うたかた...茅野かや

 

 

次へ

お休み - 2010年12月29日(水)

朝、普段どおりに起きて。
掃除と洗濯として、もうなにもすることがない。
ネットで検索した貸家のことを訊ねに不動産屋に行ったら、どこも、もうお休みになっていた。

ぽち袋を買いにゆくついでに、また古着屋さんを見てしまい、ついキャミソールを買ってしまう。
ブックオフにも立ち寄って、一冊105円なのでと、10冊も買ってしまった。
安いのは安いし、便利だけれど、つい衝動買いしてしまう。

スイスにいたら、朝はドイツ語を勉強して、午後には川か森に散歩に行って本を読んだりしているところ。
ドイツ語の勉強は、再開しなければ。


-

仕事納め - 2010年12月28日(火)

今日で今年の仕事は終わり。
二週間ほどやってきたけれど、なかなか慣れるものではない。
今後が、まだまだ不安ではある。

どうも、日本の仕事のやりかたには、まだついてゆけない。
すっかりヨーロッパの会社のやりかたに慣れてしまったのだと思う。

明日は、なんの予定もないけれど。
掃除をして、洗濯をして。
あとは、なにをしようか。

明後日の夕方、大阪へ向かう。


-

- 2010年12月27日(月)

今週は食堂が閉まっているので、外のコンビニに出かけたら、レジで長蛇の列。
明日は、早めに買い物にでかけよう。
明日で今年は仕事納め。それでも、今日も7時過ぎまで残っていた。
疲れたなぁ。

夜は、昨日の残りの豚汁と納豆、まだ残っている枝豆とジャガイモのサラダ。


-

お風呂 - 2010年12月26日(日)

今日はなにをするでもなく、町をぶらぶらする。
古着屋さんがあったので、ついチュニックとスカートを買ってしまった。
500円とかでシャツとか買える、安い。

ずっとシャワーだけの習慣だったけれど、今日はお風呂にはいってみた。
クナイプのラベンダーの入浴剤。
あったかくて、ほっとする。
一人で入るのは、なんだかもったいない。

今晩は、豚汁。でも、沢山になってしまった。
明日の朝は、パンをやめてご飯にしようかな。


-

町歩き - 2010年12月25日(土)

来年、家を借りるために、近隣の町を見て回った。
東京寄りの大きな町は、大きすぎて、大都会だった。
途中の駅は、ただのだだっぴろい田舎町。
反対に、小田原方面にゆくと、こじんまりとした町があった。
大神社と名づけられた、こじんまりした神社もあって、なかなか住み心地は悪くなさそうだった。
でも、今住んでいる町に戻って、歩いてみると、本当の中心とバス道路から外れると、結構静かな住宅地があって。
川が流れている方には、桜並木もあって、川には鷺がいて、なかなかよさそう。
ここなら、勤務先に近いし、いいな、と思った。
夕方、バスに乗ってゆく住宅地にも行って見たけれど、新しい住宅地という風情で、住宅以外になにもない。
昼間は車がないと、陸の孤島になりそう。
バスも、昼間は二本しかないし、朝夕はきっと渋滞で大変だろうと予想した。
やっぱり、電車の駅から徒歩圏がいいと思う。


-

仕事 - 2010年12月24日(金)

仕事らしいことも始めている。
それはそれで嬉しい。学ぶこともたくさんある。
けれど、やはり先行きは不安でもある。
この会社のやりかたについてゆけるのかな。
まぁ、いざとなったら、また考える。
とにかく、いまからやってゆく分野は、多分専門家が少ないようなので、またチャンスはあるかもしれない。
今は、とにかく仕事を覚えよう。

スイスでは、今日も雪が降っているらしい。
一月に行くときに、飛行機がとばないような事態になっていなければいいけど。


-

ドイツ語 - 2010年12月23日(木)

夜突然、ドイツ語の先生からGMAILのビデオチャットにコールがあった。
久しぶりのドイツ語会話。
言葉がなかなかでてこない。
わずか二週間ほどで、こんなに退化するものか。
ドイツ語を読むのは、それなりにしているのに。
声を出して読むようにしよう。


-

季節 - 2010年12月22日(水)

