だから猫が飼いたいのに・・

2002年11月30日(土) 宝塚星組「ガラスの風景/バビロン」観劇

観劇予定があって新鮮な気持ちで見たいと思っている方は読まないでね。
今回は推理モノだから敢えて書いてみた。でもここを読んでいる人で見に行く人はいるのだろうか・・・大いに疑問。

さてさて、トップコンビに加えて沢山の方が退団する公演。
たーたん(香寿たつきさん)と渚あきさんを一回は見に行こうと思っていたら
本当にこれっきりになってしまいそうだ。

お芝居の方は、後ろのおしゃべりな方々が大声で話していたとおり!と思ったのですけど、「おおっ」と思う場面と「ねむ〜い」という場面が交互に来る。
一番「おおっ」と思ったのはもちろんジョーイ@香寿とローラ@渚の恋の場面。
すっごい目が覚めた!!うっとりいたしましたとも!

若い頃にいろんなことを済ませてしまって、過去に傷もある2人が互いの存在に出会い
惹かれあって、情熱を取り戻していく姿にこちらの胸も踊りましたよ。セリフもお芝居も演出も揃ったね。
本当にこういうお芝居は今のこの2人だからこそ出せるものだし、受け取る側も巻き込まれてしまうのでしょうな。
この空間に巻き込まれたい!て思うのはやっぱり日々の生活に潤いが足りないからなのかしら?いや多分、舞台だから、さらに宝塚だからなのだけどね。
こうした包み込むようなしっとりとして、さらに熱も感じられるコンビさんは貴重でしょうね。
今年雪、宙、花、星と4組みて月見てないから(その頃は東京行きで忙しかったのごめん)トップも変わってしまうからなんともいえないけど、
この閾値にあるのは今の星組さんだけよね。
この素敵な場面のほかにダンサーズが時々出てきて、舞台上をにぎやかしくしているけど、やっぱり間延びしているときがあるなぁ。
でもこの場面がすっごい良かったからいいんじゃないかなあ。とも思える。
たーたんの魅力が良く出ていたです。
渚さんも花組の時に結構いいガタイしてんなあ〜とか思ったけど、すっかりほっそりしていた。人間ここまで変わるのか?!
初登場で緑でシックな人妻な衣装から、黄色のワンピース、恋のローズのドレス。
そして燃える赤のドレス。と衣装もローラの心の動きに良くあっていました。美しい娘役さんでした。

その他のこと。星組も実に何年ぶりかしら・・誰も知らないのでは?・・・といたいた。
星組といえば、にしき愛さんと万里柚美さんを見なくては!
星組さんは特に贔屓さんがいないけど、空白以前からこの2人はお気に入りだったのです。理由は書けるほど自分でもわからないのですけど。
万里さんはそのまま欧米の人といっても通用しそうな容貌でした。娘を心配するよいお母さんでした。
にしきさんはヒゲの画家。しぶい。相変わらずちょっと悪い風な役を好演。よかった。
次々と知っている人がいなくなるので、ありがたい存在ですわ。
それと専科から芸達者な人が出ていて、懐かしい。未沙のえるさんはこの間も見たけど。噂好きな老姉妹をコミカルに(出てくるだけで笑えるって・・)演じてらしておすぎとピーコを思い出してしまったけど・・よかった。
夢輝のあさんを多分初めて認識したけど、ああ〜もったいない!と私も思いました。
目立つし、歌も踊りもお芝居もいいのに・・・ファンの人はさぞかし辛いだろう。
他の退団者も・・・本当に多すぎやっちゅうねん。
初風さんも久々に見たなあ。最初から最後まで地味な役で、それにハマりすぎていてちょっと残念。

ショーは明日にしよう。
おやすみなさい。

でもサッカーのことも少し。
本当に私が応援したら負ける今年。私が応援している人がねこそぎアワワなことに・・だから試合は見ませんでした。それでムラにいったんだもん。
で、今ニュース速報みたのよ。やれやれ、やっぱり私が見なかったからだね(笑)
最後の最後でやってくれてるよ。よかったやれやれ。。。。来年も応援止めておこうかなぁ。早く終わって空亡よ。
スパサカ見ました。本当にドラマチックよね、相変わらず。上手いカードばかりだ。
平野君ががんばっている様子が垣間見られました。これまたよかった。
野人くんも相変わらず土壇場でやる人だね。ギリギリ。




そしてしつこい呟き。私はちょっと病気かもしれません。未だに成瀬さんの退団のことを引きずりつづけています。あの素晴らしい夢で癒されたはずだけど。こうして宝塚に通って、もういないのよ。って納得させている気がする。お別れには手順が必要。本当にそう思ったわ。本当にダメダメな私。でもそんなダメダメな私もいとおかし。とことんやったるでぇなやけくそな気持ちになっていたりします。



2002年11月29日(金) 笑顔にまさる化粧なし!

なんのこっちゃと思われそうなこの標語?私が数年前にいい年して結婚してないことを憂いてる中年男性に言われた言葉なんだな。
「君は顔は悪くないのに・・・笑顔が足りない」というようなこと。
その時思った言葉「余計なお世話じゃ。」あくまで思った言葉なので口に出してはいっていません。
でも本当に余計な世話だ。というか大切な時には笑うよ。このおぢさんはすげ〜勘違いしているんだよ。
なぜなら私の友人たちにこの話をしたら、「いつも笑っているじゃん、そんな事を言われるなんて信じられない!」と概ね同じことを言われた。
つまり私は私が好きな人の前だけ笑うのだ。ここで思い出すのが「エリザベート」の「踊るなら」という歌。すっごい自己チュウというか高飛車な歌かも。
私もずっと「どうして気に入らない人々のど真ん中でにぱ〜っと笑ってなアカンねん!」と思った。
今もそう思っている。好きでもなく、どちらかというとお近づきになりたくない人の前で本当に面白いなら別だが、何も笑う場面でないところで笑顔なんて見せるなんて自殺行為じゃ!とさえ思っていました。
ところが、今日は少し笑顔の大切さを実感したことがありました。
バレエのレッスンに来ている若手の人でいつも不機嫌そうというかつまらなそうな顔でとにかく打ち解ける感じがしない人がいた。
誰にも話し掛けないし、誰も話さないけど、よくレッスンに来ているから
レッスンはするけど、別に友達を見つけに来たわけじゃないし、
人付き合いはノーサンキュよ。というタイプなのかな〜と想像していた。
でも、今日なんとなく話かけてみたら、全然違っていたのです。
話し掛けたくても、タイミングとか難しくてなかなか・・というやつだったんですね。
そしてお話したら、とてもチャーミングなお顔になり、親しみを持てる人柄だという事もわかりました。
その時タイトルの標語を思い出したのでした。
笑顔でいることはそれだけで、温かみを表現できるのだろうなあ・・と。
私は自分の笑顔は好きでないし、必要なときにしか使わないというポリシーがあるのでいいのですけど、そして笑顔はなくてもしゃべりでカバーできるからいいのさ(笑)
でも、口下手で、なかなか新しい場所や環境でなじめないとか、人に誤解されやすいという悩みをもっている人は笑顔がまずはじめの一歩になるかもしれない。

