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2006年05月29日(月) 大学生活

大学に後期で受かって
すごくすごく
満たされた

あたしは前期まで
どうしてこの大学に行きたいのか、名大に行きたいのか、
ちゃんと考えへんかった
やから
後期で
面接があって
志望理由を考えなあかんくなったとき

初めて、自分の将来の夢について
ちゃんと明確に考えることができた

それが
後期で受かったあたしへの
何よりもの報酬

後期 一緒に頑張った友達は落ちてもた
彼氏様も 落ちてもた
親友も 落ちてもた

あたしの周りはたまたま
受かった子が多かったけど
よく考えたら
第一志望に受かるのは
ほんの一握りで
あたしはまた 大きな挫折を与えられることなく
のうのうと生きていくことを
許された


それは すごく感謝すべきことだけど
いいのかな、とも思う
最初は入れてもらえただけで嬉しかった大学に
今はそれ以上を求めてる自分が
貪欲でいやでたまらない
人間て
ほんま馴れる動物やんね

甘い環境にも 苦い環境にも
とくに
甘い環境への順応は 笑えるぐらい早い

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ここからは
その貪欲な大学生活についての愚痴

やれる全てをやろうと思ってた

最初に始めた名大祭本部を
あたしは愛しすぎてしまった
自分の居場所やて思い込みすぎてしもた
やから
ここがなくなったとき
自分がダメになる気がして
バイトを始めた
サークルを始めた

本部に顔を出せる日が少なくなって
少しだけ疎外感を覚えるようになった
でも
やっぱみんな受け入れてくれて
あったかくて

知らんうちに
二年生の先輩に 真剣に恋してた
彼氏様とはもちろん付き合ったままやよ
あの人と比べたら
どんな男もかすんでみえると思ったけど

距離は 相手の姿を霞ませるらしい
そんな自分の心の変化が悲しい

でも先輩に恋した理由も
あたしをかまってくれるから
この思いが
あたしの第一の失敗

かまってくれる=あたしを好き

そんな方程式は
決して成り立たないよ

だんだん本部に行けんくなって
気づけば先輩は遠いところにおって
あたしへの扱いを覚えたとかいいながらも
それはあたしの望む構い方やなくて

あたしはただ
かまってもらえる対象を
男の子を
本部の中に見つけようとしてて
寂しさを紛らわそうとしてた
でもそれも叶わなくなって

どんどん本部がつまらんくなって
お酒がないと
みんなとちゃんと話すテンションさえつくれんくなってた

本部に行くから
サークルに行くから
学部の飲み会とかにも参加できんくて

どの場所にも
あたしをかまってくれる子はおらんと思い込んで
なんか独りよがりで
ずっと凹んでた


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凹む理由を
あたしはずっと知ってた
誰もあたしを見てくれないから

でもそれを認めたら
あたしの自意識過剰が零れてしまう
知らんふりして
なんでテンションがあがらんのか
悩むフリしてた

色んな人に心配かけて
また
心配してくれた男の子が
あたしのこと好きなんちゃうかとか
勝手に思い込んで
違うって言い聞かせた

心配してくれたさおりに
いっぱい負担をかけて
失言しまくってんのに
それにすら気づけんくて

どこに行っても子どもで
気がつかえんまま


何もかも中途半端



あたしの今の生きかたの全てが中途半端



嫌い
嫌い
こんな自分は嫌い

でも誰かに愛して欲しい
人に愛されたい




あかんなぁ あたし








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