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2006年04月30日(日)
弟と新宿で会う

朝、突然弟から電話があって、後楽園で子どもを遊ばせた後、新宿に行くとのこと。センチュリー・ハイアットのロビーで待ち合わせをすることになった。

弟一家は、いつも家族4人勢ぞろいで行動しているのだけれど、今回は姪二人のうち、下の子を連れて二人で来たのでびっくり!お姉ちゃんのほうは、だんだん友だちと遊ぶほうが良くなってきたらしいし、お父さんを煙たがるようにもなってきたというので、典型的な女系家族のパターン。

新宿で買い物をすることになり、弟が結婚記念日のプレゼントを買いたいというので、またまたびっくり!毎年プレゼントは欠かさないそうで、へええ〜!という感じ。うちなんか、全然貰ってないなあ・・・。

夕食を食べて行くというので、子供連れではあったけれど、居酒屋へ。いろいろなものが食べられるから、居酒屋みたいなほうが、子どもにもかえっていいかも、と。そこでアポロ13号も合流して、4人で食事。というか飲んだ。(^^;

今週末には、今度はお母さんとお姉ちゃんと渋谷に買い物に行くそうだ。お父さんはお留守番。あ”−、渋谷ですか。私もそれは嫌だなあ。

ところで、読書中の『ナイト・ウォッチ』が面白くないので、どうしようかと・・・。根本的に作家の問題だろうなと思うけど、面白くないので全然進まない。読む気にならない。ヴァンパイアも出てくるんだけど、うう〜ん。


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2006年04月29日(土)
ゴールデンウィーク9連休

9連休と言っても私が休みというわけではないが、とにかく、また長いお休みが始まったということ。9連休の翌日に、授業があるのがしんどいなあ・・・。

今日は映画でも観に行こうかと言っていたのだが、午後からお天気も悪くなり、あまり出かける気分でもなくなったので、ビールを飲みながら、発売日に届いていたのにまだ観ていなかった「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のDVDを観た。

これまでのハリポタ映画は、必ず何回か劇場に足を運んでいたのだけれど、これだけは1回しか観ていない。アクション的には面白いんだけど、原作で大好きなセドリック・ディゴリーのイメージが、映画では全然違うのがショックだったのだ。

真面目で勤勉で誠実で・・・というのはわかるが、あんな、いつもほっぺを真っ赤にしているような、やわなイギリス人の感じじゃないんだよなあ。クラムも強くてカッコイイはずなのに、なんか馬鹿っぽいし。チョウに至っては、何も言いたくない。

それでも、セドリックが死んじゃうところは、やっぱり泣き。人の良さそうなお父さんも、ほんとに気の毒だし。

ところで、今日マーケットプレイスから届いた、シャーレイン・ハリスの『満月と血とキスと』は、<Southern Vampire Mysteries>というシリーズの1巻目だ。あとから原書の2〜4巻が届く予定。舞台がルイジアナというので買ってみたのだけれど、全然ホラーじゃないみたい。どちらかというとロマンスっぽいのかも?


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『満月と血とキスと』/シャーレイン・ハリス (著), Charlaine Harris (原著), 林 啓恵 (翻訳)
価格: ¥750 (税込)
ユーズド価格:¥199+送料¥340=¥539
(富山市・太陽堂書店)
文庫: 415 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604462 ; (2003/10)
内容(「BOOK」データベースより)
なかなかの美人なのに、人の心が読めてしまうという“障害”のせいで、これまで恋人ができなかったウエイトレスのスーキー。でも、ビルとならうまくいくかもしれない。青白く輝く肌、吸い込まれるような瞳、美しい鼻筋、すべてが魅力的。ただ、彼がヴァンパイアでさえなければ、完璧だった。そう、夜しか“命”を得られず、血に飢えるあまり、殺人さえ犯していなければ…。ヴァンパイアとの恋につきまとう連続殺人事件の驚くべき真相とは。アンソニー賞受賞。


『秘めやかな約束』/ローリ・フォスター (著), Lori Foster (原著), 石原 未奈子 (翻訳)
価格: ¥819 (税込)
ユーズド価格:¥272+送料¥340=¥612
(稲城市・norihayak)
文庫: 373 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789722457 ; (2004/04)
出版社/著者からの内容紹介
25歳のうぶな女性グレイスは、自分の雇い主である老婦人のハンサムな孫ノアに3年前からひそかに思いを寄せていた。ノアはもうじき、彼にふさわしい美女と結婚することになっていた。ところが、ある日、意外なことが起きた。突然、ノアが婚約を一方的に破棄したのだ。周囲から激しく非難される彼をグレイスはただひとり懸命にかばう。が、グレイスの思いを知ったノアが彼女に提案したのは、とても危険で官能的な契約だった……。アメリカの人気作家が描くあまりにも熱く甘いロマンスの世界。


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2006年04月28日(金)
【BOOK CLUB】のお知らせ

◆【BOOK CLUB】課題本

『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち(上)』/リチャード・アダムズ (著), 神宮 輝夫 (翻訳)
単行本: 405 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 評論社 ; ISBN: 4566020886 ; 〔新装版〕 版 上 巻 (1989/09)


『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち(下)』/リチャード・アダムズ (著), Richard Adams (原著), 神宮 輝夫 (翻訳)
単行本: 342 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 評論社 ; ISBN: 4566020894 ; 新装版 版 下 巻 (1989/09)

内容(「BOOK」データベースより)
郡れに追る危機を察知した、11匹の勇敢なうさぎたちが、新天地を求め、危険にみちた放浪の旅にでた―。愛らしくもけなげなうさぎたちの大冒険を描く、話題の傑作ファンタジー。

※上記の本は一例です。文庫版もあります。
※以前に読んだ方の感想も歓迎です。お気軽にご参加ください。
※感想はこちら → http://bany.bz/book/
※【BOOK CLUB】 → http://www.freepe.com/ii.cgi?bookclub


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2006年04月27日(木)
また借りちゃいました!

図書館に予約の本を取りに行ったついでに、また他にも借りてしまい、結局全部で5冊。紀伊国屋のバーゲンで14冊も買ったばかりだというのに、そのまんま箱にしまいこむ羽目に。

その上、たまたまAmazonで吸血鬼のシリーズを見つけたので、思わずそれも注文してしまった。全く節操がない。とはいえ吸血鬼ものって、ありそうで、なかなかないので、見つけた時に入手しておかないと!と思ってしまうのだ。

ま、どうせゴールデン・ウィークもどこにも行かないだろうから、読書三昧の日々でも過ごしましょう。まだ観ていないDVDもあるし、横浜ベイスターズもしばらく神宮に来ないし、この機会に本とDVDを消化しよう。

すごく気になっているのが、「BOOK CLUB」の課題なんだけど、読んでいないのがもう何冊もたまっているので、それも何とかしたい・・・と言いつつ、たぶんすぐには読まない。身近に置いてあるのに、全く手が出ない。いい加減に、そろそろ新しい課題も決めないといけないかなあ?

とにかくPCが思うように使えないので、更新するのが容易じゃないのだ。今のところ、なるべく新しいことはしないようにと思っているし。

ところで、今日借りた『ナイト・ウォッチ』は、先日映画が公開されたのだが、観ようかなと思っていて、すっかり忘れていた。そういえば、ジョニー・デップの「リヴァティーン」も忘れているうちに終わってしまったのかな?身近では、タカシマヤのタイムズスクエア1館だけしかやっていなかったし、あんまり話題にもならなかったし。。。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→5/12)

『わがタイプライターの物語』/ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 96 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105217100 ; (2005/01/28)
内容(「MARC」データベースより)
誰もがデジタルに改宗するなかで、私は最後に1人残った異端の徒のようになっていった。でも気にしなかった…。オースターとオリンピア・タイプライターとの睦まじい関係を綴る本当の話。カラー挿画とスケッチ39点も収録。


『ナイト・ウォッチ』/セルゲイ・ルキヤネンコ (著), 法木 綾子 (翻訳)
単行本: 552 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: バジリコ ; ISBN: 4901784870 ; (2005/11/29)
内容(「BOOK」データベースより)
光と闇の超能力者がお互いを監視し、そのバランスで保たれている人類の平和。いまそのバランスがゆらぎはじめた…。災いをもたらす呪いのじょうごを鎮めよ!「運命の書」を書き換えろ!世界の運命を左右する強大な能力を秘めた少年イゴール、イゴールを狙うヴァンパイア、暗躍する闇の魔術師ザヴロン、偉大な女魔法使いの資質を持つスヴェトラーナ、ナイト・パトロール隊のボス=ゲセル、超能力者であるがゆえ苦悩する青年アントン…。光と闇の「異人」たちのおりなす骨太のドラマが読者を魅了する。世界を震撼させたロシア発バトル・ファンタジー。


『わが手に雨を』/グレッグ・ルッカ (著), Greg Rucka (原著), 佐々田 雅子 (翻訳)
単行本: 427 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4163233601 ; (2004/09)
内容(「BOOK」データベースより)
雨の夜。故郷ポートランドに帰りついたミム・ブラッカを待っていたのは何者かの襲撃だった。監禁され、数時間後に解放されたミム。敵の狙いは何か?バンドから一時帰宅を言い渡され、失意の底にあったミムは、敵が卑劣な罠を仕掛けていたことを知る。ネットに流された盗撮写真―それは地に落ちたミムの名誉に、さらなる汚泥を塗りたくるものだった。かつて母を轢き殺した父の帰還。愛してやまぬ養父母への思い。過去の苦い記億。アルコールに溺れる自分…。すべてを失ったミムは決意する―苦痛に満ちた過去と向き合い、見えざる敵に立ち向かおうと。もう自分には嘘はつくまいと。傷つき、孤独に震える女の苦闘。引き裂かれた親子の再生。タフでリリカルな筆致で描かれる、現代ハードボイルドの俊英の最新長篇。清新な感動をもたらすハードボイルド・サスペンス。