そしてやっぱりどちらかというと年を重ねた人のほうが、臆せずどんどん話し掛けてくる。
やっぱり経験の浅いヤングさんたちはいろんな年齢の集まりの中、何をはなしていいかと、そこでもつまづくのかもしれないなあ。
ハっしかしそうすると私ってヤングな時期がなかったかも・・・
物心ついたときからどんな年齢の人とも全く臆することなくじゃんじゃんしゃべっていたんだもん。
一生涯おばちゃん体質なのかもしれない・・・。
ああそんなおばちゃんな私は彼女に「笑ったほうが可愛いよ!」by丘の上の王子さまのようなセリフをいいたくなってしまったのでした。
てゆーか中年のおっちゃんか・・
しかし私はレッスンの時はほとんど笑顔なんです。そう指摘されました。
それは楽しすぎて〜な笑いというより笑って誤魔化しているのでした。
今日はかなり退化していました・・・いや一応先生はマシになったとゆうてくれたんだけど。でもそうすると確実に前より前進してはいるんだろうなあ。
でも本当にダメダメ・・・あああ。笑顔の練習でもしておこうかな・・・

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明日はJリーグの最終節。怖いったら・・見られないよ。私が応援するとよく負けるので絶対にみません。応援もしない。
明日は宝塚見に行こう・・・・



2002年11月28日(木) 弱いのよ、動物のお話

今日は古い新聞の整理をしていたら、たまたま朝日新聞の動物園のコラムを読んだ。
アヒルが卵を抱かないので、ホロホロチョウの巣に一緒に卵を入れておいたら
見事ヒナが孵って、大きくなったところで庭に離したらアヒルは池に向かって泳ぎだしたのだが、
それをみたホロホロチョウのお母さんは慌てて、ヒナを救出に向かったのだそうな。泳げないのに。
この手の話はたくさんあって、でも一番心に残っているのは多分
小学校の教科書に載っていたやはり動物園の話でトラ(ライオンだったかな?いいかげん)が
自分の赤ちゃんを面倒みないから、苦肉の策で犬に母親役をさせてみたところ
その犬は見事に母親役をこなした。お乳をあげて、下の世話まで
びっくりするくらいかいがいしく、自分の子どものように育て上げたそうな。
やがて赤ちゃんが大きくなり、乳もいらなくなってその犬のお役は
ご免となったのだけど数年後、再会させてみたら、お互いにちゃんと覚えていて、
大きな図体なのに母犬にすっかり甘えていたというような話だったんです。
子ども心にすっごい感動したなあ。動物にも親子の情があるんだなあ。というか
血のつながりがないのに、しかも異種なのに、愛をはぐくめるなんて!!
人間でも動物でも我が子を育てられないケースもあれば、
我が子でなくても育てるケースもあるんですが
やっぱり性格なんでしょうか・・・。性格なんだろうな。
そうすると性格ってどっからくるんだろう・・動物の性格って・・
全然違う話になってしまいそうなので、オワル



2002年11月27日(水) プリエ、立つの連続技

今日のレッスン。経験1年以上の人ばかりだったのでイヤな予感。
最近は新人さんが必ず一人はいるので、じっくりと反復練習をしている感じだったのですが
なれた人がそろうと、教室は途端に猛烈しごき教室へ早変わりなのでした。

そしてその予感はあたり、いつもの倍というか全く理解できないレッスンの応酬なのでした。
最初から最後までついにな〜んにも「出来た!」という満足度なしにオワル。
とくに泣きそうになったのは、パッセ(トゥで立った反対の足を曲げて
膝のあたりにつま先がくるようにするポーズ)を連続で繰り返し、
その後、曲げた足はクッペ(トゥで立った足はそのままで反対の足は足首につける)を繰り返す。それを左右交互に繰り返すのだが、最初の1回もおぼつかない。
一度にパッセで立つというのもかなり苦しいけど、クッペの足を微動だにせずトゥで立つのは・・・もう・・・
その他、手足の動きをたくさんつけたパの連続でついていけません〜〜〜。
でもそれなりに楽しかった。
今日は少し疲れていて、頭も痛かったのでレッスン休もうかとも考えたけど
1回休むと次がもっとついていけないし、振り付けのレッスンを1日たりとも休みたくないので(発表会が迫っている)行くのだった。
その甲斐あってか、今までで一番マシといわれてホッと一安心。
しかし更に要求は増えるのだった(><)



2002年11月26日(火) 不可解な一日も笑いで・・・

昨日も今日も仕事でとんでもなく不可解というか不愉快なことが続く。
慣れっこになっているその事柄ではあるが、やっぱり疲れは出る。
今日は思いっきり笑わなくては!とゆうのも変だが、
しかしさんま御殿がいつにもまして面白かったので、よかった。
テレビで笑ってすっきり。なんておやすいんだろう。よかった。
しかしもっとテツandトモをみせてくれってそれは無理だって、他にもたくさんいるんだから、と家族のツッコミが・・(笑)
この2人、この間「笑点」のアカペラ?をテレビで見て、一歩間違えなくても
かなり気持ち悪そうな、しかしおかしい様子にまた見たいと思っていたですが
耳に残る歌と器用な振りに見入ってしまうのでした。
それにしてもみやむーはあのみやむーなのかしら?洋服が変わっていたわ。なんでだろう・・
萩野さんがかっこよかったわ。ライダーでみたときはなんとも思わなかったのに。
あれは役柄がキワモノすぎだからでしょうか・・(^^;)



2002年11月25日(月) オサカナ天国じゃなくなる日。

さんざん美味しいものを食べ歩いている私なので
最近ニュースでよく聞くお魚の話は聞いていて辛い。というか不安。
イワシが獲れなくなって高級魚のようにお高いことになっている。
環境汚染、乱獲、異常気象など原因はたくさん思い当たる。
私はあまりイワシが好きではないが、問題はイワシにとどまらないし、もとより好き嫌いの問題ではない・・。
海に限らず生き物は食物連鎖でつながっているので、イワシがいなくなると
イワシを餌にしていた魚も獲れなくなり、またさらに・・とつながっていくわけですね。
そして昔から食べていた魚が消えた後に、全然違う魚を名前だけ変えて並べて同じように食べている現状。
あれがダメになったらコレ、コレもだめならアレと次から次へと魚を追い求めていったら大変なことに。
そして魚だけじゃないしね。魚がダメなら肉。肉だけに偏ったらどんなことになるのかしら?
またもや藤宮ちっくな思考に浸りそうなのですけど、こんなに贅沢している私にはそんな資格もないのよね。
斎藤 美奈子さんの岩波アクティブ新書 「戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る」でも読んで出直さないとダメかもしれません。



