ペパーミント・アップルミント
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2003年03月30日(日) 映画「リービング・ラスベガス」(BGM: 酒と泪と男と女 河島英五)

私のお気に入りニコラス・ケイジがアカデミー賞を獲得した映画、「リービング・ラスベガス」にチャレンジ!

派手さはないものの、ゆっくりじっくり心にしみいる作品でした。
見終わった後に爽快感が残る映画ではないんだけど、憧れに似た妙な感触が残りました。

相手に見返りを求めない、将来性が全くない愛。
とてもピュアな気持ち。
エリザベス・シューの無機質な美貌が、ピュアな愛情をいっそう引き立てていました。
とにかく美しいんです。
アル中で自殺願望だけがギラギラしているベン(ニコラス・ケイジ)をただ見つめるときも、娼婦として客に買われる時も。
足腰は以外にがっしりしているんだけど、超ミニをはいて肩で風を切って夜の街を歩く姿は絶品?です。

で、ニコラス・ケイジ。
はっきり言って「小汚いおっちゃん」役でした。
いいところなんかまるでない、ダメ男。
死ぬことだけを考えて、有り金全部をお酒にそそぎ込んで。
お金がなくなるまでに、酔いつぶれて死んでしまおうと決めている。
でもね、あの哀愁を帯びた瞳がぴったんこなのです、この役に。
あの落ちぶれぶりを演じる上手さは、アカデミーものよね・・と納得できました。

個人的には「コレリ大尉のマンドリン」のニコラスのほうが好きですけどね。






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「眺めのいい部屋」に出ていたときの、奔放なイギリス青年のイメージは何処に行ったの・・?と嘆きましたよ。
のどかな丘でそよ風にさらさらとなびいていた、あの金髪は・・・?
あんな、あんな・・・ちょっとしか出番がないヒモ役なんて、出演する価値があったの?と聞いてみたいです。

あぁ、ショック。


 
2003年03月27日(木) 掃除嫌い(BGM:積み木の部屋 布施明)

来客があり、朝から晩まで慌ただしく過ごしていました。

家族以外の人目がある、ということは家が綺麗になりますね〜。
そもそも私は掃除が苦手。
そのかわりに洗濯は大好きなんですけどね。






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ごもっとも!
ごもっともなんですが、どうも性に合わなくてね。
つい見てみぬ振りしてしまい、来客があったときにジタバタするわけです。

春休みになり暇を持て余している息子二人。
なんか静かだなぁ〜と思っていたら、雑巾を濡らして絞ってそこここを拭き回って、追いかけっこのような「掃除ごっこ」をしていました。

その日のおやつは、豪華版!
でかしたぞ、息子達。


 
2003年03月24日(月) 37.5℃(BGM:めまい 小椋圭)

なんかすっきりしないなぁ〜と、朝から珈琲をがぶ飲みしてみても変化なし。
だるくてなんにもする気になれない。
もしかして、と体温計で熱を測ったらやっぱり微熱あり。

原因がわかったら、なんだかほっとして眠くなりました。
風邪気味の次男と一緒に1時からお昼寝。
そして目が覚めると4時過ぎ。
おぉ〜、三時間も寝てしまいましたよ。

このところ息子二人が立て続けに咳の風邪にかかり、夜中にぐっすり眠れなかったからなぁ・・と言い訳しつつ、起きあがる。
すると目眩がおそってきましたよ。

寝過ぎかなぁ〜?
それとも貧血気味なのかなぁ〜?

血液検査をするたびに貧血を指摘されてはいましたが、こんなにくらくらするなんてね。

ちょっぴり悲劇のヒロインになった気分。
軽井沢のあたりのサナトリウムで、カーディガンを羽織り詩集を読んだりする「風立ちぬ」のような。
と、いうわけで今夜は早寝することにします。






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聖子ちゃんを連想する人は、きっと私よりも若い世代でしょうね。
堀辰雄、という方もいらっしゃるかも。


 
2003年03月23日(日) 映画ってほんとにいいですね♪(BGM:アゲハ蝶 ポルノグラフィティ)