『龍のすむ家(2)氷の伝説』/クリス・ダレーシー (著), Chris D’Lacey (原著), 三辺 律子 (翻訳)
単行本: 406 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812418429 ; 2 巻 (2004/10)
内容(「BOOK」データベースより)
コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間―。小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。ルーシーは龍たちの大好きな雪を降らせて欲しいと願う。晴れていたはずの空からひらひらと小雪が舞う中、ガレスと命名した張本人のデービットは、不思議な思いで大学に向かう。最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、とんでもない課題を出してきた。「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言うのだ!平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う―龍伝説の真実を知りたい、と。その瞬間、運命の歯車がガタンと回り始めた。リズのおばさん・グウィネスが、霊薬をつかさどる龍「グレーテル」を連れて、家にやってくる。なぜか慌てるリズに、グウィネスはリズに子供ができると宣言。デービットは龍の涙を守り続けるシロクマの物語を夢に見始める。謎の教授バーグストローム、デービットに恋する同級生ザナ、新たな龍4匹が加わり、ますます物語は白熱。イギリス生まれの優しく心に残るファンタジー。


『王女グリンダ』/茅田 砂胡 (著)
単行本(ソフトカバー): 509 p ; サイズ(cm): 17
出版社: 中央公論新社 ; ISBN: 4125006660 ; (2000/08)
出版社/著者からの内容紹介
全18 巻をもって完結した〈デルフィニア戦記〉には、幻のプレ・ストーリーが存在する……。一部のファンに囁かれ続けた『デルフィニアの姫将軍』と『グランディスの白騎士』を完全収録。


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2006年04月26日(水)
あらら!な展開

F・P・ウィルスンの『聖母の日』を読み終えた。面白かったけど、あらら!な展開。神様がマリア様を迎えにきて、マリア様が生き返るんだけど、その後、マリア様が全人類に向かってお説教しちゃうってのが、どうもね。

神様も、何もあんな現れ方しなくたっていいんじゃない?という感じだし、ちょっと笑えちゃって、一応ホラーの部類に入れたけれど、全然怖くなかった。でも、死んだ人が生き返るというのは、やっぱり怖いかな?

キリスト教もユダヤ教もイスラム教も仏教も、そんなものは全部やめなさい。神は唯一絶対なのだから、そんな垣根は取り払いなさいというお説教は納得するけど、言ってるのがマリア様でキリストのお母さんなわけだから、キリスト教徒以外には、あんまり効果ないんじゃないかな?

とりあえず荒唐無稽で面白かったけど、2000年前からずっとマリア様の遺骸を守っていたのが、カリオステのユダだったというのにはびっくり!彼は、キリストを裏切ったかどで、死にたくてもずっと死なせてもらえなかったのだ。

そんなところもやっぱりキリスト教の話だ。結局ユダは許されて、マリア様と一緒に天に召されていくんだけど、天てどこ?やっぱり神様は宇宙人じゃないのか?(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『聖母の日(下)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 白石 朗 (翻訳)
文庫: 253 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594027385 ; 下 巻 (1999/07)
内容(「BOOK」データベースより)
ダンとキャリーはNYに着いた老女の遺体を教会の地下に安置した。すると、次々と奇蹟が起きはじめ、次第に世界中を巻き込む騒動となる。司教リッチオも光に包まれた聖母の姿を目撃するが、翌日、体内の癌細胞はあとかたもなく消えていた。教会には癒しを求める人々が押し寄せる。上院議員クレンショーは、死に瀕した息子を救うため、遺体の極秘入手を計画するが…やがて裁きの日が近づき、大いなる力が動きだす―鬼才F.P.ウィルスンが新たなる「千年紀」到来を迎える世界に問う、異色スリラー。


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2006年04月25日(火)
マリア様の遺骸

そういえば昨日、どん底のマスターに、5月13日に開催される春のジャズフェスティバルのチケットをもらった。春は新宿文化センターを丸ごと貸切りでやるのだが、ジャズだけでなく、ZYDECOやブルースもやるので、音楽的には秋よりもこちらのほうが好みなのだ。楽しさから言うと、秋のほうが楽しいんだけれど。

さて、今日上巻を読み終えた『聖母の日』だが、なんとマリア様の遺骸が発見されるという話で、これまたびっくり仰天!ダン・ブラウンのような緻密な内容ではないけれど、死海のほとりの洞窟でマリア様が発見されるというまことしやかな話は、バカバカしいが面白い。

マリア様と言えば、私のイメージは洞窟。なぜかと言うと、卒業したミッションスクールの庭に、ルルドの洞窟のマリア様があったからだ。カトリックなので偶像崇拝OKだから、生徒へのご褒美は、必ずイエス様やマリア様の絵か、メダルだった。規律の厳しい学校で、アクセサリーの類は一切ダメだったが、そのメダルをつけるのだったら、ペンダントをしても良かったのだ。

というわけで、マリア様にはかなり馴染みがある。覚えているお祈りも、天使祝詞という「めでたしせいちょう満ち満てるマリア・・・」というあれだけ。

かといって、キリスト教の信者ではないから、今マリア様の遺骸を目にしたとしても別に全然感動はしないだろうけど、へええ〜という感じだけはするかも。シスターの中には、フランシスコ・ザビエルの手(ミイラよ、もちろん!)に接吻できて死ぬほど感動したという人もいたけれど。。。

ただし、キリスト教を信じていないとはいえ、「マリア」と呼び捨てにはできないかな?神の子の母というより、普通に立派なお母さんだと思うし、そういう意味で尊敬に値する。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『聖母の日(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 白石 朗 (翻訳)
文庫: 346 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594027377 ; 上 巻 (1999/07)
内容(「BOOK」データベースより)
1996年、湾岸戦争のさなかにイラクのミサイルがイスラエルの砂漠に落ち、洞窟が現れた。神父ダンとシスター・キャリーは、偶然手に入れた古文書をもとに聖母マリアが眠るという洞窟を探し当て、老女の遺体をNYの教会に移送する。その頃、末期癌に侵されたヴァチカンの司教リッチオは、奇蹟現象を探し求め世界各地を巡り歩いていた。エイズ患者の息子を持つ次期大統領候補クレンショーもまた、あらゆる奇蹟を血眼で探していた―F・P・ウィルスンが女性名義メアリ・E・マーフィーで発表した、壮大な世紀末ホラー。


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2006年04月24日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(2)

早稲田授業2回目。山手線がストップしていて、クラスの人から「間に合わないかもしれないのでよろしく」とメールが入った。私はいつも歩いていくので電車は関係ないけれど、皆来れないのかな?と思っていたら、特別大きな影響はなかったみたい。そんなことがあったにもかかわらず、近藤先生の授業は満員。

今日の授業内容は、ユダヤ人迫害の歴史。ユダヤ人を最も迫害したのがキリスト教。そもそもキリストだってユダヤ人で、ユダヤ教徒だったのに。というか、ユダヤ教徒だからユダヤ人なんだけれど・・・。

キリスト教によるユダヤ人迫害が下火になったのは、ヒトラーのおかげというのも皮肉なものだ。それでもヨーロッパでは、いまだにユダヤ人を内心快く思わないという風潮があるらしい。

その証拠に、たまたま今日会ったドイツ人に、ユダヤの勉強をしていると言ったら、そんなことが何かためになるのか?と言われた。以前、まだ差別があるのか?と聞いたら、そんなことはないと言っていたのに。

帰りにどん底に寄ったのだが、お客のTさんが、葉巻のCOHIBA(シュワちゃん愛用の葉巻のシガレットタイプのやつ)を吸っているのがすごく嫌だった。オープンなところならいいけれど、そうでないと、結構クセのある匂いだから、服とか髪の毛に全部ついてしまって困るのだ。なんであんな所で葉巻を吸うかな?

Amazonで「ハリポタ4」のDVDを買ったら、おまけのボールペンがついていなかったと言ったら、どん底のさんせ君が「僕が買ったらあげますよ」と言ってくれた。優しいな、さんせ君は。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF

『ディープサウス・ブルース』/エース・アトキンス (著), Ace Atkins (原著), 小林 宏明 (翻訳) ¥400
(★割引券 −¥50)
文庫: 580 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 小学館 ; ISBN: 4094054413 ; (2004/03)
内容(「BOOK」データベースより)
元プロフットボール選手ニック・トラヴァーズは、引退して南部音楽史で博士号を取り、ミシシッピ州の大学で教授として教鞭をとっていた。ある日、母親と慕っていた女性から、三十年以上前に失踪した弟クライドを捜してほしいと相談を受ける。クライドは一九六〇年代に活躍した伝説のブルースシンガーで、身重の妻を何者かに殺害されて姿を消していた。手がかりを求めてメンフィスへ行ったニックが暴漢に襲われている女性を助けたことから、事件は意外な展開を見せる―。人種差別渦巻くアメリカ南部の暗い過去と現代が結ばれ、苦味と共感を呼ぶ異色作。


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2006年04月23日(日)
紀伊国屋洋書バーゲン最終日

昨日の野球観戦後、祝杯もなくまっすぐ家に帰ったので、不完全燃焼、欲求不満。なので、今日は紀伊国屋の洋書バーゲンに行って、買い漁って来た。結局今回のバーゲンでは14冊購入。これでも昔に比べれば、だいぶ少なくなった?