2002年11月24日(日) ヴェルサイユ展とオーヴェルジュとヴェルジュバンス

急遽友人とヴェルサイユ展を見に行くことに。
フランスで実物みてきたが、日本でまたすぐにお会いするとは・・・(笑)
急ぎ足で見てきたものが今度はじっくりと日本語の解説を読みながら、でもトンでもなく混んでいるので、やっぱりじっくりとは行かない。
岩波ジュニア新書で「フランス革命−歴史における劇薬」という本を見つけて少し読んでいたので、また感激屋の私はそれなりに「ほほ〜〜」とか思いながら見てはいました。
太陽王のルイ14世のことはフランスでガイドさんから詳しく聞いてきたので
友人にうんちくたれてみたりしたりして(笑)
あ、でもベルバラ読んでたら結構わかることかも〜〜
友人と2人して一番盛り上がったのは、アントワネットの食器の矢車草と真珠のお皿が素敵ね〜とか超大作のレースだったりしますが・・・
あとみやげ物屋のポストカードがエレアガントタッチだと50円高いのは何故?
そうか特殊加工で模様が浮き出ているからか〜などなど(笑)
それにしても人が多い。それだけブルボン王朝やフランスに興味があるのかしらね?
お昼にはオーヴェルジュで知られている北野ホテルにてランチ。
ランチもと〜ても美味しかった。今日は奮発してお肉にしましたことよ。
お魚のオードブルもスズキとエビとサーモンのパイナップル添え、トマトソース。
エビが丸ごと食べられて甘酸っぱいし、ソースも絶妙。
栗のポタージュスープは甘くて秋の味覚ですし、オーガニックロースビーフステーキもマデラソースがよくあって柔らかく味がいいです。
デザートはミルクチョコとナッツのケーキとフルーツシャベーット。
そうしていたら、結婚式が目の前であるらしくて花嫁さんを2人見かけました。式の準備も。
今日は天気もよく、暖かいし結婚式には最適ですね。
それからヴェルジュバンスへ。これは美容院なんだけどカットなどはせず、トリートメントだけ。
弱酸性の液で頭皮の掃除のようなことをするのですけど、老廃物が沢山出て、終わるとすっきりする。がしかし、今日はおばさんが渾身の力をこめてアチコチマッサージしてくれたのはいいのですけど、結構揉み返しが来ているかも・・・
今度から加減してやってもらおう・・・汗



2002年11月23日(土) 柏、神戸よ・・・追加・優勝決まったね

とほほ。今年は私の応援するものが全部なだれ状態。
見なきゃ良かった・・いや見なくても同じか・・・
柏は広島に弱いというイメージがあったため(昔ボコボコにやられたことがあった)からいやな予感があったんdけど案の定。
呪われたようにボールが前に行かない・・
前係になっているところでボール取られて再三ピンチに・・・
あっという間に形勢逆転、昨日のガケップチは今日のガケップチへ・・なんのこっちゃ。
ヒーローインタビューで晴れ晴れとした沢田(元レイソル)の顔が印象的。
---------------
相変わらずジュビロの試合すごいね。
マコちゃんとヒデトが相変わらずで・・笑った。ゴン中山も・・
GK山本!おお今更だけどついに彼がトップに出ているのね。
延長Vゴールで決めるなんて・・本当に楽しませてくれました。
完全優勝おめでとう!
スパサカ見ていますが、ほぼメンバー変わっていないような・・
おっくんがいない、と気付いてちょっと寂しい。



2002年11月22日(金) バレエって・・・

今日も今日とてレッスンに行きました。
この間、ちょっとレッスンでいやなことがあって(初・しかし大したこと無い)
ああついにバレエでも嫌なことがあっていかなくなったりするのかしら?
なんて小心者な私は密かにブルーだった。
ささいなことでそれまで好きだったものが突然嫌いになったりすることがかつてもあったりしたからだ。
密かに今の教室を止める場面を想像したり、発表会も断ることを想像していたりした。
でも今日、なんとなく行ってしまいました。
そしてちゃんと振り付けもイメトレとか部分的には練習していったから
やっぱり過去の私とはもう違う私なのかもしれない。ジ〜ン(?)

そして振り付けでどうしても失敗していたところをなんとかクリアするも
他の部分でついに先生のどなり声を聞く羽目に・・(笑)
でもあまり気にしませんでした。
てゆーか先生なれてくるとどんどん酷いこと言っているから・・つまり私もなれてきたちゅうことかもしれない。
ああオトナになった私。過去の私ならまずここでびびってやめていたかもしれない。
かなり図太くなったと思われ。年を重ねるっていいね。生き易くなるよ。
でも先生は「やっとバレエといえるものになった」といってくれました。
確かにそうかもしれない。
やっぱりそういうことね。

そして明日は休みだし暇だったので後半の上級者のレッスンを見学してみた。
・・・・すごかった。
これぞバレエのレッスン。私のやっている時間って・・以下自粛。
絶対についていけない気がした。それでもいいのだ。



2002年11月21日(木) 違いのわかる?>ストラディバリ

NHKの10時のニュースの中でヴァイオリンのストラディバリについて特集。
スイスの富豪が手放したそうで、日本のプレイヤーの千住真理子さんの手に渡ったということで、生演奏付きでストラディバリの歴史も紹介。

昔っからヴァイオリンとストラディバリはセットのように耳にしていましたが
特に名器といわれるものがストラディバリが72歳の時に作成したものだとかで
オックスフォード博物館に保存されていたり、イタリアで国宝になっているものもあるそうな。
(詳細はメモしていたわけでないので、うろおぼえです)
そんなお宝、ヴァイオリンに興味もない人でも結構知っているストラディバリを手に入れることが出来るなんてスゴイ!と庶民なら誰でも気になるお値段は・・
やっぱり話題に出るわけもなく。
ただ今回のストラディバリは、前の持ち主が保存していただけだったみたいで
やはりせっかくだからプレイヤーに譲ろうと考えて、今回の持つ主になったそうな。
おお!なんだかいいかんじではありませんか?
せっかく丹精こめて作ったんだろうから、やはり本来の機能をいかしてこそだと思うのです。
(ああ、それなら買った本も全部読まなくっちゃ・・・着れない洋服もなんとかしなくちゃ・・)

千住さんも番組中にさんざん「歌いたがっているのです!」と芸術家らしい発言を繰り返していました。
長い眠りから覚めた名器はこれから本領を発揮するのでしょうな。

そして音色は、「そうか、これがストラディバリ!」な〜んて違いがわかる女でなし
「うむ、確かに深い音色だわ。音の響きが違う!」なんていうことは前置きされているから感じるのだろうな。
普通(?)のヴァイオリンと比較してもらいたいものだ。



2002年11月20日(水) アルゼンチン戦

やはり・・こんな結果。
全く期待していなかった私がいけないのでしょうか?
なんで俊輔は帰ってきたのかしら?(苦言)
体力消耗して、この結果は辛すぎる。
後は絶対に体調崩したりしないで、セリエAに戻って結果をガンガンに出して欲しい。
楢っちの活躍は素晴らしいけど、彼の素晴らしさはもう充分知り尽くしているから攻撃陣の素晴らしさを見せ付けてくれよ。頼むよ。
どうしたら、一発点火できるチームになるのかな。
ジーコでもダメなんかな。



2002年11月19日(火) 何すんねん、熱狂的男性ファンよ!!!

俊輔、帰国。(敬称略・・・今更(笑)
ちょっと、奥さん聞きィた?(サンスポ参照)
俊輔帰国で大騒動だったんですって!

