|
|
2008年12月21日(日) ■ |
|
悲しむ君へのノクタァン |
|
涙が流れぬほど
凍った心か
それともから風に
すさばれて涸れたのか
さようなら
悲しみが
擦り切れてしまった
痛む胸は
あるけれど
振り返るのは遠い追憶
手を取り合った懐かし夏の夜
形の変わるものならば
いやよいやよと人の群れ
想い出よ
僕を苦しめる想い出よ
地を這ってどこまでも
追い詰めて
破滅するその日まで
さすれば君にまた会うだろうね
冷たい微笑と共に
死に逝く僕を嘲笑っておくれ
|
2008年12月17日(水) ■ |
|
結晶 |
|
雪?
それよりも不確かな
欠片 破片 結晶
きらきら光る哀しみを この手で握り続けて
きらきらと 純粋な哀しみを あなたにあげましょか
きっときれいだ ペンダントにしても ストラップにしても
君の胸に 燦然と 輝く
僕の哀しみ 果てるまで
君への思い尽きるまで 掴めなかった
助け出してあげられなかった その分まで
この傷がダレカに見えればいいのにね 流れるのは血ではなくて
哀しみをいっぱいにつめこんだ 慟哭
血が出るまで握り締めた 手
君を思うがため 僕は君を助け出したかった。
|
|