時間はまだまだあるというのに、採取日なものだから、紀伊国屋のオニイチャンがそわそわと片付けはじめていて、すごく目障り。残業したくありません光線がひしひしと感じられて、嫌な感じだった。

紀伊国屋って、普段から感じ悪いんだけど、今日はすごく感じ悪かった。オニイチャンが睨みつけるので、自分は何かいけないものでも見てるんじゃないかと錯覚するほどだった。

というわけで、以下バーゲンの成果。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン(2)

The Summer I Dared/Barbara Delinsky (著) ¥1,263→¥420
マスマーケット: 491 p ; 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0743469852 ; Reprint 版 (2005/06/28)
※縦長サイズのマスマーケット版


44 Cranberry Point/Debbie Macomber (著) ¥968→¥420
マスマーケット: 377 p ; 出版社: Mira Books ; ISBN: 0778320731 ; (2004/09)


Blackbird House/Alice Hoffman (著) ¥1,323→¥420
ペーパーバック: 240 p ; 出版社: Vintage ; ISBN: 0099453878 ; (2005/07/07)


That Certain Age/Elizabeth Buchan (著) ¥1,428→¥420
ペーパーバック: 384 p ; 出版社: Penguin Books Ltd ; ISBN: 0141009802 ; (2004/07/15)


Islands/Anne Rivers Siddons (著) ¥963→¥420
マスマーケット: 465 p ; 出版社: Harper Torch ; ISBN: 0061032050 ; Reprint 版 (2005/01)


Dark Horse/Tami Hoag (著) ¥1,031→¥420
マスマーケット: 557 p ; 出版社: Bantam Books (Mm) ; ISBN: 0553583573 ; Reprint 版 (2004/06)


Always (Forever Trilogy)/Jude Deveraux (著) ¥1,014→¥420
マスマーケット: 390 p ; 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0743479017 ; (2004/10)


The Coalwood Way/Homer H. Hickam (著) ¥894→¥420
マスマーケット: 360 p ; 出版社: Dell Island Books ; ISBN: 0440237165 ; (2001/09/04)


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2006年04月22日(土)
横浜×ヤクルト@神宮(2日目)

昨日のリベンジ!とばかりに、今日も神宮で野球観戦。今日も寒かったが、外野の下のほうだったし、熱狂的な応援団の近くだったから、昨日よりはいくらかまし。

昨日は、私が座ってる近くにファウルボールが二回も飛んできた。周りに人もいなくて、取ろうと思えば絶対に取れたとは思うんだけど、いい年のオジサンが必死になって二個とも取ってしまった。でも、実は私も欲しかった!

一度は立ち上がったのだが、皆の注目の的だし、転んだりしたら恥ずかしいと思って、諦めちゃった。でもあれ、クルーンが投げて、岩村が打った球だったんだよね!やっぱ転んでも欲しかった!

で、今日は11対6で横浜やっと勝った!最下位脱出!おめでとう!最下位でない期間がどれくらい続くのか、先行きはあんまり明るくないけど、とにかく今日は応援した甲斐があった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『体内兇器』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 猪俣 美江子 (翻訳)
単行本: 402 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152081058 ; (1997/09)
内容(「BOOK」データベースより)
大規模な医療改革を目指す委員会に名前をつらねる二人の議員が、連続して不審な死を遂げた。一人は自動車事故で、もう一人は高層ビルから転落して…もし事件がそこで終わっていれば、すべてはたんなる偶然と片づけられていたにちがいない。が、またもや同じ委員会のメンバーが、今度は不可解な発作を起こして重体に陥ってしまった。しかも三人の共通点は、同じ委員会のメンバーであるだけではなかった。かつて天才外科医として名を馳せた医師ラズラムの手で、全員が美容整形手術を受けていたのだ。連続する事件の背後にいるのはラズラムなのか? もしそうなら、彼はどんな手を使って議員たちを死にいたらしめているのか?ラズラムの助手として働く内科医ジーナは、恩師でもある彼の挙動に不審を抱き、友人のFBI捜査官ジェリーとともに事件の謎を追うが。


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2006年04月21日(金)
横浜×ヤクルト@神宮

今年初めての野球観戦。今回の試合を逃すと、パリーグとの交流戦の間、横浜ベイスターズは全然東京に来ない。神宮には8月末まで来ない。交流戦もいいけど、長すぎ!こんなところに思わぬ弊害がある。

にしても、風が冷たくて寒いよ今日は!

横浜、7回まで4対1で勝っていたし、珍しく8回からクルーンが出たので、今日は間違いなく勝つ!と思っていたら、一挙に4点とられて逆転負け。

んもう、極寒の中を凍えながら応援してたのに、ふざけるなよ〜!

(ノ-_-)ノ~┻┻

今年の横浜は、弱くて、弱くて、弱すぎて、もう話にならない。クルーンで打たれたのでは、他にどうやって勝つんだ?って感じ。


◆Amazon─DVD

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 通常版
価格: ¥2,235 (★Amazonギフト券 −¥201)
出演: ダニエル・ラドクリフ, ルパート・グリント, その他
監督: マイク・ニューウェル
DVD (2006/04/21)
ワーナー・ホーム・ビデオ - ASIN: B000EPFDMQ

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メガヒットファンタジーの第4作は、青春ドラマとしての側面が色濃くなり、より大人も楽しめる仕上がりになった。クィディッチ・ワールドカップを観戦しに来たハリーだが、夜空に「闇の印」が浮かび人々は混乱。ホグワーツ校で開催される「三大魔法学校対抗試合」では、選手を決める「炎のゴブレット」が、17歳以上という資格にもかかわらず、14歳のハリーを選出するのだった。

体長9mものドラゴンや、水中での大救出など、対抗試合の場面は想像を超えるリアル感とスケールで映像化された。個性的な制服をまとった他校の生徒や、ついに現れる宿敵ヴォルデモートの姿もシリーズファンにうれしい限り。監督は、シリーズ初のイギリス人であるマイク・ニューウェル。ハリーの初恋、ロンとの確執、嫉妬されるハーマイオニーなど、ドラマ部分をしっかり描きながら、原作以上に「友情」というテーマをくっきり浮かび上がらせる。ラストシーンで主人公3人が語り合うセリフは、しみじみと感慨深い。(斉藤博昭)


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2006年04月20日(木)
テキーラ・ショットガン

今日DMXに行ったら、初めて会った人に話しかけられ、ずっとその人がひとりでしゃべっていて疲れた。やっと帰ったなあ〜と思ったら、今度は全然退屈で面白くなくなってしまい、嫌になっちゃった。私も一応客なんだがなあ・・・。

先に帰ったそのお客さんが1杯どうぞと言ってくれていたので、テキーラを頼んで、ショットガンで一気飲みしてさっさと帰ってきた。

いわゆるソーダを入れたショットガンじゃないんだけど、塩とレモンを入れ、手の平で蓋をして、カウンターにガン!と叩きつけて混ぜる。それを私は勝手に私的ショットガンと呼んでいる。ソーダが入っているのは好きではないし。

テキーラはチビチビなめているとおいしくないけど、一気飲みするとなぜかおいしい。気分もすっとする。飲みすぎ注意だけど。。。カッコつけて潰れていたのでは、話にならない。一気飲みしちゃったら、その場は去るのが得策。

それからHAVANAに行き、沢口君にキューバのおみやげ(お決まりのホテルのボールペンコレクション)をもらって、どん底とハリソンバーにはしご。今日はラダー4だった。


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2006年04月19日(水)
ヴィゴ・モーテンセン映画第三弾!

Amazonから、ダイアン・レイン主演の映画「オーバー・ザ・ムーン」のDVDが届いた。ダイアン・レインというより、ヴィゴ・モーテンセン出演作第三弾だ。

解説を見ていて、あれ?と思った。これ見たことある!

1999年に作られた映画だけど、その年にバハマに行く飛行機の中で見た。

ダイアン・レインと熱いラブシーンを演じるのがヴィゴなんだけど、その時は全然わからず(「指輪」から好きになったんだから当たり前!)、それどころか、全く興味も持たなかった。やっぱり役って重要なんだな。顔だけで売れるわけじゃないんだなあ。

ヴィゴって、それまではこの映画とか「インディアン・ランナー」の役のイメージだったんだろうと思うんだけど、「ロード・オブ・ザ・リング」の孤高で高潔で強いイメージがはまり役だったとは、本人も思っていなかっただろうな。

もっとも、「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンは、トールキンのキャラクター設定がいいわけで、私なんかは、このキャラに恋してるわけで、アラゴルンを誰がやるのかというのは、ハリー・ポッターを誰がやるのかなんてことよりも、かなり重要なことだった。

アラゴルン役で好きになって、ヴィゴの映画をいろいろ見てるわけだけど、逆じゃなくて良かったなと、心から思っているところ。

さて、図書館で借りたF.P.ウィルスンの『密閉病室』を読み終えた。さすが本業(?)医者だよねと思う話だけど、なんともえげつない話だなあ。ていうか、怖い!ある意味ホラーかも。これを読みながら、ものは食べられない。面白かったけど。(^^;

何がえげつないかを書いてしまうと、もろにネタバレになってしまうので書けないのだが、ひとつだけ疑問がある。手足が全く動かせない麻酔薬って、脳は麻痺しないの?というか、眠ってしまうんじゃないのかなあ?と思うのだが、どういうわけかこの本では、脳は覚醒しているらしい。よくわからないが、都合が良すぎるんじゃないか?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『密閉病室』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 岩瀬 孝雄 (翻訳)
単行本: 333 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152079886 ; (1996/01)
内容(「BOOK」データベースより)
クイン・クリアリーは医師になりたかった。しかし、家が裕福ではない彼女にとって夢がかなう唯一の道は、イングラム医科大学に合格することだった。イングラムは製薬会社関連の財団が設立した大学で、全米から選ばれた優秀な学生が、無料で教育を受けることができた。補欠ですべりこんだクインは、有頂天で新生活に飛びこんでいく。だが、彼女は奇妙なことに気づきはじめた。クラスメイトたちが、医学倫理を受け持つオールストン教授の理論とまったく同じ―将来、限りある医療資源を分配するのに、その人間の社会的価値によって差をつけるべきだという―考え方をするようになってきたのだ。正義感の強いクインは反発するが、彼女と同意見だったボーイフレンドのティムまで、オールストンの思考様式に染まりはじめた。クイン以外に、その考え方に疑問を覚える者がひとりもいないのはなぜか。やがて、寄宿舎のティムの部屋で盗聴器が発見され、彼の姿が消えた。いたれりつくせりの医学部のキャンパスをひそかにおおう悪夢―屈指のストーリー・テラーによる医学サスペンス。