パソコンでDVDを見ることが出来るようになってから、よく洋画をレンタルするようになりました。

昔取った杵柄・・・ではないけれど、80年代の話題になった洋画はほとんど見ている私。
結婚して子供が産まれたりで時間が自由にならなくなってからの90年代は、それこそぽっかり穴が開いたように映画とはご無沙汰で。

だからその辺りからメキメキと頭角を現した俳優さんは、馴染みがないのであります。

そんな苦手意識を克服しよう!とブックオフで購入したのが、毎度お馴染み百円コーナーにあった「ともだちシネマ」(中野翠&石川三千花 著)。

あとがきに「超毒舌フリーク・コンビの対談」とあるように、ほんっとに自分の好みで言いたい放題。
でもそれがたまらなく痛快なので、読んでいてさっぱりします。

随所にイラストや写真が散らばっていて、名前を聞いても「?」な俳優さんも「おお、この人ね!」と早わかり。

私の最近のお気に入りのニコラス・ケイジはここでの評価は高く、ほっと胸をなでおろしました。

対談も「カップル編」「アクトレス編」「アクター編」などに分かれていて、興味のあるところだけささーっと読んでビデオ屋さんに直行だ!






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「異色カップル」のコーナーで取り上げられていました。
満員の映画館で座ることも出来ず、前の方で上を向きすぎて痛む首を我慢しながら見た大作「ラスト・エンペラー」のジョン・ローン。
アジアの誇れるアクターになる、と誰もが思ったことでしょう。
その彼が女装までして、しかもコメディー映画に出ているなんて・・・・。
怖いものみたさの様な気もするけど、見てみたいんです。
本の中で「異様に顔がでかい」と、こだわっていたし。



 
2003年03月22日(土) 男の子って・・・(BGM:僕の胸でおやすみ かぐや姫)

三連休の中日。
天気予報ははずれて、今日もいい天気。
なのに私が出かけたところは病院だけ。

数日前の無理がたたってか、次男の咳き込み具合がかなり激しく耳鼻科に連れていった。
ただの風邪でしたが、大事をとって自宅待機・・・と。
お弁当でも作って、動物園に行こうと思っていたのにな。

残りの二人組のお子様達はすこぶる健康なので、一日中家の中でなんてすごせるわけもなく暇を持て余し気味。
次男は咳き込んで昨夜はほとんど寝ていないし、横で寝ていた私も眠れなかったので二人とも睡眠不足でへろへろ&不機嫌さは頂点に達していました。

娘はおとなしく一人で遊ぶのでいいとして、問題は長男。
どうして男の子ってものは、あんなに体力を持て余すのでしょう?
体力が余っているのか部屋の中でドタドタするし、調子の良くない弟を泣かせて楽しんでいるし。
「一人で公園に行って、走っておいで!」と言いたいけれど、それはそれで何を外でやらかすか不安もあり・・・。
この辺りは繁華街なので人通りはあるけれど、そのぶん車も多い。
おまけに変質者がでるという情報も学校から最近まわっているので、ちょっと用心したりもする。

もうすぐ小学校に上がるので、彼に質問をしてみました。
「知らない人が『お菓子をあげるからおいで』といわれたらどうする?」






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違う!!!!
そんなことを聞いているんじゃないのよ。
根本的に間違ってました、彼は。

と、いうわけで信用のない長男を一人で出すわけにも行かず、「高校野球が見たいんだけどな」としぶる家人の背中を押して、玄関の外へ送り出しました。

おかげでぐっすり昼寝ができました♪




 
2003年03月21日(金) 「エイジ・オブ・イノセンス〜汚れなき情事〜」(BGM:君は薔薇より美しい 布施明)

「エイジ・オブ・イノセンス」を見ました。
なんとなく格調高そうな題名の響きに惹かれて。

主演はダニエル・ディ・ルイスとミシェル・ファイファー。
19世紀末のNYの上流社会が舞台。
現在の自由な気風からは想像もつかないほど、格式張った世界におどろきました。
ダニエル・ディ・ルイスを初めてスクリーンで見たのは、「眺めのいい部屋」でした。
この映画の舞台はイギリスだったけれど、「エイジ・オブ・イノセンス」と同じような時代設定だったんじゃないかな?

