ちづちゃんのさらさら日記




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2003年09月30日(火)


夢路いとし師匠逝去によせて


 25日(木)、いとしこいしのいとし師匠がお亡くなりになりました。
 ネットニュースでそれを知ったのが、確か26日。

 少し前までお元気に漫才してらっしゃったのに…という驚きはありましたが、やはり私にとっては少し遠い存在であることは確かで。
 いとこい師匠のスゴさを肌身で知るには、私は少し若輩です。
(「終のすみか」で惚れましたけどそれは役者としてでしたし)
 もう少し上の世代の人たちには、私たちにとってのダウンタウンぐらいの存在なのかも…と思っていたぐらいでした。

 が。
 29日の、こいし師匠の記者会見を見て、泣いてしまいました。

 こいし師匠は、相方であるいとし師匠のことを聞かれ、「最高の相方でした。相方がいなくなったのだから、漫才はもうこれで終わりです」とお答えになってました。
 二人揃わなくなったら、終わり。
 これ以上漫才はしない。
 その決意に心打たれました。

 まだ日本に娯楽がそれほどなかった頃から、笑いを届けるという仕事をし続け、ずっと二人でやってきた漫才コンビ。
 相方が亡くなったから、漫才はもうしない。
 相方がいなければ、漫才は出来なかった。
 こいし師匠の、いとし師匠に対する言葉では足りないほどの深い愛情と感謝が、そこにはあると思います。

 最近は若手のお笑いの間でも解散やら相方変更やらという話題が目立ちますが、ここまでの覚悟というのはないんだろうなぁ。
 逆に言うと、ここまでの覚悟があって、ここまで相手に惚れ込んだ関係でなければ、お笑いコンビって成り立たないのかもしれません。

 「死が二人を別つまで」、漫才を続けた二人。
 ここまで本物のコンビって、今存在するコンビの中でどれだけいるのでしょうか。
 そして私は、それを見抜く目を持っているでしょうか。

 答えが出るのは、まだまだ先。
 自分が選んだ相方と笑いという仕事が出来ることは、かなり奇跡に近いのだと、日々感謝しながら過ごさないと罰が当たりますよ。
 大きなお世話と知りつつも、そんなことを考えた一日でした。

 末筆ですが、いとし師匠のご冥福を心よりお祈り申し上げます。








2003年09月28日(日)


【LIVE】カリカ家城「オールナイトトークライブ」


 カリカ家城オールナイトトークライブ@新宿ロフトプラスワン。

 ずっとカリカ二人でやってきたトークライブが、今回から家城氏のみに。
 …林派の私ですけど、やはり気になります。家城氏が一人で何を喋るのか。
 ということで、行ってまいりました。
 いつものごとく、深夜0時〜早朝5時半ぐらいまでの長丁場。
 印象に残ってることだけ書きます。

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 まずは家城氏からご報告…ということで。
 ネット上で噂になってるカリカの「解散」説について。結論から言うと「解散はしません!」と。
 解散しないってわざわざ言うのもヘンなもんなんだけど…ということで、言葉を選んで丁寧に説明して下さいました。
 まぁこれだけ噂になっちゃってるとね…触れないわけにはいきませんものね。
 ただなんでこの話を家城氏一人から聞かなきゃいけないのだ?とちょっと切ない。
 隣に林氏もいる状態で話すのが普通のような気がする。
 大勢のお客さん(カリカ二人でやってたときよりいっぱい入ってたらしい、170人ぐらい)に囲まれて、一人でカリカの話をしなければならない家城氏がかなり不憫でした。
 聞いてる方もものすごく真剣だし。
 今回のこのトークライブも、図式からすれば「カリカトークライブ−カリカ林」という感じで、舞台にひとりの家城氏が孤独そうに感じました。最初からひとりでやってる「喋林」とは違うもんね、意味合いがね…

 この話は家城氏の口から直接聞いた方がいいと思いますけど、かいつまんで言うと、いつも相方が隣にいると甘えてしまうので、それぞれ別の時間を持って自分の色を磨く期間にする、ということでした。
 林氏はスーツの着こなしを、家城氏はキャミソールの着こなしを磨くのですって(笑)。
 基本的には家城氏は「ゲストにカリカ林を呼びたい」とか、林氏の話を結構してました。それが救い…なのか家城氏がそんな状態なのになんで今こんな状態なの?とか考えてしまうというか。ううう。

 私は吉本周りの情報は疎いので全然分からないんですけど、アップダウンともちょっとなんかあったらしくー…
 家城さん、いろいろ反省してました。
 後輩にもキレられる、としょんぼり。
 「だらしないんですよね、僕…甘えたいんです…」と。うう、なんか切ない…。

 ベルベが終わる話や、構想中(?)のカレーの話(カレーが大好きなのだそうだ)、次にやる舞台の話、スナイパーの話など。
 次の舞台は、なんとキャストが島田珠代姉さんやペナルティの脇田氏、犬ニャーなどかなり豪華なのだそうです。
 そして会場がキャバレー!
 家城氏はかなり熱くその舞台の話をしてました。

 最初の休憩を挟むまでの一人トークの時間の最後、「何か聞きたいことないですか?」と質問を募る家城氏。
(本人知ってか知らずか「喋林」と同じことしてるな)
 ひとつひとつの質問に、丁寧に答えていく家城氏。
 大地宅ライブの質問が出て、ダイノジの大地さん宅でやったライブの話もしてました。鈴木おさむ氏がやってきて、深夜組にはお寿司奢ってくれたそうだ!(お金持ち〜!)
 「もう大丈夫ですか?聞きづらいですか」とかなり丁寧に客席を気遣っている姿にほろり。
 なんか繊細な人だなぁ、やっぱり。

 その後のコーナーは、後輩芸人さん達が出てきて、わいわいと。
 適当に日付を挙げていって、お客さんの中でその日が誕生日の人がいたらポイントが貰えるゲーム(そのお客さんも奢ってもらえる)というコーナーをかなり長めにやってました(笑)。
 奢りの料金を、当たらなかった人が払うということで、「待ってよ、今日2000円しか持ってない…やっとプロミスの返済が終わったのに…」という家城氏。一番兄さんなのにお金借りてました…

 鈴木おさむ氏もちょっとだけ来て、林氏の話をして帰っていきました(笑)。
 かなりヘンな時間だったな、あれ…
 もちろん鈴木氏の話は面白かったのですけれど、なんでここに林氏がいないのに、家城氏にそんな話聞かせるのだろうか…
 その話というのは、今度鈴木氏が書いた「ラブ・ジャッジ!」というドラマに、林氏が出演するという話なのですけど。
 主演の泉ピン子女史に、顔合わせのときの挨拶を無視された林氏は、大声で三回挨拶を繰り返してみせたのだそうです(!)。んで最終的に泉ピン子に「うるさいよ!」とツッコませたそうな…。
 「そこが林のイカれてるところだよね〜、お前(家城氏)は出来ないだろ?」と笑いながら言う鈴木氏。
 もともとはこのドラマに出すのは誰がいいかという話で、家城氏が気になってたプロデューサーの意見を曲げて林氏を押したのだそうで(「なんでそんな林寄りなんすか!!」と家城氏は怒ってたが)。
 これ、話としては面白いけど実際私がそんなこと面と向かって言われたら泣きそうになるかも…ううむ。
 ちなみに林氏はバーテンダー役でご出演だそうです。