◆Amazon─DVD

「オーバー・ザ・ムーン」 ¥1,350
《監督》 トニー・ゴールドウィン
《脚本》 パメラ・グレイ
《製作》 ニール・コーニズバーグ ダスティン・ホフマン トニー・ゴールドウィン ジェイ・コーエン
《出演》 ダイアン・レイン ヴィゴ・モーテンセン リーヴ・シュライバー アンナ・パキン トヴァ・フェルジュ
DVD (2006/04/19)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント - ASIN: B000E8N9ZQ
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
忙しい夫と平凡な毎日に満たされないでいた主婦・パールは、アポロの月面着陸の日、キャンプ場で魅力的な男性と出会う。ダスティン・ホフマンも製作に関ったラブロマンス。


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2006年04月18日(火)
F.P.ウィルスンのシリーズ外

マーケットプレイスからF.P.ウィルスンの本が届く。これは<始末屋ジャック>シリーズでも<ナイトワールド・サイクル>シリーズでもない。今読んでいるのもウィルスンのシリーズ外の本だが、そちらはミステリで、こちらはホラーかな?こっちのほうが面白そうだ。

なんだかんだ言ってもウィルスンには結構はまっていて(他に面白いホラー作家がいないからだが)、いつの間にか、かなりの冊数を読んでいる。

<ナイトワールド・サイクル>シリーズで、唯一入手できなかった『触手(タッチ)』が、マーケットプレイスに出ていたのだけれど、もともと入手しにくい本のせいか、定価よりもずっと高くなっている。買おうかどうしようか、迷い中。

どうしても欲しいというわけでもないのだが、シリーズの中でひとつだけ読んでいない本があるというのも気持ちが悪いのだ。でも、文庫2冊に何千円も出すというのも馬鹿らしい気がするし。BOOK・OFFだったら本の価値も何も関係ないからきっと安いだろうが、残念ながら見かけたこともない。

借りられるものなら借りて読んでもいいくらいなのだが、図書館にも置いていない。やっぱり買うしかないのかなあ・・・。


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『聖母の日(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 白石 朗 (翻訳)
価格: ¥720 (税込)
ユーズド価格:¥1+送料¥340=¥341(徳島県・高原書店) 
文庫: 346 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594027377 ; 上 巻 (1999/07)
内容(「BOOK」データベースより)
1996年、湾岸戦争のさなかにイラクのミサイルがイスラエルの砂漠に落ち、洞窟が現れた。神父ダンとシスター・キャリーは、偶然手に入れた古文書をもとに聖母マリアが眠るという洞窟を探し当て、老女の遺体をNYの教会に移送する。その頃、末期癌に侵されたヴァチカンの司教リッチオは、奇蹟現象を探し求め世界各地を巡り歩いていた。エイズ患者の息子を持つ次期大統領候補クレンショーもまた、あらゆる奇蹟を血眼で探していた―F・P・ウィルスンが女性名義メアリ・E・マーフィーで発表した、壮大な世紀末ホラー。


『聖母の日(下)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 白石 朗 (翻訳)
価格: ¥680 (税込)
ユーズド価格:¥1+送料¥340=¥341(徳島県・高原書店) 
文庫: 253 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594027385 ; 下 巻 (1999/07)
内容(「BOOK」データベースより)
ダンとキャリーはNYに着いた老女の遺体を教会の地下に安置した。すると、次々と奇蹟が起きはじめ、次第に世界中を巻き込む騒動となる。司教リッチオも光に包まれた聖母の姿を目撃するが、翌日、体内の癌細胞はあとかたもなく消えていた。教会には癒しを求める人々が押し寄せる。上院議員クレンショーは、死に瀕した息子を救うため、遺体の極秘入手を計画するが…やがて裁きの日が近づき、大いなる力が動きだす―鬼才F.P.ウィルスンが新たなる「千年紀」到来を迎える世界に問う、異色スリラー。


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2006年04月17日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(1)

本日より早稲田の授業開始。

しばらく前からウォーキングは始めていたけれど、昨年の後期は授業を取っていなかったため、早稲田に行くのは久々だから、歩くのに違和感を感じる。でも、近藤先生の授業はメンバーもだいたい同じで、半年のブランクがあるとは思えなかった。見慣れた手書きの資料だし。

去年の授業よりも今年のテーマのほうが私の目的には沿っているので、興味も津々。ユダヤ人とは何か?という最も基本的なことから入って、何となくもやもやしていたところが晴れた感じ。

ユダヤ人とは民族ではなく、ユダヤ教徒である。

当たり前のことのようだが、つい民族かと勘違いする場面もあるわけで、こうはっきり言ってもらえると、今更のようにそうだったのか!と納得。

近藤先生も相変わらずお元気で、授業内容も面白かったんだけど、うしろに座った人が、いちいち先生の言うことに相槌を打ち(相槌どころじゃなくて明らかに対話してる!)、うるさいな〜と思っていたところ、斜めうしろの人が「静かに!」と言ってくれたので、いくらかましになった。

授業の後トイレに行ったら、その対話してた人が憤慨していて、面白い話に笑っちゃいけないの?とか言っていた。笑ってる程度なら、誰も何も言わないって!本人に自覚症状がないのが怖い。


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2006年04月16日(日)
ゴスペル

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読了。プロットがほんとに『ダ・ヴィンチ・コード』とそっくりで、面白いんだか、面白くないんだか・・・って、面白かったんだけど、どうしても『ダ・ヴィンチ・コード』と重なってしまうので、この作品自体がどうなのかというと、よくわからない。

それより、一番最初に読んだ『デセプション・ポイント』は、『ダ・ヴィンチ・コード』の後の作品かと思っていたのだが、実はそれより前、『天使と悪魔』の後の作品だったと今頃知ったのがショック。<ってほどでもないか。

ロバート・ラングドンシリーズではないから、キリスト教がどうのとか、美術品がどうのという話ではない。そんなに面白くはなかったかな?と当初思ったけれど、今考えると、ラングドンシリーズとは全然違っていたから、それはそれで面白かったのかな。読んだときにはシドニー・シェルダンみたいだと思った覚えがある。

ダン・ブラウンの本でキリスト教に染まったわけではないが(とはいえ私はミッションスクール卒だ)、急にゴスペルが聞きたくなって、図書館に行ったついでにゴスペルのCDを借りてきた。

図書館だから、クリスマスのものしかなくて、なんだか時期はずれだと思ったが、そもそもキリスト教の歌なんだから、クリスマスのものでも全然OKじゃないかと。

エルヴィス・プレスリーがゴスペルを歌っているのは有名なので、それも借りてみたけれど、やっぱり私はエルヴィスは好みではないなぁ。まだ全部聴いたわけではないんだけれど、エルヴィスの声がきれいすぎて、あまり好きでないのと、ゴスペルはやはり黒人でないと魂が伝わってこないような気がして。

それと、今日借りたF.ポール・ウィルスンの本は、<始末屋ジャック>シリーズでも、<ナイトワールド・サイクル>シリーズでもない。それぞれ単独のもの。医学サスペンスは、本業(?)が医者であるウィルスンが、最も得意とする内容ではないだろうか。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『天使と悪魔(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 249 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914576 ; 下 巻 (2003/10/31)


◆図書館貸し出し(→4/30)

『密閉病室』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 岩瀬 孝雄 (翻訳)
単行本: 333 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152079886 ; (1996/01)
内容(「BOOK」データベースより)
クイン・クリアリーは医師になりたかった。しかし、家が裕福ではない彼女にとって夢がかなう唯一の道は、イングラム医科大学に合格することだった。イングラムは製薬会社関連の財団が設立した大学で、全米から選ばれた優秀な学生が、無料で教育を受けることができた。補欠ですべりこんだクインは、有頂天で新生活に飛びこんでいく。だが、彼女は奇妙なことに気づきはじめた。クラスメイトたちが、医学倫理を受け持つオールストン教授の理論とまったく同じ―将来、限りある医療資源を分配するのに、その人間の社会的価値によって差をつけるべきだという―考え方をするようになってきたのだ。正義感の強いクインは反発するが、彼女と同意見だったボーイフレンドのティムまで、オールストンの思考様式に染まりはじめた。クイン以外に、その考え方に疑問を覚える者がひとりもいないのはなぜか。やがて、寄宿舎のティムの部屋で盗聴器が発見され、彼の姿が消えた。いたれりつくせりの医学部のキャンパスをひそかにおおう悪夢―屈指のストーリー・テラーによる医学サスペンス。


『体内兇器』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 猪俣 美江子 (翻訳)
単行本: 402 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152081058 ; (1997/09)
内容(「BOOK」データベースより)
大規模な医療改革を目指す委員会に名前をつらねる二人の議員が、連続して不審な死を遂げた。一人は自動車事故で、もう一人は高層ビルから転落して…もし事件がそこで終わっていれば、すべてはたんなる偶然と片づけられていたにちがいない。が、またもや同じ委員会のメンバーが、今度は不可解な発作を起こして重体に陥ってしまった。しかも三人の共通点は、同じ委員会のメンバーであるだけではなかった。かつて天才外科医として名を馳せた医師ラズラムの手で、全員が美容整形手術を受けていたのだ。連続する事件の背後にいるのはラズラムなのか? もしそうなら、彼はどんな手を使って議員たちを死にいたらしめているのか?ラズラムの助手として働く内科医ジーナは、恩師でもある彼の挙動に不審を抱き、友人のFBI捜査官ジェリーとともに事件の謎を追うが。


◆CD貸し出し(→4/30)

「クリスマス・ピース─キャロル&ゴスペル・バラード」/エルヴィス・プレスリー
CD (2003/11/26)
ディスク枚数: 2
BMG JAPAN - ASIN: B0000QWXFY
Amazon.co.jp
1954年のデビュー以来“キング・オブ・ロックンロール”と呼ばれ、21世紀においてもジャンキーXLやポール・オークンフォールドによるリミックスが世界的なヒットとなるなど、1977年にこの世を去ってからも(生存説もあるが)衰えることのない人気を誇るエルヴィス。彼が残したクリスマス・ソング全曲とゴスペル・ソングの数々を収めたのが本作だ。スタンダードありオリジナルあり、1枚を「クリスマス」、もう1枚を「ピース」と分けた2枚組で、聖夜を祝うだけでなく、1年を通じて楽しめる心暖まるバラード・アルバムに仕上がっている。(山崎智之)


「ゴスペル・クリスマス」/オムニバス
Pヴァイン・レコード - ASIN: B00005EKJE

曲目リスト
1.もろびとこぞりて(チャールズ・テイラー)
2.たがいによろこび過ごせこの日(キャラヴァンズ)
3.山に登りて告げよ(スワン・シルヴァートーンズ)
4.星を見よ(パタースン・シンガーズ)
5.ホワイト・クリスマス(オリジナル・ファイヴ・ボーイズ・オブ・アラバマ)
6.オー・ホーリー・ナイト(ジェリー・バトラー)
7.聖しこの夜(スワン・シルヴァートーンズ)
8.キリストが生まれた日(パタースン・シンガーズ)
9.天には栄え(オリジナル・ファイヴ・ボーイズ・オブ・アラバマ)
10.クリスマスのメッセージ(チャールズ・テイラール)
11.聖母のみどり児(ゴスペル・クレフス)
12.聖しこの夜(ジェリー・バトラー)


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2006年04月15日(土)
28DAYS

ヴィゴ・モーテンセン映画第2弾として、サンドラ・ブロック主演の 「28DAYS」 を観た。あれ?サンドラ・ブロックってこんな顔だったっけ?