どちらの映画も舞台となる風景がとてものどかで、吸い込まれるようでした。
貴族的な役柄が、ルイスにはまたお似合いで。

で、「エイジ・オブ・イノセンス」のアーチャー役のルイス。
本当の自分を理解してくれる相手は、ミシェル・ファイファー演じる婚約者の従姉妹エレン。
自由奔放で評判だった彼女はヨーロッパで結婚して伯爵夫人の地位を手に入れていたが、それは不幸な生活の始まりで故郷のNYに傷心を抱えて帰ってきた。
NY社交界はスキャンダルを嫌い、エレンを受け入れようとしない。
婚約者の従姉妹ではあるし幼なじみでもあるので、アーチャーは助け船を出すうちにエレンに惹かれていく。

密会もするんだけど、そこは「汚れなき情事」。
手袋をそっとはずした手の甲を、愛おしそうになでるんです。
ひれ伏して靴にそっとキスしたり。
ぎりぎり許しても首筋に口づけ止まり。
余計にエロティックかも。

純粋無垢な婚約者メイ役を演じるのは、ウィノナ・ライダー。
透明感溢れる笑顔の可愛いこと!






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こんなに可愛い人に少しふくれっ面で「ホントは私と結婚したくないんでしょ?」なんて言われたら、他に意中の人がいても誰だって「そんなことないよ!」と答えてまうよね、と妙に納得。

大人の純愛映画です。



 
2003年03月20日(木) ささやかな嘘(BGM:笑って許して 和田アキ子)

今日は送別会&ミニバレー大会。

昨夜からせき込んでいた次男。
真夜中頃赤い顔で「はふはふ」息をしていた。
よこで見守りながら「熱があるよなぁ・・・」と心配しながらも、今回の送別会の幹事だから「絶対に欠席出来ないよなぁ」と心は揺れる。

朝まで何度か次男の体に触ってみるけれど、少しづつではあるけれど熱がさめていってるみたい。(な、気がした)

午前中は三ヶ月も前から計画を練っていたミニバレー大会。
そのあと3000円のランチで送別会の予定。
次男のこの調子では、もっても午前中だけ。
幼稚園を休ませてバレーに連れていこうか・・・?とも思ったけど、そんなことが家人の耳に入ろうものなら雷どころか離婚届が空から降ってきそう。

苦肉の策は、午前保育だけ次男を行かせてランチはあきらめ、昼前に迎えに行くというプラン。
「午前中だけはがんばってね」と、心の中でエールを送りつつ次男の手を握る。
やっぱりぽかぽか。

そこへ家人が起きてきて、ちょっとねぼけて次男にぶつかってしまいました。
それでなくても体調が悪くて不機嫌なのに、偶然とはいえ頭をぶたれた次男はスネ男君になってしまう。






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ひょえ〜〜〜!
普段は低血圧で寝起きが悪くぼーっとしている家人は、朝は子供達とも一言「おはよう」と交わすだけでコミュニケーションは全くと言っていいほどないのに。
よりによってこんな日に、スキンシップするなんて〜。

どんなにぼーっとしていても、人の親。
「あれ、ちょっと顔が熱くない?」と、するどい指摘。
ここでへたなことを言うと、私は次男と共に外出禁止令。
みんなが幹事の私を待っているぅ。
考えるより先に言葉が出ちゃいました。
「あなたに対する怒りが爆発して、タコみたいに怒って赤くなったんじゃないのぉ〜」

「そうかなぁ〜?」と首をひねりながら、朝の支度をしに洗面所へ家人退場。
ふぅ。
こんな母を許してね。


 
2003年03月18日(火) マザコンと呼ばないで(BGM:いちご白書をもう一度 バンバン)

