ちづちゃんのさらさら日記




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2003年11月29日(土)


【LIVE】「M-1グランプリ」東京準決勝


「M-1グランプリ」東京準決勝@新宿ルミネtheよしもと。

1回戦〜3回戦まで全然興味を示さなかったんですけど(笑)、準決勝になったらかなり出場メンバーも絞り込まれてきたでしょうということで、行くことにしました。
アメザリがルミネに立ってる姿も見たいし…という結構気軽な動機だったんですが、チケットかなり争奪戦だったみたいですねぇ。ファンクラブ入って取れなかった人気の毒過ぎ…。

客席は、椅子席はもちろん立ち見の人もたくさん。
セットはいつものルミネ+後ろに「M-1グランプリ」のオレンジ看板(大阪と一緒です)とセンターマイク。
出場者が34組とかなり多いので、5組ずつMCのはりけ〜んずの紹介が入り、ネタをやっていきます。

出演順が定かではないのですが、以下ざざっと感想です。
(初)というのは私にとって初見の人、(↑)というのは予想よりは面白かった人、(○)というのは個人的に面白かった人です。
ちなみに、このレポ部分は決勝戦進出者の結果発表を見る前に書いてます(純粋な気持ちで書きたかったので)。
しかし34組全部を克明に覚えてるわけではないので、かなり簡易です。あと普段なら言及しない苦手な芸人さんについても書いてるのでさり気に毒が混じってるかも…ごめんなさい。

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・サカイスト(吉本興業 東京)→トップバッター。こんな大きな大会でトップバッターて。不憫…。相変わらず弟くんは動き回っておりました。ただ二人が全然客席を見ない!二人で見詰め合って漫才してましたよ。このブロックの五組は全員喋りが早過ぎでした。気が急いてたんでしょうねぇ。
・トータルテンボス(吉本興業 東京)→特に印象がないです…。
・キングオブコメディ(人力舎)→一番楽しみにしてたのですがこんな早い出演順でした。高橋氏の番号プレートの付け方(Tシャツの襟の真正面につけている)が良かったです。漫才してるの見るとやっぱり変な感じ。時間がかなり短くさらっと終わってしまったので、客席から驚きの声が(笑)。あれで完璧なカタチだったのかなぁ?? (○)
・アンタッチャブル(人力舎)→上手いなぁという感じ。好きか嫌いかはもう個人的な好みでしょうねぇ(私はどっちかというと後者)。
・ダイノジ(吉本興業 東京)→自分達が面白いとしてるものを全部入れようとして、とっ散らかった印象の漫才になってました。私は個人的に苦手なコンビなのでなんとも…。

・U字工事(アミーパーク)→確か栃木弁漫才の人たち。方言のせいなのか滑舌のせいなのか(両方?)聞き取りづらくて困りました…。(初)
・号泣(ホリプロコム)→吉本じゃないのにすごい落ち着いてる!!とビックリしました(号泣までのコンビは全組アガってた)。赤岡氏今あんな髪型なんですねぇ…
・おぎやはぎ(人力舎)→不動産屋ネタ。見慣れたネタなので特に特別な印象はなし。ただやっぱり面白かったと思います。
・COWCOW(吉本興業 東京)→いつものCOWCOWという感じでした。
・POIZON GIRL BAND(吉本興業 東京)→前評判高かったから期待してましたが、それほど新しくもないなぁというのが素直な感想です。一本調子でしたね。あの芸風で他のバリエーションの漫才できるのかな??(初)

・ミルククラウン(吉本興業 東京)→ボケの人の帽子姿がすごい不思議な印象でしたが、結構ネタは普通。ゆったりはしてました。(初)
・アップダウン(吉本興業 東京)→唯一、制限時間お知らせの音楽を流してしまったコンビ(少しだけですが)。阿部氏、パンチパーマじゃなくなったんですねぇ。ネタはあんまり綺麗じゃなかったです。
・デカメロン(アマチュア)→芸風が古い…コンビ名が古いと芸風も古いのかな?申し訳ないですが、たぶん一番面白くなかったです、個人的には。(初)
・タカアンドトシ(吉本興業 東京)→あまり印象に残ってないのでいつもどーりだったのでは(個人的に苦手なのです)。
・$10(吉本興業 大阪)→マスクを持ってきたネタでしたが、その割には…という感じでした。ていうか東京にいるのにまず驚いてしまった。関西で出ないの??

・うがじん(吉本興業 東京)→これ漫才なのかなぁ?チャンバラでもOKだったらカンカラも出られるんじゃないの?と思いながら見てました。(初)
・タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)→漫才っぽくなかったですけど、意外に面白かったです。(↑)
・キャン×キャン(ヴィジョン・ファクトリー)→個人的には好きなスチュワーデスネタ。一刻堂とかのくだりはいらないような気がするんですけどどうですか。
・2丁拳銃(吉本興業 東京)→ハンバーガーネタ。私は面白かったです。よく言われてることですけど、やっぱりツッコミの処理の方法が浜ちゃんを思い起こさせます。(○)
・18KIN(ワタナベエンターテイメント)→面白かったです。時事ネタでしたが、すごいバランス取れてて「漫才」として綺麗だったと思います。(○)

・磁石(サワズカムパニー)→最後のオチで噛んじゃったのが痛かったですが、あのオチ好きでした。全体的に面白かったです。(↑)
・パンクブーブー(吉本興業 東京)→一部で評判の高いコンビなので楽しみにしてたんですがいたって普通でした。
・オオカミ少年(NSC 東京)→これ漫才なんでしょうか…の二組目。応援団の姿で繰り返しのネタ。コントとしても面白くなかったです。(初)
・飛石連休(サンミュージック)→落ち着いた感じで「藤井との出会い」ネタ。トチリもなかったし普段の飛石連休でした。
・スピードワゴン(ホリプロコム)→動物戦隊ネタ。見慣れたネタなので特別な印象は別に…。「あたし認めない!」で客席がワー!ってなるのはどういう風に審査されるんでしょうねぇ。

・クワバタオハラ(ホリプロ)→女性コンビは(東京では)ここだけ!頑張ってほしいんですけどファッションから芸風からキャラから、よくも悪くも「典型的な女性漫才師」。平均点は取れてると思いますけどやっぱり爆発的に面白くはなかったです。
・流れ星(浅井企画)→あのおばちゃん服、勝負服だったのか!!ここでも裸足。えらいです。ただネタは勢い押しでした。
・オジンオズボーン(松竹芸能)→何故東京で出場なのか?しかし二人ともなんでそれを衣装に選んだー!?というファッションセンスでした(スーツなんですけどね)。プリクラネタ。最近のプリクラ事情が分かりました。やっぱり篠宮氏の愛嬌で持ってるコンビかも…
・チャイルドマシーン(吉本興業 東京)→読み物漫才ではありませんでした(笑)。
・アメリカザリガニ(松竹芸能)→ニュースキャスター(後半CM)ネタ。落ち着いた感じで、客席ウケ良かったです。「やりますぅ」に比べて柳原氏のツッコミの勢いが1.5倍ぐらいになってました(笑)。

・ジパング上陸作戦(吉本興業 東京)→客席ウケがすごく良かったです。でもチャド氏は思ったほど日本語上手くないなってのが素直な感想(笑)。
・ライセンス(吉本興業 東京)→前のコンビ(ジパング)を弄る余裕があって落ち着いてるなぁという印象。声ネタ。「化粧品のことコスメって言う」で笑ってしまいました。(↑)
・ルート33(吉本興業 東京)→増田氏は髪切った方がいいのでは…。あとマジで痛そうなツッコミに引きました。
・ハリガネロック(吉本興業 東京)→大トリ。個人的には相方いじりネタはもういいやと思ったんですが、いつもより面白かったかも。
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以上、全組終わったのが約三時間後。そりゃ無印も閉まってますよ(ルミネの下の階がワンフロア無印良品なのです)。
さすがに漫才だけを三時間聞きつづけると疲れます…
家帰ってもテレビつける気にならなかったぐらい、脳みそ疲れました。
ルミネの椅子もお世辞にもいい椅子じゃないのでお尻痛かったし。

結果発表は大阪準決勝と合わせてなので(両会場、平等の確率で選出されるわけじゃないのです)、大阪が終わった次の日(12/1)です。
お友達に「誰が決勝に出ると思う?」と聞かれましたが大阪の様子を見てないので、よく分からない…
ただ、前にも書きましたが、東京準決勝にはダークホースはいませんでした。
「新しいもの」を見たかった私はやや残念。
常連組がやっぱり上手いし、ルミネ慣れしてる吉本芸人は余裕があるし、なんというか予想通り。
「知らなかったけど面白いじゃん!」という人を見つけたかったのですけど。いませんでしたねー。