とりあえず、仕事らしい仕事も始める。
そんなことがないと、張り合いがないしね。
まだまだ、暗中模索だけれど。

あと、やっぱり日本企業風土に馴染むのは、なかなか難しい。

コンビニでスキャンができると知って、夜の町に出た。
駅前には、グループがあちこちにできていて。
あぁ、忘年会シーズンなのだと悟った。

スイスでは、クリスマスの前だ。

それぞれの国で、それぞれの行事があるけれど。
今のわたしは、どっちも享受できないね。


-

仕方ない - 2010年12月21日(火)

引継ぎはなかなか進まないけれど、今日は夕方プロジェクトのミーティングに参加する。7時頃から始まって8時まで。
プロジェクトの最盛期で仕方はないと思うけれど、長時間労働が普通の雰囲気って、いかにも日本的。
このままやってゆけるのか、不安になる。
あまりにも、これまでの会社の労働環境と違うのだ。
懐かしんでも仕方のない事だけれど。

スイスに帰りたいと、折に触れて思う。


-

変化 - 2010年12月20日(月)

二週目にはいる。
たいして変化はない。
まだまだ慣れるには時間が必要だ。

夕方、おさしみを買って帰った。
お味噌汁と、おひたしを作って。



-

タジン鍋 - 2010年12月19日(日)

昨日買ったタジン鍋を使ってみた。
野菜を刻んで、豚肉を乗せて、そのまま蒸し煮。
一個で住んでしまうから、一人暮らしには、まぁ、便利かな。
いろいろ応用ができそうなので、これからも使ってみよう。

日本は日曜日もお店が開いているのは便利。
だけどせわしない。


-

買い物 - 2010年12月18日(土)

今日は、一日中買い物に駆けずり回っていた。
その甲斐あって、必要なものはほぼ全部揃った。
マンスリーアパートに備えられていないアイロンも買った。いずれ必要になるものだし。
タジン鍋も買ってみた。簡単蒸し料理ができるらしい。
百円ショップには、お世話になった。本当に、なんでもあるのよね。
新生活を始めるための買い物って、楽しいけれど、最後には脚が棒になった。

困ったのは、プリンター。
会社には、なぜかネットワークプリンターとかスキャナがなくて不便なので、仕方なく買ったのだけれど。
複合機で、印刷、コピーはできるのに、なぜかスキャナーが動かない。
一度買ったものを返品して、別メーカーのにしたけれど、同じ現象。
OSが英語だと、日本製のプリンターは使えないのかな。
二回目に買ったのは、スイスで使っているのと同じ日本メーカーなのに。




-

一週間 - 2010年12月17日(金)

新しい職場での一週間が終わった。
本当にこれからやってゆけるのか、不安は拭いきれない。
前職がいかに恵まれた職場だったかをひしひしと感じる。
とはいえ、この機会がなければ、いつまで無職だったのかもわからないし、仮にスイスで職が見つかったとしても、恵まれた職場ではなかったかもしれない。
とにかく、がんばってゆくしかない。

仕事以外にも、昨日からスタートしたマンスリーアパートでの一人暮らしも、まだまだ始まったばかり。
細かな生活の道具が足りないので買い足してゆく。結構な出費になる。
自炊するにしても、調味料から買い揃えないといけない。
それで気づいたのは、日本の食材は日本であっても、決して安くはないということ。近所に、安売りスーパーがあるので、そこを利用しているのだが。
こちらにも、慣れてゆかないと。


-

マンスリーアパート - 2010年12月16日(木)

夕方、ホテルからマンスリーアパートに移動した。
とりあえず家電製品は整っているし、ホテルの安い部屋にくらべて、格段にいい。ただ、引き出し付きのクロゼットを期待したのに、それがない。
畳んで収納する衣類をどうしようか。プラスチックケースでもあったほうがいい。

今は、今晩届くはずの荷物を待っている。
食器、調理器具、タオルなど。これがないと生活が始まらない。
夕方には、洗剤やいくらかの調味料などを買いに行った。
こういう買い物をすると、生活感がでてきて、なんだか嬉しい。


-

食生活 - 2010年12月15日(水)