このところ暖かい日が続いて、すっかり浮かれ模様。

街には若者が朝から出没していて、またそれも春の風情かも。
卒業式シーズンで普段は一緒に歩くことはないであろう母と子が、並んで歩いている姿は微笑ましい。

特に母と息子の二人連れ、いいですね。
「大学に入学で、下宿の下見かな?」とか、「並んで歩くときのこの離れ具合がいいねぇ〜」とか、考えながら観察したりして。

我が家にも息子が二人います。
今はまだ私の空いている方の手を繋ぎたがって、争うことがしょちゅうあります。
でも、もう数年後には見向きもしなくなるはず。
今が一番幸せな時期なのかもね。






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可愛いところあるじゃ〜ん!と、ホロリとしていたら隣で聞き耳をたてていた長女が一言。
「ばっかじゃないのぉ〜。一緒に行くのは入学式の日だけ!あとは集団登校だからねっ!!」

もうちょっと6歳児をいたわろうよ、おねーさん。




 
2003年03月16日(日) ニコラス&アンディの黒い瞳(BGM:哀愁のカサブランカ 郷ひろみ)

明日が返却期限のDVD達。
あわてて二本連続で見ました。

一本目は「シティ・オブ・エンジェル」
メグ・ライアンが女医役で、私のお気に入りのニコラス・ケイジが天使役。

地上に降りて人々の会話に耳を澄まし、もうすぐ天国に行ってしまう人間を見つけたら臨終の場にお迎えに来る天使達。
寂しげな眼差しのニコラス・ケイジに、またまた心がぐらりん♪
笑うと鼻から下がちょっとだらしなくなるところさえ、「なんだか放っておけない!」と思えてしまう「あばたもえくぼ」状態。

メグ・ライアンは相変わらずの顔の小ささ。
映画としてはぱっとしなかったですね〜。

二本目は豪華キャストで話題になった「オーシャンズ11」
ジョージ・クルーニーやブラピ、ジュリア・ロバーツなどの売れっ子俳優勢揃い。
人数が多いぶん見せ場が分散されてしまって、まとまりのない映画になってしまった気がします。
この映画の出演者の中で一番のお気に入りは、アンディ・ガルシア。
初めて見た「アンタッチャブル」の頃に比べて、貫禄充分でふっくらした感はありますが哀愁を漂わせた孤高の人を好演していました。






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この映画では終始むっつりふさぎ顔で、あのこぼれるような笑顔が出てこないんです。
残念、残念。
ラストでホンの一回だけ、サービスしてくれていますけどね。

ニコラス・ケイジといい、アンディ・ガルシアといい、黒髪のこてこて顔の人が私は好みのようだわ・・・と、実感した二本でした。
(トム・クルーズは今ひとつです)



 
2003年03月11日(火) 「バニラ・スカイ」これもう〜ん・・・(BGM:ブルースカイ・ブルー 西条秀樹)

某レンタルビデオやさんで旧作オール100円のサービスデーに借りた、「バニラ・スカイ」。
昨夜「明朝は早起きしなくちゃいけないんだけど、ペネロペ・クルスがでているから無理してみてしまおう!」と、気合いと期待に胸を膨らませ鑑賞しました。






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私はレンタル料100円で見たから、それでもまだすんなりあきらめがつきます。
普通の日に350円でレンタルした人も、「まぁ借りたんだからね」と納得もするでしょう。
でも映画館にわざわざお金を払って見に行った人は、「金返せ!」と一揆でも起こしたくなったのでは?と気の毒で気の毒で。

確かにペネロペ・クルスは、可憐で清潔感にあふれて鑑賞の価値あり。
そして主演のトム・クルーズもちゃらんぽらんな親の七光り二世のぼんぼんを、「にっかり笑顔」で好演。
途中まではね・・・。

事故にあって夢と現実の世界がごちゃ混ぜになってからというもの、ストーリーはわからなくなるし顔もわからなくなるし、正視に耐えられませんでしたね。

キャメロン・ディアス演じるストーカーも、突っ込みがいまひとつで不完全燃焼。
「危険な情事」のような濃ゆ〜い怖さを期待していただけに、「これだけ?」というあっさりした執念で。
映画の予告編が面白くて期待していただけに、「なに、これ?」でした。

途中でやめたかったけどそれもなんだか悔しくて、最後まで見ました。
が、それでも私には理解できないことばかり。
(私だけでしょうか?)