アル中のサンドラが、更生施設で28日間を過ごすという話なのだが、ヴィゴはその施設にやってきたヤク中のプロ野球選手という設定。二人はのちに結ばれてハッピーエンドになるのかな?と思いきや、単にそこで出会った人の一人というだけで終わってしまう。

ヴィゴの役にはあまり納得できなかったけど、この間見た 「インディアン・ランナー」 よりはすんなり受け止められた。「インディアン・ランナー」も話的にはいいんだけど、ヴィゴの全裸は見たくなかったよ。

やっぱり、ヴィゴは 「ロード・オブ・ザ・リング」 のアラゴルン役が一番いい。というか、それ以外は納得できなくなっている。もっとも、それはアラゴルンというキャラクターが好きだからなんだけれども。 「オーシャン・オブ・ファイヤー」 もいいけれど、とにかくああいう高潔な役がいい。

役者としては、いろんな役をやったほうがいいんだろうけど、個人の好みとしては、アラゴルン以外にないなって感じ。あともうひとつDVDが届く予定ので、一応楽しみではあるんだけど、変な役だったら嫌だなあ。


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2006年04月14日(金)
天使と悪魔

ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』の前の作品『天使と悪魔』を読んでいるのだが、これって、プロットが『ダ・ヴィンチ・コード』と全く一緒なんだね!

もちろん内容は違うんだけれども、もう次がどうなるか見えてしまう。こちらのほうが先に書かれたのだから、こっちが基本になっているんだろうけど、にしても、あまりにも似すぎ。場所とか問題になる謎が違うだけって感じ。

こちらの主人公も『ダ・ヴィンチ・コード』の主人公と同じロバート・ラングドンなのだが、ヨーロッパを舞台にした事件に、なんでわざわざアメリカ人の学者が呼ばれるんだろうなあ・・・と、前回同様不思議だわ。

ハーバードの教授というのが重要なんだろうか?どうしてオックスフォードじゃダメなんだろう?作者がアメリカ人だからというのもあるけど、内容的にはほとんどがヨーロッパで動いている事件なわけだし・・・。ま、どうでもいいけどね。

いよいよ下巻に行くわけだけど、先に読んだアポロ13号が、「下巻に行くの?犯人は○○だよ」と言ってくれちゃってるから、楽しみも何もあったものじゃない。というか、だいたいそんなところだろうなと察しはついているんだけど、マジで犯人言ってるわけ?それとも引っ掛けてるの?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『天使と悪魔(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 343 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914568 ; 上 巻 (2003/10/31)

From Publishers Weekly
科学力を駆使するテロリストとバチカン市国の枢機卿が対決するという、入念に練られたプロットに手に汗握るスリラー。そして、バチカンを巡る陰謀にハイテク劇。反物質を発見した科学者のベトラ博士が、他殺体となって発見された。その胸には、「イルミナティ(光明会)」というなぞめいた言葉の焼き印が。そこで、ハーバード大学で宗教的象徴を専門とするロバート・ラングドンは、スイスの捜査研究所から調査を依頼される。イルミナティとは、ルネサンス期の科学者のグループで、ガリレオもその一員だった。ガリレオはローマ教皇の迫害を避けて、新しい考えをローマで秘密裏に討論していた。すでに過去のものとなった会と、ベトラ博士の死には、いったいどんな関係があるのだろうか。ベトラ博士の娘ビットーリアは、恐ろしい事態に気づいた。ものすごい破壊力を秘めた反物質を密閉した真空のフラスコの所在が不明で、バッテリーを充電しなければ、6時間以内に爆発してしまうのだ。

その直後、ローマ教皇庁護衛隊のスイス護衛兵が、反物質がバチカン市国に隠されているという事実を発見する。そこでは新しい教皇を選出する選挙会が始まっていた。ビットーリアとラングドンは反物質を取り戻そうと奔走する。有力な教皇候補4名が行方不明という事態が発覚して、ようやくふたりはバチカンへ入ることを許された。枢機卿を誘拐したテロリストは電話で、遠い昔のイルミナティに関係する手掛かりとひきかえに、殺人の猶予をほのめかした。一方、救世主を狂信的に信奉する邪悪なバチカンの一部が、テロリストと結託している事実が明らかになる。枢機卿を救いだし、反物質を爆破させずに取り戻そうと奮闘するラングドンとビットーリア。その追跡劇を、『Digital Fortress』の著者ダン・ブラウンは、メディチ家を思わせる名士を邪悪な人物に仕立て、ミシュランの観光ガイドそのもののローマの街を舞台に、めまぐるしくスピード感あふれる筆致で描いている。設定にやや無理が感じられるが、一筋縄でいかないストーリー展開に衝撃の数々を織りまぜて、最後に明かされる驚きの真実まで一気に読者を引き込む作品である。


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2006年04月13日(木)
DMX通し

今日はDMXに行ったところ、帰るタイミングがなくて、ずっと通しでいてしまった。普通なら、この時とばかりにラダー5とか梯子をするんだけど、途中で大雨になったりしたこともあって、結局居座ってしまった。

今度こそ帰ろうと何度目かに思ったとき、スペイン料理店のカルロスさん(日本人)が来て、また帰れなくなって・・・。そのカルロスさんが、見知らぬマレーシア人を二人連れてきた。

彼らは英語なんだけれども、その彼らとフレディ・マーキュリー似のお客(これは日本人だが)が英語でしゃべっており、なぜかカルロスさんとフレディも英語でしゃべって、できればスペイン語のほうがいいとか言ったりして、誰が何人で、ここはどこなの?という感じだった。


◆Amazon─Music CD

On the Trail [Best of] [from US] [Import]/Frankie Laine ¥2,676
CD (1994/06/27)
オリジナル盤発売日: 1990
Bear Family - ASIN: B000001AWE
(★プレゼント用)




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2006年04月12日(水)
紀伊国屋洋書バーゲン初日

午前中で雨も止んだので、当初の予定なら喜んで紀伊国屋のバーゲンに出向くところだが、昨日からてっきり雨だと思い込んでおり、すっかりテンションも下がっていたので、行こうかどうしようかと悩む羽目に。

さんざんうだうだした挙句、やっぱり行くことにして、夕方化粧もせずに、急いで飛んでいった。成果は以下の通り。考えたら、今日を逃すと週明けまで行けそうにもないので。

今回は新宿南店の3Fと6Fに場所が分かれていて、今日は時間がなかったので(早く行けばいいのに!)、3Fだけしか行けなかった。推測するに、6Fのほうには児童書とか大判の本などがあるのでは?と思う。大判の本は、その場では欲しいと思って買っても、結局読まなかったりするので、見ないほうが得策かも。

とあるブログで3ヶ月続けて商品券が当たったので、それを使えて大いに助かった。1回1回は些細な金額でも、溜めるとそれなりに役に立つ。ちなみに、バーゲン会場がタカシマヤだったなら、タカシマヤのお買い物券も使えたのになあ・・・。紀伊国屋とタカシマヤで、何か揉め事でもあったのかな?と邪推。

今日購入した本の中で、サンドラ・ブラウンのはちょっと変わった本。先日、紀伊国屋のプロパーで、縦長のマスマーケット版(横はマスマーケットと同じだが、縦が長くてトレード版くらいある)があるのを見て、こんなのが出てるのかと思っていたのだが、その中にサンドラ・ブラウンの本があった。

それがたまたまバーゲンにも出ていたので、思わず買ってしまった。読みごこちはどうよ?という興味本位。縦長本にはジョン・ダニングの新刊もあったので、本当はそれが欲しかったのだけど、そちらはあいにくバーゲンには出ていなかった。期間中にまた行くつもりなので、次回に期待。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン

White Hot/Sandra Brown (著) ¥1,284→¥420
マスマーケット: 579 p ; 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0743466764 ; Reprint 版 (2005/07/19)
※縦長サイズ


The Shop On Blossom Street/Debbie Macomber (著) ¥936→¥420
マスマーケット: 408 p ; 出版社: Mira Books ; ISBN: 0778321606 ; Reprint 版 (2005/05)


The Tenko Club/Elizabeth Noble (著) ¥1,428→¥420
ペーパーバック: 437 p ; 出版社: Coronet Books ; ISBN: 0340827742 ; (2005/01)


Full Bloom (Full)/Janet Evanovich (著), Charlotte Hughes (著) ¥980→¥420
マスマーケット: 344 p ; 出版社: St Martins Mass Market Paper ; ISBN: 0312934300 ; (2005/04/05)


Blindside/Catherine Coulter (著) ¥1,023→¥420
マスマーケット: 352 p ; 出版社: Jove Pubns ; ISBN: 0515137200 ; Reprint 版 (2004/07)


Blow Out: An FBI Thriller/Catherine Coulter (著) ¥980→¥420
マスマーケット: 356 p ; 出版社: Berkley Pub Group (Mm) ; ISBN: 0515139254 ; Reprint 版 (2005/03)

(★JCBギフトカード −¥2,000)


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2006年04月11日(火)
春の嵐

春の嵐とかで、昨日から雨降りでうっとうしい。明日は待ちに待った紀伊国屋の洋書バーゲン初日なのに、また雨みたい。雨だと行く気もそがれる。せっかく買った本が濡れてしまったら困るし。

今回は1週間以上あるので、なにも無理して明日行かなくてもいいんだけど、1年間(以上)ずっと楽しみに待ってたのにぃ〜!という感じ。マジで神様って意地悪だ。何かやろうとすると雨。この分では、来週の授業の初日も雨かな?

