なぜかわたしは今
たいきくんの骨の一部を抱えて
新潟から東京に帰っている
罰がくだったのかな
私が命を吸いとったのかな
幸せすぎたのかな
わたしにとってはそうだけど
そんなわたしに振り回されるほど
たいきくんの命は軽くない
ならなんでなんだろ
はじめからきまってた?
考えてもしかたないけど
理由を求めるし
だめだ
だめだよ
何も書けないし
考えられないし
考えたら終わる
なにもできなくなる
たいきくんが
わたしを大事にしてくれて
大好きだったってことだけ
それだけ疑わないように
もう言ってもらえないし
確かめるすべもないから
それがないと
ひとりぼっちになるよ
全部片づけて
私が死んだとしても
私は
だめなことしかしてないから
たいきくんと
同じとこにいけないかも
私のこといいやつって
言ってくれてたね
私のどこが好きなんだっけ
もっと
聞いとけばよかった
ねぇお願いだから
もう一回だけ
やりなおさせて
子どもの扱いが上手なところ
アドリブがきくところ
声
お母さんに怒るところ
イライラするところ
好きなところがいくつあっても
嫌いなところがいくつあっても
なんの意味もない
うすっぺらい気持ち
お酒飲むなって言われて
本当に自分がアル中なんじゃないかと
思うくらい
テンションがさがって
だからこそ
すごく褒めてほしかったのに
何もなく寝られて
それで拗ねて
次の日めちゃめちゃ酔って絡んで
また記憶がない
もうさよなら、とおもって
今までありがとう、ていうて
でも結局さよならできない
三月末までは
お願いだから
仲良くしてて
三月末になったら
キレイにさよならできるのかな
でもさすがにもう
くまさんも
飽きてきてるんだろうなぁ
わたしのヤキモチに
根拠がないと怒られる
でも
くまさんは自分のことが好きな人が
好きなんでしょ?
すきの気持ちが大きい人は
だいたい
根拠なくヤキモチをやくし
いつも不安だよ
素直に相手を信じられずに
どんどん病んじゃうと思うよ
なんてことを
思ったりして
でもどうでもいいね、そんなこと
三連休に来てくれようとして
本当に嬉しかったけど
やっぱり神さまが
それはだめだよって
止めてくれたんやろうな
そんなことしたら
本当に
大切な人に迷惑かけちゃうよって
寂しい気持ちを埋めるためだけに
選択肢を選び間違える
いつものことなんだけどね
私には
くまさんが誰とLINEしようが
電話しようが
止める権利はなくて
ゆーほちゃと同じタイミングで落ちようが
同じタイミングで
LINEが返ってこようが
何も言えないね
やきもち、って可愛く言えたらいいのにね
くまさんは思ってないから
自然に言えるんだろうね
ひろげたほうがいい話題はひろげず
ひろげんでいいことばかりひろげる
これほんとにすごいな、と思った
ちゃんとわたしと
話してくれてるんだ
あーやだなって泣くのはしんどい
でもそのしんどさで
たぬに電話するのはどうなんだろ
優先順位は間違えないけど
気持ちは素直だからな
気持ちが若返るのはよいこと
でもいちばんやんなきゃいけない
ダイエットには効果なし
あんなに細いのに
脱ぐタイミングがないから
別にいいって思ってるんだろうな
想像だけはするくせに