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2003年06月30日(月) ■ |
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もう一度・・・ |
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写真の中のあなたは
いつも笑ってる
その笑顔 忘れずに
いつか
もう一度・・・
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2003年06月29日(日) ■ |
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わかっていること |
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声を聞きたいなら
電話をかければいい
顔をみたいなら
会いに行けばいい
簡単なことなのに
簡単にできないこと
そして
初めから
わかっている
それが簡単じゃないと
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2003年06月28日(土) ■ |
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終わりのない物語 |
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物語の始まりは
いつだったのだろう
夢中になってページをめくった時
噛みしめるように一文字一文字 読んだ時
過ぎ去った時間だけが
残されている
終わりのない物語
明日のページは空白のまま
終わりのない物語
いつか本を閉じるまで・・・
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2003年06月27日(金) ■ |
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風化 |
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とまどいが あきらめに
動揺が 沈黙に
姿をかえるまでの時を
辛く長く感じたとしても
その時は来るだろう
その時がくるまで
ただ待っているだけでいいの?
想いを風化させるのは
時間だけじゃない
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2003年06月26日(木) ■ |
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朝の目覚め |
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あなたと一緒に
朝を迎えたかった
朝日とあなたに見守られ
めざめる朝を
幾度思い描いたか
あなたと一緒に
朝を迎えたかった
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2003年06月25日(水) ■ |
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あるのは |
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ありふれた言葉をつらねても
届きはしないね
あなただけへの想い
あなただけへの言葉
どんなに探しても
ありふれた言葉ばかり
いいえ、あるのは
言葉にできぬ想いばかり
つらねることのできない
想いばかり・・・
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2003年06月24日(火) ■ |
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心惹かれて |
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いつの間に心惹かれたのだろう
知らず知らず
あなたを追う私がいる
どうして心惹かれたのだろう
知らず知らず
あなたが住み着いた心
理由なんてどうでもいい
理由をつけて好きになるんじゃない
知らず知らず
心惹かれて・・・
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2003年06月23日(月) ■ |
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信じるために |
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一度裏切られると
信じることはむずかしい
どんなに胸をときめかせた言葉も
どんなにまぶしく感じた笑顔さえも
不安をつれてくる
信じるために必要なものも
わからなくなる
信じたいと思いながら
信じることのできない心
失ったものは
失ったものでしか
補えない
信じるために必要なもの
見つけ出して・・・
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2003年06月22日(日) ■ |
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休息 |
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いつでも精一杯生きることは
とっても大事
どんなことにも真剣に立ち向かうことは
とっても大切
でも・・・
ずっと走りつづけることはできない
ずっと飛びつづけることはできない
ありったけの力を出しても
かなわぬ時もある
心安らぐ休息こそが
力になることもある
歩みを止めて
翼を休めて
静かに・・・
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2003年06月21日(土) ■ |
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感覚 |
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あなたを感じただけで
指先までしびれるような感覚
声を聞いて
顔を合わせて
肌に触れて
思い描いただけで
胸の奥が震えてくるような感覚
いつまでも消せない
刻み付けられた感覚
蘇るたび 心は揺れる
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2003年06月20日(金) ■ |
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雨も またよし |
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雨も またよし
全てを流して
ありきたりの傘なら
ないほうがいい
雨も またよし
やがてあがるさ
濡れた体が乾くように
涙も枯れるだろう
全てを流して
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2003年06月19日(木) ■ |
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重み |
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同じ価値観
物事の重み
すべて合うものじゃない
少しでも 同じものを
大切だと思いたかった
少しでも 同じ重みを
感じてほしかった
いつか重みは
重荷になってしまったのだろうか
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2003年06月18日(水) ■ |
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1%の可能性 |
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答えなどわかっているのに
最後まで・・・
たった1%の可能性でも
最後まで・・・
それしかできないから
最後まで・・・
最後は
自分で決めたいから
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2003年06月17日(火) ■ |
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悪いクセ |
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悪いクセ
泣くところ
怒るところ
拗ねるところ
悪いクセ
わかっているのに
抑えられず
もっと
悪いクセ
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2003年06月16日(月) ■ |
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忘れ 忘れられ |
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とこしえに綴る想い
変わらぬ愛を誓いても
移る季節に色あせて
夢みた夜も
忘れ 忘れられ
嘆いた夜も
忘れ 忘れられ
時に流され
忘れ 忘れられ
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2003年06月15日(日) ■ |
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迷い道 |
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道に迷っても
信じる道があればいい
遠回りしたって
間違えたって
どこに行くのか
わかっていればいい
迷うのは
道じゃなく 心の中
信じることを
忘れた 心の中
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2003年06月14日(土) ■ |
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唯一の |
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壊れたテレビは買い換えて
汚れたタオルは捨ててしまって
新しくすればいい
かえれるものはモノ
どんなに優しい言葉でも
愛する人じゃなきゃ
どんなにステキな顔立ちでも
愛する人じゃなきゃ
かえれぬものは
唯一の 愛する人
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2003年06月13日(金) ■ |
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悔いなく |
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生まれしもの
やがて死して
生きた証しを
どこにとどめるのだろう
生まれしもの
やがて死すとき
己の胸に
悔いなくばそれでいい
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2003年06月12日(木) ■ |
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残るもの |
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結果のあるものだけが
全てじゃない
形にならなくても
残るものはある
大事にしたいものは
いつも心に残るもの
いつまでも・・・
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2003年06月11日(水) ■ |
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言葉だけでは |
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どんな言葉を
かければいいですか?