さて、ようやくダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読み始められるのだが、アポロ13号がまだ下巻を読んでいるので、その前に長野まゆみの本で調節。途中で待たされるようなことになったらイライラしてしまうから。かといって、返却日もせまってくるから、そうのんびりもしていられない。

でも、長野まゆみの『月の船でゆく』も結構面白かった。この人の本は、不思議な話だなと思うと、実は猫でしたというのが多いような気がするけど、この話もそうなのかな?と思わせつつ、実は・・・というもの。よく考えると、ちょっと怖い。

長野まゆみの本はもう何冊も読んでいるので、どれがどの話だったか、どんどん混じってしまってわけがわからなくなっているのだけれど、文学的に内容がどうこうというより、雰囲気を味わうといった類のものだと思うので、それでもまあいいか、と。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『月の船でゆく』/長野 まゆみ (著)
単行本: 175 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334922678 ; (1996/04)
内容(「BOOK」データベースより)
「…ぼくは月から来たんです。パパを探しに。」回転木馬の調べにのって、少年をめぐる輪舞曲がはじまった―。長野まゆみが贈る白銀色のサスペンス・ファンタジー。


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2006年04月10日(月)
インディアン・ランナー

おととい届いたDVD「インディアン・ランナー」を観た。とりあえず内容はともあれ、絵的にすごくカッコイイ映画だった。シーンごとに切り取って、ポストカードにでもしたいくらい。

雪の積もった景色の、ほとんどモノクロームのような色彩の中に、信号の黄色やパトカーのライトの赤がビビッドに映える場面から始まるのだけれど、とにかく絵がカッコイイ。エンターテインメントではないから、すごく面白いという映画ではないが、結構お気に入りになった。

デビッド・モースが真面目な警官の兄役、ヴィゴ・モーテンセンがベトナム帰りの不良の弟役という設定だが、モースは例によって警官役がよく似合う。逆に言えば、彼はそういう役しかできないのかも?でも、あの淡々とした演技は好きだし、モースの「真面目でいい人」という役は、安心して観ていられる。

ヴィゴは、「ロード・オブ・ザ・リング」でのアラゴルン役があまりにもはまりすぎてて、ワルの役はどうなの?という感じなのだが、迫真の演技は賞賛できる。でも、根はいい人というイメージがあるから、無理してやってるんだろうか?と思ってしまうところもある。これはこれでカッコイイんだけど、やっぱりヒーロー役のほうがいいなあ・・・。

91年の作品だから二人ともかなり若いのだが、途中、ヴィゴのモザイクなしの全裸シーンがあって、びっくり!一緒に観ていたアポロ13号と同時に、思わずおおっ!と叫んでしまった。

あのアラゴルンが!あの中つ国の王が!あり得ない!という感じだったけど、ある意味、お宝?(^^;

今日届いたDVDは、ヴィゴシリーズ第二弾。映画は確か2000年頃に作られていると思うので、「インディアン・ランナー」からは約10年くらいたっているヴィゴ。「ロード・オブ・ザ・リング」の前といったところか?観るのが楽しみ!


◆Amazon─DVD

28DAYS コレクターズ・エディション ¥1,481
出演: サンドラ・ブロック, ヴィゴ・モーテンセン, その他
監督: ベティ・トーマス
DVD (2006/02/01)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント - ASIN: B000CEGVNO
内容(「Oricon」データベースより)
アルコールに溺れるジャーナリストの女性が、アルコール、ドラッグ中毒を治療するリハビリセンターで過ごす28日間を追った、サンドラ・ブロック主演で贈る感動のヒューマン・ドラマ。


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2006年04月09日(日)
ローズマリー・サトクリフ

ローズマリー・サトクリフはやっぱり上手い。アーサー王ものの3部作を読んだ時も感動したが、今回のブリトン人とサクソン人の戦いの話も、なかなか良かった。ブリトン人とサクソン人の歴史がよくわからないのだが、この際、それはどうでもいいみたいだ。

戦いの話自体はどうということもないし、それを舞台にして一人の少年が生きていく様子も、べつにどんな舞台でもいいだろうという気はするが、話の組み立て方と、登場人物のキャラクター設定が良い。

主人公のブリトン人オウェインは、私好みの高潔で孤高であるというキャラ。他の本でもそうだが、「自己犠牲」が描かれているものには、つい感動してしまう。また、この中には愛犬の死もあって、父親と犬の死には無条件に涙がでてしまう私にとっては、ツボにはまらざるをえない本だ。

冒頭で14歳だったオウェインも、最後には25歳になっている。サクソン人の家に、やむをえず奴隷として仕えていたオウェインは、紆余曲折の末、最後にようやく自由の身になる。

その時、その家の娘に「行かないで」と言われる場面で、あっとびっくり!「おれには心に決めた女がいる」と言うのだ。相手は14歳の時に戦場で出会い、しばらく二人で必死に行きぬいた少女レジナだ。

レジナを助けるため、泣く泣く奴隷になったオウェインだが、そのレジナを11年も思い続けてきたのか!と思うと、胸が熱くなる。というか、14歳にして、そんな自己犠牲の決断が下せるとは、なんと立派なことだろう。こういうのを読むと、苦労を共にした相手を平気で捨てる男など、まったく許せないな!

というわけで、児童書の部類ではあるけれど、十分に読み応えのある面白い本だった。サトクリフにはずれはない?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『夜明けの風』/ローズマリー・サトクリフ (著), Rosemary Sutcliff (原著), 灰島 かり (翻訳)
単行本: 487 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: ほるぷ出版 ; ISBN: 4593533848 ; (2004/07)
内容(「BOOK」データベースより)
侵入者サクソン族の手から父祖の地をとりもどそうと、ブリテンの人々は最後の戦いにうってでた。だが完膚なきまでに叩きのめされ、あたりは一面の廃墟となった。ただひとり生き残った14歳の少年オウェインは、愛犬とともに北にのがれようとする。逃避行で出会ったのは、飢え怯えた少女レジナ。オウェインは、病気の少女をどうしても見捨てることができず、自分に残されたただひとつのもの“自由”を売って、この少女を助けようと決心する。…サトクリフの金字塔『ローマン・ブリテン・シリーズ』掉尾を飾る幻の傑作。


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2006年04月08日(土)
きつねの嫁入り

今日は病院に行ったのだが、出かけようとしたら土砂降りの雨と雷。なに?なんで?という感じだった。ところが、いざ外に出た時には、晴れているのにしっかり雨が降っているという、きつねの嫁入り状態。すごく奇妙だった。

病院についた頃にはすっかり晴れ上がっていて気温も高くなり、そのあと買い物をして回ったのだが、すっかり暑くなってしまった。久々の土曜日の新宿の人ごみにあてられ、結構疲れた。

紀伊国屋にも久しぶりに行った。私はどういうわけか、定期的に英語の参考書が欲しくなる。べつにTOEICなどを受けるつもりは毛頭ないのだが、ボキャブラリーを増やすための本と、パズル代わりの問題集を購入。

英語関連は、これまで何冊も買っているのだが、最後まで終えた参考書とか問題集など1冊もない。これもまた途中で飽きるんだろうな。でも、一応がんばる!(^^;

マーケットプレイスからDVDが届く。最近、ヴィゴ・モーテンセンが出ているDVDを3本ばかり注文したのだが、その第一弾。デビッド・モースも好きなので、この二人が兄弟役を演じているのは、なかなか興味深い。

悪役ヴィゴはあまり好きじゃないんだけど、新作映画も日本では公開されなかったし、仕方がないから昔の映画を発掘するしかないのだ。


◆マーケットプレイス(DVD)

インディアン・ランナー
価格: ¥2,000
ユーズド価格:¥1,200+送料¥340=¥1,540
(東大阪市・コングランド八戸ノ里店)

出演: デビット・モース, ヴィゴ・モーテンセン, 、その他。
監督: ショーン・ペン
DVD (2005/09/28)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント - ASIN: B000ALVXIW
内容(「Oricon」データベースより)
1968年のネブラスカを舞台に、真面目な性格で温和な兄と、粗暴な性格で犯罪行為を繰り返す弟の生き様を描いた作品。出演はデビット・モース、ヴィゴ・モーテンセンほか。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋

『パワーアップ TOEICテスト 文法1200』/永野 順一 (著) ¥2,625
単行本: 421 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 三修社 ; ISBN: 4384053207 ; (2005/06)
内容(「MARC」データベースより)
文法・語彙問題、誤文訂正問題1200題を徹底的に解いて、スコアアップを目指す。


『TOEIC TEST3000語完全マスター―出る順配列+分野別配列』/水本 篤 (著) ¥1,785
単行本: 640 p ; 出版社: 語研 ; ISBN: 4876150990 ; (2004/10)


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2006年04月07日(金)
ジャンルの判別が難しい本

今日読み終えた『<ナイト・シー>の壁をぬけて』は、またどのジャンルか迷う作品だった。出版社ではミステリーと言っているが、読み始めた感じはホラー。でも、最後まで読むと、結局はサイエンス・フィクションという感じだった。