ジュリー役のキャメロン・ディアスが恋敵のソフィア役のペネロペ・クルスに放つきつ〜い一言。
「毛虫みたい」
う〜ん、そういわれてみれば当たっているかも。


 
2003年03月10日(月) 「朗読者」う〜ん・・(BGM:年下男の子 キャンディーズ)

「朗読者」(ベルンハルト・シュリンク)をやっと読みました。

数年前にベストセラーになったので、ご存じの方や読んだ方も多いと思います。
前にも書いたけれど私は流行り物嫌いなので、ベストセラーになった本はブームが過ぎ去った頃、ひっそりと借りることにしています。

で、この「朗読者」。
確かに叙情あふれて、クラシック音楽のように静寂さと悲哀を感じさせる物語でした。
派手さはないけれど心に残る、というかんじでしょうか?

でも、あれほどまでに話題になる本ではないような気がするのですが・・・。

年上の女性の隠された秘密にしても序盤で想像はつくし、主人公との情事にしても特に描写が優れて美しいというわけでもないし。

年上の女との物語なら,ジョン・アーヴィングの「未亡人の一年」のほうがずーっと面白い。

ベストセラーだから・・・とこの本に先入観があったという点を差し引いても、あの売れ方には納得の出来ない私です。

一晩で読み切ってしまえたので決して退屈な話ではないのですが、なんか気にくわない。
好みの問題でしょうかねぇ?

年下の少年との恋のお話はどうもいただけなかったけど、年上の女「ハンナ」の戦争時代の過去が裁判で明らかになる場面は面白かった。
自分の秘密を明らかにするよりは、ナチス戦犯として無期懲役の刑に服することを選ぶ。






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実際にそういう状況だと、そうなんでしょうか・・?
(読んでいない方にはわかりにくいかもしれません、すみません)


 
2003年03月09日(日) 「ギルバート・グレイプ」(BGM:ジョニーの子守歌 アリス)

「ギルバート・グレイプ」
題名は主人公の名前です。
主人公は田舎の食料品店に勤めながら家族を養う青年で、ジョニー・デップが好演していました。

知的障害がある弟役には、レオナルド・ディカプリオ。
最近のディカプリオはぽっちゃりしてなんだかあんまり好きではないのですが、この映画の彼は少年の初々しさがあふれていて清々しい魅力満載でした。

のどかな田園風景と夕焼けの美しさだけでも、見る価値はあり!です。

舗装もされていないまっすぐな道を、キャンピングカーが連なって移動するのを見て大喜びする、ディカプリオ演じるアーニー。
小さい頃から医者に「十歳までもつかどうか・・」と言われたけれど、もうすぐ18歳の誕生日が来る。
そんな弟を背負って歩く、兄のギルバート。

その姿はグレイプ家の、実状をそのまま現しているようでもの悲しい。
父親は7年前に自殺してしまい、残された家族5人の生活は全部ギルバートが背負って立っているから。

「ショコラ」のジョニーも良かったけれど、この映画の方が主人公だけあって見所がたくさんありました。
影がある繊細な青年役がぴったり!






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明日はレンタルビデオやさんが、旧作100円の日。
ジョニー・デップの作品を借りるつもり。
なにがいいかなぁ〜、ワクワク。




 
2003年03月08日(土) デパ地下、悲喜こもごも(BGM:スピーチ・バルーン 大滝詠一)

来週の金曜日はホワイトデー。

家人に頼まれて、ホワイトデーのお菓子を物色しに行きました。

まだもう少し日数があるし午前中だったせいか、バレンタインデーの時に比べると全然お客さんが少なかった。

だから余計に、買いに来ている男性が目立ってしまっていました。
この方は「会社で貰った女子社員からの義理チョコのお返しかしら?」とか、この若者三人組は「同じクラスの女の子にもらったのかな?」とあれこれ想像するのは結構楽しかった♪

恥ずかしいくてさっさときめるのかな?と思いながら観察していましたが、これが意外にじっくり選んでいるんですよ。
お店の人に相談もする人もいて、真剣さがひしひしと伝わってきます。






