紀姫です。胃が痛いです。


桜も五〜七分咲きと、本当に春なんだなぁと信じられない今日この頃。
2008年の４月っていうのは永久にこないものだと思っていました。
なんかそんなことを去年の１２月にも言っていたような（※卒論提出前）

もう明後日は入社式です。
明日、会場へ向かいます。前乗りです。

正直にいうと、今更になって、怖いです。
なんかあんまり考えない方がいいような気もするんですけどね。私の人生の後先。

濃縮されたような４月。
もう学生じゃないんだ。

カテゴリもずっと学校だったけど、はずさなきゃですね。
時間がないのでまたにしますが（そういって忘れる）

明後日から、社会人になります。

この日記を始めたのが2002年の３月。

あれからもう６年も経っています。
高校２年生だったのに。
進路なんて知らないただの高校生だったのに。

自分で言ってておかしな気分になる。

高校２年生の私と、今の私って確実に別の人間でしょう。
中学２年生の私と高校２年生の私は同じ人だったとしても、もう別の人のように感じてしまいます。

おそらく自分が思ってるより、周りは変わってないと思うのでしょうけど。
どれが本当かわからないです。変わったのか、変わってないのか。
変わっていてほしいような、ほしくないような。

早く、働かなければとずっと思っていました。
だけど本当は何者にもなりたくない気持ちが勝っているんだと思います。
今だってそう。
高校２年生のあのときから、今までなりたいものがわからないのは、私は何にもなりたくないからだと思う。
そういう点で大学生っていうのは、私なりに、一番最良の自分だったのかもしれない。
だけど責任がない子ども時代は限られているから、嫌でもそこを出なければならない。
だけど、本当は何にもなりたくない。
何にもなりたくないから、きっと何かにならなきゃいけないことが怖いんだ。
望んでないのになぁ。

きっとこの先の私は、他の人が軽く跳べるハードルが跳べないことを思い知るんだと思う。
私はたぶん、普通の人ができることができない人間の部類だと思う。特別なんじゃなくて、できないだけ。
それが欠点かどうかは別として、これから私が行く世界は普通の人が一番望まれる世界だから、きっと苦しむことが多いんだろうな、と覚悟をしておかなければなりません。

ああ。でも怖いな。

胃が、まじで痛いです（笑）

華々しくスタートを切りたいんだけどな。
どうもぐずぐずしてます。
昔はこんなにぐずぐずじゃなかったような気がするけど、きっと色々知った分、臆病になったんだろうな。
でもどうだろう、昔もこんなもんだったのかな。そうだといいけど。

強い心を手に入れたいな。
乗り越えられる力が欲しいな。

でも情けなくて笑ってしまうのが、今一番怖いのが、「怒られること」
こんな私みたいなの、怒られて当然なのになぁ。
しかもまだ怒られてないのに。
もう怒られるシミュレーション。でも想像つかない。怒られる大人。怒られたときの大人の対応。

もう自分のことを大人って言わざるを得ないんだ。

それも、怖いな。

こんなのが大人でいいのかな。
高校生のとき、特に夢はなかったけど、いずれ大人になるのなら立派な大人になりたいと思ってたんだけど…これからなればいいのかなぁ。

怖いね。怖い。真っ黒で大きな壁が目の前にそそり立ってる。

どうしようもないからね。起きてても明日は来るし。今の私にはどうにもできない問題だし。

だったら寝てしまおうかな。うん。

寝てしまおうか。


それでは、子どもって言ってられた私におやすみなさい。

明日は大学の卒業式です。

もう、なかなかこっちには来られなくなるので、一昨日ぐらいからお世話になった人たちへ挨拶に出かけています。

一昨日は３年半お世話になった下北沢の眼科に行ってきました。
コンタクトユーザーなので超お世話になった。
３か月検診なのに、２か月しか経ってないのにまた検診…（笑）
診察費はありがとうの気持ちですよ…と思ったら花粉症のくすりをいっぱい出してもらった（まぁ、お金払うんですけどね）
最近、鼻水ずるずるだったので助かります。
先生は私がハードコンタクトに移行したことを大層喜んでいた。最後の最後だったからな…。
おかげさまで調子いいです。
先生には容赦なく下まつ毛を抜かれまくったなぁ。さかさまつ毛でして、角膜に傷が付くんですよ。だから３か月にいっぺん、さかさに生えてくるやつを１本抜いてもらっていた。
すごくおもしろい先生で、本当にお世話になった。
これからも目を大切に生きていきます。失明しないように頑張ります。
さみしかったなぁ、最後。
引っ越すんで〜ってなかなか言い出せなかった。
本当にありがとうございました。


昨日は４年間お世話になった池ノ上の美容院に行ってきました。
最後にばっさりカットしてもらった。
ここにも本当にお世話になりました。
最初はカットモデルでやってもらってたんだけど、次第に通うように…通い婚ですよ。
アットホームな美容院で、何度か引っ越ししたけど変えたくない美容院でした。まぁ、下北から歩けるしね。
お店の人も男の人２人以外はかなりメンバーが変わったなぁ。
店長さんとJさん（いつも切ってもらってる人）最初に切ってもらったNさん、本当にありがとうございました。
アシスタントの方にもお世話になりました。楽しいひと時でした。
美容師って大変な仕事なんだな、と４年間傍から見ていて思いました。だからこそ輝いてみえるんだね。職人って、やっぱり憧れます。
また行きたいなぁ。
いつかまた、会いたいなぁ。


別れって本当にさみしいです。
こんなにさみしい思いをしたのははじめてです。
だけど、東京に出てこなければ、みんな会えない人たちだったと思うと、本当に出てきてよかったなぁ、と思うばかりです。

４年間長かったなぁ。

この４年間は確実に、私の人生の中で特別な時間で、私の根幹に関わった濃密な時間でした。

自分が行う、ひとつひとつの行動によって、人生がつくられていくということを感じました。
この先、私の人生がどうなるのかは、今はまだまったくわかりませんが、４年間でわかったことは、誰でもない、自分だけが、自分の人生をつくるということです。

当たり前の話なんだけど、それを胸に卒業式に行ってきたいと思っています。
いやー正直、袴だなんだかんだは結構どうでもいいことなんだよなー。何を思って卒業するかが、大切なんだな。

忘れやしない。


忘れはしないぞー！







明日ちゃんと早く起きられますように！
（こういう心配事を書かずにいられないところは４年間変わることがなかった・笑）