最近はホラーっぽいものは何でもそれなりに面白く感じるので、これもSFとはいえ、かなりホラーっぽかったので、なかなか面白かった。

次元の壁を破って、別の世界の生き物が現れるという設定なのだが、普通ならだいたいそういう生物は悪者なんだけれど、この本では、実は人類にとって有益な生物であったという話。見た目、くらげっぽいらしい。


このところ、足もだいぶ治って来たアポロ13号が、夜はPC部屋をゴルフの練習で占拠しているから、なかなかPCが使えず難儀している。はあ・・・。いい加減に部屋の中でもゴルフの練習はやめてほしい。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『<ナイト・シー>の壁をぬけて』/オットー・クーンツ (著), Otto Coontz (原著), 原田 勝 (翻訳)
単行本: 286 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 徳間書店 ; ISBN: 4198609578 ; (1998/12)
出版社/著者からの内容紹介
セアラとベンの姉弟は、母と一緒に山奥の町へやってきた。だが先に着いたはずの父の姿はなく、青白く光る不思議な生き物が飛びまわっている。父は無事なのか? 町の奇妙な人々が隠そうとしていることは? そして夜になり、ベンたちを襲ったのは…。イギリスで人気のホラー作家が描く、不思議な雰囲気をたたえたミステリー。


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2006年04月06日(木)
ジョニー・デップ 「リバティーン」

ジョニー・デップの新作映画 「リバティーン」 が、8日から公開される。新作とはいえ、2004年に製作のもの。17世紀のロンドンの詩人、ロチェスター伯爵という役柄。デップはイギリス人て顔じゃないよねえという感じだけど。

先日テレビで「ブレイブ」を観て、ああいう役は好きだなあと思ったけれど、デップは好きな顔と嫌いな顔があるし、役によって全然違うから、いいんじゃないかと思って観に行っても、がっかりする場合もありそうなのが不安。

とはいえ、映画館で見ているのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」だけ。あのジャック・スパロウ役は結構気にいっているんだけど、今度のはどうだろう?もともとアメリカ先住民の血を引くデップだから、やっぱりアメリカが舞台の映画のほうがしっくりくるような気はするけど。。。

ちなみに、最初にいいなと思ったのは、「ギルバート・グレイプ」。あれはラッセ・ハルストレム監督が良かったんだけど、レオナルド・ディカプリオの馬鹿役も天然ぽくて良かった。

それから、今年製作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」は、「パイレーツ・オブ・カリビアン2」ということだが、ジャック・スパロウが好きなら、こっちのほうが面白いかな?オーランド・ブルームも出るし。


◆ジョニー・デップ Johnny Depp 

生年 ■ 1963/06/09
出身地 ■ アメリカ/ケンタッキー州オーウェンズボロ

■本名はJohn Christopher Depp II。6歳の時にフロリダに移り住み、高校卒業と同時にロック・スターを目指しロサンジェルスへ渡る。そこで知り合ったニコラス・ケイジの勧めにより俳優を目指し「エルム街の悪夢」で映画デビュー。その後TVシリーズ「21ジャンプ・ストリート」で人気を集め90年、「クライ・ベイビー」で初映画主演を果たす。続けて主演したティム・バートン監督の傑作ファンタジー「シザーハンズ」では、心優しい異形の人造人間をユーモアと哀感たっぷりに演じて、映画ファンの心にいつまでも残る名演を披露、ハリウッドにおいても確固たる地位を築く。しかし、その後も「妹の恋人」「ギルバート・グレイプ」「エド・ウッド」「ラスベガスをやっつけろ」「ブロウ」など、ハリウッドのメインストリームとは一線を画した作家性の強い作品に好んで出演、その中で様々なキャラクターを自在に演じ分け、ハリウッドきっての実力派として映画人たちからも一目置かれる存在となる。97年には「ブレイブ」で監督デビューも果たす。そして03年、そんなデップがディズニー製作のハリウッド娯楽大作に主演、海賊ジャック・スパロウを喜々として演じ、独創的なキャラクター像を確立、映画の爆発的大ヒットに大きく貢献する。またこの映画の大成功によって、それまでどちらかというとハリウッドのアウトサイダー的存在だった彼自身もかつてないほどの幅広いファンを獲得、一躍ハリウッドでも最も人気のある俳優の一人となる。また、こうした娯楽大作としては異例のアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、まさに人気、実力ともににハリウッドを代表するトップ・スターとして不動の地位を獲得、映画人生の大きな節目を迎えた。92年、ウィノナ・ライダーとの婚約を解消。95年ケイト・モスとも婚約するが、こちらも破局を迎え、ヴァネッサ・パラディと交際。99年には女児が誕生した。


◆フィルモグラフィ

[001] ■  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006) 出演
[002] ■  チャーリーとチョコレート工場(2005) 出演
[003] ■  ティム・バートンのコープスブライド(2005)  Anime 声の出演
[004] ■  シークレット ウインドウ(2004) 出演
[005] ■  ネバーランド(2004) 出演
[006] ■  フレンチなしあわせのみつけ方(2004) 出演
[007] ■  リバティーン(2004) 出演
[008] ■  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003) 出演
[009] ■  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003) 出演
[010] ■  ブロウ(2001) 出演
[011] ■  フロム・ヘル(2001) 出演
[012] ■  ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001) 出演
[013] ■  shane [シェイン] THE POGUES:堕ちた天使の詩(2001) 出演
[014] ■  ショコラ(2000) 出演
[015] ■  夜になるまえに(2000) 出演
[016] ■  耳に残るは君の歌声(2000) 出演
[017] ■  ノイズ(1999) 出演
[018] ■  スリーピー・ホロウ(1999) 出演
[019] ■  ナインスゲート(1999) 出演
[020] ■  ビートニク(1999) 出演
[021] ■  GO!GO!L.A.(1998) 出演
[022] ■  ラスベガスをやっつけろ(1998) 出演
[023] ■  フェイク(1997) 出演
[024] ■  ブレイブ(1997) 監督/脚本/出演
[025] ■  ドンファン(1995) 出演
[026] ■  デッドマン(1995) 出演
[027] ■  ニック・オブ・タイム(1995) 出演
[028] ■  ザ・カンヌ・プレイヤー<未>(1995) 出演
[029] ■  エド・ウッド(1994) 出演
[030] ■  妹の恋人(1993) 出演
[031] ■  ギルバート・グレイプ(1993) 出演
[032] ■  アリゾナ・ドリーム(1992) 出演
[033] ■  クライ・ベイビー(1990) 出演
[034] ■  シザーハンズ(1990) 出演
[035] ■  21ジャンプ・ストリート<TV>(1988〜1989) 出演
[036] ■  殺しに熱きテキーラを<TVM>(1986) 出演
[037] ■  プラトーン(1986) 出演
[038] ■  マイアミ・ホット・リゾート<未>(1985) 出演
[039] ■  エルム街の悪夢(1984) 出演


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2006年04月05日(水)
エルフたちの午後

図書館で借りてきた『エルフたちの午後』を読み終えたが、てっきりファンタジーかと思ったら、全然違った。庭にエルフたちの小さな村があるというから、メアリー・ノートンの借り暮らしの小人たち(Borrowers)のような話かと思ったのに。

ああいうミニチュアの世界って、なぜか好き。それも、人間の道具をうまく使って、家具などにしていたりする話(糸まきをテーブルにしたりとか)はすごく楽しい・・・と思って期待していたのだが、結局そうではなくて──。

ニューベリー賞推薦とあるから、嫌な予感はしていたのだが、やっぱり。。。どうもニューベリー賞は合わないのだ。面白くなかったわけじゃないんだけど、はなからエルフの話と思っていたので、がっかりしただけ。とりあえず、いい話なんじゃないですか?って感じ。

この本には関係ないけど、私もエルフになりたい!魔法を使いたい!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『エルフたちの午後』/ジャネット・テーラー・ライル (著), Janet Taylor Lisle (原著), 宮下 嶺夫 (翻訳)
単行本: 181 p ; サイズ(cm): 21
出版社: 評論社 ; ISBN: 4566012719 ; (1994/05)
内容(「BOOK」データベースより)
学校中のきらわれ者、サラケートの家の庭には、エルフたちの小さな村がある。特別にこっそり見せられたヒラリーは、幻のエルフたちと謎めいたサラケートに夢中になってゆくが…。ファンタジックな抒情のなかに描く、2人の少女のふしぎな友情の始まりと終り。ニューベリー賞推薦作品。
※画像は原書 『Afternoon of the Elves』


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2006年04月04日(火)
バチカンを巡る陰謀

図書館から予約の本が準備できたと連絡があったので、受け取りに行った。延々と待たされていた、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』だ。やっと来たか!という感じ。でも、『ダ・ヴィンチ・コード』を読んだ時のテンションは、全然下がっちゃってるなあ。

今度のは、って『ダ・ヴィンチ・コード』の前の作品だけど、バチカンを巡る陰謀という内容らしい。またキリスト教の話か。天使と悪魔というんだから、そりゃそうだよね。アポロ13号も読みたいというので、先に読ませることにした。

自分の本の未読が減らないので、図書館ではしばらく借りるのをやめようと思っていたのだが、予約の本が来たのでは仕方がない。といいつつ、性懲りもなく、他にも借りて来てしまった。今度も少年少女の話ばかりだから、しばらくしたら、またうんざりしてしまうかも。少年少女の話だって、面白ければいいけれど。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→4/18)

『天使と悪魔(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 343 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914568 ; 上 巻 (2003/10/31)


『天使と悪魔(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 249 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914576 ; 下 巻 (2003/10/31)