 あとは明け方に大喜利。
 家城氏が、「もう分かってるんです、お客さんは大喜利が嫌いだってことは。前のアンケートでも『大喜利が眠かったです』ってやたら書いてあったし。…ということで、大喜利をします!!」と(笑)。
 しかしですね、明け方の大喜利はマジで眠いです。
 というか私も寝ました…すいません。
 座敷席の一番舞台寄りっつーありえないほどいい席に座ってたお姉さんだって寝てたよ!!
 なので覚えているのは、「女子サッカーのルールで男子のルールと違うところは?」というお題で家城氏が出した答え、「飛行機雲が出たら両方勝ち」という乙女な答えだけ(笑)。
 「一緒に飛行機雲見よ、もう競うのなんて疲れた」と空見ちゃうのだそうな。家城氏の乙女思考回路には参りました。

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 てな感じで明け方におしまい。

 ただ、ライブの感想を素直に書くと…、さっきも書いたように私吉本に全然詳しくないので、後輩芸人さん(本人、もしくは話題)が出てきても分からないのですよ。それが辛い。
 人数が増えれば増えるほど、家城氏の濃度は薄くなるわけですから。
 時間も長いし。
 それがちょっとツラかったかも…

 やっぱりカリカ二人で見たいなぁ。
 なんだか家城氏の話も、話しているときの表情も、鈴木おさむ氏の話も、いろいろ考えさせられました。
 でも本人が「解散しません」と言ってるので、それで良しとします。
 というか解散されたら困るよー。

 とりあえずは次の「喋林」が待たれます。林氏の口からも聞かないと。
 ま、それ以前にライブ自体が楽しみなんですけど…








2003年09月23日(火)


【LIVE】佐久間一行「ふゆまつり」(ネット配信)


 佐久間一行単独ライブ「ふゆまつり」。
 2003年1月にやったライブなのでなんで今更?という感じでしょうが(笑)、Fandango!のネット配信で見ました。
 これが見たいがために月間会員(280円)で登録しましたよ…

 どうも単独の全部が収録されているわけではないみたいなんですけど(よく分からない)、ネット配信の内容は、

 ・前編→オープニング映像・山登り・持ち物検査
 ・中編→ハガキ・あるあるマン・ローカルラジオ
 ・後編→ごきげんよう・ファッションコレクション・冬祭り

 という構成でした。トータル90分ぐらい。

 ローカルラジオ(佐久間氏MCのラジオというていでトークしてる)が面白かったです。
 プリント倶楽部の「略すわ…」には笑ってしまいました。字が書けるタイプのプリクラ話にも爆笑しちゃったし。
 あと初の単独(雨の中公園で誰にも知らせず勝手にやったらしい)の話とか、テストの裏がきっかけでブレイクしたエピソードも良かったです。
 ハガキのコーナー(佐久間氏が好きなT-BOLANのラジオに採用されるようなハガキを書こう!という趣旨)も良かった。織田裕二のCDの話とか。客席やや置いてけぼりでT-BOLANの話してました(笑)。ラジオネームを「くるっと平和解決」にしてるのが悪いのかな…という反省をしたり。結局この後ハガキは採用されたのだろうか?(笑)

 コントも面白かったです。
 持ち物検査の履歴書の住所のくだりとか、教頭先生の登場の仕方とか面白かったし、ごきげんよう(後輩芸人がゲスト)のかなり無理のあるマス目も良かったです(笑)。あの話はしづらいなぁ〜。
 一人コントもちゃんと伏線があったし(校長と教頭のかくれんぼとか景品Dとか)、ピンだと全部自分でフォローしなきゃいけないですけどそれも上手に出来てたし、思ったより笑わされてしまいました。
 笑ったのもあるし微笑んだのもあるし(笑)。
 基本的に微笑ましいという感じ。
 一般的にカッコ悪いと思われてることを全然隠そうとしませんからね、彼。すごい逆にカッコいいぞ、これ。いろいろこだわりの人でもありそうだし。

 そもそも私、ピン芸人は結構好きでして。
 佐久間氏はホント一人でずーっと喋ってて、勝手に自分で設定説明して勝手にどんどん話をすすめていき、ときどき客席に話しかけ…すごくいい感じでした。
 基本的ににこにこだしなぁ。ほのぼの。
 自分のボケにもにこにこ口調でつっこむよ。新鮮だわ。
 一人でやるのっていろいろ大変なのにねぇ…しみじみ。

 好き嫌いの分かれるタイプの芸人さんだと思うのですけど(実際あさちゃんには「何を言ってるか分からないから嫌い」と断言された)、私の爆チュー好きとかパペマ好きに見られるほのぼの路線好きの部分にヒットしました。
 次の単独「なっつり」(9/24)の告知がルミネに貼ってあったんですけど、チケット完売って書いてありました。すごい。
(ただチケットがまだあったとしても客層がめっちゃ若いことが予想されてるので実際には行く勇気ありません…)

 ちなみにこの「ふゆまつり」のネット配信は10/1(水)まで。
 興味のある方はFandango!でどうぞ。
 佐久間氏、B-1(←地味にちょくちょく見てた)以降全然テレビで見られませんけど、ネット配信があれば大丈夫。
 というわけで、くるっと平和解決!(←言いたかっただけ)








2003年09月21日(日)


【LIVE】ルミネtheよしもと「4じ6じ」


 「4じ6じ」@ルミネtheよしもと。

 諸事情ありまして、初めてルミネtheよしもとの定例ライブへ。
 本日の出演者は、ニブンノゴ!・カリカ・りあるキッズ・COWCOW・ほっしゃん・木村祐一・ブラザーズ。
 台風が近づいていたのもあって、客席は結構空いてました。いつもなのかしら?