あ〜頭クラクラしたよ。
昨日からクラクラしぱなしだよ。
ファンてありがたいんだろうけど、恐ろしい。

明日は試合だね。またバレエのおけいこに行くので途中からのテレビ観戦。
でも私は自分のこともしっかりやってから俊輔のこと応援するよ。
そこまでのファン、といえばそこまでなんだけど、
俊輔のファンであるから、俊輔に恥ずかしくない生活したいものね。
俊輔が体張って、全てをかけてサッカーやっているのだから・・・
最高の敬意をもってね。




2002年11月18日(月) 女性専用車両

とある駅に向かう電車にも女性専用車両が組み込まれていた。
そのうち近くの学生風男女ペアの会話が耳に入ってきた。
どうやら男性はこの制度に多いに不満みたいで、多分ガールフレンドである彼女に
どっかで聞いたような議論をもちかけるのだった。
女性の方は、いかにチカンの被害に遭う女性が辛い思いをするか、その手口が卑怯で避けられないものか反論するが、全くどこ吹く風。
ああいえば、こうゆうで子どものダダのようにごねる。
(ひょっとして新手のいちゃいちゃ見せ付け?)
他の車両が満杯でみんなが辛い思いしてるときに、女性専用車両だけがガラガラで女性だけがいい思いするのがけしからんというのが大まかな言い分。
あと男性差別にもつながるからどうとかこうとか・・・
ホンマさんざんどっかの新聞やニュースできいたような話やったわ。
チカンにあったら声を出したらいいとか、警備員を配置しろとか、もう古臭い何度も繰り返されたような意見を自慢気にとうとうと語っていたよ。
心の中で女性を応援する私と友人。
そんな強者の論理はもう聞き飽きた!
できないことはできひんのじゃ!
チカンに遭ってはっきり「やめろ!」といえる女性ばかりじゃないし、男性もチカンにあって声出せなかった人だっているんだ!
そして勇気を振り絞っていったのに、逆切れされて殴られたり、もっと酷い目にあったりもするんだ!!
全男性にいいたい、自分の意志とは無関係に自分の体を触られたりすることがどんなに辛くてキツイことなのか。
そして自分の意志は無関係に他人に擦り寄ってこられることがどんなに不安で心臓が縮み上がることか!
そしてそういう事を他人に訴えることがどんなに苦痛か。信じてもらえないことや、逆にこちらの落ち度だと思われることすらあるのだ。
どこまで小さくなっていなくてはならないのか!
女性専用車両というシステムが最良とは誰もいってないけど、それを否定するならもっと現実的な自分の意見と方法を語ってくれよ。頼むから。
目的地に着くまで10分ほどえんえんそんな話を聞かされて、もう頭がクラクラしてきて耐え切れず。
「あ〜あ、なんの因果でこんな事に出くわすのかしら?」大きな声でまったりと呟く私。
「オホホホ・・・」友人のマジ腹からの笑い。
「気分悪いわ」
「みのも○たさんならなんてゆうかしら?「『別れなさい』だね。」
「本当よね〜一生治らないわ。」
彼らにこの大声が届いていたかは知らない。いやきっと彼らは自分達しか見えていないのかも・・・
ズボンが泥で汚れていても平気ではき続けるような人には一生わからないよ。
自分の足元から見直してみたらどうかしら?



2002年11月17日(日) 紅葉狩り

急遽、奈良・京都。紅葉の旅へ行くことに。
奈良は奈良公園、東大寺に、そしていきつけの店(笑)でランチを食べて
京都へ知恩院のライトアップ見ましたが、夜の寺の雰囲気は子どもの頃を思い出して
とても懐かしくよかった。
尺八の演奏会は、2曲まで聞いて失礼しました。う〜むどちらも同じ曲にしか聞こえませんでした。
でも何事も体験よね。



2002年11月15日(金) 今までで一番あがった!

何がってゆうと、足が・・・
水曜日レッスンで金曜日は割と体が柔らかくてレッスンもスムーズなんだけど
バーに足を乗せるレッスンで最後に片足で立ちながら、もう片方の足を真横で高くあげるポーズなんですが
最初は手で支えてあげて、話てそのまま止まるのが中々難しい。というかできない。
腕の力でなんとか足は上げることが出来ますが、手を離した瞬間にぐ〜んと下がる。
始めたばかりなんて、腰の位置どころか床の方に近かった。
でも最近、ちょっと静止できるようになってきたなあ・・と思っていたら
なんと、今日は腕であげた位置でほぼ止まっていました。何秒間かですけど・・・
でもそのまま床で足を広げていくポーズまでスムーズでした。
気分は最高!1年続けたらこんな成果が出てきました。

ポワントの話。
過去にもいろんなメーカーのシューズがあって、それぞれ特徴があって
立ちやすいのや、そうでないのがあって・・という話を書いたけど
私は相変わらずトゥで立ちにくいと思われる、ネオチェリーを使っています。
(あ、メーカーさんに怒られるかな?いやこれから美点を書くから許して)
同じクラスの人で、ネオチェリーからギャンバに替えた人が今日に限って
「立てない〜」というので、立ちやすいギャンバに替えたんじゃないの?って聞くと。
なんと使っているうちに、板のつま先から土踏まずの間が裂けてしまったそうな。
彼女は「不自然な立ち方して、ポワントに無理させたからだ」と言っていました。
なるほど〜〜ネオチェリーは初心者用だと聞いたので買ったのですけど
立ちにくいので、なんでなのかな?初心者もらくらく立てるポワントがいいのに・・と思っていたけど。
これは耐久性か!?ネオチェリーは私の乱暴で容赦ない使い方でも1年間使っていますが綺麗なモンです!
初心者のなっていない使い方にもへこたれない、いつまでも美しいポワントなのでした。
細くて、立つにはよりバランスと腹筋など技術も伴わないとダメかもしれないけど
急がば回れなのかもしれないね〜と落ち着いたのでした。
なかなか手を離してたつのは難しいけど、とりあえず両足で、バーをもっていれば
立てるので、このままこのポワントで頑張っていこうと思っています。



2002年11月14日(木) 良いことと悪いことは裏表

そんな事をつきつめて考えさせてくれる本を読んでいる。

「悪なんて知らないと猫は言う 悪とヒトの優雅な哲学 」左近司祥子/著 講談社

この話を最初に読んだのは講談社の「本」での連載だった。
毎号楽しみに呼んでいたのは、プラトンやアリストテレスなどの古代ギリシャの哲学者の話を引用しながら
同時に作者が可愛がっている猫たちが次々に登場して、重要な話に一役買っているのが、非日常と日常をいったりきたりして楽しめるのでした。

この方の本はこれが初めてでその背後とか全然知らなかったけど
あとで調べたら、超というか類にない猫好き。好きという域を越えている。
猫に薬を飲ませようとして、指をがぶりとやられて、その後に次々起こる不幸=悪まで
話になぞらえて、その捉え方の違いを解いている。
その猫たちへのハンパでない愛情が「猫に悪気があるわけでなし。」という結論というか当たり前のキメセリフでこちらのごちゃごちゃになった頭にストンと入る。
でもまた読み進むと、ごちゃ〜〜として、そして猫が登場。
いいタイミングなのだ。
悪気が無かったら悪ではないのか、そもそも善とはなんなのか。
じっくりと果てしない古代から現代とそして猫たちをお供に考える時間をくれる
私にとっては実にありがたい本なのです。
質問に誰かに答えてもらおうなんて考えてはいけない!
猫たちの瞳がそういっている・・なんて勝手に解釈するのが楽しい時間。
善と悪の話なんて堅苦しいような、現代においてはおおよそ受け入れてもらえなさそうな話題。
でも心の底で誰もが気にしている事なので、ひそかにこんな本を読んで自分だけで納得するのが良いコースかもしれません。



2002年11月13日(水) 一度に一つのことしかできないんだって。

バレエの振り付けである。ついに衣装代請求がきた。
ああ本当に舞台に立って踊るのね・・・・この私が。
本当に踊ることなんて、絶対に出来ない、無理と思っていたのに
どうしてこんなことが起こるのだろうか。やっぱりこの世に「絶対」はないのですね。
宝塚を一番見ていたときですら、バレエを習うなんて事は思いもつかなかったのに
・・・それも不思議だ。