客席は、おじさんもカップルも若い男の子も若い女の子も、いろーんな層が来てました。
ただ後ろの方の高校生ぐらいの女の子でものすごく!ものすごーくうるさい子達がいて、ビックリしました。
これがルミネの客なのか!?(←すいません)と呆れました。周りも注意しないのかな?あんなにギャーギャーうるさかったのに…








2003年11月26日(水)


【LIVE】「松竹"やりますぅ。"ライブ」(11月)


松竹やりますぅ。ライブ@渋谷シアターD。
毎月一回やるこのライブも、11月のこの回が今年最後(12月のシアターDが取れなかったのか?)。
ということで、いつもよりも少し特別バージョン。

オープニング。
MCはおらず、全員板付きで明転。今日は今年最後なのでちゃっちゃとやります!ということで、オープニングトークはほとんどナシで。いつものようにオバドラ石野氏が「やりますぅ?やりマッスル!」を。

最初に企画コーナー、「あいうえお面接」
上手に一列で椅子に座ったボケチーム(石野氏・久保田氏・佐藤氏・青井氏・平井氏)の面接官。
下手に椅子が一つと抽選箱が置いてあり、その中から引いた「○行」の言葉で面接に受け答えするというもの。
結構長かったので全部覚えてません(笑)。

・久保氏→トップバッターなのにかなりさらっとこなしてしまってました(笑)。
・江口氏→ -----
・柳原氏→「ま行」:エベレスト登頂のオーディション。最初においくつですか?と聞かれた柳氏が返した答え、「マックス22っす!」を延々押してました(笑)。志望動機が「目が眩みまして」と勝手に賞金作ったり。あと最後に各文字から始まる言葉を続けてさらっと言うという新ルールを勝手に作り、後の回答者を困らせてました…。
・渡辺氏→ -----
・緒方氏→「ば行」:カリスマ美容師としての採用面接。実家が美容院なのにハサミ持ったことないわ、親の跡継がずに他店に面接行くわ…しかも態度悪し。

ネタ。今回全組漫才でした。ヴェートーベン→ミラール。
ヴェートーベンはどんどん漫才が上手くなっていっててビックリ。今回青井氏の不要な立ち止まり(ネタと関係ないことでその場についてのことを言うクセがある)がなくてすっきり見やすい感じ。ネタの持ち時間がいつもより短かったのかもしれませんけど。

企画コーナー、「あいうえお面接」
今回はツッコミチーム(柳原氏・江口氏・渡辺氏・久保氏・緒方氏)が面接官。

・平井氏→松竹ナイン(だっけ?野球チーム)の面接。あまりの出来の悪さに帰っていい?と聞く平井氏に「もう一回来てもいいし、それは自分で選べ」と厳しい柳氏。
・佐藤氏→「な行」:(忘れました)。「沼で例えると40cm…」が面白かったことしか覚えてません(笑)。
・青井氏→「あ行」:山田家のまちこちゃんの婿としての面接。面接官の方が、柳氏が叔父・江口氏が姉・渡辺氏がまちこの子供(再婚らしい)・久保氏がホームステイ外人・緒方氏が父…という逆大喜利状態になってしまう(笑)。キャラ作りながら質問するのが大変そうでした。青井氏の答えは「男として、まちこさんを幸せにします!!」という誠実なもので、「いい青年だが、笑いがないぞ!」と柳氏に言われてました(笑)。でもテンドンと勢いでなんとか処理。
・久保田氏→Bar「PainBanboo」の採用面接。柳氏が勝手に最高齢の60歳のおじいちゃんという設定を作ってしまい、質問と全然符合しない答えの数々が(笑)。「いらっしゃいませ、ローソンへ!」に笑ってしまいました…。
・石野氏→石野氏が登場して抽選箱を覗いたらなんともう引く紙が入ってない!!(笑)どういうことやー!!と大騒ぎになり、柳原氏が袖に入って紙を集めてきました。「キダム」の採用面接。石野氏がやっぱり一番こういうのお上手と言った感じ。
・平井氏(二回目)→「が行」:松竹部屋(相撲部屋)のオーディション。これはもう最後の質問者の緒方氏の「ほっそり親方」に全部持ってかれてました(笑)。

ネタ。いち・もく・さん→オバドラ→アメザリ。
オバドラのネタは面白かったけど選曲が全部古い(笑)。メガネが見事にすぽーん!と飛んでましたけど、舞台裏で皆笑ってる声が聞こえてました…

アメザリネタ。今回かなり短め。最初のフリートーク部分が少なかったです。
テレビを見る時間があんまりないという話から、久米宏氏の跡を継いでニュースステーションの司会をやろうかな?という平井氏。
どうでもいいですけどニュースステーションは10時台ですよ(11時を連呼してた)。
キャスターのネタでしたが、後半はラジオCMネタが交じってました。この間エンタの神様でやった新しい部分も足して。
最後のオチが「このネタ、M-1の準決勝でやろうと思てます」。えええー!!(笑)なんちゅーオチですか。
ちなみに準決勝は29日(土)で三日後。
同じネタ見ることになるのかしら…ヤだな(笑)。(後日談:ホントに同じネタやってました。オチ部分はもちろん変えてましたけど)

企画コーナー、「やりますぅのバカ騒ぎ」
下手にさんまさん役の柳原氏が立ってMC、上手にソファと椅子に座った他レギュラー(ソファに全員座れないので江口氏と平井氏だけ丸椅子座ってました)。
恋のから騒ぎ風に、事前に聞いておいた事柄について「年末だしぶっちゃけて」話すというコーナー。スクリーンがないので柳原氏がスケッチブックをめくります(笑)。

★「うちとけられない」→こんな文章だっけかな?とにかくミラール佐藤氏の正体全然分からないという話。やりますぅ終わりでも誘わないとご飯一緒に行かないそうな。そこから、昔京都で某松竹芸人さん(書いていいのだろうか?これ。でも有名な話だと思います、私も以前に聞いたことあるし。OのT氏・ツッコミです)にキレて殴りかかったことがあるという話を。そのときはT氏が悪かったというところから何故かT氏の話が続き…「ここにおらへん奴のこと言うと悪口みたいやからなんやけど、○○を好きな先輩はおらん!!」と柳原氏が。おいー!!
しかし途中から、柳原氏のツッコミが最近壊れてるという非難に路線変更。
柳原氏のツッコミのせいで、平井氏は失語症・石野氏は網膜剥離(なのでメガネになったと・笑)なのだそうです。平井氏によると「(アメザリの芸風は)よぅ陰と陽みたいに言われるけど、違うねん。最初にツッコまれた後、ずーっと(平井氏が)テンション下がってるだけやねん。この間のM-1なんて5分間落ち込んでたわ」、「5分!?持ち時間やがな!!」と皆つっこんでましたけど(笑)。
2001年のM-1では高熱出してるにも関わらず舞台上でつっこまれ、その衝撃でふわーと倒れそうになった平井氏を柳原氏が手を引いて止めたという話もしてました。
柳原氏は「俺がツッコんでえぇ音せぇへんだことがあるか!?(石野氏に向かって)お前、俺のツッコミのおかげでどんだけ面白い(メガネの)ズレ方してきたと思てんねん!!」と反論。石野氏は「俺が間違ってたー!!」と泣きながらすぐ土下座(笑)。

★「この人おかしい!」→ミラール渡辺氏の行動がヒド過ぎるという話。後輩と一緒にいるときに「芸人ぶった」振る舞いをするのがクセなのだそうです。それが人の食べてる焼きソバとかパンを食べられない状態にしたりとか、通りすがりに服を破ったりとか、焼肉と一緒に携帯焼いたりとかとにかくヒドイと。
渡辺氏は「先輩付き合いがヘタだから」と弁明しようとしてましたが、何度か付き合ったことがある緒方氏が「えぇ思い出ないもん」と更に付き合いがヘタなことを広げたので(笑)余計責められてました。
柳原氏は「ネタ振りじゃないことをネタ振りだと思い込んでる」渡辺氏が気に入らないそうです。「『ニャー』やめろ」とアドバイスしてもわざとやるし、麻雀で牌交ぜる手を触るなと言っても触るし…とキレてました。
「ニャー」は本当に嫌いだそうで(断言してた)、めっちゃキレ顔で見てましたね(笑)。
しかしこれも途中で柳原氏もおかしい、という話に路線が…
江口氏は、部屋で麻雀した後一人残され、「寝てるまで見てて」と言われるそう。しかもその上なかなか柳原氏が寝ないのだそうな…。それは変やろ!!と引く他メンバーに、遊びでやってるうちに寝るまで見ててもらうのが決まりになって(←苦しいなぁ言い訳としては)なかなか寝ないのは江口氏が携帯に入ってるジブリの着メロ類を延々柳氏に聞かせるからなのだとか。