 以下簡単に。出演順うろ覚えです。

・ほっしゃん。
ネタ見るのは初めてですけど、ヒドいなぁっていうのが正直な感想です。無理やりじゃん…。喋りはしっかりしてるのに。

・りあるキッズ
生で見るのは初めて…で、もう高校三年生なんだってさ!!びっくりですよ。長田くん(ツッコミ)はスーツ姿だったのですが、安田くん(ボケ)は私服でして。でもそのファッションがひどかった…普通の高校生としてもNGだろという格好でした(笑)。なんか違う方向に成長してるような…。長田くんは芸人然としてますねぇ。今後どうなるんでしょうか、彼らは。もう年齢を売りに出来ない領域になってきてますけど…

・カリカ
カリカは事前に公式HPで何のネタやるか公表するんですよ。なので今日は「オトメの校則」だと知ってて行ったんですけど、単独で見たときよりもかなり流してやってる感じになってました。でもやっぱり早川先生(林氏)が素敵。ジャージが似合うわ…大人の着こなしだわ…(そうか?)。家城氏のスカートのめくり方がかなり大胆になってて驚きました。

・木村祐一
何故かスクリーンに「キムキム兄やん」という肩書き(?)が載ってて微笑。というか木村氏=ツイストって若い人は分かるのかしら??一人でステージ上でぼやき漫談(←ひどい表現だ)。CMネタだったのですが、リポDの話は笑ったかな。ただし、カレーの話は随分前から私自分で言ってたし、キッコーマンのはただの誤解(四回でカット数合ってるんです、確認してね)です。

・COWCOW
客席に満遍なく、一番受けてたのがCOWCOWでした。おじさんとかすごく笑ってたもんなぁ…。多田氏の誰も傷つけない満点の笑顔がまぶしかったです。ただやっぱりこういう芸風でM-1獲れるかって言えば難しいですよねぇ。でも劇場側として重宝するのはこういうタイプの芸人さんだと思う。何故か終わってからロビーで手売りしてました。

・ニブンノゴ!
コントらしいコントはカリカとニブゴだけだったんですが、うーん。合コンネタで、結構こじんまりしてました。基本座ってやるので動きが限られてるというか。リーダーの顔がずーっとしかめっ面で怖かったです(笑)。

・ブラザーズ
ブラザーズがトリでした。芸風が苦手なのでなんとも。

休憩の後、スペシャルコント。こちらの出演者は、2丁拳銃・次長課長・チャイルドマシーン。
漫画家志望(?)の川谷氏のご近所物語なのですけど、なかなか山本氏が出てこなくて「いつ出てくんの!?」と心配しました。最後の方に出てくる役だったんですけど見せ場少なかった…。チャイマは二人とも出番少なかったような気が。
コントとしてはこの人数でこの規模でやるならそこそこのストーリーかなと思いました。面白かったのは、小堀氏が思いっきりのスピードでドアに飛び込むところと、川谷氏が間違って樅野氏の部屋のドアに入っちゃったところでした(笑)。
出演者は井上氏に一番受けてたみたいですが。
山本氏、髪が伸びてたなぁ〜。もっさりした髪型になっちゃってました。まぁスーツ自体がもっちゃりしたデザイン(色も微妙)だったんですけど。

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 という感じでした。

 正直な感想を言いますと、「これで3500円は高いだろ!」です(笑)。
 どういう商売なんだろうか…
 このライブにこの金額使うぐらいだったら、好きな芸人さんの単独へ行きます。お笑いに満遍なく興味がある人だとこういうライブの方が楽しいのかしら?分からない。
 今回苦手な芸人さんが多かったからかなぁ?
 客席は見たところ、若いお嬢さんもいらっしゃいましたが、子供とかもいましたし、おじさんもちらほらいたような。
 いつでも行けるっていうのがいいんですかねぇ。
 でも私はずっと前から楽しみにしてライブを見たいタイプなので、ルミネのターゲット層から外れてるんでしょう。

 しかし、自分のものすごく好きな芸人さんにこんなローテーションでライブ出られたら困るなぁ…。まさか毎回観にいくわけにいかないし。お金が続かないよ…とかいらない心配をしてました(笑)。
 芸人さん側にとっては、定期的に出られる場所があるのはとても力になることだと思うんですけどね。








2003年09月18日(木)


【LIVE】「松竹"やりますぅ。"ライブ」(9月)


 9月の「松竹"やりますぅ。"ライブ」@渋谷シアターD。

 今回のMCはOverDrive。オバドラのMCって久しぶりかも…と思いつつ見てました。
 緒方氏が横浜の電車の中であった痴漢(しかも外人)の話から、他メンバーも変態のおじさんの話やファッションの話をしてました。

 最後にアメザリ登場…なんですけど、なんと。
 平井氏が風邪でダウンのため、柳原氏のみ!!
 午前中に柳原氏は平井氏と仕事で会ったそうですが、まだ九月の陽気なのに平井氏はフリース(←が柳原氏全然出てこなくて「あの…あったかい素材のやつ…」言うてましたけど)・マフラーがまだないからタオルを頭に巻き、さらにマスクという姿だったそうです。
 「暑ないの!?」という柳原氏に、「…ちょうどえぇ…」というような状態だったのだとか。
 あとかなりの高熱だったので、ドクターストップならぬ松竹ストップがかかったそうで、今回のこのライブは欠席と…。
 柳原氏は、「松竹ぅ〜ストーップ!」とフリをつけるのがお気に入りらしく、全員で揃えて何度もやってました(笑)。石野氏がアドリブでポーズ変えたら即時につられてそっちのポーズをしてみせて、「俺は瞬発力あるんやから!!」とご自慢したり。
 「(平井氏と)おんなじ生活してるはずやのに、おかしいなぁ〜?」と自分で首をかしげる柳原氏。
 「柳原さん、おかしいですよ。寝てないし頑張ってるのに全然疲れないし…」「え?もしかしてコレ?(注射のジェスチャー)」ということで、疑惑が持ちあがってました。石野氏が「なんやこれはぁっ!!」と柳原氏の右腕を掴んで叫ぶと、「これは蚊やがな」「蚊?アブちゃうんか?」「アブと違う、シャブ…」「あー!!」というミニコントが繰り広げられてましたとさ。

 んで、平井氏にとりあえず電話。シアターDの電話(子機)から、平井氏の携帯に電話する柳原氏。
 石野氏が普通のマイクでフォローしてましたが、さすがに平井氏の声は聞き取りにくかったので、柳原氏が言い直したりしてました。
 柳「今何してんの〜?」
 平「今ぁ…?みんゴル…」(みんなのGOLFの意)
 ゲームなんかしとらんと寝とけ!!という柳原氏に、「こんな機会でもないとやらへんやろ…」と平井氏。寝ながら携帯で電話してゲームしてるらしい。ただ、声は本当に死んでます。鼻声だし。
 途中から石野氏が「どんな格好してんの?」とかエロ質問してましたけど、平井氏は「ノーブラ…」(笑)。
 柳原氏は「芸能人やったら誰に似てる?」(←なんか生々しいな…)と聞き、平井氏は「牧瀬里穂」。「ちょっとシャクれてるだけやないか!!」と柳原氏は怒ってました。
 客席の皆に何かメッセージを、と言われ、平井氏は「おかゆ作りに来て」と(←こういうとこ平井氏は上手いですね…慣れてんなー)。何味のおかゆ?という質問には「玄米やな」(笑)。
 せめて「やりますぅ!?」というライブが始まるときのお決まりの掛け声やって!と柳原氏に言われ、平井氏は頑張りますが、一度目はテンションが上がり切らず「ここだけ!ここだけ一瞬テンション上げて?」とやり直し。
 平「やりますぅ?」
 客「やります〜!!」
 皆「やりマッスル!」
 平「…僕はやりませんけどね」
 というところで確か電話が切れてました(笑)。

 で、その後全組ネタ。
 今回の順番はいちもくさん→ミラール→ヴェートーベン→OverDrive→アメザリでした。
 (いつもはヴェートーベンが最初、今回はコントだから真中だったのか??)