今日も今日とて振り付けの練習、初めて7ヶ月が過ぎようとしています。
しかし全く人前で踊れるような状態になっていません。
いいのだろうか・・・あと4ヶ月くらいしかないよ。

今日はおもに、目線のことを言われた。
グリッサードで止まったときは前方。次のパで客席。
その間、手は開いたまま、決して腕は動かさない。
ただ音楽に合わせてステップ踏むだけでも大変なのに・・・
客席みたら恥ずかしいよ・・・いやもう舞台に立つのが恥ずかしいんだってば。
ああああなんでこんなことになったんだろう。もちろん上達したいからやると決めたのだけどさ。

でも一人きりで踊るんだから誰にも迷惑はかかりません。
私を見に来る人もいない(誰も決して呼んだりしないから。他の人のために来た人がたまたま見たら気の毒だが)
自己満足の世界なのよ〜〜〜!ともう早くも開き直りの境地なのでありました。

それにしてもピアノ習っていたときも発表会など出たくないと言い張っていたのにな。
そういえば、先生から「哀しい曲なのに元気よさそうに弾いてる」と指摘されたことあったな。
結構、よく笑いよく泣くので情緒が豊かなのかと思いきや、それが身体に連動しているかといえばそうでもない。
例えば「ドナドナ」のような曲も楽しそうに弾いてしまうようなもの。
そうすると、今の振り付けの優雅で繊細な曲はまったく私にあっていないのかもしれない。
もっと元気!てかんじのがよかったのかも。
先生も体育会系でかなりさっぱり明るい人なのですが、なぜか私には「白くてふわ〜としたかわいい衣装がいいよね!」といって勧めてくれた気がする。
ん〜その時はそんな風に見えたのかもしれない。
今では密かに後悔されているかもしれないな(苦笑)
ごめんよ、見掛け倒しで。



2002年11月12日(火) 微妙な腹痛

今日は一日中、下腹部が痛いような気がするが、そんなに大変でもない。
という状態だった。
比較的暖かい一日でしたが、いつものようにずぼん下も履いてたし
冷やすような格好してなったのになぁ。
ひょっとして婦人科系の不都合だったらどうしよう・・・と焦ってみたり。
とにかく「痛い!がまんできひん」つう感じではなく「う〜ん、なんだか変」
という痛いといば痛いし、そうでないともいえるようなものだったので
医者にもいかず、とにかくいつもより元気はないので
いつもよりノロノロと帰宅して、すぐに風呂にはいり、風呂からでたら
使い捨てカイロを下腹部に貼り、ご飯を食べ、ココアが温まるというので飲み
そして眠気もやってきたので、9時くらいには寝た。
翌朝、快調。
やっぱり冷えだったんだね。冷えはやっぱり一番堪えるな〜。
とにかく直ってよかった。



2002年11月11日(月) 忠告するバカ。

以前好きな作家さんのエッセイに「忠告するヤツは信用するな」という事が書いてあった。
そうか、忠告することってやっぱりイマイチなんだとむなしいというかちょっとしょぼん。
そんなに忠告しとんのか!?というとしている。
心配症でいろんな事に気が回りすぎてしまう性質なので、他人のことがよく見えてしまう。そして自分のことはあまり見えていないかも。
でも親しい人が危なっかしいことや、まどろっこしい事をしていたりするとついつい差し出がましいことを言ったりやったりしていると思う。
そして、同時に思い出すのがギリシャ神話のカサンドラ。
彼女はアポロンより予言の力をもらうのですけど、アポロンから逃げたために、予言は誰にも信じられなくなるようにされた。という話ね。
トロイア一の美女を出してきておこがましいのですが、つまりあまり忠告なんてしても聞いてもらえないことが多いってことね(笑)
やっぱするもんがバカなんだろうねえ。ああやめたいわ。

なんだか辛いことがあったの?といわれそうですが、そうでもない(笑)
なんとなく風呂の準備していて、洗濯機の風呂水利用のホースを見て思い出したから。
以前、風呂水利用できる機能の洗濯機を勧めたときに「そんなのいらない!使えない!」ときっぱり言われたものだ。
私は「そうかなぁ〜結構風呂の水捨ててるしもったいないのに」と思いつつ。
でも、結局新しい洗濯機には付属品で着いていたので、使ってみたらこれがやはり使いよかったし、お徳感もある。で家族はすっかり気に入っている。
そんな事を思い出していたのだった。
風呂水利用のホースはたまたま取り入れられたけど、こんなことがたびたびあるのでちょっと疲れる。
仕事場でも新しい機器導入されて、早速使ってみると使いよいからと他の人にも勧めても、ぜんぜん使わないんだなこれが。
旧式で倍以上手間と時間がかかるのを平気で使い続けたりする人がいたりするんだな。
使い方まで教えるって言っているのにも関わらず・・・。
道具とかだけでなく、結構全般でそういう事が多い。
やはりウザイとか思われているのかしらん(笑)

つくづく忠告なんてするもんじゃない!と思う。
でも脇で「ふふふ、こっちの方が断然らくちんなのにね〜」とか見てみぬ振りもできないのであった。自分の性格が恨めしい。
読んだら暗そうな感じだろうが、今日はすこぶる機嫌はいい方です(笑)

忠告・・真心(忠)をもって、相手の悪い所を指摘して直すように勧めること。その言葉(岩波国語辞典 第六版)
忠告ちゅうよりアドバイス?



2002年11月10日(日) エリザベート第7夜目・「カイ・・カ・ン」

やっぱり行ってしまいました。
今日はなんの予定もないし、ちょっくら運だめしにいってみっか!☆と
ムラへ行ってきました。でも絶対に掃除と洗濯を済ませてからじゃないとダメ!と
自分に言い聞かせていたので、着いたのギリギリ。チケットもないくせに・・・
ま、無かったら無かったでいいや。という適当な加減でね!

案の定、現場は財布を握り締めた人が複数。
そして時々チラリと出るチケットに、池の鯉がえさに殺到するように来ちゃうので怖くて近寄れないのでした。
私は果報は寝て待てタイプなので、ひたすら声をかけてくれるのを待つが、やっぱし気合が違うのかなかなかないね。
立ち見で声をかけていただいたのですけど、流石にもう立ち見はやる自信ない。体力的にきっとダメ。貧血とか起こしそう。
生まれて初めて断ってしまいました。ごめんなさい。この私が断るなんて本当に世も末です。
諦めかけたときに、私の横に立った人がおもむろにチケットの封筒を出すので
尋ねたら、1枚あるというので、公称成立!と、そこへ池の鯉が(笑)
きゃ〜怖い(@@)2人して外に逃げました。涼風さんのサヨナラバウ「ロストエンジェル」以来のピンチでした。はぁ〜。
とにかくまんまとチケットをGETして、いそいそと観劇。