★「緒方さんが発端」→ヴェー久保氏の話。前にオバドラと一緒に仕事したときに、「ちょっと汗くさいかな?」と自分で思ってたら、緒方氏に「久保、お前ワキガやで!」と面と向かって言われ(笑)その後ずーっと言われ続けてるのでやめてほしいと。
スタッフと電話番号交換してるときも、通りかかった緒方氏が「あ、でもそいつワキガですよ」と言い捨てて行くので困ってると(ひどいな)。絶対違う!と久保氏は必死でしたが、その最初に汗くさいかな?のときは、後から現場に入っていったオバドラが扉開けた瞬間立ち止まるほどだったとか(笑)。今では相方の青井氏に「タカシ」じゃなくて「ワキシ」と呼ばれたりしてるそうです。不憫…

★「忘れてほしいのに…」→これは昔(5〜6年前?)、大阪で絡まれたときに仲間を捨てて走って逃げた緒方氏が、未だにその件で文句を言われるのでもうやめてほしいという話。その捨てられた仲間というのが…平井氏でした(笑)。でもこの話どっかで聞いたことあるなー。
平井氏はボッコボコに殴られ、石野氏の部屋にそのまま泊まりに来て(?のかな)シャワー浴びてる石野氏が全裸でビックリしてた横で緒方氏が土下座して謝ってたそうです。
柳原氏はその後会ったときにサングラスしてる平井氏の目に青タンが出来てるのを見て笑ったら「笑うな!」と怒られたそうな。
でも元々他の大学生がボコボコに殴られてるのを止めようとしてたんですって、平井氏は。偉いじゃないですか!
しかし柳原氏が言うには、向こうがカチンと来るような受け答え(芸人としては成立してるのですが)をしてしまう平井氏も悪いと。
緒方氏は未だに酔うとその話を延々されるから、もう忘れて欲しいんですけど…というと、平井氏は「二度と忘れません!!」。今日も飲みに行くかー!と言ってました(笑)。

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てな感じで結局2時間50分ぐらいのライブでした。な・長いよ…
最後に「盛り上がってちょっと延びてしまいました」と柳原氏も言ってましたけど。

ということで、私が3月から月一で参戦し続けた(今回他のライブとスケジュールが重なってしまい、そっち諦めたのですよ!わーん)「やりますぅ」ですが。
うーむ…あのねぇ、やっぱりどんだけ見てもこのライブは私にとって「アメザリが出てるから見に来てる」という域から出ませんね…。
見出した頃から顕著な変化があったのってヴェートーベンが上手くなったというぐらいで、他皆変わってないような気がするし。メンバーもずーっと一緒で変化ないし。ゲストとか呼ぶ気もあんまりない?
もともと個人的に事務所ライブより単独系の方が好きなので、見てるのツライなぁ〜と思うことも多くて…うーむ。アメザリが東京で単独イベントやってくれないかなぁ…








2003年11月22日(土)


【LIVE】古館伊知郎「トーキングブルース16th」


古館伊知郎「トーキングブルース16th」@パルコ劇場。

古館氏が一年に一度、16年間続けてきたソロのトークライブ。
私は以前に誘われて一度行ったきり(確かJanJanが無くなるときに記念でやったライブ)なのですが、今回急遽お声がかかりまして、行くことになりました。

パルコ劇場なんて久しぶり。二年前に「ヴァンプ・ショウ」観たとき以来でございます。
全国でやるライブなのですが、東京初日ということで花がすごい!ロビーに溢れんばかりの花。
しかもビッグネームばっかりですよ。
客層も普段のライブとは全然違います…おじさまなども多し。年齢層は高いです。

今回のテーマは、「恋してみました」。
ステージ上のセットは、黒いバックに「Talking Blues 16th」の小さなネオンサイン。その後ろに何故か網。
上手側の小さなテーブルの上に、ミネラルウォーター。
そのセットの前に古館氏が立って喋る、それ以外には全然装飾などなし。
それはそれはシンプルな、素材で勝負感ありありの(笑)ライブです。

二時間ちょいのライブですが、もちろんその間古館氏は喋りっぱなし。
基本的にはフリートークのカタチで、決め台詞(というか長い口上のような部分)のときはピンスポットが当たります。その間だけは彼の早口にぐーっと客席が引き込まれているのが分かります。

内容はねぇ…あんまりテーマと関係ない感じでした(笑)。
覚えてる限りでは、皆ストーリーを勝手に作り過ぎるという話・駒沢公園はすごいという話・なりきりで出会い系サイトに挑戦した話・古館氏の知り合いが言い間違いが酷いという話、など。

一番面白かったのは、出会い系サイトに挑戦した話ですかね。
今までPC方面に全然興味がなかったのに、「恋がしたい!」と思ってNECの一番いいパソコンを買って。
最初は男性として自分のありのままを書いてたそうなんですが、全然メールが来なくて、どんどん推敲していくうちに「女として書けばいいんだ!」ということになり…という話。
出会い系、面白そうねぇ(笑)。

ただ、タダで見といてなんですが(急遽代打だったのでチケ代いらないと言われたのさ)、このステージに自腹で6000円払うかと言われると…無理ですねぇ。
一人の男が、喋りだけで二時間持たせるのはすごい。
すごいけども…
喋ってる内容はそんなに面白いとは思わないんですよね、私は…
結構おじさんが好きそうな内容だとは思うけど。普通という感じです。
じゃあ皆彼の何を見に来てるのかなぁとつらつら考えていたんですけど、古館氏の話術なのかしら。
確かに噛まないですよ、二時間喋ってあんだけしか噛まなかったらホントすごいと思う。
しかしその「噛まない」という技術は、わざわざ劇場に足を運ぶほどの価値だろうか?

個人的に見ながらずーっと星野卓也氏のことが頭にチラついており(笑)、彼は最終的にはこういうのになりたいのかなぁとぼんやり思ってみたり。
※私は星野氏結構好きなんですけどね

もともと古館氏は実況アナであって、「目の前にあるものをリアルタイムで巧みに表現する技法」が評価されてここまで来たわけで。
フリートークのライブとして、自分の用意した素材について喋ってもなぁ…彼のその技法を見せたことにはならないと思うのです。
となるとやっぱり実況するのが一番面白いのだろうか??うーん。
そもそも「実況」とは何ぞや。現実に目の前で起こった出来事を、即座に上手く伝える技術ですよね。
大勢の人が目撃した出来事を、一番最初に一番美しく言語化できるのが古館氏ということでしょう?
となるとやっぱりトーキングブルースでやってることとは全然違う気が…

ずっと以前に夜中にトーキングブルースの歴史を辿るという番組を放送していて、それで観た過去のトーキングブルースはすごく面白かったんです。それは、今のフリートークのスタイルになる前。
もっとちゃんとコントとしても見られるようなカタチのステージで、私が一番面白いと思って見てたのは各テレビ局を相手に芸者風に例えていく…というものだったのです。
それは面白かった。
古館氏の「実況技法」の中の例えがすごく良かったわけで。
私がコント好きなのもあるでしょうけども。

最後のトークの部分で、16年間この「トーキングブルース」を続けてきたけども、来年からニュースステーションの司会をするので、今後はこういうカタチでライブは出来ないであろうという話をご本人がしてました。
一応カタチを変えて、続けていきたいというお話でしたが。

普段見ないタイプのステージを見られたことは大変よい体験だったのですが、自分が面白いと思うものと世間的に経済価値があるものとの隔たりを観たステージでした。
でもホントにプラチナチケットらしいです…うーん。すごいなぁ。








2003年11月17日(月)


【LIVE】くりぃむしちゅー「海砂利水魚VOL.9」


くりぃむしちゅーLIVE「海砂利水魚VOL.9」@恵比寿エコー劇場。

最近行ってるライブのラインナップが固定化されてきたので、これではいかん!今年は幅広くお笑いを見るのが目標だったはず!
ということで新規開拓してまいりました。
エコー劇場に行く度、「海砂利て定例ライブやってんだねー」と言ってたあのライブに、初参戦でございます。

以下はざっと内容など。ところどころ本人達が「ここだけの話でしょ?」と言ってた箇所があったのでボカします(笑)。

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●漫才
センターマイクでオープニングトークかと思いきや、ネタに入って漫才になっていきました。
トーク部分では、この間上田氏が被害にあった「THE BLACK M@IL」の話など。好感度が上がってるんですよねぇ〜と有田氏が羨ましがりまくり。
ネタ部分は、童謡を有田氏がアレンジするというもの。
結構数があって驚いた。忙しいだろうにいつこんなの作るんでしょう。前から持ってるネタなのかしら?
しかしくりぃむしちゅーってテレビだと衣装が可愛いというイメージがあるのですが、ライブだと普通だった(笑)。彼らが襟元にピンバッチ付けてるのがすごく好きなのに、今日はついてないし。あれはテレビ用??

