![](http://img.enpitu.ne.jp/space.gif) |
![](http://img.enpitu.ne.jp/space.gif) |
■■■
■■
■ 耳をすませば
Dさんといえば「白妙ゆかり」作品群で ひとびとの心をわしづかみされておられますが、 Dさんいわく、「ものを書いた覚えのある人間なら、 ああいうへっぽこ段階は通過しているはずだ。」 とのことで。
多少へっぽこを通過しているにせよ、 白妙先生レベル(Ex.:9歳の女の子をこますファッションデザイナー・ ご主人様の体液を定期的に注入しないと生きられな生物(かっぱ)・ キャベツ畑を薔薇園と間違える探偵・『めがねっこ=ヒロイン』)まで 到達している人間はそうそういないとは思うんですが。
と、文句をつけると、 「とても他人とは思えない過去をもっている人間が多数いる」 と反論を受けました。 どこにいるかっていると、まぁ、例の掲示板グループですが。
【他人とは思えない過去の事例】
『愛しの土瓶フッド様♪』 (※登場人物名忘れたのでそのへんは適当です)
夏美は内気でシャイな女の子。 でも、学校で一番人気のカオルさまに片思い♪ 毎日伝えられない思いに胸をキュンキュン言わせています。 それをガサツでぶっきらぼうな男友達・拓也に 馬鹿にされたりしていますが、夏美は恋まっしぐらです。
帰りの電車にフリップボードを持ち込み、 そこに人が考え込んでいる絵を書き、 『これが私のココロなの』と。 『「思い」が電車にカタコト揺られているから、 私のココロは、「ゆれるカタ思い」』
ばんざーい。
ある日、ぼけーと通学路を歩いていたら、いつのまにか うっそうとした森の中の獣道を歩いていました。 途方にくれて泣き出しそうになっている彼女に、 背後の樹上から、『お嬢さん、困っているようだね!』 と爽やかな声が。
振り返ると、巨大などびんを頭からかぶり、 取っ手をあご紐に、そして風呂敷をマントにした男が 木の枝にびしっと立っています。
間違いなく変態なんですが。
Dさんいわく、少女漫画の絵柄らしいんですが、 このキャラが生きる世界観をもつ作家は、
・安永航一郎・あさりよしとお・唐沢なをき
この三者しか思いつきません。
『僕は土瓶フッド。決して怪しいものじゃない。 街まで送り届けてあげよう!』
いやだから君は間違いなく変態だってば。
土瓶フッド様は夏美を街まで送り届け、颯爽と去ってゆきます。 『ありがとう、土瓶フッド様!!』
その後、事あるごとに夏美を助けてくれる土瓶フッド様に 次第に惹かれて行く夏美。
惹かれるのかよ(三村)。
夏美はひょんなことから、 愛しのカオル様は学校一の美女・レイコ様とラブラブで、 しかも自分の片思いを一笑に付せられたことを知ってしまいます。 悲しみにくれる夏美。土瓶フッドの胸板をばしばしたたきながら 泣きじゃくる夏美。
その打撃の衝撃で土瓶がわれ、土瓶フッドの正体が 明らかになりました。土瓶フッドの正体は拓也だったのです!!
そして夏美と土瓶フッド・拓也はらぶらぶに…
世界観は安永航一郎に決定。
そのほかにかわいそうな事例として、 少女漫画なのに、見開き2ページ使って、大書きで 「俺は!***が大好きだ!!!」 と破廉恥なことを無意識に書いてしまった、 かわいそうな人の事例も紹介していただきました。
時間は無慈悲でして、 帰りたくても帰れないもので。
さよなら、カントリーロード。
2002年11月22日(金)
|
|
![](http://img.enpitu.ne.jp/space.gif) |