あっという間の3時間弱(休憩時間30分あり。上演時間よく知らない。)
はう〜〜〜たっぷりと堪能しましたことよ。やっぱり2回みるとキッチリ見れるね。
初回は春野トートに慣れるので精一杯というか、「うわ〜〜うわ〜」と思っていて終わってしまった。
やっぱりすごいわ、春野トート。でもごめんんさい、今日見ていて思い出したことがある。
それは「千と千尋の神隠し」の「顔なし」。
どこにでも、何時の間にか、そこにいるトート閣下は、その長〜い黒のローブといいなんだか顔なしを彷彿とさせていました。
朗々と歌い上げる美形の顔なし。なんじゃそら。顔なしちゃうやん。
いやまあ、男っぽい生生しいトートだけどちゃんと黄泉の帝王でもあったんですね。その風情は正体不明の魔のモノなんです。
春野さんにはまったわけでは決して無いのですけど(言い切り大魔王でいいのか?)
この濃いこってりトートには胸打ち抜かれました。
あるときは祭司に、ある時は医者に、タンスの中や、いつのまにか銀橋にいたり、神出鬼没の怪人二十面相かと思いきや
エリザベートにきっちり振られて、よろよろ街をさまよって柱によっかかって悩んでみたり、恋する男の辛さを表現してました。(情けないんだけど。本当に黄泉の帝王?)
今回は2階の4列目だったので、よりくっきりと表情も見てきましたが。
「闇が広がる」でルドルフをそそのかして「♪我慢できな〜い」と言わせたときのしてやったりの意地悪そうな顔ったらありません!マジ口元をチェックして!
そんなわけでエリザベートが関係ないシーンはマジでイジの悪い、ちょっと不気味なトートでまた魅力的なんです。
でも、エリザベートには本当に弱いんだね。昇天のシーンでエリザが抱きついてそれはそれは大切にいとおしく抱きしめるトート様に「おめでとう」と素直にいえてしまいます。
今日はエリザベートの長い髪を一房握りしてめて、口付けするので、「あ〜本当にエリザを愛しているかんじが出ているわ」と思ったのですけど
それはただ単に、袖のボタンに髪が引っかかっただけ見たいです(^^;)私の感動を返して!!(笑)

本当に春野さんの事しか書いてないね。でも無理ですって、あれはもう引き込まれます。
例のフランツがドアの前で「いれてよ〜」という場面でも、いつトート様が手をお出しになってくクネクネするのかと、見逃したら大変ですからついついそっちにグラスを向けてしまいます。
エリザベートに出てって!といわれて、未練たらしく、ゆっくりのんびり出て行くトートも、いとおかし。
「とっとと出てけ」ってかんじなんですけど、そのじんわり加減がまたツボなんですね。
本当に春野トートの一挙手一投足を見逃せません。
なんだかまた一気にかいてしまって長くなってしまったわ。

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さんざん「エリザベート」を誉めそやしている?私ですが
実は日記には書いてない、根本的に「え?」とか「うう〜ん」という部分はいっぱいあるんです。
でもフィクションでミュージカルにそういうことを突っ込んでも仕方ないし「まぁいいや」いろんな事情をすっとばしてみているわけです。
しかし今日はチケット譲ってくれた方と観劇後、いろいろとお話して「エリザベート」のオイオイなところを言い合って楽しかった(^^)
実は「うっとり」とか真面目なよい話しているよりも、「なんでやねん」という話をした方が性にあっているのかもしれません。えへ。

更にそんな気持ちが読んだのか、めちゃくちゃ楽しい「エリザベート」の感想のサイトを発見してしまった。残念というか安心なのは東宝版なんだけど。
その方も書いてたんだけど、私もこの「エリザベート」を見て思い出した漫画があった。
それは「悪魔(デイモス)の花嫁」あしべゆうほ著 なんですね。知っている方なら多いにここで頷くよねえ(笑)
王妃がそのへんの女の子になってるあたり、もっと感情移入しやすいか。
でも「悪魔の花嫁」のデイモスがヒロインに付きまとうのには恋愛感情が発端ではなく、姉の体に頂きたいちゅう理由があったような。

また少女漫画か!という気もしないでもないのですけど、少女漫画の王道というか基本の1つに天使と悪魔ものがあるのです。
ヒロインが悪魔に魅入られて、だがミイラ捕りがミイラになるというヤツなんですね。
やっぱり少女漫画から抜け出せないのね。私って。
やっぱり宝塚は少女漫画で育ったあるいはそういう世界を愛せる人でないとうっとり出来ないのかな?あ、でもそうでない人もいるし、いえないか(笑)



2002年11月09日(土) なんて寒いんでしょ!

今日は友人と神戸までお買い物へ。
しかし寒いとは聞いていたけど、これほどの寒さとは!うっかりしていました。
雨が降りそうだからカサは用意したけど、こちらは幸運なことに
雨が降ったときは建物のなかに入っていて使わず。
やぱり使い捨てカイロを常備しなくては・・・。
おばんくさいけど(いやもうおばんやし)これを腰に貼り付けているだけで
結構薄着していても平気なのだった。
あまりにも寒い職場で何年も過ごしていると寒さにも強くなってしまい
自室でも暖房をあまりいれなくなってしまったが
どうにも我慢できないときはカイロがいいです。

寒いのは体だけでなく、Jリーグを見る私の心も・・・
元町のスタバに入ったら、Jの試合が中継されていて「広島対神戸」やった。
平野くんがスタメン。おもわず見入ってしまったが・・・長居するのも無理で
そして見ていられんのもあって出ましたが、結果は・・・
そして明日は柏の試合。んも〜なんで二大応援しているチームが
J1落ち争いしてんのさ!!ふぎ〜〜〜(><)
ああ興奮すると身体によくないわ。

そんなお寒い中、頂いた食事とケーキはどこまでも美味で幸せなのでした。
その美味しさを同じ気持ちで共にかみ締める幸せよ。
ついでに今年最後の洋服買い物も済ませたし・・(本当か?!いやもう本当にしないと(^^;)
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スパサカ見ています。
俊輔、頑張れ〜〜!!



2002年11月08日(金) エリザベート第6夜目・まとめ「エリザベート」

久しぶりにみて、私自身が成長したからか、ただ年をとったからなのか
より一層好きというか心に残る物語になっていた。
以前、見た時も好きになり、また機会があったら見たいものだと思っていたけど
こうして観劇してから日にちが立っても、私に纏わりついて離れない名曲の数々と場面。
そして私にせまる「自由」と「死」。

エリザベートが数々の困難な中、ついにどん底で死を意識して、しかし「生きてさえいれば、
ひょっとしたら」と思い直して、自分の生きる意味を見出していく。
「1度死んだ気になれば、なんだって出来る」と月並なセリフになってしまうのですけど
でもこの転換は生きていく上でなかなか必要だと思う。
私の知り合いにも、エリザベートと等しいかそれ以上な困難な人生の中で
「このまま自分が死んだらあんまりだ。可哀想すぎるから絶対生きて、幸せになってみせる」と誓った人がいます。
実際、頑張って生きぬいて幸せになっています。
それは囚われていたものから自由になる瞬間でもあると思う。
私もそういう意味では囚われ=死を意識しては自由になることの繰り返しである。
いろんな事情や境遇に囚われて、深い哀しみや死を意識すること、そしてそれから自由になる瞬間。
自由に生きるということがどんなことか、それに向かって格闘している所は多いに共感できるのでありました。