●効きセンス
ゲームのコーナー。
事前に街頭アンケートとってきた結果を発表して、小学生・団地妻・老婆・オカマ・外国人のどの層の答えか当てるというルール。
アンケートの内容は、全て上田氏に対する質問です。
回答者はもちろん上田氏+ゲストのアンタッチャブル(前回のゲストがおぎやはぎ・伊集院光・清水ミチコだったというフリをされて不憫でした)。司会が有田氏。
質問の内容は、
「上田氏の直してほしいところ」(上田氏を好きだと言った人に)
「上田氏の言いそうな口癖」(上田氏を知らないと言った人に)
「上田氏に新しい名前を付けるなら○○上田」(上田氏を好きでも嫌いでもない人に)
でしたが、これが簡単でねぇ。
5/5で全部の組み合わせがぴったり当たればOKというクイズだったんですけど、三問中二問当たりでした。でも一問外れたから罰ゲーム!と上田氏がアンタッチャブルから貰ったギャグをやらされてました。
回答者三人が相談して話している間、司会の有田氏は暇そうでした。

●Mr.アリック
マリックのテーマにのせて(と言っても口で歌ってるだけ)Mr.アリックのショーを。ショーの司会が上田氏。
有田氏はちゃんと上着脱いで、シャツの袖めくってます。
世界のあちこちをブラブラして(?)習得した超魔術を見せる…のですが、最後の方はもうオチ読めちゃっててどーかと(笑)。
有田氏のしてやったり顔と、上田氏の協力体制を見られるのは面白かったですが。
最後の真剣芝居も長いよー。有田氏のボルテージの上げ方は見事でしたけど。

●お笑い運動会
ジャージに着替えたくりぃむしちゅーと、ジャジ男(審判)のアンタッチャブル山崎氏。
お互いの部屋に飾っている宝物(上田氏=仲間幸恵のサイン・有田氏=自分の顔像)を賭けて、お互いの考えてきたゲームを。
一つ目の競技は、有田氏考案のお笑い棒高跳び
審判のお題に面白い答えを言って、OKだったらクリア。高さによって難易度が上がる…というものなのですが、有田氏が贔屓されてる様は面白いですけど、肝心の答えが全っ然面白くなくてビックリした(笑)。
一番笑ったのは山崎氏の「癒着してたら言いますから!」でした。
二つ目の競技は、上田氏考案のうんちく対決。「あえてそっちのフィールドでね…」という上田氏(笑)。
90秒でお客さんの出すお題に関するうんちくをいくつ言えるか?という勝負だったのですが、上田氏ホントにすごい!!
全部覚えてないですけど、「恵比寿、新幹線…」とすごいスピードで全部答える!!そして全てのうんちくに会場が「へぇ〜」(笑)。
あれはホントいいものを生で見ました(笑)。
結局8つという記録だったのですが、それを見てた有田氏が「あれヤラセじゃなかったんだね〜」と感想を。
「一番近くにいる奴にまで疑われてたのか!!」と上田氏はご立腹でしたけども(笑)。
対する有田氏は、虎ノ門見たことある方はご存知の独自のスタイルでうんちくを作り出してました…「あなた次第です!!」には私も笑ってしまいました。わはは。
最後の競技は、山崎氏考案のカミングアウト競争
ものすごく答えにくい質問に、真剣に答えなければならないというルールで、それに何秒かかるかという…。
有田氏に対する質問→「ぶっちゃけ自分にキテると思う女性タレントの名前は?」
上田氏に対する質問→「ぶっちゃけ抱かれてみたい男性タレントの名前は?」
これは答えにくいぞー(笑)。上田氏の答えに、会場出演者みんな引く。「俺は競技にのっとっただけだからなー!!」という彼の叫びだけが空しく響いておりました…
最後、山崎氏が返り討ちにあいまして、「嫌いな芸人の名前」を言わされてました。これに会場が盛り上がっていた(笑)。答えるのにすごい時間がかかってて、「こんだけ時間かかるってことはね…ホントに嫌いってことだよね…」とどんどん自分を追い込んだ後に言った名前に、くりぃむしちゅーの二人もひっくり返ってました。まぁ…分かるような気もするけどね…。
結局、全ての対決の結果は上田氏勝利。有田氏の首(写るんですのCM用に作ったものだそーだ)なんていらない…と言ってました。

●ADとプロデューサー
コント。もうこの仕事辞める!という有崎(と言ってた)Pを引き止める、AD上田氏。
過去に有崎Pが作ったパクり番組を挙げていく…という設定で、上田氏が言った今あるテレビ番組を、有田氏がパクった状態で答えるというアドリブコントみたいな感じ。
上田氏が一番笑ってたのは「徹子のヘアー」(下ネタです)でしたが、私が好きだったのは「お金のタイガー」でした。タイトル可愛い。
しかしこれも長くてですね、まだやんの!?というぐらい上田氏が引き止める(=番組名のお題を出す)。延々やってましたけど、やっぱり最後は徹子ネタで笑ってました。

●エンディングトーク
「有田さん、今何時か知ってますか」「いえ」「10時20分です」。会場えー!!長っ。長いな〜とは思ったけど気のせいじゃなかったんだ!!
本人達も長すぎることは認めてましたけど…もうちょっとなんとかならかなかったのか…
年末にやる冠番組の話などをして、最後にもう年内ライブないので客席の皆さんにクリスマスプレゼントを、と袖に戻った上田氏が手にマイク持って戻ってきて長渕の歌を歌いますと(笑)。さすがに出だし部分で暗転してすぐ終わりましたけど。

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てな感じでした。
しかしね、上にも書きましたけど、「長いっ!!」。
やりますぅで長いライブに慣れてる私でも、最後の方「今一体何時なんだ?時計が見たいっ!!」という衝動に駆られるほどの長さ。
19時開演で、22時30分頃終演ですよ…三時間半。休憩なし。
他の感想みんな吹っ飛ぶぐらいの長さ。客席も後半全然落ち着き無いし(中座する人や途中で帰ってしまう人がすごく多かった)。
地方から来た人大変だよね、これ…
しかもやりますぅぐらい人数がいたらまだ分かるけど、四人しか出てないのにこの長さって(涙)。はぁぁ…

その長い!という感想以外を捻りだすとしたらですね(笑)、やっぱりテレビにあれだけ出て忙しそうで、芸暦も長いコンビなのにまだこういうことをちゃんとやろうという気負いはすごく尊敬に値すると思います。
予想してたより全然ちゃんとしてました。
もう一つは薄々は感じていたけど、「くりぃむしちゅーの半分は上田氏のやさしさで出来ている」ってとこですか(笑)。
あとの残りは、有田氏の天衣無縫なとこが1/4、有田氏の上田氏に対する執着が1/4。
本当に仲の良いコンビです。見てて楽しい。
運動会のときは、上田氏がお土産で買ってきたという毒きのこがキャラクターのスニーカーを有田氏が嬉しそうに履いてたり。あのプロデューサーのときのトレーナーも相方のお土産ですよね?確か。

ライブの長さの原因を考えてたんですけど、やっぱりテレビに出てる芸人さんって編集されるのが当たり前で、数出せるだけ笑いをやっとこうみたいな姿勢になってるからなんですかね??
テレビは後で面白いところ編集されるからそれでいいですけど、やっぱりライブはねぇ…
「家で他のことしながら見てたらもっと楽しめたかもね」というのが、私たちの総合意見でした(笑)。








2003年11月11日(火)


【LIVE】カリカ林トークショー「喋林」(6回目)