 アメザリは何をやったのかといいますと…柳原氏がひとりで登場。
 携帯で平井氏に電話をかけ(ているていで)、「ひとりドライブスルー」!(笑)
 一応平井氏と相談した上でこのネタに決めたという流れだったんですが、客席から拍手と歓声が起きて、「拍手するってことは皆ネタ知ってるてことやからね」と柳氏。
 確かに皆が十分ご存知のネタじゃないとこのスタイル通用しません…
 結構スタンダードの「ドライブスルー」でしたが、やっぱり伝わりにくい箇所も随所に(笑)。そりゃそうだー。
 一応柳氏がボケの台詞パートをなぞったりして頑張ってたんですけど。
 まぁファンの人は平井氏のパートを暗唱できるぐらい聞いてますもんね、このネタ…
 心の中で台詞を言ってみて、ちょうどのタイミングで柳氏がつっこめば嬉しいなという楽しみ方も出来ますね(笑)。つっこみゲームの逆バージョンっつーか。

 アメザリの(つーか柳氏の)ネタが終わった後、コーナー。
 今回は「フィフティフィフティクイズバトル」というタイトルで、下手にボケチーム、上手につっこみチームが分かれて座り、中央に「ボケ」「つっこみ」「大喜利」「モノマネ」「ノンジャンル」の10〜50のパネルが。回しが柳原氏担当。
 それぞれがパネルを選んで、上手に出来たらその点数を貰えるというルールです。
 「ボケ」というのは、カードに先につっこみの台詞が書いてあって、そのつっこみがちゃんとハマるようなボケをするというもの(「つっこみ」カードはその逆)。
 ただ、柳原氏はさっきの一人のネタ時間にかなり精神を消耗したのか、最初の方ぐだぐだでした。舌もまわってなかったし。半分放心状態だったのかも(笑)。

 何故かこのゲーム、即答がルールになってまして、皆結構苦戦してました。
 一番笑ったのは、「つっこみ」のカードのとき。柳原氏がカードに書いてあるボケをやって、それに皆が正解のつっこみを探していたのですが、皆が苦戦してる中いきなり久保氏が「お前声高いんだよ!!」と全然フリと関係ないツッコミをし、それに柳原氏が「いっ!!」と驚いていたとこ(笑)。ものすごく驚いた顔してて笑ってしまいました。
 全体的に久保氏が頑張ってたと思います、柳原氏の長話をさえぎって「モノマネの10…」と進めたり。
 一応ボケチームのリーダーが石野氏、つっこみチームのリーダーが緒方氏だったらしいんですが、緒方氏が全然頼りがいなかった(笑)。「向こうのリーダーとこっちのリーダーは違うよ」とか言い出すし。
 お題で「そこそこ受けるギャグをやってください」というのがあって、ずーっと微妙な受けのボケを繰り出してたのはちょっと感心しましたけど…(いいことなのか?)。

 結局、最後につっこみチームが逆転して勝利。ボケチームは罰ゲーム…ということで、エンディングトークの時間は四つん這いになったボケの背中に、それぞれのコンビのつっこみが座りながらトーク(笑)。かなり面白い画になってました。
 告知はヴェーとオバドラがそれぞれ秋からレギュラーが始まるということ(ただしMXテレビとテレ東・笑)ぐらいかな?

 最後、緒方氏のやりまっする〜!で一旦終わったのですが、客電ついた後に柳氏の顔だけカーテンから登場。
 今回のやりますぅチケがオークションでやりとりされていたらしく、それに関しての注意。
 こんなことまで芸人さんが自分で注意するて!さすが風紀委員!!
 やりますぅランクでオークション使うのやめましょうよ、誰だか知りませんけど…というか確実にどきりとしてた人があの中にいるはずで。私だったら好きな芸人さんに注意されるなんて絶対に嫌です。その人たちは柳氏のファンじゃなかったのかねー?

 さて、今回のコーナーは前回よりもずっとずっとちゃんとしていて(SEまであった、普段は全然ないのに)良かったのですが、気になるのはやはり平井氏の件ですよねぇ…
 まぁ一番最初はやはり心配しますけど、これが逆だったらと考えるとつらいなぁ。やりますぅ見に行って柳氏がいなかったら、私、かなりヘコむと思います。というか「お金返して」ってなるかも…。一番メインのコンビの片方いないわけですから。
 にしたって私、三月から毎月やりますぅ行ってますけど、ミラールの渡辺氏はいない方が普通だし(そりゃ言い過ぎか?)、途中緒方氏が事故でネタ出来なかった回もあったし、今回平井氏で…月に一回しか定例ライブないのになんでこんなんなんでしょーね…。ちょっと問題ありなのではないでしょうか…。

 まぁ今回は一人でテンパる柳原氏が見られたので良しとします。
 今後あーゆー一人でネタをやる柳原氏を見る機会はあるのでしょうか?(いや、ないと思う…)
 ということは貴重なものを見た、貴重な体験ということでいいのかな。
 とにかく平井氏はお大事に。玄米のおかゆは大家に作ってもらいなはれ(笑)。 








2003年09月11日(木)


【LIVE】エレキコミック+片桐仁「エレ片」


 「エレ片」@渋谷シアターD。

 何故か最近ぽつぽつある、エレキ+片桐氏の組み合わせ。
 今回はゼスプリキウイ後援でTBSラジオ主催(なの?)のゼスプリライブとして。
 これも事前に何をするのやら全然情報が流れてこないまま(笑)チケット取って行きました。

 事前にゼスプリガール(というらしいキャンギャル)の胡散臭い宣伝などもありましたが、ライブ自体の流れは以下の通り。

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オープニングVTR
 なんとちゃんとオープニング映像がありました(笑)。びっくり。
 簡単な線画の似顔絵の三人が出てくるんですけど、これが似てるー。特に片桐さんが一番似てた。
 あとは、「エレ片 なんの捻りもないタイトル エレ片 出演者の素直さがよく現れてるタイトル エレ片」というような文字と、三人の昔の写真が差し込まれてました。
 片桐さんのストレートヘアの写真やら(笑)、広告批評のインタビューページの写真を嬉しそうに持ってる写真やら、昔のイベントの写真やら。

