緑の風 白い鳥  波那村 悠




2012年11月26日(月)  この正体は

 病院変えた。
 変えたのは、いつまで経っても変わらないから。

 決定的だったのは、神経がもたない!って時に診察に当たった医師が
「そんなの警察に行けばいいじゃないですか」
 と、鼻で笑いながらの一言でした。

 その後、わたしは福祉系の電話相談をし、悩んだ挙げ句、自分の意志で警察署に行った。
 その結果が今。
 実家の物置化した部屋で寝起きして仕事へ行くだけの日々。

 だから医師の軽い一言、というより、平気で、無神経に言える医師が信じられなくて、そんな医師を平気で雇う医院も信じられなくて、転院決意。
 もともと主治医も相性は良くないけど悪くもなかったから、もういい。

 新しい病院は初診で1ヶ月待ち。
 薬のストックはあるから大丈夫。

 そこでいろいろ話し合って、精神分析を受けつつ、投薬で治療、という方針で合意。
 もう薬だけでは治らないと思ってたので、合意。
 また過呼吸出るかもしれないけど頑張ってみる。

 身近でうつ病になった人が何人かいるけど、抗うつ剤で治って、社会復帰して。
 なのになんでわたしは3年も、4年も通ってるのに良くならないの?
 根本的に性格歪んでるから?

 そういうことも聞いてみた。
 今まで通ってた病院での診断は「不安障害」。
 初診なのでまた初診変わるかもしれないし、はっきりした(病名としての)診断名ではないけど、「慢性抑うつ症(気分変調症)」とのこと。
 ググった。
 大体、あー、そうだなって感じ。

 抗うつ剤は効きにくいらしい。

 毎日が、何か晴れ晴れとしない感じで、なんか憂うつ。
 これ、治療したら変わるの?
 要は認知の仕方が他の人より歪んでるってこと?

 で、いい加減長期で通院してるので自立支援法を利用できるとのことだけど、町役場を通して申請しなきゃいけないので母反対。
 町役場、知り合い多そうだからね。
 1割負担の方が有り難いんだけどなぁ。





2012年11月20日(火)  さよならという名前の日々

 実家に帰ってきて一ヶ月と少し。
 ちょっと疲れた。
 いや、かなり疲れた。

 現実味がない。

 たまに荷物を取りに、避難する前の部屋に戻るんだけど、実家とのギャップに泣きそうになる。
 自分の部屋じゃないみたい。
 他人の部屋みたい。

 わたしはここで暮らしていたのだ。
 ここにいたかったのに。

 何が悪かったんだろう。
 どこで間違っていたんだろう。
 リセットするポイントがあったはずなのに、わからない。

 いや、わかってる。
 でも結果はこの現状です。

 なんかもう、休職のことばかり考えている。
 仕事が当たり前に進んでいくことがつらい。
 詳細は誰も知らないけど、私情を持ち込まないように、と注意を受けている。
 みんな公私混同して職場にいるのに。

 明るい顔してろ、と。
 高校時代からなんもしてなくても顔色悪いと言われてたけど、ここでもまた。

 無理だよ。
 社内に笑顔を向けるべき相手がいない。





2012年11月04日(日)  

 未だに自宅の周辺をパトカーが走ってます。
 わたしは正しく生きなければいけない、とは思うのです。

 ここは不便です。
 ここは窮屈です。

 不安ばかり。
 安心したい。

 ひさしぶりに長く眠りました。
 起こされたとき、18時。
 しばらく大きな口内炎に悩まされていたのに、睡眠で治りました。

 夢も見ました。
 自分は何かのバンドのドラムをやってて。
 対バンがTHE NOVEMBERSで、控え室で小林祐介と話すという夢。
 しかも、自分のバンド、出演してるはずなのにドラムはほったらかして。
「これって、夢ですから」
 と、自分自身が言っていた。
 夢の中で夢を見ていることに気づくのは滅多にない。
 なんかいろいろわたしは謝っていた。
「それでいいと思いますよ」
 当たり障りのない、肯定する言葉が逆につらかった。

 夢の中で誰と話してたんだろう。
 小林祐介が好きで好きで仕方がないのは事実ですが、夢にまで出てこなくていいと思う。
 誰かが統合される夢。
 だと思う。

 なんでドラムだったんだろう。
 絶対にできない楽器だと思ってるんですが。
 だからかなぁ。

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