カリカ林「喋林(六回目)」@銀座小劇場。

前回からかなりのインターバルを置いての喋林です。久しぶり。
何故か(というか薄々理由は分かるけど)今まであった事前アンケートはナシ。
客入れ音楽はBACK STREET BOYSでした。

いろんな話が出てましたが、一番微笑ましかったのは、「松っちゃんとご飯」話。
品川氏の車の運転手で呼ばれて行った食事にダウンタウン松本氏が来たのだそうです(キム兄さんもいたそうですが)。
自分にはそんなミーハーな心はない!とずっと思ってきたけど、目の前に松っちゃんがいると見ちゃうね…とやや興奮気味に話す林氏が良かったです(ずっと「松っちゃん」って言ってました、話の間中…)。
話を振られないだろうけど、振られたときは絶対噛まないように!と心がけてたのに、松本氏に振られたら案の定噛んじゃったそうです(笑)。
でも初めて会った時点で松本氏に「(スーツて)オモロイな」と言われた〜!と幸せそうでした。

あとは、ゴロッキーズの仕事の話。
マネージャーさんが「いい仕事持って来ましたよ〜」とモー娘(ただしゴロッキーズ=5・6期メンバー)の番組のナレーションの仕事を持ってきてくれたそうです。
「やっぱり可愛いわ!」(林氏は生で見たら新垣ちゃんがオススメらしい)とずっと半笑いで仕事してた…という話。「あい(林氏は加護ちゃんが好きなので)への道ですよね、これは!!」と興奮してました。
「ギャグやってくださーい!」とモー娘に振られて、「メガネ好き好き〜!」というギャグ(声のみ)をやったらこれ以上ないほど滑ったという場面を忠実に再現してくださいました(笑)。

一番最初に話してた全日本女子バレーの話は、フジテレビ見てる人(私含め)は皆思っているのではないでしょーか。
森アナの号泣はあの朝嫌っていうほどリピートされてました…。
「こんな出しゃばりな子だったんだ」には笑いましたけど(笑)。

あとは、ざっと

・ママの留守電話
・駅と電車での出来事
・昔の彼女ができちゃった婚
・隣の家の奥さんが育児ノイローゼ
・レンタルビデオ屋の店員の対応

みたいな。他にもいろいろありましたけど忘れてしまった(笑)。

あと、客席アンケートがなくなった代わりに(?代わりになってんのかなぁ)、子供嫌いを直したい林氏が子供の質問に答えると…
実際にネットから拾ってきた質問を使って実際に電話越し(相手はコブシトザンキ氏)に回答してました。
しかしあんまり面白くなかった(笑)。「大人のコンソメ」の出来損ないみたいな。謎の時間でした。

今回の林氏のツボ発言。(電車の中で気分悪そうな人を見て)「秒読みだな〜」、ライブ終盤「困ってきた…ごめん、作家陣。弾切れです」(笑)。
結構弾切れるの早かったような。ライブ自体は1時間半ぐらい。

最後、告知んときに「ミスチル物語」(今度林氏がハロバイ金成氏とやる舞台)の話のついでに「オトメメン」(家城氏の舞台)の話が出まして。
オトメメンの告知もしてましたが、その後、つけたしみたいに解散についてのコメントを。
ただ、林氏のスタンスは(もう一通りほとぼりが冷めた感があるからなのか)全くの根拠のないガセですよという感じでした。
でもホントに忘れてたけど言わなきゃみたいなとぼけた演技してたけど、どーも不自然で(ウソが上手い人にも見えないし)。
家城氏がトークライブでしてた説明は、「上手く言葉に出来ないけどなるべく真実に近いことを伝えたい」という熱意が伝わってきたのですが、林氏の今回のそれは、「そういうのは全く根拠がないガセだから」というようなある意味バレバレのごまかしに感じられてしまい、残念でした。
やっぱりね、ちょっと不信感出た…
家城氏の説明はすごく良かったんだけどなぁ。
まぁファンにはそういうの言いたくない!というスタンスも分かるので(私も本人だったらそうするかもしれないし)責めはしないですが、そう感じたということだけ書いておきます。

あ、でもね、「12日(は林氏の誕生日)もすりゃあいいのにねぇ〜わざわざズラしたりしなくても…」とオトメメンの公演日のことをニコニコしながら話す林氏は素敵でしたよ(笑)。

ただ残念ながら、総体的に見て正直今回の林氏は精彩を欠いていました。ミスチル物語のお稽古で疲れているのかしら??
顔色もあんまり良くなかったような気がしますし…
最初からベスト姿で出てきちゃったしなぁ(笑)。
今まで出てた「育ちの良さげな」トークが少なかったからもあるのか?
ちょっと残念です。

次もあったらもちろん行きますけど、今までより楽しみ度が減ってしまったかも…
ちなみに、彼の髪の毛はどんどんプリン化しております(笑)。
黒に戻す気があるだけで嬉しいですが。








2003年11月08日(土)


【EVENT】「実短theよしもと」(学祭)


「実短theよしもと」@実践女子短期大学体育館。

学園祭でございます。今期行くのはたぶんこれだけ。
メンバーは吉本から五組。サカイスト・森三中・綾部祐二・カリカ・ブラザース。
300円の割に結構豪華です。ただ、会場が日野なんで交通費が痛いですけど(笑)。

体育館は結構広くて、A〜O列×30席=450席。空席も目立ちましたけど、前の方は実践短期大学のお嬢さんでいっぱい。
フラットにパイプ椅子でしたが、席がちょうどいい場所でよく見えました。
舞台は普通の板張りに、スタンドマイク(ただ途中から斜めに傾くタイプ)と端っこにグランドピアノがあったり。後ろに手書きの文字で「実短theよしもと」の看板が掲げてありました。
客席には協賛(してる企業があるんですってさ、すごいなぁ)品がお土産として置いてありました。
以下、簡単に感想(登場順)。

★サカイスト
弟氏(名前が分からない)がマイクを手に持って、えらく動き回りながら延々30分ぐらいネタやってました。
妹がいたらどう起こしてほしい?とかそういうネタでしたが、すごく一生懸命やってる感じで好感持てました。後のコーナーでも一番頑張ってたのは、家城氏か彼だ。

★森三中
ものすごく客席が盛り上がってました。女子短大生に人気あるのか!?森三中。客席から「可愛い〜!!」の声多数。
ただ、サカイストの長さに対してものすごくネタ時間が短かった(笑)。15分ぐらい?
独身組が、唯一既婚者の大島さんにアドバイスを貰うというもの。「負け組だろ?」という言葉にグサリ(笑)。
何故か村上さんだけ後のコーナーにいませんでした。ピンで忙しいのかね…(と思ってたら黄金伝説のせいだったのかな?)

★綾部祐二
何故末吉氏と一緒じゃないの?と謎なんですが…普段どおりの一人漫談。ちゃんとスーツ着てきてて感心。というか普段着であの口調で喋ると胡散臭さ爆裂だからかな??
一人で延々喋るの疲れるだろうなぁって思うぐらい長めにやってました。
でもほぼ噛まずにすごい。男前なのに(←逆差別)。

★カリカ
カリカも人気ありました。林氏はいつものスーツ、家城氏は黄色のシャツ(裾出しっぱ)にストライプのネクタイ+キャップという謎の出で立ち(後にブラザースに「楽屋からあのままの格好で舞台に出てくと思わなかった」と言われてました)。
舞台の後ろに掲げてある看板に言及したのは唯一家城氏のみでした。「なんで『the』で三文字使う勇気がなかったのかとね…」(笑)。
普通にトークしてから(他の学祭に家城氏が遅刻した話とか)、ネタやりましょっかということになり、家城氏が「ショートコント、面接」と言うと林氏が、「ちょっと、ショートコントじゃないんだけど」(笑)。
「(客に)ショートコントだと思わせとけば結構長いなって思ってくれるっていう作戦だったのに!!相方がそれ潰すなんて!もうコントやらない!」と舞台に寝転がってダダをこねる家城氏に、「私は面接官」と無情にコントを始める林氏が素敵でした。

★ブラザース
トリがブラザース。どうも楽屋にモニタがないらしく(学祭だからないか)、掴みがホント皆カブってた。典型的な営業の掴みだった(笑)。
暑い!と言って途中で上着を脱いでましたが、メガネの人(名前が分からない)のインナーが本当に気持ち悪かった。なんだありゃ。
最後にショートコントをいくつか。