やっつんカラオケ(唾 in the sky)
 まずはエレキ二人だけでネタ。この間の公演「只」でやったコント。
 変わってたのは、HALCALIは結構いい!というやっつんのコメントとか…でも結構忠実にやってました。
 今立氏の乱暴狼藉に、カラオケ(のダンボール)が壊れてしまい、止めてくださいよ〜精密機械なんですから!というやっつん。その後に今立氏が言い捨てた、「精密機械さんとやらよぉ!!」がものすごく好きでした(笑)。

ギリジンwith今立氏
 路上ライブのお客さんとして今立氏がいるところに、やってくるのがギリジン(笑)。
 ギリギリギリギリジンジン…と声は聞こえるのですが、シアターDの天井が低くてひっかかってたらしくなかなか登場しない…
 ギリジンの曲は基本的にラーメンズ公演のときと一緒だったのですが、それに逐一今立氏のつっこみが入って爆笑!!
 「どーしたんだよぅ、お前よー」とか「金もらうときだけ笑顔だもん、信用できねぇよー」とか、「ん?どした??」とかもういちいち面白いんだよ!ずーっと笑ってました、私…
 最後の方は他の観客もいるていで、「あー、この笑顔がいいんですかー」とか上手に言いまくり。すごく素敵でございました。

企画コーナー いいともに出よう!
 今立氏が司会の企画コーナー。始まってすぐ片桐氏が「懐かしいね〜こういう空気〜」と感慨深げ。「ラーメンズはこういうのやらないもんね、(小林)賢太郎が『企画コーナー!』とか言わないもんな」と谷井氏(笑)。
 今回の企画は、谷井氏と片桐氏が「笑っていいともに出たい!」ということで、どういう布陣で行けばテレフォンショッキングに呼ばれるか?という作戦を立てるというもの。
 今立氏のところに、事前に二人から聞いたお友達ラインナップのカードがあり、そこからランダムに四枚引いた上で自分が金曜日のゲストとして呼ばれるように組み合わせる…というルールです。

 まずは一回目。ホントは谷井氏と片桐氏はそれぞれ交互に発表していったんですが、省略して、
谷:彦麻呂→はなわ→曽我部恵一→ノーナリーブス→自分(ゴール)
片:田口トモロヲ→みうらじゅん→?→テツandトモ→自分(ゴール)

 谷井氏は、片桐氏の友達が発表されるときのリアクションがいいのが気に入らないらしく(笑)「そういう(知名度を競うような)勝負じゃないでしょー!!」と怒っておりました。まぁ友達っていってもかなり微妙な知り合いも含まれているらしいですけど…。

 次の組み合わせ最後なので、その前に二人が引かなかった(つまり余った)カードを発表。
 谷井氏の残りのカードの中に坂田聡氏がいて、これ使わないと!という話をしてました。坂田氏、次の(その次のかな?)大河が決まったそうで、谷井氏はそれを使ってオダギリジョーまで昇りつめるから!!と意気込んでいました(笑)。
 片桐氏も似たようなもんで、「賢太郎の知り合い」とか「賢太郎が仲いいから」というカードがいっぱい入ってて、谷井氏がそんなのズルい!と言ったら「俺と賢太郎は家族みたいなもんだからいいの。だから今立の友達だったら(谷井氏の友達カードに入れても)いいよ」と返してましたが、谷井氏は「コイツ友達なんかいないもん!!」(笑)。
 事務所の後輩の耳なりの川島氏と、飛石連休の岩見氏しかいないと断言されてました…。本人も認めてた…。

 で、二回目。もう詳細忘れちゃいましたが、谷井氏は虎ノ門つながりの人達で、片桐氏は「同じ誕生日つながり」でかなりラインナップがめちゃくちゃ(笑)。ヤクルトの外国人選手が出てきた時点で、もう大爆笑! 

たかしと父さん、…と父さん?
 机で書き物をしている今立氏。こ…これは!!と思いきや、やはり片桐氏の父さん登場(笑)。
 最初の方はかなりスタンダードなたかしと父さんだったんですが、今立氏が笑いをこらえるのに慣れてないらしく、ガマンしてる姿が大変よろしかったです。可愛いー!!
 途中の五人分身魔球から、いきなり谷井氏の父さんも登場(笑)。これには会場大爆笑。出てくると思わなかったんだもんー!!しかも動きが片桐氏の父さんより全然可愛いっ。ちょこちょこ動いてます。
 基本的に今立氏は机の上を見てしらっと父さんを無視してないとダメなのですが、このときはさすがに今立氏は好奇心に勝てなかったらしく(笑)谷井氏の父さんを盗み見てしまい、必死で笑いをかみ殺してました…。
 谷井氏は出てきたり引っ込んだりを繰り返していたんですが、片桐氏の激しい動きについていくのが大変らしく、「ぜ、喘息の薬を下さい…」と喘息出そうになっちゃってました(この間のOFJ龍の観覧にいた私は爆笑←ひでぇ)。
 もうこれは父さんが二人いるという異常現象と(笑)と、笑いをこらえてる今立氏の姿で大満足の大爆笑でございました…。

エンディングトーク
 何故か今回事前アンケートがあって、「エレキとラーメンズにやってほしいこと」「エレキとラーメンズに一言」という質問が。
 それを今立氏がいくつか読み上げてました。
・やってほしいこと:「裸」→父さんの下着姿が見られたからいいんじゃないかと言ってました(笑)。「タレント性が見たい」→企画のコーナーで見られたんじゃない?とのこと。
・一言:「谷井さん、いつものギャグ期待してます」→いつものギャグって何!?と物議を醸してました。ケッパッパのことかな?(懐かしい…)と。

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 最後にまたTBSラジオのアナウンサーの方とゼスプリガールズが出てきて告知などをしておしまい!
 いや〜、ホントに大満足でした。笑った笑った…。
 今回は本当に楽しかったです。
 これからもこの組み合わせでやるのかな?ボケ二人に今立氏一人だと、彼のつっこみが思う存分楽しめて、個人的には二倍嬉しいです。片桐氏相手だと今立氏も遠慮なくつっこめるみたいだし。
 単純に出番としても今立氏が一番多かったので、素直に嬉しかったです。大満足〜。








2003年09月08日(月)


【TV】「OFJ龍」最終回(観覧)


 「OFJ龍」最終回観覧@フジテレビ マルチシアター。

 今まで全然お呼びがかからなかったのに(笑)、いきなり最終回だけ観覧当選のお知らせが。
 何をするんだか全然説明のないお知らせでしたが、前から見たかった番組だし、エレキとアメザリが揃ってるし、最終回だし、ということで、仕事を無理矢理やりくりして行ってまいりました。

 このレポは放送終了後にアップする予定なのでネタバレしてますよ。以下ご注意を。
(ちなみにアップ時にまだ私は放送見てません…放送見た後また加筆訂正するかもしれませんのでご了承下さい)