From Publishers Weekly
科学力を駆使するテロリストとバチカン市国の枢機卿が対決するという、入念に練られたプロットに手に汗握るスリラー。そして、バチカンを巡る陰謀にハイテク劇。反物質を発見した科学者のベトラ博士が、他殺体となって発見された。その胸には、「イルミナティ(光明会)」というなぞめいた言葉の焼き印が。そこで、ハーバード大学で宗教的象徴を専門とするロバート・ラングドンは、スイスの捜査研究所から調査を依頼される。イルミナティとは、ルネサンス期の科学者のグループで、ガリレオもその一員だった。ガリレオはローマ教皇の迫害を避けて、新しい考えをローマで秘密裏に討論していた。すでに過去のものとなった会と、ベトラ博士の死には、いったいどんな関係があるのだろうか。ベトラ博士の娘ビットーリアは、恐ろしい事態に気づいた。ものすごい破壊力を秘めた反物質を密閉した真空のフラスコの所在が不明で、バッテリーを充電しなければ、6時間以内に爆発してしまうのだ。

その直後、ローマ教皇庁護衛隊のスイス護衛兵が、反物質がバチカン市国に隠されているという事実を発見する。そこでは新しい教皇を選出する選挙会が始まっていた。ビットーリアとラングドンは反物質を取り戻そうと奔走する。有力な教皇候補4名が行方不明という事態が発覚して、ようやくふたりはバチカンへ入ることを許された。枢機卿を誘拐したテロリストは電話で、遠い昔のイルミナティに関係する手掛かりとひきかえに、殺人の猶予をほのめかした。一方、救世主を狂信的に信奉する邪悪なバチカンの一部が、テロリストと結託している事実が明らかになる。枢機卿を救いだし、反物質を爆破させずに取り戻そうと奮闘するラングドンとビットーリア。その追跡劇を、『Digital Fortress』の著者ダン・ブラウンは、メディチ家を思わせる名士を邪悪な人物に仕立て、ミシュランの観光ガイドそのもののローマの街を舞台に、めまぐるしくスピード感あふれる筆致で描いている。設定にやや無理が感じられるが、一筋縄でいかないストーリー展開に衝撃の数々を織りまぜて、最後に明かされる驚きの真実まで一気に読者を引き込む作品である。


『<ナイト・シー>の壁をぬけて』/オットー・クーンツ (著), Otto Coontz (原著), 原田 勝 (翻訳)
単行本: 286 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 徳間書店 ; ISBN: 4198609578 ; (1998/12)
出版社/著者からの内容紹介
セアラとベンの姉弟は、母と一緒に山奥の町へやってきた。だが先に着いたはずの父の姿はなく、青白く光る不思議な生き物が飛びまわっている。父は無事なのか? 町の奇妙な人々が隠そうとしていることは? そして夜になり、ベンたちを襲ったのは…。イギリスで人気のホラー作家が描く、不思議な雰囲気をたたえたミステリー。


『夜明けの風』/ローズマリー・サトクリフ (著), Rosemary Sutcliff (原著), 灰島 かり (翻訳)
単行本: 487 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: ほるぷ出版 ; ISBN: 4593533848 ; (2004/07)
内容(「BOOK」データベースより)
侵入者サクソン族の手から父祖の地をとりもどそうと、ブリテンの人々は最後の戦いにうってでた。だが完膚なきまでに叩きのめされ、あたりは一面の廃墟となった。ただひとり生き残った14歳の少年オウェインは、愛犬とともに北にのがれようとする。逃避行で出会ったのは、飢え怯えた少女レジナ。オウェインは、病気の少女をどうしても見捨てることができず、自分に残されたただひとつのもの“自由”を売って、この少女を助けようと決心する。…サトクリフの金字塔『ローマン・ブリテン・シリーズ』掉尾を飾る幻の傑作。


『エルフたちの午後』/ジャネット・テーラー・ライル (著), Janet Taylor Lisle (原著), 宮下 嶺夫 (翻訳)
単行本: 181 p ; サイズ(cm): 21
出版社: 評論社 ; ISBN: 4566012719 ; (1994/05)
内容(「BOOK」データベースより)
学校中のきらわれ者、サラケートの家の庭には、エルフたちの小さな村がある。特別にこっそり見せられたヒラリーは、幻のエルフたちと謎めいたサラケートに夢中になってゆくが…。ファンタジックな抒情のなかに描く、2人の少女のふしぎな友情の始まりと終り。ニューベリー賞推薦作品。
※画像は原書 『Afternoon of the Elves』


『月の船でゆく』/長野 まゆみ (著)
単行本: 175 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334922678 ; (1996/04)
内容(「BOOK」データベースより)
「…ぼくは月から来たんです。パパを探しに。」回転木馬の調べにのって、少年をめぐる輪舞曲がはじまった―。長野まゆみが贈る白銀色のサスペンス・ファンタジー。


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2006年04月03日(月)
4.17授業開始

うっかり忘れていたが、今年の授業はいつから始まるんだっけ?と思って調べてみたら、17日からだった。てっきり20日過ぎからだと思っていたので、ここで確認しておいて良かった。

今回は「ユダヤ人と反ユダヤ主義」だから、アラブ、イスラム教抜きの話。とはいえ、反ユダヤ主義となると、当然アラブやイスラムを抜きに語ることはできないだろうが、とにかく旧約聖書について知っておいたほうがいいかな?と思い、昨年購入してあった 『聖書時代史─旧約篇』 を読んでおこうかなと。

ブコウスキーの本もなかなか読み終わらないものの、少しずつは読んでいる。なにしろ短編集だから、やっぱり一気にいかないのだ。ひとつの話が終わると、そこで一息入れてしまうから、思うように進まない。べつに急ぐこともないので、少しずつでも進んでいればいいけど。

今年はあまり運動もしていないので、早稲田まで歩いて行くのはしんどそうだけど、頑張りましょう!その前に、紀伊国屋の洋書バーゲンが始まるので、そちらも頑張って行かなくては!


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2006年04月02日(日)
Martha's Vineyard

DMXのオーナーである、ダウンタウン・ブギウギバンドのドラムス相原誠さんが経営する姉妹店スモーキン・ブギが1周年記念ライブを開いた。

DMXのケンちゃんのバンドも出演するので、アポロ13号と一緒に見に行ったのだが、出演バンドが多くて出番が遅くなり、アポロ13号は途中でリタイア。

私は前から行くと約束していたし、アポロ13号の仕事の件でお世話にもなっていることだし、とにかく見なけりゃ(聞かなきゃ?)という感じで、出番までDMXで暇つぶし。

先日一緒にセッションした、ダウンタウンのギタリストも来てゲスト出演したので、ケンちゃんのバンドは結構盛り上がった。ていうか、あのスーパーギタリストがいなかったら、一体どうなっていたんだろう?ケンちゃんの歌は上手いけど。

後から、ステージに呼べばよかったねと言われたけれど、前もって言ってくれなきゃ無理!ギタリストが、やろう!やろう!と言っていた「ローハイド」なんか、歌詞も覚えていないんだから、絶対無理!でも、あのギターで歌えたら、ほんとに気持ちがいいだろうなあ。


ところで、キャスリーン・デマーコの『クランベリー・クイーン』を読み終えたが、面白くなかった。人の生き死にに関わる話だから、あんまりごちゃごちゃ言うと、これで感動しないのか!と言われそうなので、他には何も言わないけれど、ひとつだけ翻訳に文句がある。

マーサズ・ヴィニャード(Martha's Vineyard) は地名だってば!前にも「マーサのぶどう園」と訳されていたことがあるのだが、ここでもそう訳されていた。ニューヨークからボストンに行く間にある有名なリゾートの島なのに、翻訳家ともあろうものが、なんで知らないかなあ?

たしかに日本語にすれば「マーサのぶどう園」だが、ぶどう園ではないんだから、かっこ付きで「ぶどう園」と訳されては困る。これは現在のインターネット時代では、検索すれば苦もなく出てくるものだし、文章の前後から考えても、いきなり「ぶどう園」が出てくるのはおかしいとは思わないのかな?

もしかしたら、そこに「ぶどう園」もあって、マーサズ・ヴィニャードの中のマーサのぶどう園に行くのかもしれないが、だとしても、ぶどう園(vineyard)の「V」は小文字になるはずでは?と思うんだけど・・・。

原書を確認したわけじゃないので、大文字か小文字かもわからないけど、ニューヨークに住んでいるニュージャージー生まれの人の話だから、間違いなく地名のほうだろう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『クランベリー・クイーン』/キャスリーン・デマーコ (著), Kathleen DeMarco (原著), 大野 晶子 (翻訳)
文庫: 359 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151200185 ; (2002/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークで働く33歳のダイアナは、失恋の傷が癒えぬところに家族全員を事故で失った。彼女は底なしの喪失感から逃れようと、すべてを捨ててあてどない旅に出るが、その矢先に老女をはねてしまう。だが、ひょんなことからその老女と孫娘の家に滞在することに。美しいクランベリー畑と新しい友人たちに囲まれて彼女の心は徐々に解きほぐされていく…絶望にとらわれた女性が再び生きる自信と愛をつかむ自分探しの物語。


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2006年04月01日(土)
鉱石倶楽部



長野まゆみの『鉱石倶楽部』を読んだ。ひとつひとつの鉱石の写真と文章が対になっているのだけれど、文章のほうは石についての本物の説明ではなく、全くのファンタジー。それが結構面白かった。

鉱物についての言及は宮沢賢治にも多いので、これはやはり賢治の影響なんだろう。ふわふわしたファンタジーと、その対極にあるような鉱物の硬質さが、意外にもマッチしているのに驚く。

鉱石の写真のほうは本物で、鉱石図鑑のようになっているのだが、そちらのほうも、こんな石があるのかといった具合で楽しめ、独特の世界に引き込まれるような感じ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『鉱石倶楽部』/長野 まゆみ (著)
文庫: 172 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4167679302 ; (2005/02)
内容(「BOOK」データベースより)
放課後の理科室で古びた図鑑を見つけた少年は、不思議な夜間学級に出席する―ファンタジー短篇「ゾロ博士の鉱物図鑑」を収録。紫水晶、白雲母、月長石など数々の鉱石から生まれた物語は、葡萄狩り、天体観測、寝台特急と場面を変えながら美しく煌いている。著者秘蔵の鉱石写真やショップ案内も充実したコンパクト決定版。


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