で、ネタが終わった後、抽選会を。
チケットに書いてある席番号で、出演者のサイン色紙と出演者と一緒に写真を撮れる権。
当選者を舞台脇までナイトのように迎えに行くサカイスト弟氏が良かったです(会場から「いいなー!」の声が)。
写真はジャンプして写ろうとしている家城氏が頑張ってました。あれどんな風に映ってたんだろ?
あとは協賛品のプレゼントなどもありました。

最後に、学祭側から芸人さん一人一人に向けてプレゼントを渡すという企画が。
そのプレゼントが、ちゃんと芸人さんのことを知ってる人がセレクトしたもので、大変心がこもった良いものでした(笑)。
以下ざっと(一部忘れてしまいました…)。
・サカイスト→亀チョコ・いつも吸ってるタバコ
・森三中→メイク道具・マネキュア・Tバックショーツ(大島さんに)
・綾部氏→土鍋(いらんわ!と言ってましたが)
・カリカ→加護ちゃんカレンダー・黒のキャミソール(家城さんに。その場で着てました、可愛い!)
・ブラサーズ→無印のノート

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という感じでした。
正直、吉本の芸人さんなんて今学園祭腐るほどまわってるだろうし、あんまりやる気ないんだろうな…と思ってたんですけど、前の方の席の綺麗なお姉さん然としたお客さんのせいなのか(笑)皆さん比較的ちゃんとやってらっしゃいました。
個人的には、昨日松竹、今日吉本。という感じで(笑)。
この学祭の中では、カリカがやっぱり一番楽しかったかな。








2003年11月07日(金)


【TV】「お笑い下克上スカパー!劇場inアルタ」(観覧)


「お笑い下克上 スカパー!劇場 inアルタ」@新宿アルタスタジオ。

松竹HPに載ってない観覧番組でして…関東での仕事少ないんだからちゃんとお知らせしてよ(努)。
スカパー200ch(スカパー宣伝用の無料チャンネルらしい)の番組らしいです。
事前にスカパーHPにて発表されいていた出演者は、アメザリ、安田大サーカス、オーケイ、「その他」(笑)。
結局、その他の中になすなかにし、せんたくばさみ、ヴェートーベン、チョップリンという豪華メンバーが入っていたのですよ。
「ここはど真ん中ホール!?」というほど松竹若手オールスター。しかも普段なかなか見られない大阪組中心。
行って良かったです…行けなかったら泣いてるわ…。

スタジオアルタはご存知「笑っていいとも!」のアルタです。
私は入るの初めて。結構狭い…。
階段上になってる客席に、スイッチが配置されいて、ますますいいとも風(笑)。

番組の内容としては、先輩芸人と後輩芸人がリレー方式でネタをやり、そのネタの出来をお客さんが判断し、入ったポイントによってアルタビジョン(アルタの大きな街頭テレビね)に流してもらえる秒数が決まる、というもの。
アルタビジョン用の映像は、番組とは別のものを撮影するようですけど…(そこらへんの説明が全然なかった)。
司会はあの「スカパンダちゃん」(知らん)。おなかにスカパーマークの入ったパンダの着ぐるみです。
以下、後輩芸人(ネタ)→先輩芸人(ネタ)→両者+スカパンダちゃん(トーク)→審査という順。
ネタの都度、スカパンダちゃんがお題を書いたフリップ持って来るんですが、ほとんど忘れてしまいました…オンエアチェックして下さい。

(↓以下ネタバレですので、反転させてお読み下さい)
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★安田大サーカス「高校サッカー」×オーケイ「死語」

安田大サーカスを生で見るのは初めて(笑)。おー、ルックスに特色のあるイヌニャーみたいなものか(←違う)。
初めてで慣れてなくて、こんな明るいところでHIRO氏を見ると…ううむ、やっぱりちょっと怖い。でもNo.1ホストなのだと思い出し、改めてよく見る(笑)。
サッカーの練習をするものの、パスを団長と同時にしてしまうクロちゃんと、横っ飛びを延々強要されるHIRO氏…というネタでした。

オーケイのお題、スカパンダちゃんが「クロちゃんの死語ツッコミよかったねぇ」とか言って持ってきたんですけど、そんなツッコミしてたっけ??そうか、そういう有りもんネタをするのね…と納得しましたが(笑)、衣装もちゃんと専用の「死語漫才」でした。
東京チクる!2部でも見たので二度目。これがオーケイの一押しのネタなのかな…確かにこれテレビで流れてたら「!?」と目は止まると思うけど(笑)。

トークは、主にオーケイ小島氏の整形話(ホクロもヒゲも)と安大の舞台ぶっ壊し話。
NHKの収録中に舞台をHIRO氏が壊して修理に一時間かかり収録中断したとか、ど真ん中の舞台の床はところどころフワフワしてるところがあるとか。
「こんなデブ生で見るの初めてでしょう〜?」と小倉さんがHIRO氏の後頭部のお肉を掴んでました。すごいなぁ…。
無茶修行んときみたいに汗だくでした、HIRO氏。
あと、二組とも「アルタだアルタだ〜!」ととてもハシャいでました(笑)。

★なすなかにし「ウィンターラブ」×オーケイ

なすなかのお題がすごい(笑)。本人達も登場してすぐ「ウィンターラブや!」言うてましたけど。ウィンターラブて。

オーケイのお題忘れましたが、ネタは「注意書き」でした。これもお台場チクる以来二回目かな?
さっきと違って私服。小島氏のピンストライプのグレーのジャケットのデザインが凝ってて、さすがオシャレさん…という感じでした。

トークは、中西氏が大山升達氏や空手をバカにすると本気でキレるという話、那須氏が字幕の映画が見られないという話など。
子供の頃空手を習っていたという小島氏が空手の型を披露してましたけど、本当に冗談でやってるようにしか見えない(笑)。

★せんたくばさみ×アメリカザリガニ

これまでのコンビは漫才だったので正面のドアからスモークと同時に勢いよく登場!という感じだったのですが、せんたくはコントなので二人は板付、能勢氏は脇から地味に登場(笑)。
ゾンビゲームのネタ。合格ハチマキがひどい出来…字も汚いし布の切り目も汚いし(笑)。

アメザリのネタは「つけたし言葉」。
ここでアメザリの姿が初めて見られたのですが…柳氏、上げ柳に戻ってるやん!!どはー、これはショック。
お洋服は去年着倒してたプリングル+細身のワークパンツという組み合わせ。
ネタ中、柳氏が「月曜日かと思ったら日曜日だった…」をネタ振りの部分でオチまで全部言ってしまうというミスを。
その部分から大幅に飛ばして、次の段落(というのかな)まで一気に進んでました(平井氏が「そこまで飛ばすんかい」と)。
最近このネタ何度もやってると思うんですけど…慣れて逆に間違ってしまったんですかね??

トークは、アメザリが出てきたこの組み合わせのときから異様に長くなっていきました(笑)。
せんたく能勢氏の趣味が「ドラム」だという話(他のメンバーに合わせて変えろと言われてたらしい)とか。
せんたく吉本氏が最後に「全然喋ってへん」と言われて何かやれ!と強要されてました。結局吉本氏がやったのは、出だしの台詞を噛んだ能勢氏・ネタを飛ばした柳氏・スカパンダちゃんを順番に指差し、「噛んだ!飛んだ!パンダ!」と叫ぶという…(笑)。
一度目上手くいかなかったので、やり直しする際に、平井氏がADさんみたいにキュー出ししたり、「パンダどこに立っといたらえぇ?」と柳氏が立ち位置を吉本氏に確認したり。「ここはオンエアのらんでもえぇやないか!」とは柳氏談。
退場時、柳氏が客席に「ごめん」のポーズしてました。

★ヴェートーベン×アメリカザリガニ「お宅訪問」

ヴェーのネタは貧乏な家庭のクリスマスは…という話でした。

アメザリのネタはお題そのまま「お宅訪問」。おなじみの平井氏邸バージョン。短めだったので、隣家の猫や子供部屋のくだりはナシ。

トークは、ヴェーの地元(広島)でヴェーの後援会が出来るかもという話。某J民党のKめ井静香氏が後援会長になるかも…というイニシャルトークでどんどん話が進んでいきます。柳氏が「大丈夫や、イニシャルトークやから全然誰かわからへん!!」(笑)。Vトーベンの後援会か、Aメリカザリガニも頑張らんとあかんな〜という柳氏に、「Aメリカザリガニ?」と全然理解出来てない平井氏。
あと「平井はボケの人やから!(=全然分かってないことが多い)」というフレーズもここで頻発してました。
退場時に、スカパンダちゃんになにやら耳打ちする柳氏。それを見たヴェー青井氏が「パンダに『そこそこ面白かったで』って言うのやめてもらえますか」(笑)。

★チョップリン「年末取締り」×アメリカザリガニ「年末取締り」

この組み合わせだけお題が一緒でした。
チョップもコントなので地味に脇から登場(笑)。ビニール袋を口に当ててる小林氏と、警官(衣装は普段着)の西野氏。
西野氏の事情聴取をのらりくらりとかわす小林氏が、最後にキレて西野氏の腹部に懐から出したとあるモノを刺す…というネタでした。
オチはダジャレでした。「キュウリに一生を得たな」という(笑)。
かなり昔のネタ?