 半年に渡った5組の戦いも、一応前回の放送で終止符が打たれまして。
 結局、優勝したのはずーっと変わらぬ強さを持続したエレキコミック!
 ということで、最終回はそのエレキコミックの看板番組「エレキコミックのOFJバカゴン」でございます(笑)。

 じゃあ今回の出演者はエレキだけなのかっつーとそうではなく。
 他の四組もお祝いに駆けつけてくださいました!(←というていだった)
 んで、お祝いとして各コンビがエレキにネタをプレゼントする…ということになり、本日はその発表があるのです。

 まずはVTRでそれぞれのコンビが、楽屋でエレキにネタを指導しているところが映ります(楽屋には全コンビいて、指導してるところを座って見てる)。エレキ以外のコンビは客席に座り、VTRをお客さんと一緒に改めて見ます。その間エレキは準備。

●アメリカザリガニ「葬式」
 アメザリからは葬式ネタのプレゼント。漫才です。
 その指導風景で、私の夢のユニット「今立氏×平井氏」「柳原氏×谷井氏」が!!すばらしいー!!半アメリカンコミック!!(落ち着け)これには私、大興奮してしまいました。
 関西弁でやることを強いられるエレキ、特に今立氏…。立ち位置もアメザリ仕様です(←エレキは逆なのです)。
 アドリブでボケを足す谷井氏に、「えぇな〜、うちの(平井氏)なんか何もせえへんで…」とすっげぇ羨ましそうな柳原氏(笑)。「あちちちちっ!とかそんなんやりたいわ!」という柳原氏の腕を掴んで、ちゃんと谷井氏がボケてあげてました。
 対する平井氏は、「うん、俺は楽」と開き直っておりました…
 アメザリ曰く、これは若者向けというよりも子供からお年寄りまで幅広くカバー出来るネタ。エレキの守備範囲を広げるネタだそうです。

 実際にステージで発表。
 今立氏のオーバーアクション(柳氏を完全意識してる)と、めちゃくちゃな関西弁(「やめたりぃな」には大爆笑!)でめちゃくちゃ笑えました。
 終わった後、「俺はそんな動きしてへん!!」と柳氏は言ってましたが…「紅茶の美味しい♪喫茶店♪」のフリみたいだと(笑)。アメザリの評価は100点!

●シャカ「徹子の部屋」
 シャカからは、徹子ネタ(コント)を。大熊氏の黒柳徹子をやっつんがやると…大丈夫ー?
 指導風景では、とにかく植松氏(本番では今立氏=ゲスト役)の素足の裏を顔につけることに抵抗を感じる谷井氏。嫌がりまくり(笑)。
 谷井氏はとうとう、「こんなんで笑い取りたくないよー、なんだよこのつまんないコントー!!」(笑)。シャカのコントを根底から否定してるじゃないですか(笑)。

 ステージで発表。やっつんのメイク酷過ぎるわ…(大熊氏時も酷いけどさ)。
 黒柳さんが倒れこむときにヅラが取れてしまい、慌てる谷井氏。そのときはだけたスカートの裾も直してたんですが、そこが大熊氏の減点対象になってました。

 一旦休憩を挟んで、コーナーが変わります。
 次は「エレキのバカ騒ぎ」。

●トークコーナー「エレキのバカ騒ぎ」
 恋のから騒ぎ形式で、さんまさんポジション(司会)にエレキ二人、回答者に残りの四組(前がアンジャ・シャカ、後ろがアメザリ・ホムチ)、ゲストが千野アナでした。ちなみに千野アナは初回と最終回しか司会してないそうな…。
 それぞれの回答者が「ここを直してほしい!」という答えを書いてるので、それを紹介するというもの。
 しかしその対象が全部エレキ(笑)。
 可哀想に、めっちゃいろいろ暴露されてました…。
 主なものは、

・「酒癖が悪いらしい(今)」→渡部氏のチクリ。名古屋→新横浜間で車内販売のビールが売り切れるぐらい飲んで(挙句もうないって言ってる車内販売の人に更にせがんだらしい)、延々他の芸人の悪口を言ってるそうな(笑)。あとはツッコミ論が熱いのですって(すごい聞きたい…)。
・「女の子を蹴る(二人)」→檜山氏のチクリ。落研時代の後輩の女の子と電話がつながってまして、今立氏にお腹を蹴られた事件・谷井氏の卒論捏造幇助強制事件、いろいろお話されてました…しかしあくまでもエレキの言い分は「こいつムカつくんですよ!」でした。「じゃあ紹介しますよ!実際会えば(ムカつくのが)分かりますから!!」(笑)。
・「逮捕されたらしい(谷)」→柳原氏のチクリ。八王子時代、自転車を盗んだ谷井氏が持ち主の中学生に散々付回された話。しかし結局いい話でした。谷井氏の友達パワーはすごいよ。
・「モテ方教室を開催しているらしい(今)」→植松氏のチクリ。後輩をゲームに呼んで恋愛体験を語らせ、ダメ出ししてるらしいという噂でしたが、今立氏は完全否定してました。ここで平井氏に彼女バナをバラされていた…(というか平井氏バラしたんなよ!可哀想に)。平井氏が今立氏に電話してるってのが意外でした。
・「乳首を触られると本気でキレるらしい(今)」→これは本当(笑)。皆が一丸となって触ろうとすると「やめろ!トラウマになるじゃねーかよ!」と叫ぶ今立氏が大変よろしかったです。
・「アイドルと本気で付き合えると思っていたらしい(谷)」→これは27時間テレビのときの話。柳氏が、「これはお前らもじゃ!」と児嶋氏と平井氏を引っ張り出して立たせてました(笑)。児嶋氏がリーダーとなってウロウロしてたらしいです。
・「谷井の父親は谷井のことが本当に好きらしい(谷)」→ここで谷井パパのビデオレターが流れてました(笑)。やっつんの部屋にいったときにエレキ宛のプレゼントをくすねちゃったという可愛い(?)告白してましたが。英氏(弟くんだ)の話も出てて、「谷井は弟のためにお笑いをやってるんだ」というレッテルを貼られる羽目に(笑)。笑えなくなるからやめろ!と焦る谷井氏。「なんで言った?」は名言です(笑)。

 あとどのタイミングか忘れましたけど、何故か谷井氏の子供時代からの写真が大公開。小さいときからオデコがすごかった(笑)。大学時代の写真はビックリしました。あれのどこがフリッパーズやねん(笑)。

 で、またプレゼントネタのコーナーへ。

●ホームチーム「ヒーロー」
 ホムチからのネタは身体勝負のヒーローコント。
 練習風景では、与座氏の空中回し蹴りや、バク転が炸裂。「…あれをやるの?」と目が点になっている谷井氏(笑)。
 腹這いになって前進する動きは、何故か平井氏も参加してやってましたけど、二人とも全然出来てない…

