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■ あの日とあの人
よく考える。考えるけれど、きまって答えは同じだ。 情であって、恋ではない。 そう答えが出る。
こうまで思い出して楽しいという気持ちは、言ってしまえば恋をしているのだろうか。 でも、違う気がする。 でも、わたしはとてもとても鈍いから、自分自身も気が付いてないだけかもしれない。 よくわからないけれど。 過去に、そういう事があったな。 まわりの皆は知っているくせに、当の本人だけが知らないの。 知ったときには、既にとき遅し。どうしようもないくらいの思いをかかえて、潰れそうになっていて、人前でも泣いた。
あの気持ちが恋というのなら、これは違うだろう。 楽しくても嬉しくても、違うのだろう。 これは情であるのだと。 それでもきっと、特別な人ができたら、わたしは泣くのだろうか。
2005年07月24日(日)
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