信じる言葉
励ます言葉
愛する言葉
どんな言葉なら
伝わりますか?
今の気持ち
秘めた気持ち
願う気持ち
伝えたい気持ちは
言葉だけではあらわせない
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2003年06月10日(火) ■ |
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覚えている |
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この手は覚えている
この目は覚えている
この耳は覚えている
この唇は覚えている
忘れるものなど
何ひとつない
この心が覚えている
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2003年06月09日(月) ■ |
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影の冷たさ |
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影の冷たさ
光輝けば輝くほど
冷たく 痛く
さらに光を求める
温もりと 愛と
求めるほど
影は冷たく 広がってゆく
光が消えたら
影は闇に姿を変えるだけ
冷たいままに・・・
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2003年06月08日(日) ■ |
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深呼吸 |
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深く 静かに
深呼吸
今の私にできる
精一杯のこと
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2003年06月07日(土) ■ |
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無駄なことだとわかっていても |
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無駄なことだとわかっていても
とめられないもの
無駄なことだとわかっていても
捨てられないもの
ひとつ ひとつ
涙に姿を変えて
こぼれ落ちてゆく
涙さえ
無駄だとわかっていても
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2003年06月06日(金) ■ |
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それでもいいから |
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ひと時の夢なら
それもいい
忘れられるものなら
それもいい
捨てられるものなら
それもいい
絶えてしまうのなら
それもいい
それでもいいから
せめて真実だったことだけを
残させてください
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2003年06月05日(木) ■ |
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何も聞かず |
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何も聞かずにいられるなら
何も聞かずについていけるなら
疑う言葉で
壊したくはないから
何も言わずに済むのなら
何も言わずに耐えれるのなら
傷つける言葉で
終わりたくはないから
何も聞かず 何も言わず
密やかに秘めて
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2003年06月04日(水) ■ |
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嵐の中 |
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嵐の中で 身も心も翻弄されて
疲れたと 座り込んでも
雨は体をうち
風は心を震わし
いかずちは恐怖を連れてくる
嵐が通り過ぎるまで
ただうずくまる
冷えた体をかばい
震えの止らぬ心を抱きしめ
安堵の日を
ただ待っている
慟哭の声さえ
かき消される
嵐の中を・・・
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2003年06月03日(火) ■ |
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輝く星 |
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光り輝く星たち
その光は遥か昔の光
今はもう
星は潰えてないかも知れぬ
蘇る思い出が
鮮やかなように
時間を経て輝きが見えるとき
その意味を知る
いつかこの時が
星の光のように
輝いて見えたなら
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2003年06月02日(月) ■ |
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胸にしまって |
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届けたかった たった一言
届けたくない たった一言
どちらも胸にしまったまま
今日も眠りにつく
いつまでたっても
言えない言葉たち
今日も胸にしまったまま・・・
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2003年06月01日(日) ■ |
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旅人 |
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暗い森を ひとり
広い砂漠を ひとり
歩き続ける 旅人ひとり
どこへ行くのか
何を目指すのか
誰も知らない
朝も夜も ひとり
疲れ果てても ひとり
歩き続ける 旅人ひとり
いつまで続くのか
どこまで続くのか
旅人も知らない
彷徨う心 ひとつ
抱えて歩き続ける
旅人ひとり
誰もが ひとり
歩き続ける 旅人になる
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