 ステージで本番。
 ここでミラクルが!!なんと谷井氏、バク転を綺麗に決めちゃったんです(笑)。
 これには会場も与座氏も大感動!
 最初すごくためらってたのに、やったらすごく綺麗に出来たの。すごい本番強さ…!
 与座氏は「本当にちょっと涙出た」と(笑)。
 もちろんホムチから出た点数は120点。

●アンジャッシュ「ダンス教室」
 アンジャはエレキのために書き下ろしたというダンス教室のコント。
 ただし、ツッコミとボケを逆にする!という試練が。
 渡部氏のツッコミ指導がめちゃくちゃ厳しくて、ものすごく笑えました。ボケやる今立氏が泣きそうになってんだもん!(笑)
 「エレキのいつもの安い入りあるでしょ、『あ〜ここがダンス教室か〜』ていう」とか渡部氏の指導がすごく面白い。
 渡部氏曰く、「柳みたいに面白いこととか言わない!ブレちゃうから!あーゆーの俺嫌いだから!!」。とにかくブレないこと至上主義で指導が進み、柳原氏は自分の芸風をえらく悩んでました(笑)。

 ステージで本番。ダンス教室に入学希望の男の子が谷井氏(ストレートヘアのヅラまでかぶされてる)、ダンス教室のイカれた先生が今立氏。ものすごい格好させられてます。
 ヘンなダンスを踊る今立氏を容赦なくツッコむ…というより断罪する谷井氏(笑)。
 終わってから今立氏が「このままやってたら芸人としての人生が一年持たない」と言い張るほどのヒドさでした。
 しかしアンジャは、「ね?ブレないでしょ?」(笑)。あくまでもブレないことが一番大事なようです…
 VTR時はアンジャが一番面白かったのですが、ネタは一番ヒドかった(笑)。

 で、全コンビが終わったので一旦全員退場。
 柳原氏が、現場のスタッフさんを捕まえて、「僕ってブレてます?」と真剣相談(笑)。

 休憩が入って(エレキの過去VTRが流れてました、OFJでやった銀行強盗とやっつんレンタカー)、最後に合同コント。
 こちらはエレキが作・演出で、出演は全員です。

●合同コント「ママさんバレー」
 新しいチームに赴任してきた今立コーチ。が、チームはやる気のない(というかヘンな)ママさんと監督(谷井氏)しかいない。
 エレキ以外は全員女装してまして(笑)ユニフォーム姿のボトムスがブルマなのですよ…
 しかし渡部さん(ママなので「さん」)綺麗!!本当に結構美人!「意外と見れるじゃないのよ!」と言われてました。
 柳氏も可愛かったです。平井氏は怖かった(笑)。
 最後には今立氏がキレ、バレーボールマシーンでボールをがんがん飛ばしてそれを皆がレシーブするという罰ゲームちっくな感じになってたんですけど、今立氏はあーゆーの似合わないねぇ(笑)。やや気弱。渡部氏の見事なレシーブが良かったです。

 コント終わりで、何故か与座ベジータと、柳悟空の戦いが(笑)。棒つきのバレーボールで「かーめーはーめー波!」てやってました。まさに子供…楽しそー(笑)。
 しかし柳氏は客席の盛り上がりが物足りなかったらしく、最後ハケるときに「皆ドラゴンボールは嫌いか!?楽屋ではあんなに盛り上がったのにー!!」と不服を申しておりました。

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 てな感じで拘束3時間ちょいでしたけど、大変面白かったです。
 これはエレキ好きにはたまらん!番組は永久保存版に♪
 今回勝手にスタッフに座席を決められたんですけど…えらいいい席でした(笑)。なので余計に楽しめたのかも。

 ちなみに、OFJ龍から現在のメンバーは卒業、次からは新メンバーに変わるそうです。誰になるんだろ?








2003年09月05日(金)


【LIVE】「小5組合」


 「小5組合」@四谷LIVE GATE。

 少し前から存在が一部で噂されてた秘密の結社(笑)「小5組合」の初ライブでございます。
 「小5組合」とは、アメザリ柳原氏・オバドラ石野氏・ヴェー久保氏・ミラール佐藤氏・いちもく江口氏の、やりますぅ出演コンビの小さい方五人のユニット。
 いきなり松竹HPでライブ告知があって、平日にチケット発売開始でした(しかも発売初日は会場売りのみ)。
 こういうチケット発売スタイル勘弁してほしいです、ホント…。関東のファンなめられてんのかしら。やだなぁ。

 会場は、以前に「東南西北」をやった会場。松竹の若手のライブが定期的にある小さいライブホールです。
 椅子が全部で…どれぐらいあったかなぁ??80席ぐらいあったんでしょうか。
 立ち見のお客さんとかはいませんでした。

 以下はざざっと感想。基本的に構成は、ショートコントの間に企画っぽいコーナーがいくつか(見てからレポ書くまでに日にちが開いてしまったので順番うろ覚えです)。

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小5コント「ティッシュ」
 街角を歩く柳原氏。他の四人が配っているティッシュを貰おうとするが、ヘンな配り方してる人ばっかり。

刑務所のくさい飯
 集まって話をしている五人。下手から柳氏・石野氏・久保氏・江口氏・佐藤氏。石野氏が聞いた話によると、刑務所のご飯はそんなにクサい飯というわけではなく、結構美味しいらしい。それを確かめるために、犯罪計画を立てる五人。

 これはオチを佐藤氏に任せてしまったという点がバクチだなと(笑)。あんだけの台詞なのにあんなにたどたどしく喋る佐藤氏にビックリしました。きめ台詞のテンポが死ぬ…。江口氏の金持ちキャラもかなり不自然。

小5コント「タクシー」
 運転手×客の二人コント。客→運転手というローテーションでそれぞれ5パターン。

1秒大喜利
 いつもの3秒大喜利の即答版。シンキングタイムが1秒しかないので、事実上は勢いのみの大喜利(笑)。

 即答は取り繕えない分、かなりその人の本性が出るかもしれません。
 柳氏の「引け引け引けーっ!潮干狩りじゃーい!!」もありました(あの答えは引くよ、普通)。

小5コント「バレーボール」
 ママさんバレー(?)な五人。レシーブ→トス→で、オチ。それぞれ5パターン。

ゴッドファーザー
 BGMがゴッドファーザーのテーマ。ハリセンを持った柳氏がゴッドファーザーという設定で、残り四人は着座でアイマスク姿。俺の跡を継ぐのは、俺の考えてることが分かる奴…ということで、柳氏がスケッチブックに書いたお題を目隠ししたまま当てるゲーム。