アメザリは、同じお題で「交通整理」のネタ。懐かしい、っつーかオンバトでしか見たことない!
平井氏のフエがスタジオに響き渡ってました。
で、オチに登場するものがさっきのチョップのネタ中に使用されてたのと同じ(笑)。こちらのオチもダジャレで「車はキュウリ止まれない!」。こんなとこでリレーしてる二組でした。

トークは、バイトの話。チョップ小林氏がAV男優のオーディションに行ったという…(あーリアクションが取りにくい話だった)。
肩幅が狭いからという理由で断られたそうです。重なり合ったときに女優さんが見えてるとダメなのだそーだ。
平井氏も昔やった危険なバイトを。詳細が一切分からないんですけど(笑)、サイレンに怯えながら中身を覗くな!と言われた段ボールをひたすら積荷として積んで、くしゃくしゃの一万円が貰えるバイトだそうです。
それに対して西野氏がやってたのはテニスのコーチ(…宗方コーチみたいなん?←勝手な想像)、柳氏は塾の先生。「堅実な二人」と柳氏は自画自賛。「手っ取り早くしようとするからそんな仕事になんねや!」とボケ二人を怒ってました。
退場時、舞台袖で柳氏に引きとめられて何か言われている西野氏。客席をくるっと振り返って、「僕、今怒られてます」(笑)。
厳しいね、柳原兄さん…

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てな感じで観覧は終了でした。

審査は、会場にいる60人のお客さん(という建前らしいがそんなにいなかったような)がスイッチで判定し、最長60秒のアルタビジョン放映権が獲得できるのですが、ほぼ全組み合わせが40秒前後でした。
一番長かったのがヴェー×アメザリだったかな?
進行表(が置いてあった)によると、収録後にアルタビジョン用の映像を別撮りしたみたいです。

※進行表に「着ボイス録音」って書いてあったけどあれはなんなんだろうか??

いつ放送になるのかとか全然説明してくれない観覧(そもそもシステムもよく分からなかった、なんで下克上なのか?)でしたが、12月から流れるのかな?アルタビジョンは11月下旬から?
松竹HPにもどうせ載せてくれないだろうし…
新宿通ったら気にしておきます(笑)。

まぁとにかく滅多に見られない大阪組を見られたので満足しました。
チョップリンは中一日で再上京してきたんですね…あんなにネタ時間少ないのに(涙)。
一週間に生チョップが二回も見られると思ってなかったので、意外な驚きでした。というかもっと事前に情報流してほしい…マジで…。








2003年11月05日(水)


【TV】「東京いろものバトル!お笑いPRIDE4」(観覧)


「東京いろものバトル!お笑いPRIDE4」観覧@abc会館。

エレキが出るので見に行きました。PRIDE3には仕事の関係で行けなかったので、2以来です。
以下の8組が今回の出演者(リンク有)。
エレキコミックインスタントジョンソン劇団ひとり東京03チョップリンハローバイバイホームチーム前田健

大阪では11/14(金)オンエアらしいのでその後にアップします。東京では放送未定なのでネタバレしたくない人は以下ご注意下さい。

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【オープニング】

MCは、浅草キッド・ABC新人女性アナ。インタビュアー(審査員=客席への)がファンキーモンキークリニック。
しかしファンキーはインタビューがヘタ過ぎ!そんなの質問された方が答えに困るだろうということばっかり聞いてる。

出演者呼び込み。客席通路、後ろからプラカードと一緒に登場(前回チャンピオンのエレキを除きあいうえお順)。
エレキが前回チャンピオンと紹介されるも、このお笑いPRIDEは前回チャンピオンが一回戦で負けるというジンクスがある…という知識を谷井氏が披露して、今立氏が「すげぇフリークだな、お前」と(笑)。
エレキは前回優勝のために審査員への賄賂として2000万円使ったと浅草キッド言われ(笑)、もう事務所にお金がないから今回はダメかもと。
あと前回チャンピオンなのでシードです!と言われるも、普通にトーナメントの一回戦から対戦。
しかも枠が一番左の枠なので、「全戦先攻・一番最初にネタやらなきゃいけない」とかなりの逆ハンディが…

くじ引きでその他のコンビのトーナメント枠を決定。
今までくじを引くときに各コンビが一ネタずつやってたそうなんですが、ナレーション処理するのでいらないです、と博士談。
(でも結構皆いろいろ喋ってた)

【1回戦】

★エレキ:カラオケ(○)vs 前田健:オタク女(×)

名ばかりのシードで、トップバッター。暗転明けに谷井氏が「なんだこの空気〜」(笑)。その一言でかなり客席が和みました。
エレキはほぼいつも通りのネタ…だったのですが、なんと今立氏の飛び蹴りで谷井氏が足を負傷!
舞台袖にずさーっ!とカラオケ機器つけたまま転んでしまったのです…
あまりの痛さに、まだボケが残ってたのに「音、音下さい」と谷井氏がギブアップして、最後の音楽(蛍の光)を流してもらったの(笑)。
その後ずっと負傷ネタを引っ張ってました(笑)。PRIDEだから「負傷者が出た」って言いたいもんねぇ。
「いい歌でありますように」っていうのは初めて聞きました。カラオケ屋で言うの?(全然行かないから知らない)

前健氏は、オープニングから化粧してましたが、オタク女の子のネタ(よりすぐりで見たな)。
オタク女子にしては化粧が綺麗にしてありすぎて、不自然でした。しかしメイクないと女子に見えないか…
私はこのネタあんまり好きじゃないのでツラかった。でも客席には初見の人が多かったらしく「似てるよね〜いるいる」の声が。
しかしお客さん皆ネタ中喋り過ぎだよ…マナーの悪さにビックリしました。

結果、エレキ圧勝。

★東京03:お見舞い(×)vs インジョン:クイズ(○)

トリオ対決。
東京03は、元アルファルファの二人とプラスドライバーの角田さんが新しく組んだトリオ。
噂だけ聞いてて早く見たかったので嬉しかった。が、ネタはこの間のオフエアバトルで見たお見舞いネタ…(ホーム&アウェイでも見た)。
角田氏が頑張っており、かなり熱かった。
例の歌のコンパのくだりはやはり秀逸。曲調と主張したいことがとてもよく合ってます(笑)。
しかし被害者と加害者が初めて会うって警察立会いしてないのかしら…

インスタントジョンソンのネタは初見のクイズネタ。
普段ほとんど彼らのネタを見ないので、芸人さんとしてもほぼ初見。
渡辺氏(←名前知らなかったので今調べた)がかなりいい味を出してました。きょとんとした人好きだからな、私…

結果は、なんと同数!(審査員が100人なので50・50のドロー)こういう事態も起こるだろうこと予見できるだろうよ、ABCよ…
決着はジャンケンで決めるとのこと。なんじゃそりゃ(呆)。
三人ずつなので、丁度三回勝負まで…といかず、二回目でインスタントジョンソンの勝ち(つまり東京03のストレート負け)。
一番最初にジャンケンは角田氏対渡辺氏だったのですが、ずーっとパーのあいこが続いて、最終的にグーで負けた角田氏に、「え、ずっと同じの出して笑いとるみたいな…」と渡辺氏が一言(笑)。負けた上に空気も読めない!と角田氏は落ち込んでました。

★劇団ひとり:ミラクル小林?(×)vs ホムチ:漫才「告白」(○)

劇団ひとりは、老人ホームに慰問するマジシャンのネタ。衣装(紫のラメ)がすごいハデ!!
老人の前でマジックは出来ないというネタなのですが、短いしすごくあっさりしてました。
初見のネタだったんですけど、なんかあんまり劇団ひとりっぽくないなぁと思ってみてました。個人的にはもっと毒があるのが見たかったです。