まだまだ書き足りないような気がするがとりあえずオワル。



2002年11月07日(木) エリザベート第5夜目・「愛のテーマ」

「エリザベート 愛のテーマ」
いろんな場面で歌詞を変えて聞けるのですけど、この歌で印象的なのは
やはりフランツがエリザベートの部屋の前で「いれてよ〜」と訴える場面でしょうか。
大の大人で、しかも皇帝である人が奥さんから締め出しくらうなんてある意味小気味いいシーンだけど。
母親と奥さんの間でどっちつかずの夫の図。本当に情けないんですよね。
見ているこっちも恥ずかしい気分でいたたまれない・・・。
でも今回の樹里・フランツはその点ちょっと軽減されていました。そんなに居たたまれなくなかった。
それがいいのかどうかわからないけど、雪組の高嶺・フランツの時のほうが、
見ていて「う〜ん、ムズ痒いわ」と思った。
そうするとより情けなさが演出できた高嶺さんの方が役者が1枚上、ということになるのかな。
フランツ自体にあまり興味がないせいか、評価するに至っていませんが・・・。
どうでいいつうことか(笑)でもこの場面はよく覚えているのよ。

とにかくそんなトホホムードな場面を他所に、歌はいいんですよ。
♪エリザベート〜とあの物悲しい呼びかけの音は愛のテーマに相応しくこれまた情緒を刺激して、気持がいい。
トートが呼びかけるのもいいし、ルドルフのお葬式の場面エリザベートがトートを詰る場面もいい。
こうして、詳しくいえ、しつこくエリザベートを分解して書いていて気付くのですけど
やっぱり音楽が身体に心地いいですね。生で聞くともっと気持いいです。馴染みのよいメロディだからかな?

残念ながら、見てない組もあるのですけど、前回の雪組も今回の花組も
歌が上手な人がほとんどで、(ルドルフの子ども時代はあれれ?だったけどベストコンディションでなかったのかな。)本当にその心地よい楽曲に浸ってあっという間の3時間ですね。



2002年11月06日(水) バレエ・足がつります!

バレエを始めて丸1年が過ぎました。
いろんなところが柔らかくなって、肩こりもほぐれていいかんじです。
しかし納得いかないのが、足がつるのが治らない。

レッスンの最初にフレッグス足の甲を足に向けてひっぱる)や腹筋の運動をするのですけど
フレッグス→甲→→つま先まで伸ばすと順番にする段階でまずもうつま先が伸びない。
両方つるときもあるし、片足だけの時もある。
今日は左足がひどかった。もう全くできず・・・
最初は運動不足だと思っていたけど、なんか違うみたいね。なんだろう。。。
この運動もなかなか柔軟に最適なので、自宅でもよくやってるんだけどなあ。
この部分は人よりやわらかいらしく、かなり曲がっているしね。
なのに、つる。何故?(笑)

今日も振り付けはなんとか細かい指示になっていきました。
腕を微妙に動かすのも難しいです。

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毬○友子さんがこの間、2時間ドラマに出ていた。
相変わらず演技派でないと出来なさそうな濃い役でした。
というか幸薄そうなクセのある役でよくみかけるんだけど・・・
そしたら、彼女のホームページのメッセージに
成瀬さんの事が書いてあったvvv
毬○さんは絵麻緒さんの従姉さんでサヨナラ公演見に行って
成瀬さんにハマったとかいろいろ書いてありました。
その文読んだだけで、すっかり毬○さんいい人やな〜なんて・・・
何がいいたいのかよくわかりませんね。
いや元タカラジェンヌであり、上記のような女優さんが
成瀬さんについてあのようにかかれているというのが嬉しかったんだもん。



2002年11月05日(火) エリザベート第4夜目・「夜のボート」

本当にハマってしまったのね・・・・
今更気付く「エリザベート」しばらく続いてしまうかも・・・

■しみじみ場面ナンバー1「夜のボート」
パンフレットに書いてあったのですけど、日本ではこの場面が意外と人気なんだそうな。
でもわかる。私もこの場面を印象深く覚えていたから。

晩年のエリザベートとフランツが湖畔の3つあるベンチで両脇に離れて座っている。
真中のベンチには並んで座っている老夫婦。
フランツはエリザベートに帰っておいでと誘う?頼む?乞うのですが
エリザベートはどうにもスレ違ってしまう互いを
夜のボートに見たてて2人のゴールはそれぞれ違うのだと歌います。
誰かが待っている気がします、と。

夫婦でなくても、人は誰でもこうして近しい人とどうしてもスレ違って、一緒に歩けない場面に出会うことがあると思う。
そうした思いが、目頭を刺激する旋律といかにも寂しい夜のボートという情景と、もしかしてあったかもしれない
並んで歩く老夫婦という姿が交錯して、胸を詰まらせるシーンになっています。
派手ではないのですけど、心に響く名場面だと思います。
子どもより大人。経験の浅い人より年輪を重ねた人に見て欲しい場面。

本当に素晴らしいミュージカルだわ。

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「旅の香り時の遊び」の若のコーナーが日比谷。
そう約一ヶ月前に東京宝塚大劇場で氷川きよしをみかけたのですが
この番組の収録だったんですね。
宝塚は特に取り上げることもなかったけど、劇場前が映って懐かしい。
カメラはあったけど、回っていなかったらしい。よかった。





2002年11月04日(月) 落下物・・・危機一髪

今日は友人と食事したり、お茶して楽しいひと時でした。
そして帰途について駅に向かった時のことです。
通りすぎたその後に、ガチャンと音がしたのです。
振り向くと、大きな電球みたいなものが割れてこなごなになっていました。
「え?」と立ち止まり、周囲にいた人同士と目を見合す。
「あぶな〜」と誰ともなく口にだす。
本当に危ない。
落ちてきたと思われる先は駅のホームなんですけど、何があったんでしょうか?
警察の人が聞き込み?していたみたいですけど、結局よくわからなかったんですけど
本当にいろんな目に遭う私だわ。
友人にも「私こんな目にあうことほとんどないから、あなたのせいじゃない?」と
疑いの目。
まあひどい(笑)
でも確かに大事には至らないけど、結構ピンチに遭いやすいからなあ。
疑われても仕方ないわ。
怪我とか誰もしなくてよかった。

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サッカー話全然してない。
日刊スポwebみて、心配。
俊輔・・・・