 お題何がえぇ?と客席に聞いてくれるのはいいのですが、事前説明が一切ない(ギャングのてい、という説明しかなかった)ので何を聞かれてるのか全然分かりませんでした。結局実際にやったのは、「水」「時計」「結婚」…だったかな。
 柳氏が客席にお題を聞いてる間、目隠ししている四人が大変不安がってました(笑)。「兄貴ぃ!兄貴ぃ、どこやぁっ!?」(笑)。
 基本的には最初の回答者から「これは食べるモノです!」とか狭めていかないといけないのですが、石野氏なんかは最初から「これは○○ですっ!」と断定口調で、「何万分の1の確率に賭けとんのや!」と柳氏に怒られてました。
 回答者の四人は声しか聞こえないので、柳氏が「お客さんのリアクションにかかってる!」とヘンにリアクションを促してて(笑)客に要求すんなよー。
 結局は江口氏がレイ(正解するとレイが貰える)3つでトップ、佐藤氏がゼロで罰ゲーム決定。

小5コント「待ち合わせ」
 待ち合わせで、相手を待ってる柳氏。なかなか来ない相手に携帯で電話すると、「もう着いてるよ」と答える相手、でも微妙に待ち合わせ場所を覚え間違っている。それぞれ4パターン。
 石野氏の「六軒のヘルス」は苦し過ぎ…(笑)。

30秒大喜利
 3秒大喜利の楽勝版…と思いきや、回答者以外の人は、後ろから全て先回りして答えを言える。つまり、回答者は他のメンバーが言ってない答えで、かつ他メンバーから禁止されてない答えを言わなければならない。

 これは面白かったです。柳氏が、「十六茶が十七茶になりましたが、新しく入った成分は何?」というお題に答えるときに、後ろのメンバーが「高い声とかナシな」と全部彼の武器を先回りでブロック(笑)。結局柳氏がひねり出した答えが「『お〜いお茶』」だったんですけど、私はこの答え好きでした。面白かったんだけど会場はウケず、本人は相当悩んでました(笑)。

小5コント「バー」
 柳氏がマスターのバー。常連の石野氏が会社の後輩三人を初めて店に連れてくる。先輩はまともな受け答えなのに、マスターの質問に真面目に答えない後輩にマスターがキレる。

一人暮らし
 一人暮らしの人の生活を見守る番組。今回のターゲットが柳氏。他四人は実況・解説など。

 柳氏は普通のサラリーマンという設定なので、帰って来てスーツ脱いで着替えて…と一人暮らしのいろいろを見せてくれてたんですけど、ヘンに生なましすぎるわ!!(笑)なんかもー…見てるのが辛かった。ピンポンダッシュは面白かったですが。

エンディングトーク
 柳氏が、小5のメンバーに練習の日誕生日を祝ってもらって涙ぐんだ話。(話の前半、ここだけの話にしてと柳氏が言ってたので伏せますが)柳氏のスケジュールの都合で最後に練習出来るのが9/1の深夜24時を過ぎてからで、柳氏はそんなサプライズがあるとも知らず、後輩達にびしびし厳しく当たってたんだそうです。佐藤氏に至っては飛び蹴りされてたそう(「もうあんな厳しい人のお祝いをするのは止めて、四人でケーキを食べちゃおう」という案が出たぐらい厳しく当たってたらしい)。
 事務所に届いた誕生日プレゼントを、柳氏が袋に詰めていた(「カエル率高いな〜」←柳氏談)ところ、いきなり電気が消え、「ハッピバースデー〜トゥユー♪」。柳氏は思わず涙ぐんでしまったそうです。ものすっごく嬉しかったそうな。
 朝から、同居人のバカリズム松下氏(←初めて知りました。ビックリ…)にDVD貰ったり、現場でマネージャーさんに「リロ&スティッチ」貰ったりしたそうですが、あんなに厳しく当たった後輩から祝ってもらえるとは思ってなかったそうな。良かったね。

 その次の日から、柳氏は仕事で香港へ。で、公演日当日の朝の飛行機で日本へ戻ってくる予定だったのですが、その便の時間に平井氏が行方不明になるハプニングが!!これはたぶんスレキンで話すと思います、お楽しみに(笑)。結局柳氏はこのライブのために帰らなければならなかったので、平井氏を置いて予定通り搭乗したそうです。
 肝心の柳氏がそんなにタイトなスケジュールだったので、今回のこのライブは、全員で通せたのは本番のみ!!だったのだそうです…。ううむ…。

 久保氏が、相方も「羨ましい、大5組合をやりたい」と言ってましたけど、という話をしたら、大5の方は腰の重いのが約二名いるから…と石野氏と柳氏(笑)。平井氏は腰が重いし、緒方氏は事故・風邪・事故・風邪・事故・事故…でそんなんやってる余裕ないそうです。

 あとは柳氏から、後輩四人に香港のお土産。紙袋から出てきたのは、香港版の「出前一丁」。香港ではものすごい種類があるそうで、柳氏も10種類ぐらい?買ってきてた。「香港はえらいことになってんのよ!出前一丁どころじゃなくて…何丁や思う?『出前五十丁』やで!!」だそうです(笑)。
 他には袋の説明文がめちゃくちゃな日本語(ンとソが間違えられてたり、あまりに酷すぎて何が書いてあるのか読み取れない)のお菓子など。

罰ゲーム
 ゴッドファーザーのコーナーで最下位だった佐藤氏が一人で締めのギャグを。なかなかOKが出ず(OKだと銃声がして暗転して終わる約束だったらしい)、苦しいギャグを続ける佐藤氏…。あんな小さいギャグじゃ前の席の人しか分からないよ…。
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 ちなみに、ショートコント内で「その1」とか「その2」とか言うのを、全部「しょの1」「しょの2」と言う!のが柳氏のこだわりだったのだそうです(笑)。しかしお客さんは全員噛んだのを引っ張ってるんだと思ってたよ…たぶん…。
 ショートコントは、始まる前に「小5組合の!小5コント!」て言うんですけど、あれも気付いている人少ないかも(笑)。終わった後は「小5コ〜ン〜ト〜♪」という歌つきでした。

 ちなみに五人は、お揃いのボーダー(OUTDOORのパープルの太いボーダー)Tシャツに、それぞれのジーンズ、スニーカーという衣装でした。お揃いで買ったんでしょうかね?柳氏はかなり汗かいてました、最後の方。

 全体を通してみると…
 メンバーを聞いたときに感じた不安ほど(笑)ヒドイ出来ではなかったです。
 もちろんまだまだまだまだ(←しつこい)発展途上だとは思いますけど、こじんまりとまとまった小さいライブでよかったのでは。
 あとはなんか下ネタが多かったような気がする…。

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★追記:
誕生日のくだりで年齢を聞かれた柳氏、「31」というポーズつきで答えるのが流行ってたみたいです(笑)。文章で説明するの難しいんですけど…「さんじゅう(=品川です!を三本指でやる感じ)いち(グッドラック!みたいな一本指の動き)」とゆーもの。これは現物見て下さい、面白いです(笑)。35過ぎたらそんなポーズせずに素で「35です」と答えると言ってました…









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