引継ぎというよりは、自習。
それでも、自分で試したり、調べたりすると、退屈しなくていい。
午後に、IDカードができたので受け取りに行った。
これがないと、誰かと一緒でないと、オフィスに入れないので、これで一安心。

食生活に苦労している。ホテル暮らしで、自分で調理ができない。
外食すると高いし、内容の栄養バランスが、気になる。
今日は、スーパーのお弁当だった。少なくとも値段は安い。
健康志向を謳った16品目バランス弁当という。

お昼は、社員食堂で。今日は、鯵の干物。ちょっと野菜が足りないと思うけど。

明日は夕方、やっとマンスリーアパートに移動する。
すぐには、自炊はできないけど。
まずは、夜、宅配で送った、調理器具と食器が届くはず。
そういえば、食器洗いや洗剤は、買わないといけない。


-

ホームシック - 2010年12月14日(火)

二日目、ドキュメントを読んだり。
システムの概要の説明を受けた。そんなにややこしいビジネスではない。
それでも、慣れない分野なので、試行錯誤も必要だろう。
昨日のトラブルの対処のテストも、やらせてもらった。

でも、まだまだ馴染めない。
スイスにホームシック。



-

ショック - 2010年12月13日(月)

初日の朝は、東京都心の本社へ行く。一時間半ほどかかる。
まぁ、混むこと甚だしい。途中で座れたのは幸運だった。
スイスなら、一時間の列車なら、ゆっくり座って、読書でも仕事でもできるのだが。座ってさえ、前の人が気になって読書もできず、しかも暑い。
こんな通勤を毎日していて、日本人はどんなに忍耐強いのかと、再認識した。

オフィスに着いたら、勤務場所でトラブルが発生していて、すぐに来て欲しいと要請があるから、入社手続きは後でいいから、戻ってと言われる。
システムの概要も分からないのに、それはどうなのかな、と思ったが、そのままいくつかの書類を受け渡ししてとんぼ返り。

雑然とした仕事場、統一されていないPC、ログインもできないまま、他人のIDでシステムにアクセスし、しかも、トラブルはわたしの知らない分野。おまけに、システムのメニューは日本語。頭がくらくらする。
職場の言語も日本語ばかり。
あまりの違いに、ショックを受けた。
スイスに帰りたくなった。

それでも、半日あちこち触っていたら、少し慣れた。日本語キーボードにも。
少なくとも、新しい同僚は、フレンドリーだった。
よかった。



-

備え - 2010年12月12日(日)

午後、職場近くのホテルに移動。
明日朝は、東京の本社に出社するので、遠くなるけれど。

思ったよりも大きな町。
駅前には、お店がなんでも揃っている。
しかし、人の多いこと。町並みも雑然として。
日本人とはいえ、この差には、ちょっとしためまいすら覚える。

今晩は、早めに眠って、明日のラッシュに備えよう。
耐えられるかしら。



-

帰国お祝い会 - 2010年12月11日(土)

金曜日の夜、帰国お祝い会をしてもらった。
急な話だったので三人だけで、ひっそりと。
でも、ワインを三本にグラッパも飲んで、完全に出来上がってしまった。
今日は、一日中二日酔い。
娘が家で夕飯を食べるというので、とりあえず作ったけれど、まだ胃の具合がおかしい。食べれないかも。

明日の午後には、職場近くのホテルに移動。


-

籍 - 2010年12月09日(木)

昨夜は、ちゃんと眠れそうな気がしたのだが。
結局、2時過ぎに目が覚めてしまう。
PCを立ち上げてみたら、奥さんからスカイプにコール。しばらくビデオチャットをする。

住民登録をするのに、戸籍の附表が足りないことがわかり、郵送請求ですますか考えていたのだが、時間的に間に合いそうにもないと、この際大阪まで取りに行くことにした。
目覚めたついでに、早くに家をでて、朝のうちに市役所を訪れて、そのまま昼過ぎに帰ってきた。
新幹線からの車窓は、なかなかよかった。日本らしいというか。
ごちゃごちゃした町並みは興ざめだけれど、里山や川や海など、日本の田舎の風景は懐かしいような。

そのまま、午後に住民登録を済ませ、これですっかり日本の籍に戻った。


-

帰国 - 2010年12月08日(水)

