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記録用。
私がサリマン先生になれるなら 妖精だった頃の剛さんを同じ顔で沢山はべらせているのと 色々な時期のさまざまな剛さんを沢山はべらせているのと どちらがより恥ずかしいだろうか と考えた どちらも恥ずかしい よ! そうか サリマン先生の何がこわいって あんなに自分の欲求を 臆面もなく堂々と具現化できることに他ならない さて置きテレビの感想 自分メモで失礼します
■NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」深澤直人
これは録っておけばよかったなあ すごく良かった (深澤さんはこんな作品を作ってる人です)
原宿の裏通り 朝9時にやってきて最初にすること:掃除 「きれいなところにきれいなものはやってくる」 共有の道具もなるべく収納して表に出さないようにしてる 「デザインが降りてきたとき、何かさがしたり片付けたり していると逃げてしまうんですよ」
・デザイン案はひとつしか出さない ・締め切りぎりぎりまで検討する ・自分なら買うか?を常に考える
・どんなに忙しくても必ず休みを取る 八ヶ岳の自作の別荘で掃除して食事を作って雑草を刈る 「普段は複雑ですよ 何でもっと簡単に考えられないのか」 「むずかしいものを簡単にするのが僕の仕事かも知れない」
・仕事をするうえで大事にしていることばは何ですか? 「ふつう、であること」
・自分の個性って何だ?と考えたときに読んだ本 高浜虚子「俳句への道」:客観写生(自分を出す俳句は醜い)
・無意識のデザイン(人がそれをするとき、必ず何をするか) ティーバッグ →リングに飲みごろの色を使う(必ず色が出たか確認する) →マリオネットの糸を付ける(必ず揺らして色を出す) ハンコ →押すときの責任・指の記憶(無意識に方向性をさぐる)
・まず現場を見る(ハンコならハンコ屋さんへ)
「自分がいやだなと思ったら、人もいやなんですよ それをそのままにしておかない 自分をごまかさない それがプロフェッショナル だと思います」
……………
やっぱり剛さんの仕事論とも共通するところがありますよ 「自我を持たないこと」は尊敬する谷川氏も同じこと言ってたなあ あー自分は自分を出しすぎだなあ 反省反省 こないだ新しい仕事が決まったのでニート脱出であります 来年は謙虚にやりたい所存であります たまには真面目に うん
2004年12月11日(土) |
城が動いたり傾いたり。 |
ご無沙汰しすぎておりますこんにちは ではさっそく
■ハウルの動く城(ネタばれはしていないに等しい)
………。
………………。
よくやった! 最初きいた時いったい誰かと思いました かつてあんなに澄んだこえをした木村があったろうか! 「歩いて」「そう、じょうずだ」 宮崎弁も大丈夫ちゃんと操っていらした いや本当おめでとう ああ私 授業参観の後ろんとこのおかあさん気分でね ちゃんと聞いててよ あホラこっち向いちゃダメ 手え振っちゃダメったら ! とかそんな気分で見ていた いや正確に言うとそんな気分を上映前から先取りしていた
そしたらまあ軽やかにやって来やがってくれちゃいましたよ 邪魔じゃない木村なんて そんな木村らしくない木村! 濁っていない木村! 木村になっていない木村! 2046で世界に羽ばたいてなお木村だったのに信じられません あの冒頭のナレーションでも あたたか〜い (違)でも 日本での木村節をかたくなに貫きとおしていたので もうあいつマサにガスだね路線しかいけないと思っていた
しかし大丈夫だった ちゃんと透明化していた 溶け込んでた 一体どうやってあの濁りというかアクを抜いたのかなあ いつもあの粘りけが気になって仕方なかったのに サラサラの声でした それはまあハウルの金の髪のごとく 剛さん吾郎さんのサラサラとは少し違う印象です と言って 木村じゃなくなってる! という訳でもなく きっちり優男(やさおとこ)風のニュアンスを残していて それにちょっとヘタレ感もブレンドされていて そして恐らく今までで 最強に品が良かった です こいつは
マッハ!で最後の最後に武器のすぐれた扱いを見せられたような やればこんなの出来るんですかこんな土壇場で 的な いい意味でまったく裏切られたのでおめでとう ありがとう あいつが木村じゃなくなったのを見られて良かったなあ 木村が木村じゃない人になったのを初めて見た気がします
物語にちっとも触れてませんが初回はこんな感じ また観ます 木村くんやっぱりあなたはえらい人だったんだなあ そして宮さん 木村くんを違う人にしてくれてありがとう!
mh
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