『アビエイター』 |
取り合えず、レオの作品はレオファンとして全て観ておこうという次第で、観てきました。 この作品、オスカーノミネート数はすごかった割りに、日本ではあまり話題にならず、まあ私自身あまり期待せずに行ったのですが。
号泣しちゃった。
後半がスカッとして、ほんとに気持ちよく泣ける。スタンディングオべ-ションしたくなる感じ。 なので、アメリカ本国では話題になったけど日本で受けないのも何か分る。 そもそもハワード・ヒューズ自体、日本にそんなに馴染みがないし。 でもこの人にはとても好感持てるなあ~。絶対関わり合いたくはないけど。暴君過ぎるから。(彼の側近?の3人、最初から最後までついてたけど、よくついてられたよ……やる事めちゃくちゃだもの。イイ迷惑。しかも精神病を煩ってるし。私なら無理) 終わり方が唐突で、彼が死ぬまでの事をやると思い込んでたので、終わった時アレって感じだった。まだ2時間くらいしかたってないと思ってたら、3時間近くたってた。でも全然飽きませんでしたよ。 しかしこれは絶対スクリーンで観るべき作品です。
中盤、レオが狂ってしまうのですが(全裸で狂っていた)(まあこの人の場合、最初から最後まで狂ってるのだけど)最近「インファナル~」でもラウたまが狂っていたので、そんな映画ばかり観てしまった。 しかし好きな役者が狂う役をやるというのはいいですね。何か、いい。 健たんが「14歳の国」をやった時も異様に興奮しましたが、好きな役者(健が?)のそういう姿はやはり観たいです。
それにしても、これだけやってもオスカーは取れないのか……と思うとちょっと驚いた。(まあ『Ray』観てないんですが) 審査員の好みとかもあるんでしょうけどね。レオは若すぎるし。 でもやっぱり、レオはすごいなあ、と思った。 スコセッシ監督も、ただのレオ好きのお爺ちゃんではなかった(名監督です、一応)。
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2005年04月30日(土)
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