飛行機は一時間弱遅れたけれど、無事日本到着。
ラゲッジが出てくるまで、一時間も待つし、家に着くまでに3時間ほどかかった。
娘が一人で住んでいる家は、荒れ放題。玄関先の笹や蔦を狩り、食器を片付け、洗い物もして、着いた早々、すっかり疲れる。
今日は帰って来ないと置手紙をしていた娘は、一旦夕方帰ってきて、また学校に戻るというので、一緒に夕飯を食べた。

ほとんど眠らないまま、夜を迎え、このまま眠れば時差はないことになる。



-

明日を待つ - 2010年12月06日(月)

朝、別送荷物を引き取りにくる。
結局、一個にして送ったが。
明日、持ってゆくスーツケースを詰めて、重さを量ってみたら、20キロを超えてしまっている。
こんなことなら、もう一個、別送にしたらよかったか。
なんとか、機内持ち入れのバッグに移したり、今回は持って行かないことにした物も決めて、調整をした。
いずれにせよ、また来年1月末には戻って、最終の荷造りになる。

一日中雨。川に散歩に行けたら良かったのだが。
もう、明日には日本に発つと思うと、複雑な気持ち。
考えは、右往左往して、さて、どんな気持ちと言われても、わからない。
そうすると、雨の音が耳に沁みてくる。

もう、明日を待つだけなのだ。


-

底冷え - 2010年12月05日(日)

忙しい中、今日はコルマーのクリスマスマーケットに行く。
底冷えのする一日。それでも、この風景も、もうなかなか見れないと思うと、惜しい気がする。

夜、近所の教会の知り合いが、お別れ会を開いてくれた。
雨になる。


-

また、死 - 2010年12月04日(土)

一昨日まで、元気だったのに。
昨夜、娘文鳥の元気がないと、奥さんが言う。
嘴も脚も、確かに白くなって、身体が冷たく、元気がない。
湯たんぽで暖かくしておくと言った昨夜だったが。
朝になって鳥かごを見ると、床に倒れて瀕死の状態だった。
そのまま、奥さんの掌の中で息を引き取った。
何が原因なのか、全く分からない。
生まれた故郷を離れたくなかったのだろうか。
先日亡くなったばかりの父文鳥の隣に埋めた。

今日は、午後にスイスのカトリックの中心地とも言える、アインシーデルンへ。
雪景色の中をドライブして到着した大聖堂は、カトリックならではの美しい装飾に溢れていた。
ちょうどクリスマスマーケットで大賑わいの町。
しばらく散策して帰る。
気温は、マイナス5度と、車の外気温計。寒い。
でも、景色は美しい。


-

結婚記念日 - 2010年12月03日(金)

午前中に、役所で住民登録の削除を、12月末付けで行った。
これで、もうスイスとはお別れの手続きとなった。
そのコピーの必要な保険会社などにメールをしたり、年金の解除の手続きをしたり、やっぱり忙しい。
月曜日の朝に取りに来る別送荷物の準備や、火曜日の帰国荷物の準備も、少しづつ初めて。

午後に、散歩に出かける。
すっかり雪景色。まだ、3時なのに、日はどんどん傾いて、寒さがしみわたる。
川のほうの緑地の小道は雪道。坂道はすべる。

買い物に立ち寄って帰宅。
まだ、引越し準備の続き。

結婚記念日は、12月5日と思っていたら、今日、年金の書類を書くのに調べたら、登録では3日だった。夫婦二人とも知らず、5日は結婚式の日で、3日は届出をした日だったのかな。
もう、29年も経ったのだ。


-

一休み - 2010年12月02日(木)

昨日は、元同僚と最後の昼食、その後、ドイツ語の先生に逢って、お別れ。
昼から、雪が降り出した。
夕方、日本人同僚と、お別れの晩餐。フォンデュバッカス。お肉が柔らかくてあっさりしていた。

日本の仮住まいの契約もできた。ただし、16日からしか空室がないとのことで、それまで4日はホテル暮らし。仕方が無い。

今日は、午後に近くの温泉へ行き、ちょっと一休み。



-

前へ




My追加

 

 

 

 

目次
前へ  次へ


書庫