ただ
寂しかっただけなんだょ
温もりが欲しかったから、
私を必要としてくれる人がいたから、
手をのばしただけなのに、
気付いたら、
わたしはまた、
ひとりぼっちだ。
メールが返ってくることがあたりまえで、
さりげなく、
毎日続いたことが嬉しかった。
もういらない、
みたいな素振りをしながら、
ほんまは
とてつもなく不安なくせに。
この3ヶ月が、
あまりに平和で、
幸せだったから、
痛みに弱くなってるんだ。
悲しいなぁ。
もう、
泣くのはイヤなのに。
結局、
泣いてる。
ぴぃちゃんのことも、ななのことも、なっちゃんのことも、
とくに惜しくないくせに。
うそ。
めちゃ寂しいくせに。
愛されたいんでしょ?
居場所を自分で潰しながら、
そんなに他人を試して、
何が欲しいの?
他人は、
他人なんだから、
いつかわたしを見捨てるょ。
ぎゅってしてくれたらそれでいい。
もう何も言わなくても。
それでも
好きだから。
大丈夫、嫌いになったりはしない。
今の私に必要なのは、
アルコール。
泥酔せねば。
記憶が、なくなるまで。
明日はサークルの舞台です。
今日はリハーサルでした。
私は裏方なので、
もう一緒に音舞は作れやんけど、
明日は一緒に舞台を作ります。
1年前、
同じ場所で、
たくさんの人にありがとうを言い、
大好きな友だちを舞台に招き、
とった写真が、
部屋に飾ってあります。
外でもなく、
中でもなく、
円の微妙な位置にいるので、
一生懸命、
中に残ろうとしながらも、
自然な力で外に押しやられてしまって、
気付いたらポツンとしている。
当たり前だと気付いた瞬間に、
とても淋しいと思っている自分にも気付く。
ただ、
時間がたって距離ができただけ。
私は、私たちは記憶になる。