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そんなことをすると「怪しい人」になってしまうので、ぐっとこらえましたが。
あれだけいろいろな商品が勢揃いすれば、迷う気持ちもわかります。
でもある程度はパッケージや店の雰囲気などで、想像がつきそうなものでしょうに。
どうみても「本業は和菓子だけど便乗してチョコも作りました!」というコーナーや、「味より値段の安さと量で勝負!」のコーナーで足を止めている男性陣を見ると、「もっと他を探しなさ〜い」と私は視線で訴えるのですが思いは届かなかったようです。

まぁ、本命でなければそういうのもあり、でしょうね。

若者三人組はお菓子売場をなんどもぐるぐる回った挙げ句、辿り着いたのは、何種類ものお菓子がまわっていて自分の好きな物を選んで量って貰うコーナー。
選ぶのに疲れて、自分たちのお楽しみに走ってしまった模様。
楽しいもんね、あれ。

私も小さい頃デパートに行くと必ず、おねだりしていました。
一番のお気に入りは、ゴム製のうす〜い包みに覆われている丸い羊羹。
爪楊枝でぶすっと刺すと、ゴムの薄皮がびろ〜んとむけてくる様子が面白くて大好きでした。
量り売りなのでその羊羹はかなり存在感があり、一回に一個と母に釘を刺されていた記憶があります。

今なら山盛り買うのに。




 
2003年03月06日(木) ホテルでランチ(BGM:パープルタウン 八神純子)

今日は幼稚園のお別れ会で、某山の上にあるホテルでランチバイキングに出かけてきます。

バイキング、といえどもこの県では一番由緒あるホテル。
普段はカジュアルなジーンズにセーターばかり来ている私も、服装にちょっと気を使わなくては・・・と朝から悪戦苦闘。

あれこれクローゼットから服を引っぱり出しては、とっかえひっかえ。
家には私一人しかいないので、アドバイスもいただけない。
「洋服に無頓着な家人でいいから、いてくれたら」と、ちょっと気弱になってます。

彼のアドバイスは、いつもずれている。






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よく言えば若々しい服。
わかりやすく言えば「(昔の)ヤンキーファッション好き」。

なにしろ紫色であれば、とりあえず「イケてる服」になるみたい。
かといって自分がそういう出身ではなく、ただそういう系の女の子が好みのタイプらしい。

私とは全く正反対。

でもそんな趣味が悪い・・、(間違い)趣味が合わない家人ですらいないよりはましなくらい悩んでいるわけです。

この中途半端な季節も原因です。
気分的には「春」のイメージで行きたいのに、今日は強風の上雨交じりですごい寒さ・・・・。

結局、黒のツインニットにスカートに落ち着きました♪


 
2003年03月04日(火) 悪意の不在(BGM:うそ 中条きよし)

春は別れの季節。

卒業、卒園に加え、転勤シーズンでもあります。

幸い家人は今回、転勤は無かった模様。
ここに引っ越して来て、もう三年半。
親子共に親しい友人も出来て、学校や園でもお馴染みさんになることが出来ました。
心情的には「もう少し、ここにいられてよかったぁ〜」です。

でも現実を優先させると、「おしかったなぁ〜」の気持ち。
長男が入学する今が、本当は引っ越しするにはいい時期だと思う。
制服を一通り揃えたあげく、この夏に転勤・・・という可能性が濃厚になったわけだし。
入学時に転入したのなら、新しいクラスでスタートするわけだから友達の輪にとけ込みやすいのに・・・、とかあれこれ考えてしまう。

「お父さん、転勤無かったって」と、子供達に一応報告しました。
下二人はまだ幼稚園児なので、単純に「やったー!お友達とまた遊べる!」とあっさり喜んでいました。

長女はそれを聞くなり、部屋に布団をかぶってふて寝てしまいました。
転校が決まってショック!と言うのならわかるけど、引っ越ししないのになぜ???






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お馬鹿っっっっっ!
あれほど前日まで私は、「まだわかんないよ」って言ったのに!

