2008年01月16日(水)

声が聞こえる 名もなき声が 立ちすくむなと 灯る火は高く


大変に悲しい出来事があった。
もう3日も経ったろうか、でも今でも考え出すと涙が止まらない。
悲しい悲しい出来事であった。

そのことがあって、
今までに起こった悲しかった出来事をぼんやりと思い出していた。
人生の通過点として考えればほんの些細な出来事ではあるけれども、
私にとっては何よりも深い悲しみを味わった出来事、
今では、なんであんなことで、と自分でも思ってしまうほどの、
小さいけれども、当時の自分には大きかった出来事、
いろいろ思い出していた。

今回のことは、自分の人生に関わる大きなことではあるけれども、
それでも今までの人生で一番悲しいことではない。
他人が今回のことをどう思おうが、
私にとっては一番に悲しい出来事ではないのだ。
泣きながらも、向こう岸へと続く橋を渡っている。
強がりではないのだ。
ただ、涙が止まらないだけ。

ドライドアウト/ACIDMAN



2008年01月14日(月)

誰にもいえないほど悲しいことがあったとき、ひとり切りのあんたのそばで音楽はきっといっしょにいてくれる。


わたしにいま必要なものは、
同じ気持ちで一緒に泣いてくれる誰かだ。


反自殺クラブ/石田衣良




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