鳥は歌う。きみは笑う。星は海のように、ただタユタウ銀河の奏。月は船のように、そっと星海を櫂でこぐ。
階段をのぼるはせわしない風で、君は知らず知らず帰りゆく。星は美しく何も見えず、呼べば帰る鳥の歌声かなりや悲し悲しと、泣く。星は回廊月は星雲雲は群雲きみは 花。かくも美しい 花である。あぁ、きみを おもう。まるで、花のような君をおもう。