kiriの日記
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「世界まるみえテレビ特捜部」をみていたら、あるエピソードが紹介されていた。
韓国で、ある日、奥さんが、家の玄関から外へ出ると、そこにねずみの死骸が置かれていた。 しかも、それは、毎日続けられ、次第にエスカレートしてきて、にわとりや、たぬきまでもが、置かれるようになった。 悪質なイタズラに、業を煮やしたご主人が、張り込んでいたところ、物音が。。。。 急いで、戸をあけて、逃げていくその姿を見ると。。。 なんと、それは、近所で、サポと呼ばれている犬だった。
以前、このサポの前足に、紐が絡み付き、動きが取れなくなっていたことがあった。 その時、ご主人が、その紐を切り、手当てをして、傷が癒えるまで、めんどうをみたのだ。 それを、サポは、覚えていて、恩返しのつもりで、動物(獲物)を、運んできていたのだった。 ご主人は、いつか、このサポを、一家の一員として、一緒に暮らしたいといっていた。
これを見て、以前、日記に書いたことがありますが、「BE ANGEL」の牛乳パックのねこのことを思い出しました。 動物って。。。ほんとに。。。
そのネコのこと。
ある夜、自宅へ帰る途中、まだ若いネコが、道端に倒れていた。 死んでいるのかと思って近づくと、動けないのに、「フーッ!!」と威嚇する。 このままだと死んでしまうので、家に抱いて帰って、フロで暖め、ミルクを与えた。 次の朝、新聞を取りに玄関を開けると、そのねこが、ダッシュで出て行った。 ねこは、一度、振り返り、そしてまた、走っていった。
それから、毎朝、玄関の前に、空の牛乳パックが、置かれるようになった。 多いときには3つも。。。 いつも不思議に思いつつ、片付けていた。 そして、いつものように牛乳パックを、片付けようとしたら、目の前を横切るものが。。。それは、あの時のネコだった。 しかも牛乳パックをまた落としていった。 それで、わかった。 あの夜、牛乳を、何度も皿に移して、暖めているのを、ねこは、じーっとみていたのだ。そして、牛乳パックを覚えた。 どうやら、恩返しのようだ。
その後も、そのねこが、カラスと争いながら、ごみの中から、牛乳パックを選び出す姿にであったり。 夜中に、さかりのついたような声でないて、牛乳パックを差し出す姿をみたり。。。
ある雨の日、家に帰る途中、道端に、大きな血だまりが出来ていた。 嫌な予感がした。 その血だまりから、血が、点々と、家の方向に続いていた。 家の玄関の前に、ねこが、倒れていて、横に血のついた牛乳パックが置かれていた。 どうやら、いつものように、牛乳パックを見つけて、家に持っていこうとしていたところを、車にはねられたようだ。 あそこから家まで、100メートルはあろうかという距離を、ねこは、瀕死の状態で、それでも牛乳パックを運んできたようだった。 。。。。。
このねこの話は、「BE ANGEL」の日記のなかに書かれていたものです。 要約ですが紹介させていただきました。 最期は、本当に悲しく、残念でたまりませんでした。。。
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