2002年11月03日(日) またまたエリザベートから「闇が広がる」

よっぽど気に入ったらしい私・・・。DVD出たら買いたいな〜。
どの場面、どの歌も好きなんですけど、やっぱりもう一度堪能したいのは
第8場ラビリンスの「闇が広がる」の場面ですね。
歌がまずかなりいいんです。一回で覚えます。
ルドルフのセリフまじりの苦悩を秘めたうたいっぷりとトートの闇へのいざないが大変世界を感じさせます!!
かな〜り耽美で私好みでした。とりあえず今は1996年の雪組版を見ています。
早く出ないかな〜花組版DVD
雪組版の銀橋を渡るシーンはどうにも耽美な振り付けに見えませんでした。
ちょっと体操みたいね、という感じだったんです。今見てもやっぱりあんまり好きな振り付けではない。
だがしかし、今回の花組の場合は体操ではなかった!
いえ、基本的な振り付けは変わっていないんですが、トートとルドルフの足の運びがもっと慎重になっていた。ああ、文章では伝えられないけわ。
腕を取り合って進むシーンからもっとぐっと体を密着させて歩むシーンなんてもう大変です・・・いいのかしらこんな本能に赴くままにかいて・・・
後ろから羽交い絞め(羽交い絞めじゃないか(笑)後ろから手を回して覗き込むような・・ああめんどくさい!とにかくトートにからめとられる感じ)にするところとか、手を取り合うシーンとかいちいち風情がありました。
トートのもてあそび感とルドルフの戸惑い感もグー。
ヴィジュアルのバランスもいいのかもしれないな。
一応書いておくけど、一路さんのトート嫌いではないです。一路さんの役の中で一番印象的だもん。ルドルフが自殺するシーンの一路さんは本当に人間離れした美しさだと思います。
たーたんも最初は「え、ルドルフ?」と思ったけど、意外と大丈夫だった。
でも2人が並ぶとあまり「耽美」な感じかしない。ごめん。(誰にあやまってんねん)
花組の2人のヴィジュアルも特に私好みというわけではないのですが、雰囲気があっているのね。
春野トートの「これは逆らえないわ」という圧倒的な男らしい荒っぽさに対して、まだ少年ぽさの残る彩吹ルドルフがいたいけにみえる、ていいバランス。これは大事だわ。
トート(死)に魅入られて、振り回されて、でも必死の抵抗を試みるルドルフ。
「死」の接吻を、うっとり受け入れそうになっては、避ける!
そのギリギリのやり取りが、こちらにも緊迫感として伝わるいい場面でした。
見ている私もドキドキしながら、うふふな気持ちになれるなんて本当によいシーンよね。
宝塚でこうした耽美な雰囲気のシーンはなかなかないので、秀逸なシーンとしてお勧めします。
やっぱりあのシーンだけでももう一回みたいわ〜〜〜。



2002年11月02日(土) 引き続き「エリザベェェ〜〜〜ト」

タイトルはTVCMがこんなんだったとかなんで書いてみた(笑)
そして今日は仕事。流石に疲れ切った私は仕事が暇なのをいいことにダラダラの1日。
そんな1日なので昨日に引き続き「エリザベート」について書く。
こうして1日経っても、興奮さめやらぬといったところか、昨夜もなかなか寝つけなかった。
頭の中には常に「闇が広がる」「私だけに」「キッチュ」「愛と死の輪舞」・・・・切りが無い・・・ずっと流れてしまう。
だ〜〜〜〜れも贔屓さんいないのに、これだけ浸れるってのはやっぱり演目自体にパワーがありまくりなんだと思うし
またそれに負けない、がっちり表現できた花組さんにもパワーがあったんだね。
植田さんちの宝塚って、このごろ少〜し変よ、どうしたのかな?って感じだったんですけど(いやこのごろに限らず・・ゲフっゴフっ)
そんな事言えた義理でない私。つまり今のトップさんが軒並み下級生だった頃しか知らないせいか、「う〜ん、この人がトップになる時代になったのか!」とただひたすら時の流れの早さにびびりまくっているだけの私なのですけど。
とりあえず花組さんは多いに安心していいのではないでしょうか。あ、でも娘役さん変わるんだよね〜誰だろか楽しみね。
昨日、同行の宝塚初心者(正しくは初心者ではない。テレビでやっていた宝塚の番組で那智わたるさんを時々みていたそうだから)の反応がそれを証明していたわ。彼女曰く「生はいいわね。テレビと全然違う!春野さんいいわぁ(はぁと)」とこれまた先輩ファンとしては嬉しい反応。そうそうそういうのが聞きたかったの!今まで連れて行った人が冷静過ぎたわ。てゆーかやっぱりこういう大作の方がいいのかな。難しいなあ。
「わかったわ。これじゃ結婚できないわけだ。私も家に帰りたくないもん」これこれ、それは余計ですって(笑)私が結婚できない?しない?のは宝塚のせいではありません。多分(苦笑)
まぁとにかくあまりにもベタな反応に私はしめしめと思ったのでした。
それでは私も花組の春野さんにハマったのか?といえば、それとこれとは違う。
花組「エリザ」時間と金があったらもう1回みたいなあ。と諦められそうな所が贔屓さんがいるかいないかの違いなのでありました。
でも”しめしめ”な私は早速お正月公演・雪組を見に行こうと誘っているのでした。
こうして肩の力を抜いて、ゆったりと観劇できることはある意味僥倖なのです。
もうあんな辛い目には会いたくないので、贔屓さんが出来ない事を願うのでした。ふう(気に入っている。わかる人にはわかる)



2002年11月01日(金) 宝塚花組「エリザベート」観劇

今日も仕事が休み。今日こそゆっくり休みだろうと思ったら大間違い。
まだまだ暑い夏の日に久々に並んで取ったエリザベートの観劇は今日だったのです。
ナルちゃん退団以来、初観劇。
やっぱり、同期であり、同じ頃から後ろのほうで踊っていてついつい見ていた春野寿美礼さんがトップになっている姿を見ていると胸がチクチクと痛んだりしたけど
あ〜おとっつあんそれは言わない約束よ。ですよね。すみません。
気を取り直して・・・・・・・・・

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今回の「エリザベート」とはミュージカル自体は雪組のを見てはいるけど、演者はトップからして、こんな大役をこなしているのを初めてみるわけで
懐かしいメンバーといえば、夏美ようさん、立ともみさんなどから鈴懸三由岐さんあたり。
宝塚を見る時の、お約束的な先入観がゼロで見られる。これは結構いいことかもしれない。
比較するにしても雪組だけとなってしまうのは、いいんだか悪いんだか・・なんですけど。

春野(ニックネームで呼ぶにはまだ慣れない(笑)トート。これはいいんです。
歌も踊りもセリフも雰囲気も申し分ない。何せ妖しさが匂いたっています。
ヴィジュアルもポスターなどよりずっといい。
ただ、私にとってのトート、死というには少し生々しさというか、人間じゃなさ加減が足りない気がした。
これは本当に好みなので、彼女のトート評価がこれで変わるものではない。
逆にその生っぽさが、魅力的に映る場面も多くて、見ていて楽しいときもある。
惚れる、惚れさせるトトート。だからやっぱりいい!
実際、一緒に見た宝塚初心者はすっかりトートの魅力に参っていました。
あの姿、あの歩き方、うっとりする!とかなりうっとりしていました。よかった。
連れてきた甲斐あったとこちらも満足できたものです。
それにしても一番ドキドキしたのが、ルドルフとの場面「闇が広がる」の場面かな。
参りました。ルドルフを翻弄するトートはほんに気味がいいです。うっとり万歳です。
男らしいトートに私も負けました。

大鳥@エリザ。この人もやっぱりリアルな女を演じられていましたね。
少女→大人→老女まで無理なく見せてくれました。
とくにルドルフを失った場面から、力を失っていくあたりの切り替わりが自然で巧み。
結婚生活にいきなり裏切られて絶望するシーンや逆に前半のクライマックスの自分の生きる意味に気付くあたりもメリハリが利いていて、引き込まれる。
本当に上手い娘役さんなんだなあ。
タイトルロールになる演目で、対決する場面連続な役なのに、宝塚の娘役さんらしく男役を上手に立てているのもよかった。
それでいて自分もちゃんと結果を出している。うまいんだねえ。
あっと驚くようなトリックのような美貌ではないけど、説得力のあるエリザで一本勝ちでしょうか。

ああもう少し書きたいけど、眠い。
今日はまたもやWヘッダー。バレエも行きました。
どたばたしていて、一週間ぶりになっただけでなく、振り付けの復習もまったくやらずだったけど、
本当にマシになっている。と細かい指示に入ってくれました。ありがたや。



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