うーん
うーんっ
しょくしがのびているのに
からだがたりません。
うう〜
るる〜ぅ
ふぃ〜。
こたま
からだはひとつしかないのだ
いっこずつね。
タイミングってふしぎなもので どうしているのかなって思った矢先にふっと連絡がつながったりします。 不意に会える時間ができたりします。 そんなときは、会うべきなにかがあったりします。
そんなながれで十年来の先輩と一年ぶりに会って、神社のとなりの公園で、缶ビールで乾杯しました。 すごく久しぶりなのにそんな気ちっともしなくて、ただただ、いろんないろんな話、とめどなく話しました。
ふしぎと、わたしはじぶんが最初話したかったこととか聞いて欲しかったこととかはほとんど話さなくて、でももっと根っこの、いろんな根っこのこと、ひたすら聞けて、話せました。 ともすればじぶんが掴まりがちな、外枠のたくさんの物事は、根っこのとみつめてみたら、とってもちいさなことでした。 根っこに座りながら、すこしずつ、すこしずつ未来とか今をみていたつもりだったけど、根っこできちんと、足立ってるか、とふり返ったら、あっぷあっぷしているじぶんがいました。
おっきい木の根っこみながら、いろんな話していたら、しゅるしゅるしていたいろんな想いが、しぜんにじぶんに帰ってきました。
表現ができる、しあわせ。 どんなこころで表現に接していたいか。 どんな在りかたをしたいか。 なにをとどけたいか。 なにができるか。
いろんなひとのおかげで、じぶんが今こうしていること。
言葉にならないいろんなこと。
だいじにしながら、やっていきたいな。
そんなふうに、ふっと、風が通ってくれた夜でした。
そんなこんなで4時間くらいずーと公園にいて、蚊に刺されまくっていた!しかしまったく気にならんぞ!
帰り道はみょうに気もちがかるくてふたりでてくてく歩き、「また!」といって別れました。
そんな夜。
そよそよした夜。
いろいろ、たのしみ。
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