然なのだが、それなりに話さない仲であった3人が、本当にそれぞれの道へ進んでゆく姿が、フィクションなのに現実味がある。不思議な、でもやっぱり恩田陸な読了感。
『インディゴの夜』(加藤実秋/創元推理文庫) フリーライター・高原晶の一言から生まれた、渋谷のホストクラブclub indigo。オーナーの正体は他言無用。年齢不詳、本名すら誰も知らないがみんなに一目置かれる存在のマネージャー。そして個性的なホストの面々(みんなイケメンというわけでなく、本当に個性的/笑)。店の評判は上々だが、お店の常連客が殺されるという事件をきっかけに、なぜか次次と事件に巻き込まれ、club indigoの面々がその都度奔走。まるで探偵業が副業のようなフットワークの軽いclub indigoの面々。そんな中、やはり漢らしい晶さんの魅力が大きいのか?続編も出ているようで、嬉しい限り。
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2009年05月06日(水) 今年も雨の野音。
DEPAPEPE 5年記念 東京・大阪 ダブル野音ワンマンライブ Merry 5 round@日比谷野外大音楽堂。
毎年のことですが、ライブ前々日(2日前)まで「晴れ」だったのに、前日(1日前)には「雨ときどき曇り」。そしてライブ当日、午後になっても雨ざーざー。今年は、ライブが始まっても降り続いておりました(^^;
日比谷野音でのライブが5年連続すべて雨で、Yahooトピックにも!
●デパぺぺ、5年連続“雨”野音ライブ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090507-00000040-sanspo-ent
今まで4回野音に行って、確かにすっきり晴れ!という年はなかったような気が(苦笑)。しかし、今回それを吹き飛ばすようなことを個人的にやってしまい、そんな5年連続の雨も吹き飛びました。。。
・・・開演時間を1時間まちがえる失態(汗)。雨が降っているにしろ、こんなに人が少ないのはおかしい?と話ながら歩いてたら、なにやらチューニングにしては本格的な音が響いてくる・・・ま、まさか・・・とチケットみたら、もう開演してる?!一緒だった友人たちは「かえって雨が弱まってから入れたらからよかった」とフォローしてくれましたが、本当にごめんなさい。。。同じことは二度とやらないよう気をつけます。。。
ということで、開演から40分くらい聴き逃しましたが、新曲の「KATANA」「FAKE」、あと私的にお気に入りの「哀愁バイオレット」「SUMMER PARADE」、suku sakuとの企画・27人での「START!」、「SKY!SKY!SKY!」、2人だけの「START!」などなど聴けて、ライブが終わる頃には友人たちに申し訳ない気持ちを持ちつつ、すこし気分が落ち着くというか穏やかに。やっぱりDEPAPEPEはいいな〜♪
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