家人が前日のドライブの途中に「おまえたちこの景色をよ〜く見ておけよ」だの、「今度は一戸建ての家を探そう」だの、「友達とよく遊んでおくんだぞ」とか、間接的にほのめかすから。
信じやすい彼女は父親に洗脳されてしまって、ついお友達に宣言してしまったらしい。

ほろ酔い加減で帰ってきた家人を見る、我が家の女チームの視線が冷ややかだったのは言うまでもありません。


 
2003年03月03日(月) 密室?で二人、三時間も・・(BGM:シング カーペンターズ)

「雛祭り大カラオケパーティー!」と称して、友人(もちろん♀)と二人でカラオケボックスにやっとこやっとこ繰り出した〜♪

ランチとソフトドリンクが付いて、4時間まで980円!
安いわぁ〜。

部屋に入って、しばし歓談。
アイスティーでちょっぴり喉も潤し、準備OK?と二人の視線がからまるや、歌本におもむろに手を伸ばす。

二人とも同じ歳なので、世代が一緒。
知っている歌も共通しているわけで、安心して懐メロが歌えます。

一曲目は前々から歌いたかった「忍風戦隊ハリケンジャー」のテーマ曲。
二曲目は、最近集中練習してマスターしたキンモクセイの「二人のアカボシ」
それに続いて「恋の一時間は孤独の千年」「グッドラック アンド グッバイ」「青春のリグレット」とユーミンを連続で歌う。

友人は「危険な二人」「恋するカレン」「心の旅」「ダンシング・ヒーロ」等々。

最近のヒット曲はコードが5桁なのに、私たちが選ぶ歌はほとんど4桁。
3桁の曲が出たときには、大笑い!

他に歌った曲は「別れの街」(鈴木雅之)、「私の彼は左きき」(麻丘めぐみ)、「君に会うまでは」(浜田省吾)、「ロビンソン」(スピッツ)、他多数。

お迎えの時間があるので、三時間で泣く泣く切り上げました。
お店のお兄さんが「雛祭りなので、女性の方にはアイスクリームのサービスをしております」と、言ってくれたから待っていたのにな。

友達の中には今日の歌のほとんどを知らない一回り下の世代もいて、そういうメンバーだと「みんなが知ってる曲を・・・」と、ついつい気を使ってしまう。
私が一番好きな頃の歌謡曲は、なかなか歌えなくて消化不良になりがち。
やっぱりカラオケは、同年代の友人と行くに限るわぁ〜。
選曲するうちに、だんだんうけ狙い中心になるのが難点ですが。






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2003年03月02日(日) 備えあれば憂いなし?(BGM:太陽がくれた季節 青い三角定規)

先日、長男の友達を昼から預かりました。

「預かる」といっても、6歳児なので手間もかからず一緒に遊んでいるだけなのですが。

幼稚園が終わってからなので、二時過ぎから。
帰ったら早速おやつの催促。
いつもは長男と次男は親分・子分の間柄。
それがお友達が加わると、微妙に力関係のバランスがかわってくるんですよね。

お友達のS君は4歳離れたお姉ちゃんがいて、心優しい男の子。
自分より小さな兄弟がいないので、我が家の末っ子をとても可愛がってくれます。

それに引き替え我が家の暴れん坊将軍長男は、血を分けた弟にとても辛く当たる。
日頃はやられっぱなしの次男ですが、S君という味方がいるのでここぞ!とばかりに強気で兄に挑戦していきます。

猿山の勢力争いを見るようで、観察するのも楽しいです。

S君のお母さんのお迎えがちょっと遅れる、と連絡があったので急遽夕ご飯を一緒に食べることになりました。
まさかこんな展開になるとは思わなかったので、普段通りのメニュー。
わかっていれば、もっとご馳走を作ったのに。






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いつもはだらだら、ちまちまふざけながら食べる子供達ですが、S君と一緒に食べることがうれしくかったらしく、みんな競うようにして平らげてくれました。

S君、家に帰ってからも「おいしかった〜」を連発してくれたらしい。
ありがたや、ありがたや・・・・・。


 
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