ホームチームは漫才。今回唯一の漫才でした。
やっぱりホムチのネタって「可愛い」かも…なんか言ってることが可愛い。こじんまりしてて。ほのぼの。
漫才貴重だし(というかPRIDE前はもっと漫才コンビいたのにコント組が有利すぎていなくなっちゃったなぁ)、楽しめました。

結果はホムチ勝利。
劇団ひとりは「業界評価は高いんですけどねぇ」と浅草キッドの二人が残念がってました。
もう出番がない!という川島氏に、「でも負傷者が出てるから」と谷井氏の代役を務めることを提案する博士(笑)。
川島氏は「じゃあ僕パーマかけますよ!」と言ってました…

★チョップリン:ニューヨーカー(×)vs ハロバイ:子守り(○)

チョップリンのネタはニューヨーカー。うう、正直言うと見たことないネタ見たかった…
客席の反応がモロ「怖い」でした。あの土下座からのジャンプ戻り初めて見たけどあれは正直ビックリする…。
ABCのアホ(←もう今回ボロカス言います)が暗転のタイミングを間違えて、西野氏が手紙を読む前に暗くしかけてしまう。
西野氏は余裕で処理してましたが。こういうとこ舞台慣れしてるのが出ますね…

ハロバイは、奥さんが浮気して出て行ったお父さんと子供のネタ。
子供の名前がずーっと聞き取れず…何ちゃん??意味がないならもっとわかりやすい名前にすればいいのにー。
「りんご」の文章のくだりは読めてしまって残念。オチが読めることほど残念なことない…
父親と子供の距離感(新密度という点で)がかなり不自然だと思うのは私だけでしょうか?あれ連れ子に対するテンションだよ。
関氏の子供キャラはかなり秀逸でした。

結果は、ハロバイ勝利。結構大差で…。
「期せずして松竹対吉本」って言われてましたが、チョップが松竹芸人だということを知らない人も多いでしょうね、東京だと。
オープニングで「新幹線で帰らないといけないのでさっさと負けて帰る」発言をしてたチョップですが、案外ヘコんでるねと浅草キッドに言われてました。わざわざ大阪から来たのになぁ…楽屋にも友達いないだろうし…(←大きなお世話)。

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【2回戦】

★エレキ:44(○)vs インジョン:リストラーズ(×)

エレキは単独のネタから「44」。まさかこれやるとは!ビックリしました(明転前に今立氏の衣装で分かるのです…)。
やちこの衣装が単独時のものと違い、デートネタのときの服になってて残念。
ただ、このコントはエレキが(というか主に谷井氏が)間違えまくり。足の怪我のせいなのか?谷井氏の左足にはバンドエイドが貼ってあるのがストッキングを通して見ました(笑)。
結構静かなトーンのネタなので、不利なのでは…などと心配。ただ、今立氏の歌はパワーアップしてました(笑)。
このネタ中、普通に客席で会話してる声がして(ひそひそ声でなく普通の声)スタッフの人も後ろ向いてました。喋るなよ、ネタ中に…
どういう客層なんだー、今日の客席は!!

インジョンは、自殺しようとしている人と、空き巣した人と、警備員のお話。
パターンの繰り返しが中心になってるのですが、ちゃんと三人にキャラクターもついてるし感心してしまいました…。
やっぱりここでも渡辺氏が良かった。佐藤氏のギャグは逆にいらないのではと思った(笑)。

結果、エレキの勝利。

★ホムチ:元FBI(×)vs ハロバイ:戦場もの(○)

ホムチは、人質になった二人の刑事のお話。銃撃戦のためにピストルとか持っててなんか意外(指でいいとか思ってるタイプなので)。
ネタ自体はまぁちょっと間延びした感もありましたが、ホムチが二組ネタが終わってから審査前に言ってはいけないことを言ってしまったので、かなりがっくり。
なんであんなこと言ったんだ…あれじゃ天狗になってると思われても仕方がないよ…。
たぶん受けが思ったより悪くて負け惜しみで出てしまったのだと思いますけど(前のPRIDEでも同じようなことしてたなー)、あれはかなりの減点。特に与座氏は、性格が素直なのだろうが思ったことをそのまま口に出しすぎだ!

ハロバイは、二人とも迷彩服で戦場の兵隊もの。
「えぇえ!?」って言うほど古い。何もかも。ネタもオチも芸風も。
今の若い人にとってはこれが新しいのだろうか??ものすごーく古いですよ、やってることが!
ドリフそのまんまというか…古すぎて笑えるとかじゃなく、やや呆れてしまった。本気でやってるのかな、これ…。

結果は、ハロバイ勝利。
後攻だったから有利なのもあったと思いますけど、絶対にこれはホムチ発言が関係していると思う(博士も同じことを後でコメントしてた)。
ちなみに与座氏は「ネタやってる最中に他のこと考えてた、『明日何だったっけかな〜』とか」と言ったのです…

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【決勝戦】

★エレキ:一気!(○)vs ハロバイ:結婚式(×)

エレキは大本命ですね、一気!のネタを。
ただ残念だったのは、今立氏のTシャツが普通のTシャツだったこと。ABCでは着られないのね、24時間T…
新しくジョージアCMネタが入ってました。

ハロバイは、結婚式のスピーチ。…これもネタが古い…なんで??
関氏がスピーチ、金成氏が新郎。緊張してる関氏を笑うネタなのですが…ううむ。ベッキーとか関根勤とか、顔マネ個人的にはあんまり好きじゃないので(そういうのやらない人が好き、どっちかってーと)そこも残念。

ネタ終わりで出場者全員呼び込んでから、審査。
結果、エレキ優勝!二冠達成でございます。
次回はダブルシードで、ネタを倍やらなければいけないそう(笑)。
最後に胴上げを…て言ってましたが、結局谷井氏が踏んだり蹴ったりされてる間に、川島氏+今立氏のエレキコミックが結成されてました。

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というわけで、意外性のない展開といえば意外性のない展開で、エレキが優勝でございました。
エレキは、PRIDE2→準優勝、PRIDE3→優勝、PRIDE4→優勝というかなり優秀な成績(PRIDE1には出てなかった)。
結果表みてもらうとわかりますが、他のコンビは全て「後攻で勝ってる」のですよ。先攻でなおかつ勝ってるのはエレキだけ。
(後攻が終わった後に審査するので、直前までネタをやってる後攻が有利なの)
シード枠は一番左の枠なので、ずーっと先攻なんです。なのに勝つ。しかも結構大差で。
もうちょっと強すぎるでしょ、エレキはこういうの…。この種類の大会全部制覇してるぐらいの勢いですものね。
他のファンの人たちはそこらへんどう思っているのだろうか、ちょっと心配〜♪

楽しみにしてたチョップリンは残念でした。「大阪から来た刺客」という位置付けだったのですが(←そうか?)…。
ABCだから呼ばれたんだと思うんですが、面白かったのになー
大阪のオンエアで関西の人怒らないかなー、心配だなー。
しかし私が「捨てジェイソン」を見られる日はいつ来るのでしょーか…見たい…。

今日の収穫は、チョップリンを生で見られたことと、インジョンのネタを改めて見られたこと。
玉袋氏が「(インジョンの)単独とか行ってあげて下さい」とコメントしたら、「いや、やってないです」って言ってました…。太田プロのライブでしか見られないらしいです。しかしインジョン客席のお姉さんに名前覚えられてなくて不憫(涙)。

あともう今回の主催側の仕切りの悪さにキレまくりでした。
15時集合で、一時間そのまま会場前で立ちっぱなしで待たされた後で、やっと受付開始。その上受付が一つしかなく、めちゃくちゃゆっくり受付してるわ、客席にまだ入るなとか無理言うわ(ロビーにいろって、椅子なんてちょっとしかないのに)、説明は少ないわ、酷すぎる!
何故名簿をコピーして、受付を二つにしない!?机余ってたじゃないか!おっさんが座ってたじゃないか!
態度も悪いし、本当に嫌になりました。
仕切りが悪くても番組的にちゃんとやってればまだ文句ないですけど、開始早々機材トラブルとか起こしてるし(冒頭からMC達出直し)、チョップの暗転事件もあったし、引き分けの場合の処理だっておざなり過ぎるだろ。あーいい加減。どうなのそれ。
出来ないことには無理言わないけど、出来ることはきちっとやれ。キー!(←心が狭い)

てな感じでした。なんか私、年々気が短くなってる??でも酷かったんだもん…









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